BG身辺警護人

BG身辺警護人2020 2話 目の不自由な天才ピアニストは川栄李奈!敵はクライアント?

BG身辺警護人2020 2話あらすじ・ネタバレ

守尾恵麻は目に障がいがありながらも、天才ピアニストとして知名度が高い若手アーティスト。

国際コンクールに向けてリハで披露している恵麻を、沢口・菅沼らがガードしていました。

リハーサルは無事、トラブルなく終了。

しかし、恵麻が道路に飛び出し、沢口(間宮祥太朗)が慌てて彼女を助けることで危機を免れました。

 私設ボディガードとして、フリーランスになった島崎章(木村拓哉)の後を追うように、なんと、高梨(斎藤工)も「KICKSガード」を辞職する事態に。

 島崎が立ち上げた、島崎警備に入ることに決めた、と一方的に告げてきた高梨に対し、章は一時の感情で動かないように諭しますが、高梨の決意は固く・・・。

章の事務所と同じビルでカフェを営む、中島小太郎(道枝駒佑)にお茶を淹れてもらいながら、章と働きたいという高梨。

しかし、日頃から態度の悪い高梨を知る章は、うちは今、新しい人を雇う余裕がないと厳しく断るのでした。

息子の瞬(田中奏生)にそのことを言うと、瞬は高梨に好印象を抱いていることを知ります。

瞬が学校に出かけてから、沢口が急に章を訪ねてきました。

高梨に章の個人事務所の居場所を聞いてやってきたのです。

 その矢先、「KICKSガード」に所属する沢口正太郎(間宮祥太朗)が章の元に、目の不自由な天才ピアニストとして栄光を浴びる、守尾恵麻(川栄李奈)の身辺警護という大仕事を持ち込んできます。

 なんでも恵麻の警護は、当初、「KICKSガード」が請け負っていて、沢口とまゆ(菜々緒)が担当していましたが、突然、降りることに。

しかし、後任の警備会社が見つからず、沢口は章に依頼を持ち込んだのでした。

 経緯を聞いてどこか引っ掛かる章。

KICKSガードを章と同じく、上司、小俣(勝村政信)や、社長の劉孔明(仲村トオル)と衝突して辞めてきたので、彼に協力することに。

恵麻の姉、美和を訪ねます。

恵麻は国際コンクールを控えていて、取材のインタビューに答えており、外出中。

しかし、その理由はまもなく、警護を依頼していた所属事務所の代表取締役で、恵麻の姉、美和(谷村美月)から聞かされました。

KICKSガードから、自傷行為を繰り返すのなら守ることが不可能だと断られていたのです。

 恵麻は、白杖を持ち歩かずに日常的に行動しています。

その上、とても精神的に不安定で、ことあるごとに自殺騒動を起こすメンタルが危うい一面があるというのです。

 クライアント自身が敵といい前代未聞の案件。

恵麻は案の定、章と高梨に反発的で、自分を守ることができるのか疑念を抱いていました。

 しかし、章は、敵から守ることに変わりないと毅然とした態度で警護を続けます。

 一瞬、ためらっていた高梨も、章に協力的な姿勢を見せ、共に恵麻の警護に挑みます。

早速、恵麻の家を訪ねた高梨と章。

恵麻の食事は姉と家政婦が用意していて、恵麻が室内や外を行動するときは、12時の方向、11時の方向など時計の針の方向に「何がある」と知らせなくてはならない日常の決まりが。

さらに、恵麻の家庭の事情も知ります。

恵麻と姉の美和は両親を亡くしていました。

母親は事故死、父親も病死。

とくに、母親は目の見えない恵麻と健常な姉にピアノを徹底して教えたことがありました。

大学生の彼女の通学に同行する章と高梨。

恵麻は女子の同級生からは陰口を叩かれますが、恵麻には唯一、彼女を気にかけてくれる男性講師がいました。

彼が指導しようとすると、恵麻がピアノを開くと、鍵盤には紙で中傷が書かれていました。

それを「応援」だと誤魔化そうとする章たちですが、恵麻は、自分がハンディキャップがありながら、ピアニストとして期待の逸材なことを妬む者が嫌がらせをしたことに気付いていました。

しかし、ピアノ講師はそれをあえて「頑張ってください、応援しています」と読み上げるのでした。

大学でいじめを受けている恵麻をフォローする章と高梨ですが、恵麻は彼らに対し、「今のは自分が悪い。大丈夫となぜ心配するの?」とひねくれた態度をとります。

恵麻は、さらにステーキが食べたいからまだ戻らないと言い、章と高梨を益々困らせました。

同じ頃、姉の美和は、恵麻のピアノ講師と口論になっていました。

2人は元恋人で、恵麻の力になれるのは自分しかいないという講師と、もう恵麻の指導を任せられないと反論する美和。

恵麻の望み通りに、ステーキを食べに連れて行く章と高梨。

ふいに、恵麻の警護中に、高梨は菅沼まゆ(菜々緒)と再会。

まゆは、恵麻が美和との確執を抱えていて、恵麻が自傷行為を起こす時は、姉の前だけという複雑な事情を聞きます。

まゆからのメールで、恵麻と姉の溝が深いことをさらに悟った章と高梨は、恵麻にメールを見ているところを指摘されてしまいました。

恵麻は勘が鋭く、自分にうまい具合に隠して、自分に関する良からぬことを覗き見ていると追及。

章と高梨が正直にそれを話すと、恵麻は「自分はコンクールの子とは諦めたし、姉の美和のことは社長とアーティストとして付き合いをしたほうが冷静でいられる。自分がもしコンクールで優勝しても、”全盲ピアニスト”としてまた知名度が上がるだけ。私は自分のハンディキャップを”武器”にしたくはない」と本音を口にするのでした。

そんな恵麻と章、高梨を付け狙う男が。

その男は以前、章が最初に出会ったクライアントをわざと襲撃した男でした。

 やがて、恵麻が何者かに命を狙われる事件に発展。

恵麻を最初に狙ったのは、なんと恵麻の大学の講師、桜井!

高梨が取り抑えて事なきを得ましたが、油断は許されません。

KICKSガードの専門医、多佳子(市川実日子)を頼り、恵麻を診てもらいます。

章が背中に打撲をしてまで、恵麻を抱きしめながら、階段を転げ落ちた為、恵麻は無傷で済みました。

章は恵麻を「壮行会」の為、美和がいる仕事場へ戻るように促します。

そこで、恵麻は姉の美和が、桜井の恋人だったことや、目の見えない自分をピアニストとしてもっと成長させるために、美和が桜井との結婚を破たんになったことを口にしました。

恵麻は言葉を続けます。「ピアノの楽しさを子どもの頃、教えてくれたのは”あの人”なのに・・・ピアノは楽しく弾かなきゃだめなのに」

障がいがある自分が姉の平凡な人生の邪魔をしていると思ってきたのです。

桜井はこれまで優しく自分に接してくれていたけれど、自分が恵麻を昔のように指導するのを辞めてからは、恵麻がピアニストとして成長することを快く思っていないのではないかと口にする恵麻。

その頃、章は、恵麻がピアノを弾くきっかけとなった世田谷マルファ協会へ連れていきました。

そこには、恵麻を応援する子ども達からの絵などが掲示されています。

「目の見えないことを武器にしたくないとおっしゃっていましたが、人前で騒動を起こす行動こそ、ご自身で障がいを武器にしているのでは?」と章は厳しい言葉で恵麻をハッとさせます。

その後、恵麻の行方や世間的を気にする美和を説得中の高梨と連絡を取ります。

高梨は、恵麻がいないことで多くのスポンサーや関係者が混乱することになるし、迷惑をかけることになると言う美和に困惑。

章は恵麻を帰す条件として、恵麻の条件を呑んだらと言いました。

美和に対し、恵麻は本心をぶつけます。

「私のことをお母さんに頼まれて、お姉ちゃんはピアノを諦めたんでしょう。手だって怪我したくせに。もう私のマネージメントから降りてほしい。私は好きな人と結婚して好きな仕事をしたい」

美和はかっとなって、恵麻の頬を張ってしまいますが、美和も恵麻のことをけっして、「金儲け」で利用しているわけではありません。

恵麻に対し、「私は恵麻の才能が羨ましかった。自分には才能がないと思っていた。恵麻をなんだって応援する」

2人は教会でピアノを弾き、和解。

章は恵麻に、「武器を持たなくても今の恵麻さんなら大丈夫」とフォロー。

こうして、恵麻は、国際コンクールに出場することを決め、本当になりたい自分と姉と真摯に向き合うことを決めるのでした。

その頃、沢口は、劉(仲村トオル)の妻が襲撃事件で亡くなったことをネットニュースで知り、愕然とします。

一方で、まゆは劉から、「KICKSガード」の経営に携わってみないかと誘われます。

今後、ボディガード業界では、女性の力も必要だと言葉をつづけた劉。

まゆは、その大きなオファーや、劉の意図を読み取ろうと疑心暗鬼に。

一方で、章と高梨は正式にフリーの私設ボディガードとしてバディを組むことにし、章はKICKSを辞めた真実を彼にだけ話しました。

劉と経営方針がズレたこと、劉がボディガードの命や現場を弄び、経験の浅い沢口をわざと襲撃させて、章が庇うように仕向けたこと、劉は最初のクライアントが襲撃された時のクライアントの関係者や襲撃者と手を組んでいたことなど。

信頼している高梨だからこそ、全てを話し伝えるのでした。

その後、医師の多佳子と連絡を取り、多佳子から今までで一番危険な人が、ボディガードを必要としていると前置きされ、新たなクライアントと出逢う事になります。

来週もお見逃しなく!

BG身辺警護人2020 2話感想・みどころ

章と高梨が出逢った若き天才ピアニスト、恵麻はとんでもなくわがままなだけでなく、頭脳明晰で観察眼が鋭い女性でしたね。

自分の障がいのせいで、平凡な人生を歩むはずだった姉の結婚が破たんになったことや、姉の元恋人で自分のピアノ講師だった桜井にも裏切られたことを、冷静に受け止めながらも強がっている部分はありました。

美和に関しては、恵麻のことを「商売道具」にしか思っていないのかなと少し、思いましたが、恵麻にコンプレックスを感じていても、家族として恵麻を応援したい真っ直ぐな愛がありましたね。

とても過保護で母親代わりを務めてきた恵麻の苦労も伝わってきました。

劉の「ボディガード」潰しは止まりません。

彼がどれだけ、ボディガードを「物」扱いしているのかわかり、章たちの憤りも共感できます。

来週は、恵麻以上に、章たちをハラハラさせる大きなクライアントが待っています。

そして、医師の多佳子が狙われる?!来週もお見逃しなく。

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