366日

366日7話 遥斗(眞栄田郷敦)と明日香は一進一退

366日7話あらすじネタバレ

明日香は、遥斗たちと穏やかに過ごした学生時代を思い出し、あの時からまた遥斗を好きになっていたのかもしれないと実感。

遥斗は、退院することになりました。

家族と今の職場でのサポートを受けながら、社会復帰することに。

雪平明日香(広瀬アリス)は、まだ高校時代以降の記憶を取り戻すことがない水野遥斗(眞栄田郷敦)に寄り添い、週1から、クラリネット講師の仕事を引き受けるようになりました。

智也と莉子もお互いに高め合いながら、今の環境を日々、生きていました。

そんな莉子を後ろからじっと見る男性の影に気付かずに。

小川智也(坂東龍汰)も腕の故障から野球を諦め、実家の農家を継ぐことになりました。

遥斗と明日香はお互いにメールをして、励まし合っていました。

そんななか、遥斗が一時隊員、元の職場に戻りたいと願う遥斗を、介護ヘルパーをしている妹の花音(中田青渚)が、同居してサポートしていくことになりました。

遥斗の隊員と服飾、明日香のクラリネット講師デビューを祝う為、莉子(長濱ねる)と、吉幡和樹(綱啓永)は「パトリア」に集まりました。

そこは、遥斗の会社の同僚、木嶋康介の姿もありました。

木嶋は、遥斗が復職した際、働きやすいように、部署への配置に力を貸してくれました。

「パトリア」での明日香と遥斗の前途を祝福するかのように楽しく進みます。

いよいよ、遥斗の復職の日、簡単な仕事から始めるものの、なかなかうまくいきません。

「なんで同じこと聞くの?さっきもメモとって聞いていたよね?」

お局気質の女性の先輩は、遥斗に厳しく当たるのでした。

明日香は、音楽教室の室長、山浦久典(赤ペン瀧川)から、クリスマスイベントの企画担当にならないかと打診され、大役の指名に躊躇いながら引き受けます。

新しいプロジェクトへ挑戦する明日香と、仕事を一から覚える遥斗。

お互いに励まし合いながら前進するものの、遥斗は職場で周りについていけない焦りを感じていました。

「付箋でToDoリストを作ると良いよ。」

「高次脳機能障害は新しいことの記憶や、自分が何をしていたか整理するのが大変らしい。」

介護士の花音が、明日香と遥斗に助言をします。

その日、花音は夜、明日香に愚痴をこぼしました。

「竜也が就職活動をしていて、お兄ちゃんを私が支えている話をしても、何も話を聞いてくれない。」

翌日。

遥斗は発注伝票のファイリング方法を間違えてしまいます。

「水野さん、それ終わったら休憩とってくださいね。」

「大丈夫です。」

明日香は、仕事が順調なものの、遥斗は事故に遭う前より、仕事がうまくいきません。

「高次脳機能障害はゆっくり時間をかけて快方に向かうものなの。少なくとも悪化するものではないから。あとは良くなるものだと思って頑張りましょう。」

明日香は、講師の仕事で、木嶋の恋人に偶然、会いました。

秋のクラシックコンサートは、10月28日、明日香の誕生日でした。

明日香は、木嶋の恋人からクラシックコンサートのチケットを誕生日プレゼント代わりに選びました。

「そういえばさ、パトレアがハロウィンイベントでキッチンカー出すんだ。やってみない?」

「うん。やってみたい!」

木嶋からの誘いに、遥斗は前向きな気持ちが動きました。

「木嶋くんからキッチンカーの仕事に誘ってもらったんだ。」

「良かったね。10月28日、この日は大切な日なんだ。ねぇスープわかめとどっちにする?」

「わかめがいいかな」

明日香は10月28日が自分の誕生日であることを遥斗が忘れていることを悲しく思っていました。

遥斗が病気なことは分かっていますが、なんだか切ない気持ちを覚えたのです。

花音は夜に、彼氏の竜也に声を掛けられました。

「仕事したら無理しなくちゃいけない時もあるよ。」

「もし、手伝えるときがあれば言って。」

「警備員のバイトは?」

「他の人に代わってもらった。花音ちゃん悩んでいるから」

「自分の面倒は自分で見れるから私の事ほっといて!」

そして、迎えた、10月28日。

明日香は講師の仕事、遥斗はキッチンカーの仕事が始まりました。

「お誕生日おめでとう、今日は遥斗と一緒?」莉子からメールが。

「遥斗は休日出勤。今日は一人で演奏会。」

莉子は明日香とメールした後、出勤途中で、亘がやってきました。

「やっぱり、妻と別れたんだ。俺は莉子とやり直したい。」

「離して!」

偶然、遭遇した智也は、莉子を亘から庇いました。

「おいやめろよ。なにやってんの?」

「俺は莉子の事誰よりも分かっている。」

「俺は莉子のこと16歳の時から知り合いなんだ。マウントかよ?もし莉子が病気で、心臓が必要なら俺がくれてやる。お前にその覚悟あるのかよ?」

「2年間の思い出を汚さないでよ。」

「ああ、ありがとう。智也、あんな嘘ペラペラつけるなんて。」

智也の本当の気持ちに莉子は気付いていません。

明日香は、演奏会後、木嶋と木嶋の恋人に休憩の合間、会いました。

「あ、明日香さん!彼氏さんどう?」

木嶋は恋人(鈴木綾音)と共に、明日香を機に掛けました。

「彼、私の誕生日覚えていないんです。彼、記憶障害で。」

「モーツァルトが脳の活性化にとてもよく効くって言っていましたよ。これ良かったらどうぞ。」

莉子と智也は家で料理を作って、楽しく食べていました。

遥斗は料理を作る際に、キッチンカーのコンセントが抜けているのを忘れていました。

おかげで客に出す料理が台無しになってしまいます。

キッチンカーで働く遥斗の同僚たちは、遥斗の病気を理解してくれました。

お互いにその夜、遥斗と明日香は近況報告で電話をします。

「遥斗、今度ゆっくり話そう。今日はもう疲れているだろうし、今夜はしっかり寝てね。」

「ありがとう。」

遥斗は、後日、宮城県の実家を手伝っていて、明日香が訪ねてきました。

「これ、知り合いがくれたんだ。今度一緒に聞こう。モーツァルト。あのさ…この前のことなんだけど…」

「ありがとう。」

ふと、花音の彼氏、竜也が婚姻届けにサインをして、やってきました。

「俺まだ半人前だけど、花音ちゃんを支えられるようになる。」

「まだ無職が何言ってんだよ。」

「何言ってるのよ。お父さんだって私にそうやってプロポーズしたでしょ。懐かしいわね。」

「たっちゃん、まだできないけど、たっちゃんしか結婚できる人はいないと思っているからその時まで待つよ。」

遥斗の両親、輝彦(北村一輝)と、智津子(戸田菜穂)は、花音と竜也を見守るのでした。

莉子、遥斗、智也、明日香は久々に4人で出かける事に。

ふと、明日香は人とぶつかり、携帯を落としてしまいました。

おまけに、足を負傷。

吉幡和樹(綱啓永)も恋人と屋台を楽しんでいて、明日香の状況を智也と莉子から知り、心配でその場を抜けました。

「ごめん、ちょっと探してくる。」

明日香は、足をくじいてしまい、物陰に座っていました。

遥斗は明日香のいる方を通り過ぎてしまいました。

「明日香!どうした?」

「こけちゃった。」

「立てる?1回?乗って。」

「良いよ、大丈夫」

「でも歩ける?」

遥斗は明日香を背中に背負い、歩き出します。

「遥斗、誕生日の事ごめんね。」

「ううん、俺のほうこそごめん。」

「来年は一緒に祝ってくれる?ケーキ一緒に食べたい。」

「食べたい。何ケーキにする?」

「ショートケーキにする?それともタルトがいいかな」

「両方食べよう。」

明日香は遥斗に背負われ、救護室で処置してもらいました。

その後、智也、莉子、吉幡と合流し、忘れ物センターに吉幡が届けておいた携帯を無事、受け取れました。

久々で宮城で過ごした明日香と遥斗は、東京に明日、帰ることに。

「足良くなった?」

「だいぶ良くなった。ありがとう。」

「初めて役に立てた。」

「ええ、ああ…ううん」

「あのさ…これちょっと遅くなっちゃったけど、誕生日プレゼント。」

「ありがとう。わぁ…!綺麗!つけてもいい?」

「やろうか。」

遥斗は明日香にブレスレットを付けます。

「どう?」

「似合ってる」

「有難う!大事にするね!遥斗はシャトルバスだったよね。乗り場までは一緒に行こうかな。」

そんな幸せそうな2人の傍を看護師の宮辺(夏子)が不機嫌な顔で通り過ぎていくのでした。

明日香は幸せな気持ちで、家に着きました。

花音からのメールがきました。

その後、明日香は、花音からの着信を受け取りました。

「お兄ちゃん、帰ってこないの!」

明日香は花音からの電話に呆然とするのでした。

366日7話感想・みどころ

遥斗も明日香も、智也も莉子も新しい日々に向かって歩み出し、好調なスタートだと思います。

遥斗は高次脳機能障害の症状と闘いながら、社会復帰しますが、以前のようにテキパキと仕事をこなせない歯がゆさが伝わってきました。

職場の上司は多少、理解がありましたね。

病気と闘いながら復職した人に言う言葉じゃないなって思いました。

莉子と智也は、明日香と遥斗以上に、お互いに素直になれませんね。

莉子は智也の気持ちに鈍感すぎますよ。「16歳の時から莉子を知っている。もし莉子が病気で、心臓が必要になったら俺がくれてやる。あんたにはその覚悟がある?」

智也の言葉がとても頼もしく、莉子への想いが一途で素敵でした。

遥斗、明日香、莉子、智也で花火大会を見に行き、人とぶつかって足を捻挫した明日香を背負う、遥斗の優しさが温かくてキュンとしました。

記憶がなくなっても、明日香の事を誰よりも愛する気持ちは以前と変わらない気がしました。

そんな2人の新しい一歩を邪魔する、遥斗の病院の看護師、宮辺が憎いです。

明日香に完全に嫉妬しているし、遥斗の事を明日香よりも好きだったことが彼女の態度で伺えますね。

宮辺は医療従事者でありながら、人の幸せをあそこまで願えないなんて寂しい人間だなと思いました。

さて、ラストで、遥斗が明日香と別れた後、家に帰っていないので、波乱の予感がしました。

あの看護師、宮辺の実態と、明日香と遥斗の動向が気になる7話でした。

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