366日

366日6話 遥斗に兆しが!莉子に忍び寄る影

366日6話あらすじネタバレ

遥斗は子供の頃の夢を見ますが、家族以外の人の名前や記憶がまだありません。

莉子(長濱ねる)がアルバムを見せて確認。

「長期記憶が思い出せないけれど、今後は普通の暮らし、住み慣れた場所で暮らすうちに徐々に蘇ってくる可能性があります。まずは一時帰宅を目指して。」

雪平明日香(広瀬アリス)は、記憶を取り戻した、水野遥斗(眞栄田郷敦)について彼の父、輝彦(北村一輝)と智津子(戸田菜穂)、妹、花音(中田青渚)の説明を受けました。

遥斗が思い出したのは、中学生までの記憶で、家族や幼馴染は分かるものの、それ以降の記憶はまだ思い出せない状態です。

主治医の友里(和久井映見)は、最近の記憶を遥斗が思い出せるかどうかは現状では何も言えないと伝えていました。

徐々に遥斗を普通の生活に戻すよう、アドバイスをする、友里。

まずは一時帰宅の準備を始める事にしました。

明日香は見舞いに来た小川智也(坂東龍汰)、下田莉子(長濱ねる)と一時帰宅用に遥斗に携帯電話の使い方を教えました。

ふと、遥斗は明日香に、「ごめん、思い出せなくて」と謝るのでした。

明日香は「焦らなくて良いよ。」とフォロー。

一方、帰り路、智也は莉子が恋人と別れたことを知りました。

「え?別れた?」

「今は受験勉強に集中できるから助かった。」

莉子を励ます智也ですが、自分は会社のベンチ入りメンバーから外されてしまいました。

「あっ、監督、次の試合、ベンチにだけでも入れてもらえないですかね?」

「お前は自分の故障を治せ。」

明日香は勤務先の「オカベ音楽教室」で、静原五朗(前田公輝)に、遥斗が少しずつ回復していることを伝えました。

「良かったじゃないですか。だんだん記憶が戻って、明日香さんとのことも思い出せるかもしれませんよ。」

後日、病院に来た吉幡和樹(綱啓永)は、遥斗とLINEを好感します。

「遥斗とは色々あったけど、またこうして会えて良かったよ。じゃあ俺、会社戻らなきゃ田から行くね。お2人の邪魔はしないから。」

明日香が来ると、和樹は冗談まじりに2人の邪魔はしないように出来ないと帰って行きました。

入れ違いに看護師の宮辺紗衣(夏子)が薬を置きに来ました。

明日香は紗衣はイラストを描くのが得意だと遥斗に伝えました。

明日香がお見舞いに、遥斗に届けた「エンジェルプリン」の手提げ箱のイラストレーターが、宮辺の好きなイラストレーターだったのです。

するとどこかで携帯が鳴り、和樹の忘れ物だと気付きました。

着信表示が、以前、和樹の会社で会った佐竹芽美(高田里穂)だと気付いた明日香は、忘れたことを教えてもらおうと電話に出ました。

「雪平さん、お願いがあるんだけど。今からうちに来てもらえませんか?」

すると明日香は芽美にある頼まれごとをされます。

夜に、和樹の家に行くと、芽美に紅茶を振舞われました。

「和樹から遥斗さんのこと聞きました。お辛くないですか?雪平さんのこと覚えていないんですよね?」

「芽美…!」

和樹がフォローに止めます。

「つらくないわけじゃないですけど、今は一緒に過ごせる時間が増えて嬉しいです。」

「明日香は、ずっと花壇の手入れとか人の事をよく気にかけていたよね。明日香は凄いよ」

和やかな雰囲気になる明日香、芽美、和樹。

同じ頃、宮辺が「エンジェルプリン」のイラストレーターの情報をスマホで検索し、日常動作のリハビリをする、遥斗を励ましました。

「携帯、順調ですか?」

「ええ、あっ、これ宮辺さんが好きなイラスト作家さんですよね。宮辺さんも絵を描いているんですよね。」

「私のは緩いですけど。」

「アカウント、フォローしてもいいですか?」

明日香と宮辺は優しいやり取りをして、終わります。

智也は母から、父が病気で、痛み止めの薬を使ってもなかなか見込みがないとのこと。

「智也、どうしてる?お父ちゃんの腰、痛み止め使っても治らんのよ。あんたたまには実家帰ってお父ちゃんの様子見に来てよ。」

「あ…うん。」

智也は野球生命に支障をきたす自分の腕のことが言えません。

翌日。

遥斗の見舞いに、明日香は、「エンジェルプリン」のチョコ味を沢山持ってきて、遥斗の父、輝彦(北村一輝)と、智津子(戸田菜穂)、花音(中田青渚)が来ました。

そこへ、花音は彼氏を連れてきました。

その彼は、遥斗の学生時代の後輩。

「現在、無職ですが、花音ちゃんとは結婚前提で交際することを遥斗先輩にも以前伝えてあります。よろしくお願いします。」

家族が帰った後、遥斗は、宮辺が他の入院患者からしつこく絡まれているところに遭遇。

「ねぇ紗衣ちゃん、連絡先教えてよ。なんだよその目は。気を持たせるような態度とってんじゃねぇよ。話はまだ終わってないぞ。」

「もうそれぐらいにしておいたらどうですか?」

「さっきは有難う御座いました。」

「リハビリの効果で握力上って良かったです。そういえば、妹に彼氏ができたんですよ彼女とか急に後輩と言われる時を使う部分もあって。宮辺さんのSNSアカウント見ましたよ。あれ、犬?かな?」

「うさぎですよ。」

遥斗と宮辺が楽し気に話すのを偶然、見た明日香はモヤモヤしました。

自分以外の女性と親しくなる遥斗に寂しさを感じたのです。

その後、花音から電話がかかってきました。

「明日香さん、お兄ちゃんが茨木の実家に一時帰宅することになったの。良かったら明日香さんもどう?」

「あ…私は良いかな。」

「どうしたの?都合悪い?」

「ううん、家族だけの時間を楽しんだほうが良いかなと思って。」

明日香は気を遣いながらも、遥斗と今は一緒にいたくない気持ちを優先しました。

やがて、遥斗が一時帰宅の為、家族に支えられながら、病院を退院。

智也は実家に帰り、両親とご飯を食べます。

母(根岸季衣)と父に見守られ、両親と食卓を囲みました。

その後、智也は花音と神経衰弱をしていた遥斗を呼びました。

母校の高校の水飲み場に遥斗を連れて行き、学生時代の思い出を語りました。

「入学式直後にね、新入生がマラソンさせられてたんだよ。すっかりお前のペースに巻き込まれちゃってさ、野球部に入部したんだよ。」

智也と遥斗はキャッチボールをします。

「腕、覚えてるんだね。野球楽しいままでいたかったな。迷ってるんだ、引退。もう潮時だって分かっているんだけどもういいだろうって気持ちともう少しやりたい気持ちがせめぎ合っていてさ、俺から野球獲ったら何になるんだろうと思う。このまま実家の農家継ぐのも逃げている気がしてさ。」

「ごめん、なんて言ってっていいか…」

「話聞いてくれただけで充分だよ」

「でも話してくれて良かった。一人前の人間として見てくれた気がした」

「何言ってんだよ、当たり前だろうが。」

明日香は花音に電話を掛けました。

「遥斗どう?」

「まだ戸惑っているけど、智也さんと出かけている。でも元気だよ。あとで電話させようか?」

「ううん、元気ならいいの。またね。」

明日香は楽器屋で、静原と恋人のちなみに偶然会いました。

「ああ、静原さん!」

「ちなみ、音楽教室の雪平明日香さん。」

「桶原ちなみです。初めまして。」

「今度、ちなみ、演奏会するんですよ。」

「見に行きますね。」

「それじゃあまた音楽教室で。」

智也は、実家に戻り、彼のなかで決意ができました。

遥斗は、友里から、家族のサポートを受けながら、通院する方向となりました。

高次機能障害による記憶障害と、痙攣発作もあるので、退院しても通院は必須です。

「まだ記憶が断片的に思い出せない部分がありますが、徐々に日常に復帰していけますよ。」

「今の会社も辞めて、退院後は実家で面倒見ますから。」

「お兄ちゃん、休職扱いにしてもらっているんだよ、お兄ちゃんはどうしたいの?」

明日香と遥斗は、宮辺の件で話します。

「私、遥斗が宮辺さんと話しているところ見たんだ。私といる時は気を遣うって言っていたから、一時帰宅の時も、家族といたほうが良いのかなと思っちゃった。」

「ああ、ごめんね。そういうつもりじゃないんだ。」

そこで、智也に声を掛けられます。

「明日香、遥斗、ちょっと話したい事があるからいいかな。」

「俺、次に試合に出れることになったけど、この試合を機に、引退して実家の農家継ごうと思う。」

「智也の決意、応援するよ。」

その後、智也は明日香と遥斗の事を心配します。

「もう君たちはいつまですれ違うの。離れていても思い出せなくても絶対的な味方がいるって心強いと思うよ。」

遥斗が事故に遭う前日、「明日香の一番の味方でいたい」と言っていたことを思い出しました。

遥斗は智也の最後の試合を見に行きたい事を友里に相談しました。

「今の状態だと付き添いがいたほうがいいわね。ご家族には連絡した?」

「あの、私が責任をもって付き添います。」

智也は父に、最後の試合に出てくることを電話しました。

「父ちゃん俺、試合行ってくるよ」

「気張ってこい!」

智也の活躍を見守る、明日香、和樹、遥斗、莉子と応援。

智也はボールをキャッチする際、フェンスに身体をぶつけてしまいますが、なんとか勝つことができました。

智也の父は家で、息子からの電話で、野球を引退して農家を継ぐことを悟り、息子の最後の活躍にねぎらいの言葉をつぶやくのでした。

「智也、お疲れさん。」

遥斗は智也と話します。

「智也、お疲れ様」

「楽しかった。」

「有難う。」

明日香は、遥斗を病院まで送ります。

「消灯ギリギリになっちゃったね、疲れたでしょ、ゆっくり寝てね、じゃあね」

「大丈夫。まだ時間あるから。明日香、今日はありがとう。」

そんな2人の様子をまるで恋する嫉妬する女性のように不機嫌そうな顔で見つめる、宮辺の視線に明日香は気付いていません。

明日香は、根岸という教師が産休の代わりに、クラリネット講師を引き受けることに。

「クラリネット講師、引き受けることになった。野球見ているの?」

「うん。良かったじゃん、頑張って。」

その夜、遥斗は父、一輝に、自分のやりたいことを電話しました。

「お父さん」

「おお、遥斗か、どうした?」

「俺、退院したら今の会社で働きたい。まだ何もしないうちに色んなこと諦めたくない。」

「そっか。」

明日香と莉子は、莉子が帰宅中に何者かにつけられている様子を察知します。

「もしもし、明日香?」

「莉子、どうしたの?」

「あ…なんかつけられているような気がするんだけど気のせいかな。」

366日6話感想・みどころ

遥斗は思い出せることとまだリハビリが必要なところがありますが、会話もでき、快方に向かっていって本当に良かったですね。

明日香、莉子、智也や、家族のおかげで、遥斗の記憶だったり、痙攣発作も一切なくなると良いなと思いました。

そんななか、遥斗と親しくなろうと接近する看護師の宮辺。

宮辺は温かく、遥斗をフォローする言葉をかけながら、明日香と遥斗が幸せそうにしていると、女の顔をしている時がありますよね。

遥斗が何よりも記憶障害や、痙攣発作の症状と闘いながら、日常を取り戻していこうとしているのに、何を考えているやら呆れます。

何よりも患者である遥斗の幸せと症状の寛解を願う立場であるはずなのに。

遥斗と明日香の仲を引き裂こうとしそうで心配です。

明日香は遥斗が、自分よりも、宮辺と話している時にリラックスしているのを見ていて、すれ違いを感じていましたね。

悲しいというか、どこか切なくなる気持ちが伝わりました。

そんな明日香に、智也が友達でいてくれて心強いなと思いました。

明日香がフルートにもう一度トライしてみようと思えたように、智也も自分自身の現実と向き合う覚悟ができたり、遥斗も闘病と日常を徐々に取り戻す希望が見える展開、に期待が膨らみますね。

そして、莉子がなにやらストーカー被害に遭っている場面が終盤見られましたね。

莉子の身に一体何が?!またあの不倫相手かな…少し背筋がざわっとした6話でした。

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