相棒

相棒2021最終回 加西(石丸幹二)を逮捕できるか!特命係また会う日まで

相棒2021最終話あらすじネタバレ

加西(石丸幹二)が殺し屋に狙われているという内閣情報調査室の庸子(遠山景織子)から協力を持ちかけられた右京(水谷豊)と亘(反町隆史)。

庸子から、報酬受け取りをしている殺し屋の画像を見せられた2人。

内調も、加西不逮捕の件を調査していたが、右京はさらに、鑓鞍(柄本明)の指示があったのではないかと疑います。

一方、加西の気まぐれで殺されかけた麗音(篠原ゆき子)は、鑓鞍(柄本明)が衣笠副総監(杉本哲太)に加西の警護を要請した件も含めて、弥代美彌子(仲間由紀恵)に不満をぶつけていました。

殺し屋に加担したい気分だ、殺されても自業自得だと訴えます。

それに対し美彌子は「痛いときは遺体と口にしたほうが楽になる・・・自分が役に立つことができれば幸い」と麗音をフォローするのでした。

伊丹や芹沢(山中祟史)も麗音が弥代美彌子に会っている間、捜査を続けています。

薪子が知る、朱音静の代理で受け取った金が入った通帳のありかを調べていたのです。

益子(田中陸三)は、サイバーセキュリティ対策室の青木に、調べてほしい証拠品があると頼むのでした。

麗音銃撃事件では、単独犯で加西とは無関係だと供述を覆した静(日南響子)が加西からの金銭授受に薪子(松永玲子)を利用している疑惑が浮かび上がりました。

しかし、薪子は黙秘を貫くことに。

内庁を動かしているのは官房長官の鶴田(相島一之)とにらんだ右京と亘は鶴田から話を聞く為に彼を訪ねます。

すると、加西は政界に深く食い込んでいて、加西の逮捕に「待ったをかけた」のはやはり、鑓鞍で、加西と鑓鞍が親交ある関係だったのではないかと仄めかしてきました。

薪子は朱音静から受け取った通帳を隠していて、伊丹たちにそれを問い詰められていることを右京と亘に取調べ時に相談。

伊丹達に没収はされないものの、通帳の金額を取り上げられる可能性があると伝えた右京と亘。

やがて、通帳を薪子からもらった芹沢と伊丹。

伊丹はある日付に記録された一千万円は殺し屋とのやりとりのお金かと薪子に確認し、薪子はそれを認めます。

受け取るのは約束手形で、郵便で毎日送られてきたと話す薪子。

そこで、手形割引を利用してお金を受け取っていたとのこと。

普通郵便で届き、差出人不明とのこと。

めくらましの普通郵便だと口にした右京。

中郷弁護士(織田理沙)から、静の代理でお金を受け取るように指示されていた薪子。

殺し屋とまでやりとりし、薪子は加西のことを徹底して許さないと思っているのです。

これに対し、伊丹達は朱音静を通じて、殺し屋とやり取りをした薪子に違和感を覚える伊丹と芹沢。

さらに、右京と亘は、薪子が話している郵便の内容が見たいと言います。

その郵便は、右京達に協力的な鑑識の益子すらも、上からの指示で右京達には閲覧できないと断りました。

右京と亘は郵便の閲覧許可を薪子に求めますが、薪子は動じません。

その後、任意同行ということで薪子は家に帰ってしまいました。

後日、右京と亘は自宅にいる薪子を訪ね、今回の静を中心とした薪子と殺し屋のやり取りのなかで、手形が不渡りになる可能性を示唆。

手形の不渡りは仕組まれたものだと指摘する右京たち。

同じ頃、下では、加西が警視庁に突如、大勢のボディーガード男たちと共にあらわれ、麗音(篠原ゆき子)は、加西に「白バイ隊員が殺された事件についてどんな気持ちか?」と聞きますが、からかわれ、あしらわれてしまいました。

大河内監察官(神保悟志)が加西と話すことにし、あまりに嘗めた加西の態度に腹を立てた麗音を制止。

弥代美彌子は、庸子に協力すると持ち掛けますが、加西を罰し、衣笠を不利な状況に立たせようとします。

暴言を仕事中に吐き、気まずいことをした麗音を、伊丹と芹沢は心配。

青木が益子から依頼されたのは、殺し屋の画像データで見事に解析完了。

さらに、益子は静が拘置所で書いたとされている薪子への更生する気持ちを綴った反省文の手紙を右京と亘に見せました。

その夜、美彌子は庸子に協力するふりをして、庸子の動きを探っていたことを、右京と亘に、特命係の行きつけの小料理屋「小手毬」で話しました。

翌日、映画館に出かけていた都々子に対し、朱音静の件で、約束手形の郵便の主犯が彼女だということを追求。

都々子がやはり郵便の差出人だと判明。

都々子は映画が始まるからと亘と別れます。

静が薪子に書いたとされた手紙は、なんと偽物で、朱音が書いたものではありますが、薪子に「ころしやをやとってほしい」という要求に気付かせるためでした。

さらに、手紙の中に、「ねっとでころしややとってほしい」というメッセージが隠されていることに気付きました。

美彌子は右京たちを訪ね、庸子と都々子は若き頃に同居もするほど仲が良く、2人が裏で繋がっている情報を提供。

加西はその日、亘に電話してきて、殺し屋を早く逮捕してほしい、今月の17日までに殺し屋の逮捕を願うことを伝えました。

理由は、加西のネオジパングでの顧客、鶴田内閣官房長官の誕生日までに間に合わせたいとのことでした。

鶴田(相島一之)は、鑓鞍と会い、加西逮捕について親密に話し合っていました。

しかし思わぬ誤算が起こります。

なんと、加西がボディガードたちと餅を食べた後、ガード達と共に亡くなったのです。

麗音は慌てて、警視庁を走ってみんなに連絡。

まもなく、情報を知った右京は、加西の家に駆け付けます。

殺し屋が、換気扇がまわっていたけれどフィルターに細工し、御餅を七輪で焼いていた彼らが呼吸困難になるように仕向けたのではないか?と推理。

その頃、加西の家で事件当時、料理人をしていた「クックロータリー」中年女性、藤原久美子(松本海希)はにやにやしながらタクシーで加西邸を後にしていました。

まもなく、薪子を訪ねた伊丹たちは、薪子がいないことに気付いて右京と亘に連絡。

しかし、右京と亘は、薪子が静に会いに行ったこと察知し、拘置所へ。

そこで、特命係は殺し屋を最初から雇っておらず、全て弁護士の都々子に都合良いように利用されたことを指摘されました。

内村刑事部長は、衣笠を訪ね、鑓鞍に忖度して、加西の逮捕に圧力をかけたと再度、指摘。

改心した内村を一喝して反論を言わせない雰囲気を作った衣笠。

その後、戻った内村は右京と亘に、衣笠との録音したことを報告。

右京達が内村刑事部長に頼んだのでした。

後日、右京と亘は、都々子をオフィスで訪ね、手形の不渡りについて追及。

都々子の上司の三門(山田明郷)は、退職届を書くと言い出し、むくれる都々子に同意。

なんと、手形の不渡りを仕掛けた黒幕は、三門でした。

右京と亘は、万津薪子が殺し屋を雇ったことにするためにこれまで動き、加西の暗殺を目論んでいた真犯人は、庸子(遠山景織子)でした。

青木が解析した殺し屋はホームレスでした。

薪子が公園のゴミ箱に捨てた前金の一千万を受け取ったのも庸子。

庸子が殺し屋である料理人として表向き働く藤原久美子に、加西の殺しを依頼。

加西は大勢のボディガードと共に亡くなりました。

そして、庸子の協力者で、庸子に加西を殺すように命じていたのは、鶴田(相島一之)でした。

加西と鑓鞍はプライベートで普通に付き合う友人なので、それもあって逮捕に圧力がかかっていました。

鶴田を訪問した右京と亘は、鶴田を状況的に逮捕できない不利な様子であることを指摘。

鶴田に喧嘩を売り、特命係はいつか鶴田の悪事を暴き、逮捕に繋げる事を誓うのでした。

相棒2021最終回感想・みどころ

暗殺の標的になりながら、大胆な行動に出る加西 一方、静と薪子が共謀する裏には意外な理由が・・・陰謀渦巻く加西暗殺計画が始動!右京と亘は最後の闘いに挑みます。

今回は黒幕が3回も登場しましたね。

手形の不渡りの黒幕は、三門(山田明郷)、加西殺害の犯人は、庸子(遠山景織子)と料理人で殺し屋の久美子(松本海希)。

過去のエピソードで、右京と亘が関わった陣川刑事の妹の誘拐事件にて登場した、海希さんが、今回の最終回では、表向き料理人を装った殺し屋、久美子として登場し、ネットがざわついていましたね。

過去エピソード同様、存在感やあの細目の笑顔がゾッとするくらい怖かったです。

料理人として加西邸に庸子の指示で侵入して、加西はともかく、なんの罪のないボディガードたちまで殺すなんてひどすぎますよ。

タクシーに乗っている時の久美子の笑顔が不気味で、SNSでは視聴者を震撼させていました。

私も怖かった。

加西が死ぬとは予想外でした。

必ずあなたの悪事を暴くと言った相手が、加西かもしれないと思いましたが、今年の秋の新生・相棒に続いてしまうのかと思いきや、加西が本当に暗殺されてしまうとは・・・。

加西はすごく人を小ばかにし、基本的に人を馬鹿にする態度、都合の良いように利用する駒としか思っていないので、天罰が下れとさえ思ってしまった。

加西が警視庁に現れた時や、美彌子に不満を漏らす、麗音の悔しさが凄く伝わり、どうなるかと不安でしたが、事件に一旦は終止符を打つことが出来ましたね。

でも、鶴田が立場的にも危うい・・・内閣官房長官だけに、権利を持つ彼の悪事を公表して悪事を暴くことの難しさを痛感する右京と亘のもどかしさに共感ですよ。

弁護士の都々子も同様で、弁護士の立場を不正的に利用し、上司の三門も加担して、静を中心に、薪子を精神的に支配した悪行も許せません。

都々子は逮捕を免れたものの、またどこかで人を騙し、心の弱みに付け込んで近づきそうな予感がします。

内村刑事部長は部下に「ばかもん」とサザエさんの波平さんを連想させる厳格さを持っていますが、特命係に協力して衣笠が鑓鞍に忖度した証拠を突き止める展開は想定の範囲外でしたね。

内村刑事部長も、事故以来、特命係に寛容的になり、柔らかくなったことや、若い頃は正義感を持って警察を続けて上層部の立場にあるので、今秋でも、角田課長(山西惇)とはまた違った特命係の心強い存在になりそうです。

亘役の反町隆史さんは育児上の理由で、仕事をセーブすることになりますが、今年の秋に、右京とバディを組むのか?右京のバディは「冠城亘」復帰まで、別の人物になるのか物凄く気になりました。

右京と亘と今年の秋まで「会えない」のはロスですが、また今秋に特命係との再会を願いたい最終回でした。

 

data-ad-format="rectangle" data-full-width-responsive="true">
data-ad-format="rectangle" data-full-width-responsive="true">

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください