アンサングシンデレラ

アンサングシンデレラ最終回!葵みどりは転職?!瀬野は?号泣必須のラスト

アンサングシンデレラ最終回あらすじネタバレ

葵みどり(石原さとみ)が瀬野(田中圭)の証人を経て、抗がん剤の治験薬の投与を初めて2年が経過・・・。

あれからみどりはなんと、萬津総合病院の産婦人科で勤務・・・一体、みどりになにが?

みどりは、夫婦の6人目の子どもの出産に立ち会っていました。

理恵の夫は無事、子供が生まれてほっとしたのか、みどりが、理恵の他の子ども達の協力の元、待合室の椅子に運びました。

みどりは岩澤という新しい上司や、星名という新たな患者と関わっていました。

そこに、小野塚(成田凌)が訪ねてきて、心春(穂志もえか)が研修生として頑張っている活躍から話を切り出します。

その吉報を知り、喜ぶみどり。

しかし、瀬野が不在なので、自分が救命薬剤師を任されていると話す小野塚に、みどりの顔が曇ります。

葵みどりは、瀬野に行った治験薬投与に責任を感じていました。

小野塚は萬津総合病院に戻ってくるよう促しますが、みどりは今の仕事が大切だとオファーを断りました。

そんななか、みどりは産婦人科から呼び出されました。

妊娠35週目の向坂千歳(土村芳)が自宅でお腹をぶつけて倒れたと母の世津子(朝加真由美)から連絡があったのです。

てんかんの持病を持つ千歳が立ちくらみで転倒したと聞いたみどりは、抗てんかん剤をちゃんと飲んでいるのかと問います。

千歳はちゃんと飲んでいると答えますが、隠しています。

てんかんの発作を持つ千歳と、同じく子宮頸管の病気を抱えた妊婦、星名(入山法子)。

萬津総合病院の産婦人科医院の常勤医師は、道場(前原滉)。

まだ研修を終えたばかりの道場は、てんかん合併の妊婦を小さな産婦人科で診る自信がありません。

みどりはスタッフたちが道場を信じているとフォロー。

入院した千歳は、なんとこっそりてんかん薬を捨てていて、それを目撃した同室の患者、星名(入山法子)に見られてしまいました。

千歳の母、世津子は千歳がてんかん持ちであることを理由に過保護すぎていて、「この子は普通の妊婦と違う」と我が子が他の患者との接触を遮断させていました。

みどりはその行動にもやもやした気持ちを抱きます。

一方、岩澤たちからこの産婦人科で働く理由を問われ、瀬野のことをさらっと話しました。

その頃、星名が以前、子供を流産したことがあって、今投与している薬により、具合が悪くなることをみどりに相談。

みどりは優しくフォローし、無事、赤ちゃんを出産できるよう、サポートすると伝えるのでした。

千歳は、小学生の頃、てんかんの診断を受けていて、母、世津子は「娘はてんかんなはずない、ちゃんと調べてください」と医師に懇願していた過去が。

千歳は子供の頃、ぼーっとしていることが多く、これがてんかんのサインだったのです。

みどりは、千歳に対しても少し厳しめな言葉で、「誰の為に出産をするのか?自分を普通だって証明するためではない」とアドバイス。

みどりは千歳が薬をちゃんと飲んでいないことをそれほど責めず、赤ちゃんを元気に生むために薬を飲む必要性を伝えたのでした。

星名は、千歳のことが葵の次にきがかりで、同じ初産ということもあり、気にかけていました。

てんかん持ちの園児のケアをしていたことがある保育士の星名。

自宅でウェブデザインの仕事を続けている千歳。

それは自分で決めたのではなく、母、世津子の指示でした。

普通に出産して、普通に子どもを育てられるか不安であること、また、今まで「あなたは普通じゃない」と言われ続けてきたことが染みついていて、子供の頃からずっと母に従ってきた過去を星名にこぼします。

星名は、「どんなお母さんでも良い悪いもない、赤ちゃんの誕生を一緒に待つ」と言って励まします。

我が子の気持ちを後ろから見ていた世津子は、自身が娘を守る為にしてきたことが間違っているのではと少し思い始めますが、娘の様子が心配でした。

デパケンを飲んでも出産が可能だとアドバイスする葵。

また、添付書には妊婦にとって、てんかんを持っていることはとてもハイリスクだと訴え続ける世津子。

デパケンは母乳がちゃんと出るのかと不安視したり、岩澤はあまりにも一方的で妊婦である我が子のことを思いやっていない様子にみどりは胸を痛めます。

木下佳純(伊勢志摩)や岩澤がそんな世津子に対し、反論。

「母乳が出ないという言葉を使うこと自体、妊婦を追い詰めているし、娘さんにてんかんがあってもどの他のお母さんと変わらない」と言いました。

案の定、世津子は反論。

「私はこの子のことを思っている。普通のお母さんのように育てられないことがわかれば苦しむのはこの子だ」と・・・。

千歳はあまりにも一方的で、自分の意見ばかり押し付ける態度に、初めて母に反抗します。

「私はそんなに恥ずかしい娘なの?!てんかんがあるからって・・・普通に育てられない、隠れて生きていなさいって結局、お母さんが言いたいのはそれだけじゃない。私はもうお母さんの手は借りない。この子と2人で生きていく」

葵は、世津子の元へ行き、千歳と和解できないか?シングルマザーで持病持ちの千歳には身内の協力が必要と伝えました。

しかし、世津子は、千歳の為に自分は離れて暮らすことにしたこと、千歳がてんかんがあることを知って以来、元気に我が子を生めなかったことをずっと後悔し、オーバーな態度をとってしまったと反省。

世津子は、葵に安産祈願のお守りと、千歳の荷物を渡します。

その後、病院に戻った葵は、世津子との和解を今度は娘の千歳に提案しますが、なかなか厳しい状況だと答える千歳。

ストレスからなのか、ついに、千歳は破水・・・!葵と岩澤など産婦人科チームは、千歳に喘息と子宮の症状緩和に使う薬を使用。

本来は、リトドリンという薬を使うのですが、納品が間に合わず、子宮の伸縮を押さえます。

千歳は帝王切開の手術を受け、無事、女の子を出産。

2030gの小さな体重に、「千歳は小さく生んでしまってごめんね」と後悔する千歳。

早産はよくある状況だとフォローする岩澤と、千歳のことをようやく理解に努め、「あなたのせいじゃない、おめでとう、千歳」と温かい気持ちで娘を見守る世津子。

星名も無事、出産し、千歳とはママ友に。

世津子と千歳の件が解決し、みどりは産婦人科のみんなから、萬津総合病院に戻ることを言われますが、葵はまだここで働いて、もっともっと患者さんや家族に寄り添いたいと答えるのでした。

ここで、瀬野が訪ねてきました。

長い闘病生活を経て、治験が効いたのか、退院できたのです。

身体に気を付けながら、瀬野は萬津総合病院への復帰が決まりました。

羽倉(井之脇海)と虹子(金澤美穂)は結婚し、無事、子供が生まれました。

みどりは、しばらくは産婦人科で働きましたが、最後には、瀬野と共に、萬津総合病院に戻ることができました。

辰川(追田孝也)もみどりたち萬津総合病院薬剤部を温かく見守り、食事を届けてくれます。

心春という後輩ができたくるみ(西野七瀬)は新人時代の自分と同じように「患者に薬剤師は感謝されない」とこぼす心春に、「この仕事は心春ちゃんには向いていないかな」と厳しく接していました。

それは葵みどりが、くるみに放った言葉と同じ。

新たな仲間と共に、みどりは萬津総合病院で、今後も多くの患者と家族を支えていき、薬を通して、縁の下の力持ちとして頑張ることを決めたのです。

アンサングシンデレラ最終回感想・みどころ

最終回だからこその清々しいハッピーエンドでしたね。

最初は、てんかんにより、普通と違うと母親の世津子(朝加真由美)から偏見的なひどい物言いをされていた千歳(土村芳)が心配でした。

母一人、子一人で、シングルマザーで、てんかん持ちの千歳の状況には過保護になってしまう母の気持ちだとは思いますが、現代で言う毒親のように我が子を成人後もコントロールや支配的な態度をとっている世津子には遺憾でしたね。

葵はもう少しどの親子も円満にいくことはないという歪な親子の関係を学んだほうがいいな。

でも、今回は、妊婦同士だからこその出産までの不安を共有してくれる星名(入山法子)がいてよかった。

彼女の言葉の掛け方は心強くて、妊婦さん特有の大人の友情を育めたラストはほっとしました。

赤ちゃんが本当に天使のようにかわいかったことも癒されました。

星名という心強いママ友や、千歳と世津子の親子関係も一歩ずつ前に向かっていっているだろうことが伝わるエンディングは救われましたね。

極めつけは、瀬野です。

瀬野さん、生還!最初は、瀬野さんの件に関して、岩澤たち新しい葵の仕事仲間たちが触れるとなんだか気まずい空気でしたね。

小野塚と同じくやはり、命の恩人であるみどりを気にかけていて、しかも、無事、退院している瀬野さんの姿に感動!

みどりはやはり、萬津総合病院に戻って働き、後輩の心春や、工藤虹子(金澤美穂)と羽倉(井之脇海)が交際を経て、結婚した近況も心が温かくなる最終回らしいアフターストーリーでした。

くるみはもう、葵みどり(2代目)(笑)。

くるみが心春に対し、「薬剤師が感謝されない」という悩みを打ち明けられた時、かつて葵に言われた言葉そのまま返しているのを見て笑ってしまいました。

くるみ、表情も接し方も、もう先輩、葵みどりの後をついておたおたしている様子はみじんもありません。

薬剤師として、先輩として後輩に厳しくもかわいい関西弁でやんわりと接するくるみの成長ぶりにも感涙でした。

また、みどりに会いたくなる最終回だったと思います。

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