青のSP

青のSP2話 山口紗弥加が狙われる?!歪んだ教師の居場所さがし

青のSP(スクールポリス)2話あらすじネタバレ

スクールポリスが導入された赤嶺中学校で警察官の峰田(藤原竜也)が着任早々、女子生徒の三村翔子(吉柳咲良)と、男子生徒の真田一樹(中川翼)が逮捕される事態となりました。

今日も峰田は子供達や教諭の安全を守る為に、朝、校門前に立っていました。

事件から一週間後、真田と翔子はあれ以来、問題行動を起こさず、普通に授業を受けていました。

峰田は子供達を相変わらず厳しい目で監視していましたが、アダルトビデオを学校に持ち込んだ男子生徒には「ほどほどにしておけ」とクールな態度をとりながらも見逃します。

阿部(音尾琢磨)や一ノ瀬(石井正則)は、楓に対し、妊婦は迷惑だと暴言を吐きました。

3年前から校長の木島(高橋克実)や、女性の副校長の福島(峯村リエ)すら、中学3年は受験を控えているし、繊細な時期だからと言って、楓の妊娠を快く思わない発言をしていました。

特に木島は教員が妊婦であることを「不潔」とまで発言・・・。

そんななか、妊娠3ヶ月の英語教師、楓(山口紗弥加)の机の引き出しから二十日鼠の死骸が発見。

どうやら校内には、楓の妊娠を喜ばない人物がいるようでした。

峰田は楓から話を聞くと、嫌がらせ行為は3年前からずっと続いているとのことです。

普段から楓を母のように慕う3年生の女子生徒、成田千佳(田畑志真)は犯人探しに協力してくれ、涼子(真木よう子)も心強さを感じるのでした。

涼子は、妊娠している女性教員を気遣わないことは問題だと声を上げます。

そこで、木島に抗議しにいきました。

妊娠している教師に気遣いをしなければならないとなると、他の教員に迷惑だと相変わらずの堅物。

楓のことで、涼子だけでなく、柴田(泉澤祐希)もフォローしようとしますが、無力。

やがて、千佳が、楓の悪口を言っていた大林優也(新木飛羽)を犯人と決めつけて、喧嘩になります。

千佳は特に楓のことを気にかけていて、一部の2組の生徒のなかに、SNSの裏アカウントを使って、楓とお腹の子どもの不幸を書き込む心ない投稿をしていることを峰田と涼子に伝えました。

涼子はあまりのおぞましい心理を持つ生徒がいることにショックを受けます。

千佳はそのことがなかなか言い出せず、当初は2組の件を伏せた上で、自分が峰田たちに協力するつもりでした。

涼子は千佳が思いやりのある性格で、スマートフォンケースを楓とお揃いにしたりなど、楓に対して特別な感情を抱いていました。

千佳は母が多忙で、自分に時間を割いてくれない不満を抱えていると吐露。

母は自分に無関心なのかもしれないと涼子や養護教諭の前でこぼす千佳。

その夜、見回りをしていた峰田は、理科教諭の青木(渋谷健人)が夜遅くまで仕事の準備をしている様子を気にかけました。

自分は30すぎてようやく教師になれたこと、子供たちは可愛いし、今の仕事は天職のようだと穏やかに話します。

しかし、これが大きな騒動に発展し、産休も育休もそこそこに生徒の為に働くと宣言した楓。

その頃、峰田は理科教師の青木祐志(渋谷兼人)から学校の噂の原因となる亡霊の謎について聞かされました。

かつて赤嶺高校には、厳格ながら、亡くなった音楽教師、小川香里(明日海りお)がいたというのです。

表向きは転落事故かと言われていますが、真相がかなり複雑なようでした。

後日、大林優也の母が学校を訪ねてきます。

さらに、息子が二十日鼠の死骸の件で、犯人扱いされたと楓に抗議。

楓に対し、同じ女性でありながら、うちの息子は受験生だ、もしも精神的にこたえて受験ができなかったらどうするのだと楓の頬を唐突に叩いて文句を言ってきました。

そのことで迷惑を周りにかけたと訴え、さらに、「あなたが妊娠なんかするから」と暴言まで吐き、心傷ついた水野。

校長と副校長に、出産ギリギリまで働き、産後も二か月で職場復帰すると宣言。

涼子や柴田(泉澤祐希)が庇っても、彼女の考えは変わりませんでした。

育児の代休として、青木が協力することに。

しかし、優也は暴言を吐く母に、「水野先生になにするんだよ!」と抵抗したのです。

峰田は思わず優也の母がしたことは威力業務妨害だと注意。

大林に頼まれて、三上が二十日鼠を楓の机の中に入れたことが発覚。

水野に対して何らかの複雑な心理を抱えている様子の大林と、父親が研究施設で働いていることを利用して二十日鼠を学校に持ってきて、今回の楓への嫌がらせに利用した水野。

翌日。大林は他のクラスの授業中に、楓の水筒を黙って見つめていました。

そして、その日の給食中では、パラリーゼという流産の恐れもある毒物が混入されていて、水筒でお茶を飲んだ直後に倒れてしまった楓。

水野は流産を免れたものの、職員室に置いてあった水野の本物の水筒がすり替えられていたことが判明。

本気で水野とお腹の子供を不幸にしようと願う者が校内にいることがはっきりしました。

涼子は放課後、大林に水筒を入れた疑惑を向けますが、峰田は違うと伝えました。

一部の女子生徒が水野の中傷をしていたと話していた千佳の言葉を思い出した峰田。

峰田は、このことで、大林が女子生徒たちの反感を抑える為、自分がわざと犯人になったと言葉を続けます。

千佳は元々、精神的に不安定で、ポットをすり替えたのも彼女。

涼子は橋の上を眺めていた千佳が自死するのではないかと大慌てになり、慌てて千佳に声を掛けます。

涼子は千佳が母親の愛に飢えていて、お腹の子に楓をとられるような思春期特有の未熟さが招いたのではないかと早口でまくしたてました。

しかし、千佳も犯人ではなく、彼女は最初から自死しようともしていませんでした。

さらに千佳は、水野楓のポットに入れられていたパラリーゼの成分のレシピを知っているだけで、そのことを口外していません。

ただ、千佳はある男性教諭からそのレシピを教えてもらったことは素直に話しました。

沼田おさむという男を書店からの帰り道に呼び止めた峰田。

その夜、楓は病院から帰宅して夫に連絡した楓。

しかし、携帯電話の電源が切れてしまいます。

その時、水野は不審者の男に狙われそうになりました。

しかし、峰田が水野の位置情報に気付き、助けました。

涼子も水野を庇い、水野は難を逃れました。

真犯人は、青木でした。

千佳にパラリーゼのレシピを聞いてポットの中身をすり替えたのです。

動機は、青木が友人である沼田に協力を頼み、自分の免許を偽造。

本当は教員免許すら持っていない彼は、水野に早く学校から出ていくことを望んでいました。

30過ぎてようやく教師の仕事を得て、この仕事を続けたかったのに、水野を邪険にすることで、教師を続けようとしていたと言葉を続けました。

青木は公衆の看板をわざと壊し、「お前がしたことはお腹の子供だけじゃなく、水野の先生の命も奪うところだった!お前のしたことはこういうことなんだ」と強く訴えるのでした。

嶋田は水野をすぐ救出できるように彼女のバッグに、GPS発信機をこっそり忍ばせていました。

今回のことで疲れてしまった、教師を辞めようかと弱音を吐く楓に対し、この世知辛い世の中を子供達に教えなきゃいけない、でも、辞めるのは自由と厳しく告げました。

翌朝、木崎は、青木が退職したことを生徒たちにまず話しました。

生徒たちは青木を悪い教師だと思っていなかったので、ざわつきます。

峰田はそんな朝礼の光景に一喝。

騒がしい子供達に向けて、お腹の子どもには罪はない、妊婦を迷惑だと思い、人に対しての優しさがない奴は逮捕すると声を荒げ、彼なりに楓をフォロー。

朝礼終了後、涼子に対して、この学校は元音楽教師の小川香里(明日海りお)の死因を隠していると追及。

涼子は黙りこくってしまいます。

来週は、覚せい剤中毒の疑いのある男子生徒の暴走に、峰田は?!

青のSP2話感想・みどころ

女性でありながら、大林優也の母も、副校長の福島美津子(峯村リエ)もなんて思いやりがないことか・・・。

妊娠中なら、多感な年齢の受験生の対応ができない状況や他の教員の仕事を増やすことにはたしかになるけれど、人の命を軽く考えているような気がして遺憾でした。

教師一人が働けなくなっても、代わりが効くことは現実・・・でも、母子の命だろうと同じ学校で働く一員をもう少し気遣えないのかな?人間的な優しさはないの?と涼子が女性教師全体の問題だと強く訴えている気持ちや怒りに共感です。

生みたくても生めない人が世の中にもいる中で、子供を授かれる人が身近にいたら、デリケートな時期を労わり、無事、母子ともに健康であることを誰もが願う社会でないことを痛感。

マタニティハラスメントで傷ついたことがある視聴者の心にも訴えるものがあるエピソードでしたね。

妊娠3ヶ月の女性を「不潔」とまで言った木島、峰田に「お仕置き」してほしいとさえ思いました。

教師だって子供がいて、教師を続けている人もいるのに・・・子供達だって安心して学校に通っているのに。

犯人に関しては、涼子じゃないけれど、当初は千佳を疑ってしまった・・・大林と三田がしたことも悪質極まりないけれど、千佳は虐待されてはいないけど、親が多忙で普通の親子の時間をあまりつくれない寂しさと、10代前半の不安定さが暴走している?と思ってしまいました。

でも最終的に、千佳が犯人でなくてなによりです。

最終的に真犯人だったのが青木。

子供が好きで、ようやく30過ぎてなれた教員・・・そこまでは良かったけれど、彼は教員免許自体を友人に協力してもらって偽造していたり、彼自身が自分の教師としてのポジションを確立するために、楓の命を軽視していたラストはショッキングすぎますよ。

峰田がわざと公共の物を壊してから、青木を厳しく叱責するのもかっこいいとさえ思ってしまった。

型破りで横暴だけど、その横暴さには誰よりも真っ直ぐな優しさが込められている。

でも、いきなり逮捕したり、少し荒っぽい所は峰田自身が暴行や恐喝をしている気がするので放送回を追うごとに「お手柔らか」にしてほしいとも感じました。

ラストに、音楽教師の香里のことをなぜ、峰田がすごく知りたがるのか気になりましたね。

峰田はもしかして香里の元恋人?関係者なのかもしれないのはなんとなく察知がつきます。

ただ、子供達や教諭たちの社会の闇を取り締まる為だけに峰田が存在しているとは考えにくいです。

次回は麻薬中毒かもしれない最も危うい男子生徒にフォーカスを当てます。

data-ad-format="rectangle" data-full-width-responsive="true">
data-ad-format="rectangle" data-full-width-responsive="true">

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください