青のSP(スクールポリス)4話あらすじネタバレ
朝、涌井美月という女生徒が1か月ぶりに登校することが職員室で話題になっていました。
母が長い間、入院していたのです。
しかし、涌井美月(米倉れいあ)には、セクハラを赤嶺中学で元美術教師だった岡部の被害に遭っていたことにより、心の傷を抱えていることもあり、彼女にはデリケートに接することは勿論、勘の鋭い嶋田が大袈裟に動かないように注意深く見てほしいよ話し合う教師たち。
赤嶺中学の体育館にある女子更衣室で、女生徒達の着替えの様子が盗撮されていたことが発覚します。
バレー部の顧問、澤田敦子(智順)が確認したところ、これまでに撮影された映像は、動画サイトに晒され、金儲けに利用されている事態に発展していました。
嶋田は当初、JKリフレに通う一ノ瀬(石井正則)を疑いますが、彼は本物の中学生の生徒には無関心なことや、趣味でAVを見る程度だと否認。
さらに、彼によると、本当に中学生を「恋愛対象」として見ている友人は岡部という人物がいることを嶋田に話しました。
三枝(山田裕貴)と共に、秘密裏に捜査していた嶋田(藤原竜也)は、ある犯人にたどり着きます。
以前、嶋田によって、「逮捕」され、補導を受けた女子生徒、三村翔子(吉柳咲良)に声を掛け、赤嶺中学の教室で過ごす沢山の女子生徒の様子を盗撮した映像が発見。
漫画喫茶にいた若い男、今井が盗撮犯人と確定され、彼はなんと赤嶺中学の生徒の一人、今井莉緒の兄でした。
盗撮映像をネットに拡散してお金を稼いでいたことが判明。
親と衝突して家を出た彼は、こっそり家のお金を取りに来ようとしたタイミングで、莉緒に見られてしまいました。
そこで、盗撮映像の手伝いを妹の莉緒にさせました。
今井莉緒が盗撮を手伝った理由は、同級生の女の子、環に恋心を抱いている、LGBTQの「L」だったことが判明。
嶋田は厳しく、莉緒がしたことは莉緒が「好意」を抱いていた女の子を盗撮映像で晒すことになったと指摘。
莉緒は、卒業までに自分が同性を好きなことを伏せ続けようとしていたのですが、嶋田に発覚したことで強く反省しました。
退学処分は免れたものの、環の部活のマネージャーを一度、辞めさせられた莉緒。
一方、1年前に亡くなった音楽教師だった、小川香里(明日海りお)の事件について調査を独自で続ける嶋田は、彼女とよく揉めていた、岡部(遠藤雄弥)という美術教師のことを知ります。
岡部のセクハラに関して、生徒を守ろうとしていた香里。
岡部からセクハラを受けていた美月に、小川香里の死は本当に事故死だったと思うかと尋ねる嶋田。
さらに、謎めいた音楽室にいることが多い生徒、奈良橋英里(長澤樹)から、香里はとても昔から生徒思いの教師だった話を聞きました。
その頃、校長の木島(高橋克実)は、香里の死の真相を探ろうとしている嶋田に疑惑を抱き、嶋田が香里について大きな動きをしそうになったときは、彼を赤嶺中学のスクールポリスから排除する対処をすることを、なんと、涼子(真木よう子)と電話で話し合っていました。
涼子は生徒思いの教師ですが、校長と香里の件については、嶋田に厳しい処分を下すことを協力的だったのです。
昼休みの校内にて、他のカメラがないか探す柴田(泉澤祐希)と、涼子(真木よう子)は、男子部員の菊池京介(鈴木悠二)がバレー部の部室から出てくるところを目撃します。
ところが、菊池はパニック発作を起こして倒れてしまいました。
年上の女性に触れられると恐怖心を抱いてしまうトラウマがある菊池。
養護教員の恵子は、澤田敦子から菊池がセクハラを受けていたことを知りました。
さらに、菊池はセクハラを拒否すれば、大会に出られなくすると菊池を脅迫。
菊池は、自分のせいで同じ部活の仲間が大会に出られなくなることを避けたいと嘆くのでした。
涼子は菊池(鈴木悠二)の力になろうと、澤田敦子の暴走を止めることを訴えますが、証拠がない限り動けない状況だと一刀両断する嶋田。
翔を含めたバレー部の男子生徒たちは、菊池には悪いと思っているが、大会に出られないのはイヤだから、菊池には敦子からのセクハラを我慢してほしいと訴えるのでした。
それでも、涼子は敦子のセクハラ被害から菊池を守ろうとし、菊池にセクハラをされることを防ぐために、自分が進路指導などで呼び出していると誤魔化すことを提案しました。
少しほっとする菊池ですが、帰ろうとした際に、敦子に呼び止められ、ばれてしまいました。
菊池は案の定、暗い部室でセクハラを受けてしまいます。
翌朝、学校のパソコンに敦子から菊池がセクハラを受けていた様子を撮影した映像が送られてきました。
真っ先に涼子のパソコンにそれが送られてきたので、涼子は翔を含めたバレー部の子供達に、セクハラを受けた菊池の心の痛みは計り知れないこと、本当は教師として生徒にこんな映像を見せたくない、それでもみんなが大切な仲間を犠牲にするのか?と問いかけます。
そしてついに、涼子は敦子が菊池にセクハラをしたことを追求し、澤田敦子は事実を認めます。
敦子と涼子は激しく対峙するものの、嶋田が最初から正義感の強い涼子が菊池の件で敦子を問い詰めることを予測したうえで、助けます。
涼子と敦子の対峙後、敦子は自分の罪を認めました。
全ては敦子の異常な性的欲求を満たす為に行われていて、自分のような大人の女性に「相手」にされて、男子生徒は満足だったと高笑いする敦子。
嶋田に補導されていき、菊池の件は解決。
莉緒も嶋田のアドバイスや、学校の対応で、環が所属する部活のマネージャーに復帰できるようになりました。
ついに嶋田は、香里に関する新事実を涼子に話すことに。
香里は自分がよく通勤で使う自転車に何者かによって細工をされていて、ブレーキのワイヤーが外されていました。
つまり、香里は殺された可能性が高いのでした。
その香里の事実を学校が隠蔽していることを追求する嶋田。
涼子は香里は何者かに殺されたことに衝撃を受けた反応をして誤魔化します。
来週はいじめを受けているハーフの男子生徒、アレン徳永(河村ジーモン・凛一朗)のエピソードです。
青のSP4話感想・みどころ
敦子(智順)最低ですね!涼子のいうように、人としても教育者としても、本当にあり得ません。
部活に努力する男子生徒の弱みを握り、思春期の子供を性的対象として見るなんて、敦子を育てた親の顔が見てみたいものと感じました。
男性に飢えている自分の性的欲求を子供たちにぶつけるなんて、ドラマとはいえ、地獄へ落ちろ!と心底思いましたよ。
余談ですが、私の学生時代の同級生にも、保育園や幼稚園教諭になりたいと将来を語りながら、敦子のような思想の人がいました。
敦子を見ていて、自分の同級生のことをふと、思い出してしまいました。
教育者を含め、未成年と関わる仕事に就いたり、親になる場合もあるので、敦子のように子供に自分の身勝手かつ、歪んだ行動、思考を押し付けて支配する加害者が増えないことを切に願います。
菊池のエピソードのように、男子児童がセクハラに遭うケースもあるので、今回のエピソードを通して、被害は女子児童だけでないことを伝えていて、テーマとしては取り上げるべき内容でしたね。
いつもは生徒思いで、子供たちのことを誰よりも優先する涼子(真木よう子)が、校長、木島(高橋克実)側の味方なのか?と思わせる描写もありましたね。
赤嶺中学校は明らかに、涼子と同じくらい生徒思いの香里を排除した・・・。
セクハラ被害を岡部から受けていた在校生、美月の件も心が痛みます。
岡部から守ろうとしていた香里は、赤嶺中学ではその正義感を嫌い、排除しようとする教師がいることのほうが問題ですよね。
嶋田が香里の事に関して大きな動きをした時は、スクールポリスとして赤嶺中学で働く嶋田を排除しようと目論んでいる涼子と木島・・・。
こんな学校が存在したら、保護者は安心して自分の子を預けにくいとさえ思いました。
嶋田が放送回が進むにつれて、排除されるかもしれない危機が予測できますね。
行動は横暴ですが、嶋田には心の奥底に優しさや真っ直ぐな気持ちが隠れている嶋田、ますます目が離せません。