監察医 朝顔 4話 あらすじ
大学生の変死体が発見され、解剖の結果で女性は青酸カリウムによる自殺だと判明した。
この女性の身辺調査をしておると、ここ最近で青酸カリによる自殺が何件も起きていることからとある闇サイトを通じて青酸カリを入手していたことが判明する。
このサイトが海外サーバーを経由して管理者の特定を妨害していることを知った平（時任三郎）は、サイト名を公表して注意喚起をしようと提案する。
野毛山警察署が注意喚起をしたことで、更なる変死体が発見されて解剖をすることになる。
その変死体の胃の内容物を確認すると青酸ガスが発生、光子（志田未来）を助けようとして朝顔（上野樹里）が倒れてしまう。
解剖を再開すると、茶子先生（山口智子）が胃の内容物から何重にもなっているカプセルと腸を解剖して警察バッジが入っていることがわかった。
この変死体の身元はあの青酸カリを販売していた闇サイトの管理者で、末期がんだったと警察の調べでわかった。
犯人はサイトを公表されて閉鎖に追い込まれたことへの腹いせで、警察関係者への復讐をしたのだった。
倒れてしまった朝顔を無事に意識を取り戻して退院、そして妊娠をしていたことを父・平と恋人である桑原（風間俊介）に伝える。
泣いて喜ぶ桑原、平と朝顔に抱きつく。
平が東北に出向いてに妻を捜していると、義父・浩之（柄本明）がやってきた。
「もう捜さないでくれ、受け入れろ」と言われるも、平は捜すことをやめることが出来なかった。
後日、朝顔がじいちゃんに電話をして結婚・妊娠の報告をするととても喜んでくれていた。
青酸カリによる自殺
青酸カリによる自殺と判明しましたが、解剖する時に中毒にならないように気をつけなければいけないそうです。
以前、法医学をテーマにしていた「アンナチュラル」は法医学を通したそのご遺体の背景・内面を中心に物語が進んでいました。
「監察医 朝顔」は、事件・解剖の方面から死因や経緯について触れるのでご遺体に感情移入するよりも監察医目線のドラマとして楽しめる内容かと思っています。
なので、泣けるというよりは真相が解明されていくことのドキドキが面白いところなのではないでしょうか。
解剖のシーンも胃とかご遺体とかリアルで、解剖の内容についても光子ちゃんがいることで台詞が説明のようになっていてわかりやすいです。
当たり前のことですが、桑原は警察官なので解剖についての知識がなくてソワソワしてる感じが可愛らしかったです。
青酸カリが一般的大学生では手に入らないとなると、やはり現代は何でもネット購入できてしまう時代です。
そんなサイトがあって誰でも死のうと思えば薬物を手に入れることができるなんて、怖い世の中だと思いました。
朝顔倒れる
闇サイトを注意喚起することでサイトが閉鎖するってなるほどなと思いました。
でも、自殺した大学生の遺書が軽いって台詞がありましたが、そんなことくらいで・・・と言ったらいけないかもしれませんが、もっと命を大切にしてほしいです。
そんなところに公園でのご遺体、これまたリアルでゾッとしました。
光子ちゃんも日に日に成長していって解剖の時もテキパキしてて、回が進むにつれてもっと光子ちゃんが成長した姿を見るのが楽しみです。
胃の内容物のカプセルがリアルで気持ち悪かったですが、それが原因で朝顔が倒れてしまいました。
お父さんが駆けつけてくれて、桑原くんも傍にいてくれて、でも意識が戻ると聞いて仕事に戻ろうとしたお父さんを桑原くんは理解したのでしょうか？
これではまた、お母さんを震災で失った時のように仕事を優先してしまって後悔する状況と同じになるのではないかと思ってしまいました。
でも、きっと朝顔がこうして解剖をして倒れてしまったからこそ、その朝顔の為に事件を早期解決しようと思ったのかなとも思いました。
茶子先生はいつも突然登場しますが、頼りになる感じがとても好きです。
何も考えていないように見えて、実は色々なことを考えてくれている先生なんだと思います。
