BLACK TRICK~裁きを操る弁護人~1話あらすじネタバレ
はかり建築設計事務所のプロジェクターに映し出されたホテルに入っていく1台の車。
浦真鷲直人(GACKT)がインカムで指示を出していました。
ターゲットはリバープロダクション社長の石川です。
(浦真鷲)準備は良いか
(呉田)オッケーです。来たぞ。リバープロダクション社長、石川だ。相変わらずやらしい顔してんな。はぶちゃん宜しく
カードキーを受け取った石川は、所属タレントのひかりのマネージャー、西口と共に部屋へ移動する際、ホテルマンに成りすました土生と接触しました。
(土生)お客様お荷物お持ちしましょうか?失礼しました。
(客の男 石川)ホントだよ
ここで、事務、経理、広報担当の紺野飛香(三浦真耶)が入れ替わり、石川とエレベーターに乗って彼の部屋番号を突き止めました。
(飛香)任せて。18階お願いします。
(飛香)19階よ。部屋は11926号室。
(中崎)了解です。19階ですね
中崎が石川のカードを盗みました。
(中崎)カードキーはズボンのポケットです。
次に呉田が石川のカードキーをわざとぶつかって奪うことに成功します。
(呉田)済みません。馬券がない。
(石川)気を付けろよ馬鹿。財布盗ろうととしてんじゃねぇよ。
(呉田)済みませんありました、済みません。
彼から指示を受けて居たのは、ホテルマンに成りすました、土生洸太(神尾楓珠)、鯖山周平(戸塚純貴)、呉田利静(竹財輝之助)、紺野飛香(三浦真椰)、中崎遊星(春本ヒロ)。
浦真鷲が顧問を務める、表向きは、「はかり設計事務所」の看板を掲げる、「まどり法律事務所」の弁護士団です。
彼らは巧みに連携し、ターゲットとなる男の部屋番号を探り当て、室内に潜入していきました。
(中崎)大丈夫ですか?ロックかかってるじゃないですか
(呉田)410223。開いたぞ。中崎、指紋のフィルムは?
(中崎)アニメで見たことがありますけど本当にできるんですね。いつもこんなことやってるんですか
(呉田)ライフハックな
呉田はライフハックの天才でした。
その頃、議員の田島と裏真鷲たちが狙う石川が、所属タレントのひかりについて話し合いをしていました。
(田島議員)ひかりちゃんCM決まって良かったな
(石川)ははは。いつも有難う御座います。田島議員のおかげで御座います。
(田島)西口君も喜んでるだろ。マネージャーとして
(石川)いやーあいつ使えないんでそろそろ変えようかと思ってるんですよね
そこで、鯖山(戸塚純貴)がわざとウェイターのふりをして飲み物をこぼしました。
(鯖山)失礼します、お飲み物お持ちしました。すいません!拭くもの。
(石川)祐希くん元気ですか?急にどうしました?田島さん。もしもし着替えてから行くわ
田島の退出と石川が部屋に戻るのを呉田と中崎と飛香、彼らに指示を出す浦真鷲に報告する鯖山。
(鯖山)石川戻っちゃいました
(飛香)なんでこんなにh早いの
(呉田)あとどのくらいだ
(中崎)残り3分です。浦真鷲さんどうするんですか。
(飛香)聞いてます?
(中崎)コピーがまだ終わってないんですよ
呉田は石川に接近し、誤って市川のカードキーを拾ったと嘘をつきました。
(呉田)ああいた。さっき間違えてあなたの鍵拾っちゃいました。
その様子をモニターから見る中崎と飛香。
(中崎)なんで渡しちゃうんですか
石川はホテルマンに扮した土生にフロントキーの不具合だと嘘をつかれて、そのままフロントへ移動していきました。
(土生)あ、お客様ただいまフロントキーの不具合が発生しておりまして、交換をお願いしております。
(呉田)もちの論で偽物だよ
(中崎)ほっといてくださいよー
(呉田)ごめんごめん
その1か月後、芸能事務所社長、石川が元社員の西口を訴える民事裁判が起こりました。
事務所側は1億円の損害賠償請求を命じられました。
(浦真鷲)石川さんあなたは所属タレントの竹中ひかりさんが西口さんのパワハラでCMを降板し、1億円の違約金を事務所が被ったと主張されています。
(石川)そうです。彼のせいで事務所全体が誹謗中傷を受けて困っています。
(浦真鷲)おかしいですね、西口さんの主張と異なる。西口さんか石川さんどちらかが嘘をついていることになる
(石川)私は被害者ですよ。西口が嘘をついてるに決まってます。
(浦真鷲)裁判長、追加の証拠提出を。
(石川)なんでこのデータが。
なんと、石川は、西口と共に、所属タレントのひかりにいやらしい内容とハラスメントに該当するメールを送っていました。
苦虫を嚙み潰したような顔をする石川。
(浦真鷲)あなたはあなたはひかりさんだけでなく、所属俳優たちの弱みを握って意志そぐわない仕事を強要していた。
(藤沢)裁判長、本件とは関連性がありません。
(浦真鷲)従わない方にはこのデータを使って恐喝までおこなってる。1つの嘘を通すには20の嘘が必要だと言います。他人を犠牲にすることを何とも思わない屑に嘘は向いてない。完成された嘘でなければ真実は越えられない。私からは以上です。
その被告の弁護に立つ男こそ、裏真鷲でした。
(石川の関係者 藤沢)こんなやり方、いつか弁護士資格を失うからな
(浦真鷲)嘘で塗りつぶされた真実を嘘で取り戻しただけだ。
一級建築士の資格を持つ弁護士で、手に入れられるはずのない証拠を提示し、裁判を勝訴に導く類稀な弁護士だったのです。
石川の件が無事、解決し、「はかり建築設計事務所」と表向きの看板を掲げた、浦真鷲の「まどり法律事務所」に帰る一同。
(鯖山)…野郎、お前何回言うんだよ。何度も何度も同じことを
(呉田)中崎デビュー戦お疲れーなかなか素質あるね。
(中崎)僕本当は弁護士事務所でバイトしたかっただけなんですけどね
(飛香)署長、今回もがっつり赤字です。
(呉田)ま、人々の笑顔のための必要経費ってことで。あー勝利の美酒はやっぱ美味いな
(鯖山)飲むのもいいけどちゃんと働いてくださいよ!これ!まだ基本設計フィックスしてないんですよ!お前にも言ってんだよハブ。まだやってるから手伝ってよ。浦真鷲さん、プランの修正まだですかー。弁護士の仕事もそうですけど建築のほうもお願いします。
(土生)じゃあ時間なんで失礼します
(飛香)残業代出ないよ
(鯖山)え、俺も?
(土生)鯖さん採用労働制だから
(浦真鷲)これなんだよこれ。いや。ゲーリーのグッゲンハイム。この曲線いつみても美しいな。やっぱり有機的なフォルムにするべきじゃないのかな。
浦真鷲は、建築士のため、建築物に見とれていました。
(呉田)いやいやいや、弁護士も建築士も自分の好みよりクライアントの意向でしょ。
(鯖山)ちょっとまだ仕事。ハブ、持ってこいそれ。
(呉田)まぁまぁまぁ焦ったところでいい仕事は出来ない。
(呉田)結局、田島議員の尻尾掴めませんでしたね。急に帰っちゃって悪運の強い奴ですね
同じ頃、「コルディア総合法律事務所」に勤める、弁護士、常広茉希(月城かなと)麻生縁(志田未来)はジムで鍛えていました。
(飛香)また勝ったね。石川修人の裁判。浦真鷲弁護士が見事勝利
縁(志田未来)あんな弁護士私は認めません!髪の毛は長いし裁判でも服装ちゃんとしてないし。
(茉希)まぁその辺はアウト寄りだけどさ。でも依頼人を守れてるんだし、弁護士としては正解?
(縁)だとしてもあの人のやり方は正義じゃない
(茉希)縁は真面目だね。弁護士としては弱点だよ
(縁)あ、もうこんな時間
田島は石川修人の報道で、秘書に八つ当たりしていました。
(田島)あいつのせいで厄介なことになった。今は大事な時期だ。余計な波風は立てたくない。
(衆議院秘書 室田)【林泰文】後処理はすべて済んでおります。
(田島)おー有終の秘書で良かったよ。どっかの無能とは大違いだ。
縁は、目黒区で、ホステスの女性殺害事件で、拘留中の被疑者、パダム・ガルディに面会します。
縁はパダムの弁護士を担当することになったのです。
(縁)パダムさん初めまして。弁護士の麻生縁です。今日からあなたの弁護を担当します。
(パダム)俺は殺してない!
(縁)マンションの防犯カメラにあなたの姿が映ってたんですよね
(パダム)荷物を配達しに行っただけなんだよ。警察も誰も信じてくれない。
(縁)私もあなたのことを信じます。だからあなたも私のことを信じてください。
「コルディア総合法律事務所」に勤める、麻生縁は、パダムの件を報告しに上司で代表の第三と右京弁護士会会長森木銀次(生瀬勝久)と話し合いました。
(森木)冤罪?
(縁)はい、パダムさんは犯行を否認していました。
(森木)検察が起訴を決めたからにはそれなりに証拠があるでしょう。
(縁)でもこの事件、状況証拠の積み上げだけで結論を急いでいるような
森木は縁の正義感の強さにことごとく呆れていました。
(森木)これ以上ね!正義感だけで突っ走るのは控えていただけませんか?そのうちあなた…麻生さんのおかげで胃薬が手放せませんよ。
(縁)お大事にしてください。
先輩の茉希とパダムのケースについて話し合う、縁。
(茉希)この事件勝てる可能性0.1%
(縁)1000回に1回は勝てます。依頼人を守るのが弁護士の正解なんですよね?
(茉希)諦める気0%か。
その頃、浦真鷲は呉田と設計図を作っていました。
(浦真鷲)ここもう少し抜けがほしい。あと柱を増やしたい。
(呉田)間仕切りを外せるか検討します。柱?採用条件は?
(浦真鷲)履行で空気が読めて嘘がうまい。
(呉田)分かりました、連絡しておきます。
続けて、縁はホステスの被害者の千晴の家を大家、井川に開けてもらい、調べていました。
(縁)あの防犯カメラの映像見せてもらえませんか?
(井川)防犯カメラの映像は検察の方が持ってきましたよ
(縁)でもバックアップがありますよね
(井川)それも全部です。証拠保全のためだそうです。
(縁)分かりました。では事件現場を見せてください。そんなところにブレーカーがあるんですね
(井川)住んでる方の趣味でここに設置したんですよ
(縁)遺体が見つかった時はどんな状況だったんですか?
(井川)仕事に来ないんでお店の人が心配して見に来たそうです。
(縁)仕事、キャバクラですよね
(井川)頭から血を流してそのあたりに
縁は次に、千晴の店の同僚ホステス、サキに話を聞きます。
(縁)千晴さんはお店ではどんな感じだったんですか
(千晴の同僚ホステス サキ)千晴はあざとかったんでよくお客さんに勘違いされて口説かれてましたよ。あ、でも本命の彼氏がいたんで
(縁)恋人がいたんですね
(サキ)有名人の息子と付き合ってるっていつも自慢してた。SNSとかでも匂わせ溶かしてて。あれ?このあたりに写真あったような。
(縁)その彼氏、どんな人か分かりますか?
(サキ)国会議員の田島なんとかの息子
(サキの同僚)さき、あんまそういうの言わないほうが
(縁)議員の息子と付き合ってたの
(サキ)そう。最初は隠してたけど自慢したすぎてバレバレだったよねぇ。じゃあごめん呼ばれちゃったから。
(同僚)あ、私、全然仲良くなかったんで。
店には、鯖山と土生が客として潜入捜査していましった。
麻生縁は、森木に田島佑希とホステスの千晴の件についてこれ以上追求しないほうがいいと注意をされました。
(縁)被害者は衆議院議員の田島あきらの息子、田島祐希と結婚前提の交際をしていたんです。
(森木)それだけで疑ってるんですか
(縁)あくまでも可能性の話をしてるだけです。
(森木)やはりこの件で余計な詮索はしないで。
(縁)どうしてですか
(森木)相手が相手です。不用意で動けば麻生さん個人の問題では済まないでしょ
(縁)だからって、立場の弱い人間を切り捨てるんですか!力のある側の人間が弱者を食い物にするのを見過ごせと?
(森木)法廷で問われるのは正しさではなく、証拠から積み上げられた真実です。そこをはき違えれば依頼人は救えません。田島祐希は事件当夜、お父さんの田島議員と食事に行っていたようですよ。
森木は縁に田島のSNSをプロジェクターに映して納得させようとするのでした。
田島祐希は、父親になんとか千晴の件を揉み消してもらおうとしていました。
(祐希)父さんごめん、まさかあんな写真撮られてたなんて。おい、この週刊誌訴えてくれよ。キャバクラにも変な記者が聞き込みに来たって連絡あったんだよ
(田島祐希の弁護士 藤沢)分かりました。すぐに訴訟の準備を始めます
(田島)お前はもういい!こいつに頼もうじゃないか。
(田島の秘書 室田)浦真鷲ですか?ですが先日の裁判ではこいつのせいで
(田島)敵すら取り込むのが私の信条だ。そこの負け犬なんかよりよほど期待が出来る。金さえ詰めば浦真鷲も動くだろ
田島は室田と祐希の前で、藤沢を罵倒しながら、息子の祐希の弁護を浦真鷲に頼もうとっ決めるのでした。
その頃、浦真鷲の事務所ではカップルの依頼人の担当を土生(神尾楓珠)がしていました。
(土生)3割増しですね。お2人のご要望を全て入れた場合、少しご予算を超えてしまいそうで。
(依頼人夫婦)ちょっと予算オーバーかも
(呉田)どれを優先するかで調整できますから一緒に整理していきましょう。
(浦真鷲)報酬は相場の3倍、それでよろしいですか?
(依頼人夫婦)え?3倍?
(呉田)お隣はぼったくりです
(土生)関わらないことをお勧めします。
浦真鷲は、田島親子の秘書、室田(林泰文)と電話し、弁護を引き受けることにしたのです。
(浦真鷲)詳しい話は後でお聞きします
(室田)まさかお引き受けいただけるとは思いませんでした。
(浦真鷲)期待に沿えるよう、尽力します。
縁は千晴の被害状況を証拠写真を見ながら検察官と確認していました。
すると、防犯カメラの映像にあるものを見つけました。
縁は喫茶店へ行き、呉田と初めて会いました。
席にバッグを置いた縁ですが、そのバッグを誰かに盗られました。
(縁)あのすいません。ここ私が取っていたんですけど!カバン、カバンを置いてたんです。
縁は自分の席に勝手に座る呉田に苦情を言いました。
(呉田)証拠とかってありますー?じゃあ言いがかりはやめてくださーい
(縁)証拠って
(縁)済みませんでした
間もなく、浦真鷲が登場しました。
(呉田)証拠は何かって聞いてんの
(浦真鷲)どこかで見覚えがある?あそこの女性、アングル的にこの席に映りこんでる。それから宅配便のトラックが通った。ドライブレコーダーに控えてある。聞いてみましょうか。我々の勝利だ、どうぞ
(呉田)分かりましたよ、退きますよ。荷物置いたら席確保なんて日本だけだからな
(縁)浦真鷲先生、私も弁護士です。自撮りは嘘ですよね。あの人そんな雰囲気の人じゃなりません。それに宅配のトラックだって通ってないんじゃないですか?
縁は浦真鷲の嘘を見破りました。
(浦真鷲)悪くない観察眼だ。
(縁)嘘で手に入れた席には座りたくないです。もしこの世に嘘がなければいちいち相手の真意を探ったりしなくて済むんです。嘘をつく人がいるせいで嘘をついてない人の言葉までが嘘だと疑われてしまうんですよ。
(浦真鷲)手に入れたんじゃない。嘘で手に入れた真実だ。美しい理念だな。君はル・コルビジェのサヴォア邸のようだ。
(縁)よくわかりません。失礼します。
その後、縁が去っていった後、飛香と鯖山が、縁がどんな人物かを観察していたことを浦真鷲に報告しました。
(飛香)彼女の捜査ノートは全部スキャンしました。
(呉田)で、どうでした?
(浦真鷲)彼女、俺の敵じゃない
こうして、縁はまんまと呉田と浦真鷲、飛香のおとりに引っ掛かったのでした。
縁はくたくたに疲れ、弁護士事務所に戻ると、茉希が田島に関する情報をくれました。
(茉希)お疲れだね。田島祐希がこの週刊誌を訴えるんだって。
(縁)色々ありまして。ああ、千晴さんの記事
(茉希)浦真鷲弁護士がついたみたい。パダムさんの裁判には関係ないけど何してくるかわかんないし気を付けなよ。
浦真鷲たちは田島祐希に取り入るふりをしながら実態を探ります。
(鯖山)でもさーなんで田島の息子、、弁護受けたんだろー?あのパダムって法について息子倒したほうが良くなーい?
(土生)ホント馬鹿ですよね。息子を倒したところで本命の田島議員には届かないじゃないですか。
(中崎)まずは裁判で勝つことで信用を得るってことですね
(土生)さすが中崎
(中崎)鯖山とは違うね。
(鯖山)まぁ俺は分かってたんだけどね
祐希は担当弁護士となった、浦真鷲に自分が被害者だと訴えていました。
(祐希)この記事のせいでネットでは殺人事件も俺が犯人だって書き込まれて。
(浦真鷲)手っ取り早くあのパダムって外国人に罪を認めさせ
(祐希)そんなこと出来るんですか
(浦真鷲)彼は法律に疎い。家族を去勢創刊から守ってやるとか言えば脅せる。そうすれば祐希さんの名誉も保たれる。
(浦真鷲)ところで事件の夜、祐希さんは何を
(祐希)え?もしかして疑ってるですか?
(浦真鷲)あなたを守るために真実を知ってたい。仮に祐希さんから関与を疑われても真実のことを話せば執行猶予がつくかもしれない。殺意の有無によって量刑は大きく変わる。犯行時刻の19時ごろどこで何を
(祐希)あの日は仕事の後、食事に。
(祐希の秘書 室田)祐希さんは田島先生と外食をされていました。証拠もあります。
室田は浦真鷲に田島と祐希がディナーを食べている写真を見せました。
(祐希)千晴はただの遊び相手でした。殺す理由なんてない
(浦真鷲)彼女の家に行ったことは?
(祐希)ないです。一度も
浦真鷲は「まどり法律事務所」に戻り、次の策略を練りました。
浦真鷲は模型を組み立てて、祐希の嘘を暴こうとしました。
(呉田)紺野さんBの部屋でお願い
(紺野)一番高いとこだ
(呉田)ハブ、模型から寸法拾って
(土生)展開図起こしときますね
(鯖山)これ30分の1だねー壁面で当たってー
(土生)分かってます
(呉田)中崎、クロスとパネルのサンプルー鯖山は素材確認して内装材と設備機器リストアップして。紺野さんこれもお願い
(飛香)これ何に使うの
(土生)コンクリートはエイジング塗装で良くないすか
(鯖山)分かってますーこれマルついてるとこネットで探して
(縁)失礼致します。コルディア総合法律事務所に勤める、麻生縁と申します。あれ?ここ浦真鷲先生の事務所じゃ…あれ?どこかでお会いしたことあるような
(中崎)浦真鷲先生ならあちらですよ
(呉田)いえ初めましてです
(土生)先生にどのようなご用件でしょうか?
(縁)結構です。浦真鷲先生失礼いたします。コルディア総合法律事務所の弁護士、麻生縁と申します。
(浦真鷲)君はこないだの
(縁)パダムさんが急に罪を認めました。一体何をしたんですか?蒼井千晴さんの殺害の犯人は、田島祐希の可能性があります。権力を使ってパダムさんに罪を押し付けたんです。一体何なんですか。
縁は、浦真鷲に無実の罪で自分が面会に行っていた外国人男性が拘留されていることを訴えますが、浦真鷲は取材中でした。
やがて、取材を終えた、浦真鷲に祐希は縁を訴えると相談しました。
(祐希)この弁護士、俺を犯人扱いして。
(浦真鷲)彼女を名誉棄損で訴える。こちらの本気が伝わる
(室田)配信元じゃなくて弁護士をですか?待ってください、余計に手を出したらどうするんですか?
(祐希)口出しするな。先生。お願いします。
(浦真鷲)弁護士を訴えるんですか
縁の元に告訴状が送られてきました。
(茉希)いや無理無理無理。死ぬ補と忙しいから
(縁)自分で自分を弁護しますから大丈夫です。法廷で勝つのは権力じゃなくて正しいほうですよね。
浦真鷲は祐希のパーティーに参加します。
浦真鷲の仕掛けにより、目が覚めた祐希は千晴を殺した状況と同じ部屋にいることに驚愕します。
(祐希)あー来た来た。浦真鷲先生の為に可愛い子いっぱい用意した。決戦前の景気づけってことでみんな今日は飲むぞー
(浦真鷲)それはそれは今夜は最後まで付き合いますよ。
(あい)祐希くん一緒に帰ろう
(浦真鷲)帰りに運転しますよ。酔ってないので。
(祐希)あいちゃん?
その夜。
(茉希)明日大丈夫
(縁)前回の期日で現場周辺の防犯カメラ映像に編集の跡があったことを指摘したんですけど、この点については相手も言い逃れが出来てない。田島祐希が映っていた部分を消したんじゃないかと思ってます。
(茉希)じゃあ徹底抗戦だ
民事訴訟期日の裁判が始まりました。
管理人の井川が防犯カメラの映像に細工し、事件当日の田島の映像が残っていません
(浦真鷲)前回、被告が主張していた防犯カメラの映像についてマンション管理人井川さんに来ていただきました。あなたは常習的に郵便物の窃盗をお粉っっていた。その証拠を消すために防犯カメラの映像を編集した。
なんと、千晴のマンションの管理人、井川は郵便物の窃盗癖を隠すため、防犯カメラの細工をしていたのです。
(井川)申し訳ありませんでした。
(浦真鷲)事件当日に映像は残ってない。
(縁)異議あり!誰かを庇っているんじゃないですか?正直に話してください
(井川)嘘ではありません。本当です。
原告尋問で田島祐希が話します
(浦真鷲)あなたが蒼井千晴さんを殺害したと。彼女の家に行ってない?
(田島)はい
(浦真鷲)田島さん、被告は記者に対し、あなたが蒼井千晴さんを殺害したと発言しました。これは事実ではない。彼女の部屋に行ったこともない。裁判長、甲第5号証を利用して質問してよろしいでしょうか?
(田島祐希)はい、行ってません
(裁判長)許可します。
(浦真鷲)この部屋は殺害された蒼井さんが住んでた部屋を部屋を完全に再現したものです。
(祐希)先生どういうことですか
モニターには、千晴の部屋でパーティーの後で目が覚めた祐希の姿が映されました。
(浦真鷲)私の判断で試させていただきました。あなたを守るためです。仮に葵さんが田島さんを殺害していた場合、目を覚ましこの部屋にいることに気付けば、動揺するはずですがご覧ください。完全に平然としてます。タイミング悪く停電してます
(縁)明らかに動揺してるじゃないですか。何故、ブレーカーの位置まで知ってるんですか?
(浦真鷲)偶然、ブレーカーが目に入った、そうですよね
(祐希)はい
(縁)部屋を飛び出すときだって原告はある場所を避けています。そこは蒼井さんが倒れていた場所です。部屋に行ったことありますよね。
(浦真鷲)麻生弁護士の言うことは全てこじつけだ。
(縁)ですがこれは偶然では片付けられません
(浦真鷲)そこまでおっしゃるなら田島さんの潔白を盤石にする証拠がもう1つありますが。マンション管理人の井川さんが自身の窃盗を隠すために削除した事件当日の映像、復元しました。これを確認すれば田島さんがカメラに映ってないことが証明されます。
(衆議院議員秘書 室田昴)【林泰文】おい、待て。余計なことをするな
ふと、祐希はネイルを拾い上げました。
浦真鷲は祐希の車の中で蒼井千晴のネイルが落ちていたと伝えました。
(浦真鷲)それは先日、祐希さんの車の中で見つけたものです。
(縁)それは蒼井さんの人差し指についてたネイルじゃないですか!遺体の人差し指からはネイルが取れていました。揉み合った時に取れてしまったんじゃないですか?やはり、蒼井千晴さんを殺したのはあなたですね
(祐希)違う。俺のじゃない
(浦真鷲)それはあなたの憶測にすぎない。祐希さん落ち着いて、この映像を見せれば真実が分かる。裁判長、動画の再生をお願いします。
(祐希)あいつが勝手に転んだんだ。俺は殺してない
(浦真鷲)ちょっと待ってください。それは、あなたが嘘をついていたということですか
(祐希)ちょっと突き飛ばしたら転んで、殺意はなかった。執行猶予になるんだろ
なんと、祐希は千晴を突き飛ばして、打ち所が悪く、亡くなりました。
(浦真鷲)お前の嘘には美学がない。麻生弁護士、思わぬ展開になりました。残念ですが、健闘を祈ります。裁判長、私からの質問は以上です。
その後、呉田、中崎、飛香、土生、鯖山は、「千晴の部屋」を再現した室内を片付けます。
そして、アイは報酬をもらいました。
(呉田)あいちゃんご苦労様。また何かあったらよろしくね
(鯖山)結局、防犯カメラの映像を復元したのも嘘だったんでしょ。
(中崎)はい、ディスクの中身は空っぽでした。
(飛香)ネイルもSNSを見て作った偽物。
(土生)息子を助けると見せかけて田島議員の懐に入り込む。と見せかけて結局2人ともやっつけちゃいましたね
(呉田)上出来だな。中崎
(あい)呉田さんこれ全部持って買っていいんですか
(中崎)そういえばアリバイの写真も最初から嘘だって分かっていたらしいですよ。背景に映ってた道路。あの日19時は渋滞していませんでした。
(鯖山)知ってて泳がせたってわけか
(土生)味方ならいいけど敵なら怖すぎ
浦真鷲たちが、田島祐希が犯人として裁かれるよう、細工をしたのです。
千晴のネイルは飛香による偽物でした。
そして、浦真鷲は森木銀次(生瀬勝久)は業務停止処分を受けました。
(森木)依頼者の利益に反する行為に及び誠実義務に違反した浦真鷲直人弁護士。弁護士法第56条1項に基づき、本日付で業務停止処分とする。君は弁護士失格だ、何か言い残すことは?
(浦真鷲)アイリーングレイは言った。創造をするためにはまず全てを疑えってな。
(森木)アイリーン?誰?知ってます?
その頃、祐希の父、田島は大物政治家の古瀬(北村一輝)に弱みを握られていました。
(男)日本の支社も軌道に載りました。
(古瀬)お父さんも立派だ。
そこへ祐希の父、田島が到着しました。
(田島)古瀬先生遅れて申し訳ありませんでした。
(古瀬)事務所にね、匿名で写真が届きましたよ。悪だくみの証拠と一緒に。石川さんでしたっけ雄愛していたんですね。隠しごとですか。まぁまぁお立ち下さい。息子さんの件ですよ。もう先生個人の問題ではなく、党全体の問題になりかねません。申し訳ありませんが、室田くんそろそろこちらに戻ってきてくださいよ。
(室田)承知いたしました。
(若い男性)美味い
(古瀬)だろ
縁は無事、潔白となり、パダムの無実も証明されました。
そこで、縁は、森木から浦真鷲の監視を頼まれました。
(森木)パダムさんの無罪判決良かったね。
(縁)悔しいですが浦真鷲先生のおかげです。
(森木)ちょうど良かった。君に彼の監視を頼みたいんだ。これ以上、彼の暴走を放っちすれば弁護士会全体の信用に関わる。弁護士会会長としてのお願いだ。君が訴えられたせいでうちの事務所はクレーム対応に追われたんだよな。本当に大変だった!毎日とは言わないよ週に2,3回。それに彼も合格だって言ってたよ。頑張ってね
(縁)私には無理です。…分かりました。
こうして、浦真鷲の事務所に来た縁。
(縁)というわけで、今日からよろしくお願いします。遊んでないで業務停止作業してください。ホームページの削除とか外の看板も外してください。
(浦真鷲)どっちもない。麻生君を訴えたせいで建築の仕事が山ほど溜まったのに。
(縁)嘘つかないでください。え?浦真鷲先生、建築士なんですか?そんなことより、どこからが嘘だったんですか?田島祐希から弁護士の依頼が来るようにわざと週刊誌にリークしたんですか?彼を法廷に引きずり出すため、わざと私との民事裁判を起こしたんですか?。どうして業務停止になったんですか?あなたほど頭がある人なら業務停止にならずに、田島親子を追い込む方法はいくらでもあったはずです。
(浦真鷲)悪くないが今日もつまらないか。弁護士に疲れた。嘘だ。
BLACKTRICK1話~裁きを操る弁護人~1話感想・みどころ
面白かったですね!
建築士の能力と弁護力で、華麗に騙し合いをしながら、嘘を暴いて真実をあぶり出す浦真鷲率いる「まどり法律事務所」の面々の連携プレイが最高でした。
議員の息子、田島祐希は、親に守られながらホステスの千晴と交際し、口論の末に、千晴を突き飛ばして殺害してしまいました。
所謂、DVに近い殺人だと思いました。
祐希は「ちょっと突き飛ばしただけで転んだ。殺してない。執行猶予がつくはず」と反論してて、正真正銘の「黒」でしたね。
父親の後ろ盾にずっと守られてきた祐希は人の痛みが分からない大人になってしまった印象です。
今回、無実の罪で捕まった、外国人の宅配業者のパダムの潔白が晴れ、事件を通して、パダムの弁護士となった縁も、田島からの告訴に勝つことが出来て良かったですね。
ちょっと変わり者の浦真鷲のミステリアスな人物像と、正義感が人一倍強く、心熱き縁が、関わることになり、個性豊かな浦真鷲の事務所の面々と次の事件に向かう姿が楽しみです。