BLACKTRICK~裁きを操る弁護人~10話あらすじネタバレ
弁護士としての業務停止期間が終わるな否や、古瀬義親(北村一輝)に名誉棄損で訴えられた浦真鷲直人(GACKT)。
(コルディア総合法律事務所の麻生縁の上司、森木銀次)(生瀬勝久)まさかあんな大物政治家に訴えられるなんて。笑えないよ。3億の損害賠償請求ってさすがに彼も詰んだかな。今回ばかりはどうかね
(コルディア総合法律事務所の麻生縁の先輩弁護士 常城茉希)(月城かなと)ある意味、持ってますね。いやー、あの先生のことだし、なんか作戦あるんじゃないですか?
(森木)さて、どう転ぶかな?
コルディア総合法律事務所の代表で、第三東京弁護士会会長の森木銀次(生瀬勝久)は、浦真鷲を気に掛け、力になろうとしていました。
請求額3億円のスラップ提訴が始まりました。
(庄司)被告は原告古瀬義親議員が、裏金を受け取り、さらには殺人事件への関与まで疑われていると、RGC RESORTSカン氏に対し、主張しました。その主張を裏付ける客観的証拠をお持ちですか?被告代理人
(縁)現在、調査中です
(庄司)つまり、カン代表に主張した時点で、証拠すらなかった。
(麻生)それも含めて調査中です。
(庄司)現時点で、証拠はないと?お願いします。こちらはカン代表が被告に提出した資料です。裏金として渡った議員工作に利用した記事を捏造させたと極めて重大な事柄が並んでいます。しかし、被告曰く証拠はないと。しかもこの雑誌発売されてもいない。
(裁判長)被告代理人、現時点で原告の不正を裏付ける客観的な証拠は提出できますか?
(麻生縁)(志田未来)調査中です
(裁判長)被告代理人は次回までに、証拠を含め、検討してきてください。
口頭弁論で古瀬川は、浦真鷲がRPGリゾート代表のカン・ジュンホ(山口祥行)にデマを流したと訴えます。
デマの内容は古瀬が裏金を受け取り、議員工作を行い、さらには殺人事件への関与も疑われているといったものです。
浦真鷲の主張が正しいのなら、それを裏付ける証拠はあるのかと問われるが、被告代理人の麻生縁(志田未来)は、調査中としか答えることが出来ませんでした。
はかり建築設計事務所に集まり、今後の作戦を練る縁、土生洸太(神尾楓珠)、鯖山周平(竹財輝之助)、紺野飛香(三浦真椰)、中崎遊星(春本ヒロ)。
(縁)何か情報を掴まないと、このままじゃ負けます!
(飛香)証拠って
(縁)古瀬と千堂組が関係している何か!
(鯖山)そうは言ってもねぇー千堂組が全部、泥被っちゃってるからなー
(呉田)金の流れでは古瀬にはつながらないかもな
(中崎)じゃ、承認とか内部告発とかは?
(鯖山)それも今から探すのは厳しいっしょ
(浦真鷲)どうでもいい。裁判の勝ち負けなどどうでもいいと言ってる。
(縁)3億ですよ?!
(浦真鷲)3億は脅し。名誉棄損に業務妨害が乗っても、せいぜい一千万だろ。今回の狙いは、こいつを法廷に引きずり出す
(鯖山)一千万でもうちにはちょっときついっすけど
古瀬と秘書の室田(林泰文)は策略を練ります。
(庄司)庄司先生から報告がありました。浦真鷲側には何ら立証する手立てはなかったと。
(古瀬)こちらが不正してるうわけではないですからね
(室田)勝訴は堅そうですね
(古瀬)それよりもRGCのカン代表には随分、迷惑掛けちゃいましたよね
(室田)改めてお詫びと御礼をお伝えしておきます
(古瀬)あとは裁判ですか…価値亀よりもこれ以上、IR事業の邪魔をされると困りますからねぇ
(古瀬)とはいえいい風が吹いていますか
その頃、古瀬の側近の、ドンヒョク(セヨン)を説得する縁。
(縁)あなたも古瀬議員に疑念を持ち始めてるんじゃ
(ドンヒョク)あれはただの気まぐれです。私は古瀬さんを自分の父のように慕っています。浦真鷲という男の言うことは信用できません。
しかし、ドンヒョクは未だに古瀬を自分と母と妹と父の仁藤の件で世話になった恩義を大切にしていて、古瀬を信用しきっています。
(縁)ドンヒョクさんだって真実を知りたくないですか?なにかを隠したり誤魔化したりいつだって悲劇は嘘から生まれる。私はただ、真実を明らかにしたいだけです。
ドンヒョクを連れて、はかり建築設計事務所(間取り法律事務所)へ戻る縁。
(呉田)(中崎)(鯖山)ちょっと…信用できるのか、この前はさ
古瀬側のドンヒョクを半信半疑で疑う呉田ら。
(浦真鷲)そろそろ俺に会いたくなったろ
(ドンヒョク)僕はまだあなたを信用できません。真実を明らかにしたいという江西さんを助けに来ました。
(鯖山)強力なライバル出現だな
(ドンヒョク)それで何が知りたいんですか?縁さんを使って俺を呼び出したということは何かを知りたいってことですよね?
(浦真鷲)正解。優秀な男は話が早くて助かる。
縁は、仲間達に事情を話しますが、浦真鷲はドンヒョクに議事録を見せて、古瀬の不正を暴く手がかりを集めるつもりでした。
(ドンヒョク)議事録?
(浦真鷲)RGC側と日本のIR事業チームとの間で行われた会合。この数年間の物を酢べえて
(縁)だって議事録なんて持ちだしたらドンヒョクさんが
(浦真鷲)証拠提出はしない、あくまで参考にするだけだ。私はあくまでルールを守って精一杯やった。後悔などしてない。美志を救えなかったとき同じことが言えるのか・
(ドンヒョク)構いません、議事録をお見せします。私の願いただ一つ…真実が知りたい。議事録です。
そこで、ドンヒョクは浦真鷲の妹の弁護士で、古瀬による冤罪で拘留中の白元美志(映美蔵ら)の再審請求と古瀬の不正を暴く為、協力することにしました。
(ドンヒョク)全議事録ここにアップしてます
(土生)定例会議、事業者選定会議、財務報告会議…会議、会議、会議
(鯖山)国家事業案件だからねそれこそ無数に。
(飛香)これ1つの会議で何ページ分あるの?
(浦真鷲)まずは5年。議事録に出てくる企業名を全て書きだす事。
(中崎)これ全部読むんすか
(呉田)よーしいっちょやるか
(土生)(鯖山)これ全部やるの?
(縁)司法試験に比べればこれくらい!
(中崎)土生さん、土生さん、これAI使ったほうが楽じゃないですか。
(土生)中崎たまにはやるね
(鯖山)呉田さん、この翻訳アプリダメ。微妙。
(呉田)ホントだ。結構省略されてるからな
(飛香)日央建設。
(中崎)神楽アーバン開発
(土生)東都電鉄
(鯖山)安井証券。
(鯖山)(土生)T&Uエージェンシー、満倉物産っと…。
(飛香)満倉物産被ってます。さっき張りました。
(呉田)複数出てきた企業、こっち持ってきて、まとめるから
(縁)京葉トラベル
夜食とソフトドリンクを飲みながら、5年分の議事録に掲載された企業名をまとめ続ける、縁、鯖山、土生、飛香、呉田、中崎達。
(中崎)夜食買ってきましたー
(土生)うわー中崎分かってる。やっぱ鮭だよね!
(中崎)ですよね
(呉田)この時間は飲んだ方がはかどるの
(飛香)また飲んでる。
翌朝、5年分の企業名を調べ上げた縁達。
(土生)やっぱ大企業ばっか
(鯖山)壮観っすね
(呉田)国家事業だからな
(縁)出来ました、5年分
ところが、縁達が徹夜明けで奮闘してきた企業の名前が書かれた付箋紙を全部、捨てるように外す浦真鷲。
(鯖山)ちょっと待って、浦真鷲さんちょっと待て
(中崎)完徹の結晶が
(浦真鷲)ここに残した企業もう一度細かく調べてくれ
(鯖山)でもこれ聞いたことない会社ばかりじゃないですか
(浦真鷲)だからだ。国家事業に普段は関わらない企業が、何故、ここに出てる
(縁)つまり、権力者の息がかかってる可能性がある
(浦真鷲)正解。成長したね。
(呉田)よし、これらの企業洗うぞ。社長、役員、事業内容、徹底的にな
浦真鷲は縁達が必死になって調べ上げた企業ではなく、古瀬達が関わっていた新たな企業の詳細を調べるように指示するのでした。
(室田)浦真鷲側から証拠の提出はないということです。次回期日で何も提出出来なければ裁判所もこれ以上審議を続ける必要がないと判断し、結審するだろうと。
(古瀬)まぁ窮鼠猫を嚙むって言いますからね。
ドンヒョクを招いて話し合う浦真鷲達。
(ドンヒョク)T&Uエージェンシー。
(鯖山)はい、広告っ代理店で社員15人の小さな会社でした。
(土生)普通、国家事業に社員15人は入らないんですよね?
(中崎)IR特区で運用されれう決済システムの製作をしているみたいです。
(飛香)システム?広告代理店なのに?
(ドンヒョク)この会社覚えてます。RGC側からは実績が足りなくて参加するのが難しいと判断した会社でしたけど日本側の意向で
(呉田)日本側?つまり政治家案件ということか
(ドンヒョク)はい、古瀬さんの口添えがあったと記憶しております。
(呉田)ぷんぷん匂うよなぁ
(浦真鷲)もう1つ、役員の中に興味深い男がいる
法廷にてー。
(庄司)被告人は原告側の不正を裏付ける証拠を提出されておりません。よって原告は
(浦真鷲)裁判長、新たな証拠を提出します。
そこで、浦真鷲側はT案んどUエージェンシーの証拠をモニターに出しました。
(浦真鷲)T&Uエージェンシー、社員15人の広告代理店
(縁)取締役の霧山和彦氏は、古瀬議員の後援会長、桐山耕太氏の息子です。古瀬議員の選挙ポスターを長年、請負い、講演会の会報や選挙ポスターの製作も
(庄司)本件は名誉棄損ですよ。選挙ポスターの製作は関連性が見えません。
(裁判長)被告側は結論を
(浦真鷲)この会社が今回のIR事業で何を受注したのか、システム開発費27億円。随分、信頼されてるんですね。
(縁)このシステムは既に試験運用されていて、今度のエキスポでも導入される予定です。ところがT&Uエージェンシーに実績開発の実績がない。実際の開発は外部偉業へ再委託されています。そしてこの決済システムはからくりがあります。IR特区内では一部の商品、サービスについて税負担が軽減される予定です。その減税分を決済システムの手数料に、上乗せしてます。
(浦真鷲)つまり、実績のない会社が古瀬議員の政治活動を長年、支え、その会社だけが莫大な利益を生み続ける事業を独占した。では!本人を呼んで聞きましょう。被告側は原告、古瀬義親議員の本人尋問を申請します。
(庄司)裁判長、原告への利益供与を示す証拠ではありません。これは不当に
古瀬と千堂組の関係を示す証拠を何かと掴まなければならないが、千堂組が泥を被った今、金銭の流れを明らかにするのは厳しい状況です。
縁は浦真鷲の妹で、「コルディア総合法律事務所」の先輩弁護士、白元美志(映美くらら)に報告に行きました。
白元は古瀬達の策略で濡れ衣を着せられ、冤罪で拘留中です。
(縁)裁判の潮目が変わりました。さすがの古瀬側も焦っていると思います。あっちの牙城を崩せば、きっと仁藤武史さんの事件にも進展があると思います。
(白元)お兄ちゃんがそう言ってたの
(縁)ハッキリは言ってないけど何か考えがあると思います
(白元)くれぐれも気を付けて。あの時も思いもよらない証拠や証言が出て来て、あっという間に形成が変わってしまったから。
(縁)大丈夫です。必ず再審も必死に勝ち取って見せます。一緒に頑張りましょう。大樹君のためにも。
はかり建築設計事務所に戻った、縁はドンヒョクに裁判の証言台に立つように頼みました。
(ドンヒョク)古瀬さん、本当に来ますかね
(縁)分かりません。ただチャンスです。ドンヒョクさんもう1つお願いがあります。被告側の証人として出廷していただけないでしょうか?分かっています。証言台に立つということはでもここで、白黒はっきりさせたいんです。古瀬議員と直接対立することです。
(ドンヒョク)分かりました。私からも話しておきたいことがあります。
その夜、浦真鷲達は、古瀬の不正を暴くための「嘘の設計図」を作りました。
(浦真鷲)これがラストピース、全てを疑った先に真実が見える
古瀬は不利な状況にならないよう、庄司を呼び出して話し合っていました。
(古瀬)どういうことですか
(庄司)申し訳ありません。まさか…
(古瀬)言い訳は結構ですよ。これからどうするか教えてください。案があるからここにいるんですよね。室田君どう思いますか?
(室田)ああ
(ドンヒョク)失礼します
(古瀬)待ってましたよ
後日、第四回口頭弁論期日となりました。
古瀬が公務の為、出頭できないことで被告側の証人としてドンヒョクが証言台に立ちました。
(裁判長)尋問側に立つはずだった古瀬議員ですが本日、公務のため、出頭が難しいとの連絡がありました。古瀬さんの尋問については改めて調整します。では…その後に予定されていた証人の尋問を行います。被告側の証人、イ・ドンヒョク
(縁)T&UエージェンシーをIR事業に参画させたのは古瀬議員の意向ですよね?
(ドンヒョク)違います。古瀬議員は一切関与していません。指示をしたのは室田さんです。
(縁)待って下さい。あなたはRGC側の交渉担当者として古瀬議員側と何度も協議してますよね?指示をしたのは古瀬議員ですよね?!古瀬議員からT&Uを使うように求められたことは?!
(ドンヒョク)協議したのは室田さんです。ありません…m樹ロタさんです。
ドンヒョクの予想外の態度に、戸惑いを隠せない縁と冷静な浦真鷲。
(裁判長)古瀬議員から指示を受けたことはありますよね?イ・ドンヒョクに対する証人尋問は終了します。続いて、被告代理人証人、室田昴。
(庄司)証人、T&UエージェンシーのIR事業参画について古瀬議員から指示を受けたことはありますか?
(室田)ありません
(室田)では誰が決めたんですか?
更に証言台に立った室田も古瀬を庇いました。
(室田)私です。T&Rエージェンシーの決算システムも全て私が独断で進めました。古瀬議員は何も関係ありません
(縁)27億の計画ですよ?秘書のあなたが古瀬議員に何の相談もなく?
縁は室田の立場的にT&Uエージェンシーの決算システムもIR事業も全て室田だとは思えません。
(室田)古瀬先生は何も知りません。責任は全て私にあります
(浦真鷲)トカゲの尻尾切りだな
その後、古瀬、室田、ドンヒョクは話し合います。
(古瀬)お疲れ様
(ドンヒョク)お役に立てて何よりです
(庄司)相手もまさかだったでしょうね。これで古瀬先生に司法の手が及ぶことはないかと思います
(古瀬)室田君、申し訳ないね、貧乏くじ引かせてもらって。大丈夫ですよね?庄司先生
(庄司)はい、室田さんが金銭を授受していた事実がなければ起訴はされない、安心してください。
(室田)本当に大丈夫でしょうか
(古瀬)どうしたんです?私の光景を狙う人がそんな弱気で、心を強く持ってくださいよ。大丈夫ですよ。アフターフォローしますから。室田君と室田君の家族は私が責任もって面倒を見ますから。
しかし、室田の家に警視庁が来て、T&RエージェンシーのIR事業について任意の取り調べをするように訪問してきました。
(的場)(飯田基祐)室田昴さんですね。警視庁の的場です。IR事業に関することで少しお話伺えますか?表はマスコミが張ってるので裏から回ります。
(室田)古瀬先生から話がいってるんだろ?穏便に。
(的場)決済システムに関してはっやはりあなたが勝手に進めたことだと?
(室田)ええ。古瀬先生にはご自身の与り知らないところでご心配、ご迷惑をおかけしてしまいました。
(的場)今日お越しいただいたのは実は、別件なんです。白元美志と仁藤武史の事件について新情報が出てきました。実はある物が見つかりましてね
ドンヒョクは古瀬に電話をします。
(ドンヒョク)古瀬さん大変なことになりました。
古瀬はとある施設を訪問しました。
なんと、ドンヒョクがわざと倒れていました。
浦真鷲と縁が来て、古瀬に真相を突きつけます。
(浦真鷲)一通りこんな感じだったんだろ。当時ここは立体駐車場だった。誰も覚えてないよな?そしてあの時の出来事を覚えている人間もほとんどいない。
(古瀬)何の話ですか。室田君?
プロジェクターには室田が的場から任意の取り調べを受けている様子が映し出されました。
(浦真鷲)本物の捜査官だったから疑う余地もなかっただろ
的場は浦真鷲に協力して、室田に本当は任意の取り調べで、白元美心志の冤罪と仁藤が亡くなった真相について聞いていたのでした。
(的場)仁藤武史の遺書が出てきたんです。先程、古瀬議員が提出してきました。
(室田)先生が?
(的場)あなたの机から出てきたと。事件の細工をしてたのはあなただったんですね
ここで、室田は古瀬への日頃の積もりに積もった感情を的場に訴えました。
(的場)これで分かっただろ?古瀬はお前を守ってなどない。どうした?あの人がなんだ、全て話せ。
(室田)私だってイヤだったのになのにあの人が!私に選択肢はなかったんだよ。あんただって同じだった呂
室田の映像を見た古瀬はまだしらばっくれますが、浦真鷲は厳しく追及し続けます。
(古瀬)こんな子供騙し、姑息すぎませんか?彼が何を言おうが私には関係ない事です
(浦真鷲)お互い様だろ。随分冷たいな。あんたの後継だろ。
(古瀬)後継ですかこの仕事はですねー小心者には務まらない。秘書は代わりはいくらでもいますしね。
そこで、室田を連れてきた、鯖山、土生、飛香、呉田、中崎
(土生)ライブとは行ってませんでしたよ
(鯖山)まんまと騙されましたね
(飛香)急げ急げー
なんと裏真鷲達が的場と手を組んで室田を任意取り調べさせたうえで、古瀬を裏切って真実を暴露させるように仕向けていたのでした。
そして取り調べさせていた部屋は本当の警視庁ではなく、中崎、飛香、土生、鯖山、呉田らが作った警視庁の取調室を模したセットを倉庫に作っていたのです。
(浦真鷲)これで分かっただろ?古瀬はお前を守るつもりなどない。
(古瀬)私も忙しいのでよろしいでしょうか
(呉田)ここまで来たら腹くくりましょうよ
(浦真鷲)役者は揃った。特等席で話聞かせてもらおうか
室田は古瀬の不正と加担させられていた実態、美志が着せられた冤罪と仁藤の死の真相を話し始めました。
(室田)港南市で都市開発の埋め立て地で異臭騒動が起こった。反対運動が起こった。反対運動が激しかったためすぐに水質の検査をした。結果が出る直前に、私だけ先生に呼ばれた。先生は当時第二秘書だった私にデータの改ざんを依頼した。しかし検査結果を調べた白元先生が独自に調べて数値がでたらめだったことが判明した。その報告を受けた仁藤さんが改ざんに気付いて。
古瀬は室田に仁藤が担当している業務の水質のデータを改ざんを頼みました。
(古瀬)仁藤さんは堅物ですからね。宜しく頼みますよ。
(室田)承知しました。
仁藤は室田が古瀬の指示で改ざんした水質の数値を見て、文句を言いました。
(室田)でもこれはあなたの名前で出された書類ですよ。もう手遅れです。
(仁藤)自分が何したか分かってんのか!ふざけんな!
(古瀬)どうしたんですか大きな声出して。仁藤さん、あなたの正直さは大変、評価してますよ。しかしですね、政治というのは一筋縄ではいかないんですよ、その辺をもう少し理解していただきたい。
(仁藤)しかしこれは改ざんですよね
(古瀬)バレればそうなりますね。いいですか?この問題が明るみに出れば責任を問われるのは、仁藤さんあなたです。嫌勿論、私や党全体の問題にもなりかねません。この計画に関わった何千、何万の人達、そしてその家族の生活が大きな影響を受けるでしょう。あなたは自分の正直さを貫くために、その家族を犠牲にする覚悟、その覚悟があるんですか?どうなんですか?仁藤さん
(仁藤)済みませんでした
(古瀬)アフターフォローはしっかりしますから。なにがあっても仁藤さんや仁藤さんの家族の面倒は私がしっかりと見ますから
データ改ざんは全て古瀬が指示し、仁藤の立場を利用して脅していました。
室田は真実を話し続けます。
(室田)古瀬先生は私に仁藤さんを見張るように言いつけた。そして見失った一瞬のすきに。声をかけようとしたけど、一瞬の出来事で
室田が声をかけようとし、仁藤を尾行してビルに入った際、仁藤は自らビルから飛び降りたのです。
(古瀬)自殺?
(室田)古瀬先生は厄介ごとが嫌いです。私は仁藤さんのスマホで白元先生にメールを送り呼び出した。
なんの疑いもなく、白元は現場に来て、仁藤に呼びかけました。
(浦真鷲)その後、あんたが根回しした。正義の弁護士が裏で取引を行い、挙句殺人にまで手を染めたストーリーに世論は食いついた。いや、世論だけじゃない!
大切な妹を冤罪事件の被害者にされた浦真鷲は憤りをあらわにしました。
(縁)当時、仁藤さんの死亡推定時刻にもズレがあったにも関わらず、警察内部に指摘する人間はいなかった。白元先生は冤罪の罪を着せられた。
ドンヒョクは仁藤から久し振りにメールをもらったが今思えばそれが飛び降りる直前の遺書だったと知ったことを浦真鷲と縁に話しました。
(ドンヒョク)ずっと、ずっとおかしいと思ってた。私からも話しておきたかったことがあったんです。父から連絡があったんです。ちょうど亡くなる前の日に。その時は離れて暮らす自分を応援するつもりの連絡だと思いましたけど。今考えるとこれは…。
(浦真鷲)それは遺言。真犯人の痕跡など見つかるはずがなかった。その真相を掴むため。あんたと室田には険悪になってもらう必要があった。だからあんたには訴訟を起こしてもらった。
(縁)ドンヒョクさんは敢えて、被告側の証人として出廷することをあなたに漏らした。雲行きが怪しくなったあなたはそれを利用して室田さんを切り捨てた。
(呉田)田島を陥れて、室田をあんたのところへ戻した時から、この作戦ははじまっていたんですよ。
(浦真鷲)掌の上で踊らせているようで、あんたが踊らされていたんだよ!
(古瀬)それで?あなた方は弁護士でしょ?妄言ではなく、ファクトに基づいて話を進めるべきでは?ここまで仰るにはなにか証拠があるんですか?
(浦真鷲)遺書が見つかった
(古瀬)あなたも凝りませんね。そんなでたらめ。
(縁)どうしてでたらめだって分かるんですか
(室田)先生済みません
(古瀬)済みませんじゃないでしょ。あの時あなたはそんなふうに仰いませんでしたよ。
(浦真鷲)あの時、あの時とはいつのことだ。
(縁)これは室田さんの改ざんの証拠のデータです
(浦真鷲)分かってないな。あんたが口を滑らせたことで、室田の証言が各省に変わった。それに加えて、改ざんデータがあれば仁藤武史の自殺も充分に証明できる
(古瀬)バカバカしい。なかなかいいストーリーでしたよ、浦真鷲さん
(浦真鷲)フィクションだろ
(ドンヒョク)待って下さい。話まだ終わってないです
(古瀬)ドンヒョク、政治はな、戦争と一緒だ、犠牲はつきものなんだよ、分かってほしい。このIR計画はお父さんの悲願でもある。だからこそ私は何があっても諦めない。
ドンヒョクは長年信頼していた古瀬に裏切られ、ショックで涙を流すのでした。
(鯖山)いいんですか
(浦真鷲)ほっとけ、俺達の目的は美志(みゆき)の冤罪を晴らす事。証拠も揃った。
(呉田)さっきの話、もう一度、警察で話してもらいますよ
(土生)映像あるから寡黙しても無駄ですよ
(縁)あなたがやったことは死体遺棄の罪に問われる可能性があります。
(鯖山)的場さんが警察で待ってます。
(飛香)過去を一緒に清算しようって
(中崎)ゲームオーバーっすね
ドンヒョクに出頭するように促す、中崎、呉田、土生、鯖山ら。
古瀬はこれでも自分は悪くないと突っぱねていました。
世間では、白元が冤罪であることが報道されました。
(縁)白元先生、あなたの再審請求が完了しました。法改正も成立しましたし、結果は早く出るといいんですが。無罪だって分かってるんだからすぐ出してくれればいいのに
(白元)ありがとう。ううん、私が闘わなかったのが悪いの。それに一度確定した判決は簡単には覆らないと思う。そのために法があって、私達弁護士がいるんだもの。縁ちゃん、改めて本当に有難う。私の為に人生を懸けて闘ってくれた。感謝してもしきれない。
(縁)先生のおかげです。先生の信念が今の私を作ったから
森木は浦真鷲に弁護士を辞めることを告げました。
(森木)本当に辞めるのか?
(浦真鷲)弁護士、元々性に合わなかったんで
(森木)それに関しては同意だが、これからが一番大変じゃないのか。再審請求をしてからが気が遠くなるほど長い。
(浦真鷲)俺よりも適性がいるじゃないですか。ずっと言えなかったんですけど、色々ご迷惑をおかけしました。
(森木)なんだ、雪でも振るんじゃねぇのか
(浦真羽)今度、みゆきが自由になったら、3人、いえ、4人で一杯に行きましょう
(森木)こりゃ槍も降るな
白元の冤罪を主張できる再審請求が通り、鯖山、場部、中崎、飛香は安堵していました。
(鯖山)記事の気自筆コメントに意味があったとはね。
(呉田)直筆の署名があればその後、証言翻ったとしてもこの部分は証拠に出来るんだってさ。
(中崎)浦真鷲さんそこまで読んで?背筋凍るなー
(飛香)最後の最後まで抜け目ないね
(中崎)ネットの使用にも意見変わりましたよ
(呉田)そりゃ大手メディアでも大々的に報じてるからなー今や世間も冤罪一色
(鯖山)世の中の空気って言うのはいつだって変わりやすいですからね。
また、話は、土生が縁に好意を持っていることで茶化す一同。
(鯖山)麻生さん来なくなっちゃうのか。寂しいんじゃないのかー
(中崎)告るなら今ですよ
(飛香)絶対無理
浦真鷲は縁に弁護士を辞めることを告げました。
(縁)本当に辞めちゃうんですか?まだ白元先生の無罪が認められたわけじゃないんですよ
(浦真鷲)なんだか疲れた。後は任せる。
(縁)一番しんどいところ押し付けないでくださいよ
(浦真鷲)俺に振り回されるの嫌だろ?これからは君は君らしく、信念を持って正々堂々と戦え
(縁)先生で言います?あなたのせいで、私の信念はずだぼろですよ
(浦真鷲)君の馬鹿正直は俺のようにはなれない
(縁)それ誉めてるんですか、貶しているんですか
(浦真鷲)褒めてるんだよ。今まで有難うな、感謝してるよ。じゃあな、さよなら。
(縁)嘘ですね。それもきっと嘘ですよね
浦真鷲は弁護士バッチを捨てて、次の戦いに挑みます。
BLACKTRICK10話感想・みどころ
古瀬は何度でも這い上がり、自分の非を認めない姑息さが今日も悪い意味で無敵でした。
自分に誠心誠意、忠誠を尽くしてきた室田やドンヒョクさえも手の平を返してて、ひどい。
彼のIR事業と、仁藤の死、白元の冤罪の真相を刑事の的場(飯田基祐)の協力で見事に暴いた浦真鷲達の華麗なる騙し打ちが痛快でした。
モニターに映し出された室田が、的場に逮捕されて、古瀬に裏切られたかと思いきや、室田が的場に協力して、浦真鷲達の思惑通りに古瀬の所業を話し尽くしていて面白かったです。
白元の再審請求も完了し、光が見えた矢先、弁護士を辞める浦真鷲。
最後の浦真鷲と縁の信頼関係があるからこその、「また嘘ですよね」のやり取りは微笑ましかったです。
古瀬を叩き潰すにはまだまだ時間がかかりますね。
次回は、メディアでは見ない日はない歌手の、あのさんや、俳優の片岡愛之助さん、小沢真珠さん、そして、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんの他に…更なるサプライズゲストが登場です。
国民的ヴィジュアル系ロックバンドの…次回も濃密な展開を期待したいですね。