BLACKTRICK6話~裁きを操る弁護人~あらすじネタバレ
議員会館の執務室にて、テーブルに広げられたエキスポ予定地の完成予想図を前に、古瀬義親(北村一輝)が港南市の市議会議員、久世浩介(大野泰広)と話しています。
(久世)ランドマークホテルって何の話ですか。ちょっと待って下さい。エキスポの計画には宿泊施設は…。
(古瀬)これね、エキスポの話だけではなくてですね、このね、エキスポ予定地。もう少し拡張してIR特区にします。このホテル、カジノ、商業施設に国際会議場。これ全て一体化したアジア最大の統合型リゾートをこの港南市に作りたいんですよ。
(久世)ラスベガスとかマリーナ・ベイ・サンズのような?
(古瀬)我々が目指してるのはそのもう一つ先なんですよ。大胆に規制緩和を行って財政も特別化します。ここをね、世界中の企業、人材、資本が集まる…いわば、一つの都市国家のような場所にしたいんですよ。
(久世)経済特区ということですか?だとしたら法整備だって必要では
(古瀬)大丈夫です、必要な法案は私が通しますから。久世さんいいですか?これはね、次の国家プロヘクトですよ、世界における今の日本のポジションお判りですよね?先進国に踏みとどまるかいなか、これ最後のチャンスだと思いませんか?
(久世)肝心の市長が興味を示すかどうか。
(古瀬)久世さんから市長に話を通していただきたい。この計画にはね地元の方々の協力が必要なんですよ。次の選挙も近いですし、助け合いでいきませんか?
古瀬の計画を聞き、その底知れぬ野望に身構える、久世。
そんな久世に、古瀬は市長に話を通すよう、笑顔で圧力をかけるのでした。
一方、はかり建築設計事務所の土生洸太(神尾楓珠)、鯖山周平(戸塚純貴)、呉田利静(竹財輝之助)、紺野飛香(三浦真椰)、中崎遊星(春本ヒロ)は占い師、星宮紫苑(LiliCo)の連載記事を話題に盛り上がっていました。
(中崎)星宮紫苑のスピってる間取りじゃないっすか
(呉田)知ってるのか?
(中崎)毎回、街の民家を一軒取り上げてそこの間取りを占うんすよ
(呉田)この土地は昔墓場だった為、強い霊場となっています。中庭に面した回遊廊下は、霊たちの格好の通り道になります。あーしょうもな
(中崎)間取り大事ですよ。ガチで運気使われますからね
(鯖山)仮想とか運気とか気にする人は気にしますね
(呉田)うちのクライアントですっごい間取り拘る人いるよ
(土生)やりすぎるとどうっせん悪くなったりね
(飛香)本末転倒じゃん
(呉田)この占い師、陽心の道の教祖だな。
(呉田)壺でも買えって?水を並べて運を。
(鯖山)あの新興宗教の?うわこれ絶対やばい奴じゃん
(飛香)ド派手ー
(呉田)まさか霊感商法でも企んでいるのか?家相が悪いから壺でも買えって?
(土生)いやいやこのご時世さすがにない。
(呉田)水を並べて運気アップだって。うちも並べるー?
そんなある日、星宮の連載で取り上げた家の家主、大加鈴香(朝倉あき)が錯乱してしまいました。
(家主の女性)きゃー!きゃー!
女性は怪奇現象に怯え、家の前で倒れてしまいました。
浦真鷲は早速、「悪魔の棲む家」として、星宮の「スピってる間取り」の特集にとある民家が紹介されてしまった記事を鯖山らに見せました。
(浦真鷲)ちょっとした事件があった。
(土生)住人が庭先で突然の錯乱。悪魔の棲む家?
(鯖山)これって先週号の間取り占いの家ですか?
(飛香)家相が悪いって指摘した家で実際に家主が錯乱しちゃったってこと?
(中崎)やっぱ間取り大事
(鯖山)悪魔の棲む家って大袈裟。
(浦真鷲)ホントにそうか?イギリスのハンプトンコート宮殿では防犯カメラに幽霊が映り、。タワーオブロンドンでは、アン・ブーリンの亡霊の彷徨う姿が何度も目撃されてる。歴史ある建物には常に怪異が付きまとう
(鯖山)そっち系信じる人?
(土生)実際に自分も悪魔っぽいしね
(呉田)先ずは家主に話聞いてみたいけどな
そこへ縁が、「はかり建築設計事務所」(まどり法律事務所)に入って来ました。
彼女は上司の森宮銀次(生瀬勝久)の指示で、浦真鷲の監視役として度々、訪問していますが、浦真鷲達が関わる案件に毎度、付き合わされています。
(縁)お揃いでまた悪だくみですか。麻生ですけど
その後、浦真鷲から詳細を聞いた縁は早速断りました。
(浦真鷲)そろそろ担当者が来るぞ。我らが救世主。ナオキマン弁護士だ。俺は業務停止中。
(縁)いやです。私、浦真鷲先生の小間使いじゃないんですけど。
(浦真鷲)苦しむ市井の人々を救うのが君のモットーだろ?そうか。そりゃ君には無理だ。そりゃ君にはできない。怖いのか?
(縁)勝手に私のモットーを持ち出さないでください。仕事は自分で選びますので。出来ない?なんなんですか?別に、怖くないですよ。嫌です。私、絶対行かないですからね
しかし、浦真鷲の言葉にそそのかされ、彼女は、嫌々ながらその家に向かうのでした。
(縁)こんにちは。誰かいませんか
(近隣住民)ちょっとあなたなにしてるの
(縁)ここの住人の方に用があって。大加さんいらっしゃいませんか
(近隣住民)大加さんいないわよ
そこで、縁は家の前で倒れた女性、大加鈴香(朝倉あき)が入院していることを知って病院へ。
(大加)浦真鷲さんが言ってた弁護士さんでしょ?家の件で相談に乗ってくださるって。出るんです、あの家。ずっと人の声がして、それにがたがたがたって不気味な気配もして、…。あの記事にあるように霊の通り道になってるんじゃないかしら。そうだ、間取り、間取り何とかしなくちゃ…間取り変えろって言われたんだった。変えなくちゃ
(縁)大加さん落ち着いてください。大加さん?私に少し調べさせてもらってもいいですか?
その後、大加鈴香は、統合失調症を患っていることや、彼女と弁護士として委任契約を取ってきたことを浦真鷲に報告する縁。
(縁)言われた通り、大加鈴香さんと委任契約を結んできました。大加さんは統合失調症らしいです。症状が重くなると、幻覚や妄想などが強くなり、思考がまとまらず、会話も脈略が亡くなるって。確かに私話している時も支離滅裂というか…取り乱しているというか。って聞いてます?気になるならご自分で大加さんの家に行ってみてはいいんじゃないですか。ってお前がやれっつったんじゃん…。
(浦真鷲)診断はどうでもいい。肝心の家は?それは君の仕事だろ
大加の家に調査に行く縁。
早速、部屋の怪奇現象を感じ取りながら、大野の家で須永(青柳翔)の名刺を見つけました。
そこへ大加鈴香の代理人として鈴香のことを取り上げた週刊誌の編集長、須永を訪ねました。
(縁)大加さんの代理人、弁護士の麻生です。
(須永編集長)そんなこと言われてもね。こちらも占い師の星宮先生が話したことをまとめてるだけなんで
(縁)間取り占いのせいで、大加さんの症状を悪化させてしまったんです。責任は感じないんですか?
縁は須永の煽るような記事が、大加の統合失調症の症状を悪化させたり、大加への名誉棄損とプライバシーの侵害に当たると強く訴えました。
(須永)別に個人の誹謗中傷を行ったわけじゃない。なんでもかんでも週刊誌のせいにされたら困りますよ。さっきも言ったけど!何か問題あるんですか?
(縁)家の外観写真を掲載したこと自体は違法とは言えません。ただここよく見ると洗濯物っが写ってる!これで女性の一人暮らしだと分かってしまう。それに表札の名前もわずかに見切れている。プライバシー権の侵害で損害賠償請求の対象となります。
(記者)編集長、そろそろお客様が
(編集長)そういうわけですので、そろそろ。
縁は追い返されて悔しい思いを胸に抱えるのでした。
呉田、中崎、土生、飛香は、大加鈴香が夫を亡くして以降、家を譲り受けた話をしていました。
(呉田)このエリア坪単価いいから土地だけで億いくなぁー
(鯖山)あの大加鈴香って言う女性、数年前に旦那さん亡くしてるんですって
(土生)若くして未亡人か
(鯖山)で、亡くなった旦那さんが凄い資産家だったみたいで。それはもう遺産ががっぽり
(呉田)そっちのほうがきな臭いな。遺産目当て的な?
(鯖山)いや。近所でも有名なおしどり夫婦
(飛香)呉田さんと大違いですねー
(呉田)うっさい。ただ盗人が狙うだけのお宝がここにはある。問題はそれをどう狙っていたのか
(縁)また勝手なこと考えて法に触れたら通報しますからね。
縁は浦真鷲に報告に行きました。
(縁)確かに変な感じでした。気味悪い雰囲気で、耳鳴りもしたし。
(浦真鷲)悪夢の棲む家か…信じないのか?オカルト
(縁)バカバカしい、いるわけないでしょ。信じるわけないでしょ。大の大人が子供だまし。ただ一つ気になることが
(浦真鷲)サンレンリフォームか
(緑)だいぶ古いので建て替えるとか考えてても不思議じゃないんですが
そこで、鯖山とアルバイト、アイが夫婦のふりをして、サンレンリフォームの幾田新一を騙すことにしました。
(アイ)先日はどうもーあのキッチンリフォームの件で早速相談に参りました。
(鯖山)ほら新宿で、ショールームでキッチンリフォームの件でね
(アイ)最愛のダーリンに最高料理を持てないしたい渡脚のプレゼン覚えてないんですか
(鯖山)僕達の愛はプライスレスですからね
幾田と話してから、アイが過剰な演出をしたので口出しをする鯖山。
(アイ)リアルな夫婦間大事ですよねーもしかして嫌だったんですか?恥ずかしかった?俺だって男だからね。
(鯖山)アイちゃんアイちゃん
幾田は特に不審点は見られません。
星宮と繋がっていて、大加鈴香を騙そうとしている可能性はありました。
(鯖山)調べたんですけどこの幾田って男、特に怪しいところはないですね。
(土生)折れと中崎で須永のほうを張ってたんですけど
(飛香)こいつ幾田じゃん
(呉田)須永と幾田が繋がってるってことか。
(中崎)このスピってる間取りと何か関係がある?
(鯖山)星宮友繋がりがあるかもしれませんね
(土生)サンレンリフォームが陽心のうちのフロント企業とか?
(浦真鷲)過去に宗教団体の法人企業が別組織に高額商品を売りつけていたって言う事実もある
(呉田)けど何のためにリフォーム会社と?
(縁)もう少しサンレイリフォームを洗ってみる必要がありますね。
(呉田)じゃあ麻生さんはなんでいるの?
縁は上司の森宮(生瀬勝久)から電話があり、浦真鷲たちに余計なことをしないよう忠告するのでした。
(縁)先生!この人達にまた全部話したんですか?
(浦真鷲)猫の手は借りたほうがいいんじゃないでしょうか
(呉田)俺達口は堅いニャー
(縁)そういう問題じゃありません!そもそも私に断りもなく…もしもし、あ、そうでした!あ、いえ、全然忘れてはいません。はい、後ほど。この件全部ストップ!これ以上余計なことをしたら森木さんに報告しますから!
その頃、須永編集長と、サンレンリフォームの幾田は繋がっていて、星宮の評判を利用してさらなる策略を立てていました。
(須永)あの麻生って女弁護士、なかなかしつこいぞ。手引いたほうがいいかもしれない
(幾田)馬鹿言うな。あんな優良物件滅多にないぞ
(須永)事が明るみに出たら元も子もないぞ
(幾田)黙ってれば奴らがあそこに辿り着くことは万に一つもない
(須永)分かったよ、引き続き予定通り
(幾田)頼りにしてますよ須永さん
縁はその夜、ドンヒョクに会い、案件のことを相談しました。
(縁)ドンヒョクさんお待たせしました。素敵な店ですね。有難う御座います。って幽霊って信じます?なんか憑りついてますよーって言われて、占いにお金払ったり
(ドンヒョク)やっと約束果たせましたね。いや、あんまりピンとは来ないですよ。霊感商法。もしかしてその案件調べてますか?韓国でも一時期話題になった
(縁)いや、そういうんじゃないんです。そういうんじゃホントに。なんで分かったんですか?
(ドンヒョク)嘘が下手な人は可愛いですね。霊感商法の詐欺事件とか?
(縁)まだ全容分からないんですがあの人がやけにこだわってるんですよねー
(ドンヒョク)浦真鷲さんが?依頼があったからじゃないですか?
う(縁)いえ、雑誌の記事でたまたま。そもそもなんで週刊時代なんか
(ドンヒョク)その週刊誌を調べてますよね?え、ああ、何でもない。どうぞ。
縁が「はかり設計建築事務所」に戻ると、浦真鷲がおらず、不審な音に怯えましたが、浦真鷲が来ました。
(縁)うっわああ!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!浦真鷲先生
(浦真鷲)信じてるのか?今日はもう遅い、帰れ
(縁)わざわざ早く切り上げて帰って来たのに。なんで私がこんな目に
縁が文句を言いながら帰宅すると、浦真鷲は真実を暴くための「設計図」をいつものように作り出すのでした。
(浦真鷲)神は細部に宿る。悪魔は隙間に潜む
その頃、ドンヒョクは古瀬、古瀬の秘書、室田(林泰文)と繋がっており、独自に報告していました。
(ドンヒョク)星野マンションの買収が完了しました。
ドンヒョクは前回の縁と浦真鷲が関わった星野家を騙して買収させていました。
(古瀬)思ったより早かったじゃないか、さすがだなぁー
(ドンヒョク)お役に立ててうれしいです
(古瀬)彼らもこうなるとは思わなかった。しかし、しても立派になったな。仁藤さんに見せてやりたいよ
(ドンヒョク)父の分まで、しっかり努めます。
縁は「コルディア総合法律事務所」で、先輩の茉希(月城かなと)と食事を取りました。
(縁)ほんっと頭くる
(茉希)でもあんたもあんたでしょ。なんでそんなびびるの?
(縁)よくわかんないんですけど急に耳鳴りがしてめまいも
(茉希)悪魔が住んでた?
(縁)あの人は悪魔で間違いないけど
(茉希)その悪魔の目的は果たして?
(縁)そこなんですよ。引っかかったのは記事の内容と
(茉希)変人の考えなんか分かりたくもないじゃん
(縁)本当は分かりたくもないですけど
(茉希)それにしてもふざけた企画だよねー!人の家をあーだこーだ、いい加減なことばかりしてさ、この須永って最悪だね!
茉希は週刊時代の資料を倉庫から探すのを手伝ってくれました。
(縁)ありました
(茉希)こっちも
(縁)やっぱり
同じ頃、幾田の実態を整理する、呉田、中崎、飛香、土生。
(中崎)サンレイリフォームの評判を洗いました。
(土生)無料で家の診断をするとかって飛び込み営業を繰り返して、家相が悪いとか気の流れに問題があるとか言って、高額なリフォームを勧めていたんです。
(中崎)その営業担当を調べたら、全て幾田でした
(呉田)やっぱやってんなこいつ。そこのつながりを掴めれば一気に畳み込めそうなんだが
(飛香)星宮教祖の指示ですかね
(鯖山)でもそんな営業真に受けるんですかねー家相やらなんやら。
(中崎)俺、信じるかもです
(土生)中崎ちょっとスピってるよね
(中崎)俺、めっちゃスピってるんっすよ
(飛香)100件に1件くらいは信じるんじゃない?
(鯖山)効率悪すぎ
(呉田)金持ってる家じゃないと意味ないしな
縁は翌日、浦真鷲の元へ向かいました。
須永が、信頼している拘留中の弁護士、白本美志(映美くらら)の悪徳記事を書いたのが須永だと前夜に茉希と突き止めたからでした。
(縁)ちょっといいですか
(浦真鷲)どうした?声が怖いぞ
(緑)これ、説明してください!悪徳弁護士、10年前殺人の容疑で白元先生が逮捕された時、彼女を執拗に糾弾する記事を書いている記者がいました。それが須永龍太郎だった!この記事のせいで世論は一気に白元先生バッシングに傾いた!そしてまるで人民裁判のような流れで公判が進み、あれよあれよと有罪に!今回の事案、本来の狙いは須永じゃないですか。訳も分からず振り回されるのはもう沢山です!どうして白元美志先生が起こした事件を調べてるんですか!これ、どういうことか納得のいく説明してください!
興奮して、怒る縁は、恩師の白元のことを須永がバッシングしたこと、その事実を浦真鷲が知りながら、何も教えず、須永の実態を掴むために自分を振り回したことを訴えました。
(浦真鷲)白元美志、美志は俺の妹だ。麻生くん、感情と事実は切り離して考えるのが弁護士だ。
(縁)なんで言ってくれなかったんですか!いやいや、あり得ない、絶対に嫌!生理的に無理。須永を調べて、何をするつもりなんですか?
(浦真鷲)それはいずれ分かる。麻生弁護士、怖いねー
縁は白元が浦真鷲の妹であることや、中崎、呉田、飛香、土生、鯖山に、呉田に学生時代から憧れていることを伝えました。
メンバーの中で呉田だけは浦真鷲の妹が美志だということを知っていました。
(縁)いやー嘘、まだ全然信じられない!似てないし。
(土生)まぁまぁまぁ
(鯖山)サラダどうぞ
(中崎)確かに似てないっすよね
(飛香)似てなーい
(呉田)知ってたのは俺だけだよ
(縁)え、みんな知らなかったんですか?
(鯖山・飛香・中崎・土生)全然、初耳
(呉田)さぁ俺が言うのもなーそれより麻生弁護士はどうして白元先生を?
(縁)私、子どもの頃から面倒くさい子だったんで、友達もあまりいなかったんです。へぇそこみんな否定してくれないんですか。もういいです、有難う御座います。中学の社会科見学で白元弁護士に会って、裁判の傍聴をしに行ったんです。依頼人の為に徹底的に戦う白元先生を見て、感動して。
(鯖山・飛香・呉田・中崎・土生)短所は長所だし!大丈夫、大丈夫
中学生だった縁は白元に憧れていることを伝えました。
(白元)何故、事実とは違う供述をしたのですか
(被告人)何を言っても信じてもらえない。早く終わらせたかったんですよ
(白元)だけど事実ではないことまで認めて、嘘をつく必要場ないんですよ。
(中学時代の縁)あの、かっこよかったです。私、私、嘘が大嫌いで小さなことも許せなくてだからすぐみんなと喧嘩に…。
(白元)麻生さん見に来てくれたのね。嬉しい。何も間違ってない。。あなたはそのままでいなさい。ただ、嘘にもいろんな嘘があるの。嘘を断じるだけではなくその人が嘘をついた真意と意味を考えてみて
鯖山、飛香、呉田、中崎、土生は、縁の優しい白元との思い出を聞いてしんみりしました。
(呉田)なるほどーそんなことがねぇ
(縁)はい。浦亜鷲先生は何しようとしてるんですか
(呉田)それは進めてみたら分かるんじゃない?みんな思いは同じだけどあの兄妹のことほっとけないんだよね。
(縁)分かりました。今回は目を瞑ります。でも法律違反はダメですからね。皆さんは浦真鷲兄妹とどんな因縁が?
(飛香)プライベートなんでね
(一同)まぁまぁ食べましょう。
(縁)今、私言いましたよね?
後日、縁が3度目の調査に行く際、鯖山と土生が付き添うことを提案します。
(縁)大加さんは今日で退院なんですけど一人じゃ不安だって言うんで、一緒に一晩明かして何もなければ安心するかなって。
(土生)万が一ってこともあるじゃないですか?僕も一緒に
(鯖山)お前なんか危険が増えるだけなんだから私が行きますよ。私のほうが役に立ちいますから。
(土生)いいやここは俺が行かせてください。サバさんのほうが役に立ちませんから
(鯖山)お前のほうが危ないって言ってんだよ。大丈夫だって言ってんだよ
(土生)麻生さんに決めてもらいましょう。
そこで、2人共頼りにならないので、茉希を伴い、退院した大加の家に泊まることにしました。
(茉希)もうなんで私なの。
(縁)危なっかしいのばかり名ですから
(大加)麻生さん、わざわざ済みません。これ、念のため
大加に、お清め塩を渡された2人。
(縁)大丈夫ですよそんな怖がらなくて
(茉希)トイレぐらい一人で行ってよ。子供じゃないんだから
(縁)茉希さん怖がってましたね
その頃、須永は星宮紫苑(Lilico)と話していました。
(須永)連載が好評で!特集号も
(星宮)それは何より
(須永)新しい企画も考えていましてね、間取りの悪い家に潜入取材ってやつ
(星宮)あまり面白おかしくしないほうが
(須永)いやいややるなら徹底的にやらないと。今の時代でもこういうアプローチが受けるとはね。
(星宮)いつの時代も人は理屈の通らないことに惹かれるの。
(須永)仰る通り。でもそれにしても幽霊だなんだってのが当たるとはね
(星宮)あんた信じてないの?バカにしてると痛い目に遭うよ。弱肉強食だから人の痛みに付け込むこと全否定しないよ。あんたも誰かを狙ってるってことはあんたも誰かに狙われているってことよ。
夜に大加家で、寝ていた縁と茉希は、酷い音に目が覚めました。
(縁)事務所と一緒だ。気のせい気のせい気のせい、気のせいじゃない…。大加さん、大丈夫ですか?
(茉希)なに?
間もなく、大加が怯え出したので、彼女を助けに行きます
(大加)きゃー!もうやめて。誰、誰なの
(茉希)ど、泥棒
そこへ現れたのは土生(神尾楓珠)でした。
(土生)浦真鷲先生に言われて…
後日、アイと鯖山は、幾田の前で、わざと聞こえるように、自分達の正体を話しました。
(鯖山)簡単に信じたな。幾田の奴
(アイ)ねぇさっきのってホントなの
(鯖山)ああ、証拠も見つかったし、大加家の件は解決だってさ、麻生さんが言ってた。
(アイ)じゃあいつまで関し続けるんですか?
(鯖山)明日にはいいってさ
(アイ)ラッキー
その会話を立ち聞きしていた幾田は須永に連絡しました。
(幾田)まずいことになった。全部ばれたすぐ大加家に来てくれ
須永は大加家へ行きました。
(須永)幾田さん?幾田さん?なんだよ気持ち悪いな。何やってんだよお前。どういうことだこれ
そこに浦真鷲と縁が待ちかまえていました。
(浦真鷲)風の吹き方、家の傾き。微妙な居心地の悪さを人は恐怖と錯覚する。今回使われたのは19ヘルツs前後の超低周波音。音として聞こえなくても人によっては、圧迫感や不安を感じる。
(縁)どういうこと?
浦真鷲、土生、縁は、須永と幾田が協力して、大加家に細工をし、幾田が大加に寄り添うように接近しながら、幽霊話をでっち上げた真実を突きつけます。
(土生)庭の古井戸は上部を塞がれ、下水管から井戸に繋がれた管と、井戸から床下へ続く官が遺されていました。地下からの風が通る際に振動を増幅するように細工されていたんです。
(浦真鷲)ヘルムホルツ共鳴。瓶の口に息を吹きかけるのと同じだ。井戸内の音が共鳴した。深い共鳴音や風切り音も、人の声と錯覚したんだろ
(縁)あの声も。じゃあ家が揺れたのは?
(浦真鷲)井戸の共鳴で強まった圧力反動が、床下の空気や配管を通って、家に伝わり、共振した
(土生)緩んだ床板や建具のうち固有振動数の近い部分が共振して、一斉にがたついたんです
(浦真鷲)つまり、心霊現象が意図的に起きる環境を誰かさんが作った
そこへ、鯖山が幾田を連れてきました。
(鯖山)彼に心霊現象のからくりが解けたと敢えて情報を漏らしたら、まんまと罠に引っ掛かってくれました
(須永)何の話だ、俺は知らない
(幾田)俺は知らない。
(浦真鷲)まだとぼけるのかだったらどう説明する。お前が金と引き換えに書いたでっち上げ記事の記録だ。それを全て公開する。証言、裏どりは全て終わってる。
(土生)じっくりと調べさせてもらったよ。あーあジャーナリストとして終わりだな
(鯖山)終わりどころかこんな時代ですから
(浦真鷲)どうだ丸裸にして晒される人の気持ちは!
(須永)初めはほんの小遣い稼ぎの為に、提灯記事を書いているうちに歯止めが効かなくなったんだ。許してくれほんのでき心なんだ。
(浦真鷲)白元弁護士の記事、それもでっち上げか?それが答えか?指示したのは古瀬だな?
(須永)それは違う!俺にも家族がいるんだ!見逃してくれ。
(土生)独身だって調べてるよ
(浦真鷲)お前の嘘には反吐が出る、お前には選択肢が2つしかない、俺の言うとおりにするか、全てを失うか
浦真鷲たちは、大加の件の解決と白元の記事に関して、須永が関わっているかを話し合っていました。
(鯖山)こうきてこうきてここ
(飛香)うざい。いつまでやってんの
(鯖山)狙った家に細工をしてそこから飛び込み営業をかけて高額なリフォームを勧め。
(土生)請求額は相場のおよそ10倍
(飛香)教祖の星宮紫苑は何も知らなかったんでしょ
(中崎)教祖の名をかたって信者が霊感商法って
(呉田)けど、でっち上げの全記録を須永が信じてくれて良かったな
なんと、浦真鷲達は、記事の内容以外は裏どりが確実にできなかったにもかかわらず、須永を騙して悪事を露見させたのでした
(縁)え、信じて?
(呉田)調査を勧めたんだけど実はほとんどの記事に関して裏どりに失敗したんだ
(縁)じゃあ裏がとれたのは?
(呉田)今回の記事のみ
(縁)じゃあさっきの話は?
(浦真鷲)ぶらふ
(縁)もろもろ後回し。それよりこの須永に書かせるって記事について教えてください。10年前に起きた古瀬議員の秘書殺害事件に関して、裏どりが不十分だったにも関わらず、世論を誘導し、白本美志元弁護士が犯人かであるような記事も書いてしまいました。白元美志弁護士は冤罪の可能性があります。やっぱり白元先生は無実なんですか?なら、どうして再審請求をしないんですか?
(浦真鷲)それを今調べてる、本人にその気がない
しかし、刑事が現れ、浦真鷲に逮捕状が出たと言って連行していきました。
(刑事)浦真鷲直人さん、あなたに逮捕状が出ています。
室田は古瀬に報告しました。
(室田)記事を差し止めておきました。須永にも釘を刺しておきます。
縁は、パトカーに乗る浦真鷲を追いかけました。
(縁)ちょっと待って下さい、私、弁護士なんです。どこの警察ですか?同行します!浦真鷲先生!
浦真鷲は予想外の出来事に動じず、冷静です。
BLACKTRICK6話~裁きを操る弁護人~感想・みどころ
メンタルの疾患を持ちながら、静かに暮らそうとする家主を利用した悪徳商法。
縁じゃないけど、こんなリフォーム業者と編集長は許せないですよね。
依頼人の大加が平穏無事に今後は暮らせることを願います。
今回は、縁が度々、拘置所で面会している謎の弁護士、白元美志が浦真鷲の妹で、大加への不評記事を書いた須永がその張本人だという事実も明るみになって面白かったです。
浦真鷲が何故、美志にこだわるのかも分かりましたね。
縁にとっては、美志は弁護士になるきっかけとなった恩人のような存在です。
拘留中の面会でも、浦真鷲の愚痴を聞いてくれたり、縁が弁護士として迷った時に的確な助言をしているので、なんとしてでも刑務所から出したいと思いますよね。
浦真鷲や縁の動きを知っている大物政治家の古瀬や、実は彼に忠実かつ、父親の「仁藤」という男が、古瀬の元で働いていたドンヒョクの闇深さも濃厚でした。
逮捕されてしまった浦真鷲を縁は鯖山ら仲間達と共に、救えるのか次回も期待です。