BLACKTRICK~裁きを操る弁護人~

BLACKTRICK8話

BLACKTRICK~裁きを操る弁護人~8話あらすじネタバレ

区の建築指導課の、立花(山口香緒里)の立入検査が入った、はかり建築設計事務所。

(立花)失礼します、署長の呉田さんは?区の建築指導課から立ち入り検査に参りました。立花です。こちらに建築基準法違反のクレームが入りました。ここ半年に関する建築の資料を見せてください。ご協力有難う御座います。

(小竹)おい君何撮ってるんだ

スマホのカメラを構えた中崎を注意する小竹。

(呉田)立ち入り検査ってどうして内に?私が呉田ですが。

指導課によると、何者かが建築基準法違反があるとクレームを入れてきました。

古瀬義親(北村一輝)とドンヒョクと古瀬の秘書、室田(林泰文)ははかり建築設計事務所が立ち入り調査されたことを喜んでいました。

(室田)これであいつらも大人しくなるかと。知事からようやく賛同を得たのに水を差されるわけにもいきませんので

(古瀬)では、記者会見の準備を

はかり建築設計事務所は、営業停止処分を食らい、呉田がクレーム対応に応じていました。

(呉田)大変申し訳御座いません。役所の許可が出ず、あ、いえ、問題があったわけでは。ええ失礼いたします。

(縁)呉田さんどうしたんですか

(呉田)役所の立ち入り検査が入ったんです。疑わしい点があるらしく、調査が終わるまで申請中の建築許可は出さないと。

(鯖山)たまったもんじゃないよ

(縁)それって営業停止みたいなもんじゃないですか?思い当たる節は?

(呉田)いいえ

(縁)これってもしかして古瀬議員の仕業ですか。

麻生はドンヒョクが手をまわしたと睨み、電話しました。

麻生です。先程、はかりの事務所に立ち入り検査が入りました。あなたは古瀬の手先なんですか?もしかして10年前の事件もあなたが…!

(ドンヒョク)(セヨン)お会いする場所をこちらで指定してよろしいでしょうか

ドンヒョクを連れて、拘置所にいる浦真鷲(GACKT)面会に訪れた縁。

(浦真鷲)まさか君が愛に来るとはな。10年前の港南市の都市開発は、当時、国交大臣だった古瀬の肝いりだった。古瀬の強引な開発に反対する住民の弁護をしたのが、美志だった。美志は古瀬の秘書、仁藤武史に近づいた。そこで何かが起きた。

10年前の港南市の都市開発は当時国交大臣だった古瀬の肝いりで強引な開発に反対した住民を弁護したのが、白元美志(映美くらら)でした。

(ドンヒョク)私の父、仁藤たけしを殺した

(浦真鷲)いいや、美志は殺してない

(ドンヒョク)ふざけるな!いいや、お前の妹が俺の父を殺した。なのに無実、俺を馬鹿にするのか?

(浦真鷲)何故、古瀬を疑わない?港南市の問題が発覚して一番困るのは誰だ?

(ドンヒョク)古瀬さんは残された俺とママのことを自分の家族みたいに支えてくれた。黙れ!これ以上、何もさせない。喋るな。お前ら兄妹仲良く分厚い堀の向こうで大人しくやってろ

(浦真鷲)だから正しいのか?君ならどういうことか分かるだろ?蟻の穴から積み上げた塔が崩れる。蟻の一穴か

古瀬によって追い込まれた、はかり建築設計事務所。

(中崎)蟻の穴ってなんですか?

(鯖山)蟻の一穴とはいくら頑丈なダムを作っても、針ぐらいの小さな穴が開いているだけでその穴はどんどん大きくなって最後はダムが決壊するって言うだろ?聞けよ。

(中崎)2億!

(鯖山)あーあこれ俺結構頑張ったんだけどなー

(中崎)それってどういう意味ですか

(鯖山)元はうちが設計で入ってたのよ。天下の千堂組だからね。キッチンもリビングも俺が設計したまんまじゃん

(土生)4L2億って誰が買うんですかね

(中崎)なんかやらかしたんですかね

(鯖山)やらかしてねぇわ。所長が降りたんだ

(中崎)あれ?結局なんで降りたんですか?

(飛香)知らなーい。ウケてたらこんな状況でも、ゆっくり珈琲飲めたのに、あーやだやだ

(縁)今もゆっくりしてません?ていうかなんでそんな呑気なんですか?抗議して然るすべきです。呉田さんはどこへ行ったんですか

その頃、呉田と縁の上司で、「コルディア総合法律事務所」の第三東京弁護士会会長、森木銀次(生瀬勝彦)は面会に行きました。

(呉田)先輩の読み通り、内に立ち入り検査が入りました。

(浦真鷲)例のファイルは?

(呉田)問題なく回収されました

(浦真鷲)後は役所の出方次第か

(森木)え、ちょっと待って下さい。立ち入り検査が入るって分かってたんですか?

(呉田)古瀬の秘書が役所と接触していたので先輩が鼻を利かせたんです。

(森木)こわ!恐ろしい男ですね、怖い怖い

(浦真鷲)先輩とぼけなくていいですよ。シゲトヴァール要塞、ご存じですか?

(森木)何要塞?

(浦真鷲)1566年、圧倒的なオスマン帝国軍の攻撃に対し、ハンガリー王国軍は、最後自ら要塞を爆破し、敵もろとも吹き飛ばした。死なば諸共、ですよ?先輩

(森木)呉田さんこの人何言ってるんですか?やだなー

その頃、麻生縁(志田未来)は立花(山口香緒里)に、はかり建築設計事務所に建築許可を出さないことについて抗議していました。

(縁)建築許可を出さないってどういうことですか?

(立花)調査が終わり次第、すぐ許可します。

(縁)なにか問題が見つかったんですか

(立花)お答え出来ません

(縁)出来ないって…はかりは小さい事務所なんです。このまま営業が出来なかったら取引先の信用も失って、潰れてしまいます。役所はそうなっても構わないと?まさかはかりが小さい事務所だからこんなこと

(立花)会社の規模は関係ありません!疑わしい点があれば大企業であろうと調査します。

(縁)じゃあ疑わしい点があったということですか?もしかして上からの圧力が?

(立花)それはありません!

(縁)せめて何が問題だったか教えていただけませんか?

(立花)千堂組との取引で疑わしい点がありました。

(縁)千堂組

その頃、古瀬はドンヒョクが浦真鷲と会ったことについてドンヒョクを疑います。

(古瀬)浦真鷲君に会ったんだって?

(ドンヒョク)何故それを?

(古瀬)いや何も気にしなくていい。彼にはもう何も出来ませんからね

(室田)千堂組の小竹社長と細川社長がいらしています。

(細川)いやー先生、いつもテレビで雄型拝見しております。

(古瀬)やめてくださいよ。官僚時代、現場で一緒に汗を流した仲じゃないですか

(細川)恐れ入ります。先生、紹介させてください。本部長の小竹です。

(小竹)小竹です。先生宜しくお願い致します。

(古瀬)細川社長の右腕ですか。これは頼もしい、宜しくお願い致します。

縁は千堂組と以前何かあったかを拘留中の浦真鷲に訪ねました。

(縁)10年前に何があったんですか?以前、取引があったんですよね?やっぱりなにかあったんですね?千堂組とは10年前から港南市の開発に参加していた。つまり、古瀬議員と繋がっている。なにか狙ってるんですよね。やっぱり…。あ、今、寝てましたよね。いいや絶対寝てました。

(浦真鷲)寝てない。2.5mの欠損

(縁)欠損?

(浦真鷲)1967年アメリカオハイオ川に架かる前兆530メートルのシルバーブリッジは2.5メートルの欠損によって…

(縁)はいはい、蟻穴の説明は分かりました。そんなことより、私が聞きたいのは千堂組と関係があったのか…

(刑務官)時間だ

(浦真鷲)麻生君、君の見立てはおおむね間違っちゃいない。

縁ははかり建築設計事務所に戻り、呉田、中崎、鯖山、飛香、土生らに千堂組と浦真鷲の関係について聞きました。

(縁)千堂組との関係について教えてください。どうしてこの仕事を途中で降りたんですか?

(呉田)建物を建てる時はゼネコンがトップに立って仕切ります。

(縁)それが千堂組

(呉田)そう。その千堂組から設計依頼がうちに来て、千堂組指定のボーリング会社、河津ボーリングに地盤調査を依頼します。

(縁)ボーリング?

(鯖山)掘るっていう意味です。

(呉田)地盤調査が終わると、その調査結果を踏まえてうちで設計を勧めます。そしてうちで作った設計図を元に河津ボーリングに地盤杭工事を進めてもらうっていう流れです。

(縁)はかりが降りたのは?

(鯖山)設計図が出来た後ですよ。ほぼ俺が書いたっていうのに

(土生)結局理由は何なんですか

(呉田)河津ボーリングだよ。地下60メートルの杭工事のはずなのに工程表には杭工事機関が1週間もなかった。

(鯖山)それは確かにおかしいですね

(縁)どういうことですか?

(鯖山)1週間じゃせいぜい15メートルぐらいしか補強出来ません。

(土生)杭の長さと数、流し込むコンクリート、工期日数、

(飛香)かなりお金が浮くね。2千万は堅い。

(縁)偽造ってことですか?

(呉田)それが本当ならね。しかも地盤だから建てればもう分からなくなる。

(縁)もしかしてこの件ではかりは疑われたんじゃ

呉田の解析から、はかりが立ち入り調査で疑いをかけられた理由がようやく分かりました。

(縁)蟻の一穴で崩れるのってこっちじゃない

(呉田)僕は幼児があるのであとは先生にお任せします。

呉田が外出した後、鯖山から千堂組とはかり建築設計事務所の関連資料をもらった縁。

(鯖山)今まで千堂組と関わった資料です。どうか僕の無念を晴らしてください。

(縁)有難う御座います。

そこで、「美志」のサインが入った資料に目を通す、縁。

(縁)帝都医科大学。あの時

縁の「コルディア総合法律事務所」の先輩弁護士、茉希(月城奏斗)が縁を手伝いに、訪ねてきました。

(縁)茉希さんなんでここに?

(茉希)戻って来ないから代表から案件のデリバリー

(縁)今、そんな余裕ないですよ

(茉希)代表命令です。どうぞ入ってください。

そこで、茉希は、山内香織(三倉佳奈)が古瀬と繋がる男、河津の妻を連れてきました。

(縁)これどこから

(河津の妻)知りませんよ。数日前に突然送られてきたから。夫に問いただしたって、仕事だの一点張りよ。

(茉希)河津さんのご主人は、河津ボーリングって会社の社長さん。相手の女性はその社員。

(縁)河津ボーリング

(河津の妻)これが不倫じゃないってあり得ます?同じ部屋に入ってしてないってもう笑っちゃう。

(縁)あの河津さんのご要望は?

(河津の妻)相手の女に認めさせて、慰謝料を取ってほしい

そこで、縁は、河津の妻が帰った後で、茉希とお互いの見解を話し合います。

(縁)このタイミングで河津ボーリングって森木さん何か狙いがあるみたいですね。

(茉希)みたいね。代表から離婚訴訟に強い私が、サポートしてって頼まれちゃった。ま、不倫相手の女性社員のことは下調べしておいたから。

(縁)お言葉に甘えます。

(茉希)じゃあ河津夫人の協力で明日、河津ボーリングとアポ取ったし、詳しい情報ゲットしてくるわ。

(縁)宜しくお願いします。

その様子を伺う、森木。

森木は山内香織(三倉佳奈)の勤務先の受付に許可を取り、潜入しました。

(縁)不倫相手は経理部の山内香織さん。入社20年のベテラン。あ、河津さん。クレカの履歴?はい。

その頃、茉希は河津と山内の不倫の実態を掴むため、表向きはコルディア総合法律事務所が、セミナーを実施すると言って、誘導していました。

(河津)コルディアさんみたいな大手がセミナーをやってくれるなんて、女房もたまにはいいことするな。

(茉希)いえ、こちらこそ有難う御座います。

茉希はすぐに縁と連絡し、病院で縁と落ち会わせました。

(茉希)山内さん会社出るみたい、私後つけてくる。また後で連絡する

(縁)茉希さんなんで病院に

(茉希)車椅子に乗ってるの山内香織さんの娘さん、さっき聞こえたんだけど、心臓が悪いみたいで3か月前に手術したんだって。私、戻らなきゃだからここからは任せた。

そこへ、香織(三倉佳奈)に接触する、縁。

(香織)済みません、山内香織さんですか?

(香織)ええ

(縁)弁護士の麻生と申します

(香織)弁護士さん、何の用ですか

(縁)実は河津社長のことで

看護師の小野にさおりを任せ、縁は香織と河津の不倫の件で話し合いました。

(香織)ご用件は?

(縁)河津社長とあなたの不倫に対して、慰謝料を請求させていただきます。

(香織)不倫?誰がそんなふざけたことしてるわけないじゃないですか。迷惑です。もう二度とこないでください

その後、縁は茉希と山内の件について話し合います。

(茉希)シングルマザーで持病を抱えた娘がいるって相当大変だろうね。保険があるとはいえ、先天性の心臓病だとかなりお金もかかる。手術費用だって馬鹿にならない

(縁)河津夫人から電話があって、クレカの履歴を見たらこのホテルへの支払いは何都市前だったそうです。

(茉希)ってことは半年前にホテルに行って、その後、娘さんが手術を受けたって事。かなり固いね、2千万は

(縁)そうなりますね。でも病院で河津社長の名前を出した時、山内さん明らかに動揺してたんですよね。いや、なんか違和感があったんです。

(茉希)ゆかりの直感ね

(縁)依頼人の河津夫人のためにも不倫が本当なのか確かめる必要があると思うんです。

(茉希)じゃあ不倫でもない社員と河津社長がわざわざホテルで会う理由だね。ベイサイドクラウン晴海。1Lで2億って。高い。

そこで、河津ボーリングを疑う、縁。

(縁)まさか現金

古瀬は室田から、記者会見の想定台本をもらいました。

また、室田とドンヒョクに、立花と縁の関係性を調査するよう、命令しました。

(室田)(林泰文)先生、こちらが記者会見の想定台本です。あの、いや、役所の立花という職員の動きが気になりまして。それに、例の女性弁護士がその立花と接触知ったようで。

(古瀬)ドンヒョク、彼女のことよく知ってるだろ?少し探ってくれないか。

(室田)では役所の方は私が

(古瀬)宜しく頼むよ

その頃、縁ははかり建築設計事務所に戻って、河津ボーリングの不正を飛香や呉田に確認しました。

(飛香)そりゃ経理ならありとあらゆるお金がこの手に

(縁)なら地盤偽装があった場合は?

(飛香)当然経理が把握するし、何かしらの処理をしないといけない。

(縁)処理って言うのは。っ呉田さん、河津ボーリングは偽造してるんじゃないんですか?

(呉田)そりゃ真っ黒に見えますけどもう地盤にはマンション建ち始めちゃってますし、残念ながら

(縁)証拠は何一つないと。私は嘘をつきませんけど、浦真鷲先生なら嘘をつきまくって証拠を引き出すんでしょうね。

(浦真鷲)正解、君も少しは成長したんじゃないか

なんと気が付けば、浦真鷲が拘置所から無事、はかり建築設計事務所に戻ってきていました。

(中崎)浦真鷲先生、お帰りなさい

(浦真鷲)大袈裟

(鯖山)浦真鷲先生、お勤めご苦労様でした

(浦真鷲)刑務所じゃないし

(飛香)浦真鷲さん、しゃばはどうでしたか?

(浦真鷲)ありがと。刑務所じゃないし。

(呉田)拘留期限いっぱいまで引っ張られましたね

(縁)不起訴も予定通りなんですよね?

縁は浦真鷲が最初から策略して刑務所にわざと拘留期限までいたことを見抜いていました。

(浦真鷲)君は予定通りじゃないみたいだな。いつものように手伝ってやろうか

(縁)結構です。

(呉田)麻生さんのあのひたむきさどこから来てると思いますー?

(浦真鷲)興味ない

(呉田)先輩と麻生さんってなんか似てるとこあるような気がしてきましたよーは?真実への執念深さと言いますか

(浦真鷲)あり得ない

(呉田)はいこちら。拘留中にたまった案件です。どうぞよろしくお願いします。

縁はその頃、山内香織を再度訪ね、事実を話してくれるように説得していました。

(縁)あなたが犯したのは不倫ではなく、地盤工事の偽造に伴う取引先への水増し請求です。違いますか?

(香織)何の話ですか

(縁)ベイサイドクラウン晴海。半年前この時あなたが持っていたのは、現金の束ではないですか?そしてそのお金を河津社長に渡した。

(香織)証拠はあるんですか?

(縁)ありません。なのであなたに告発してほしいんです。あのマンションは本来、地下60メートルの地盤工事が必要です。もし、大災害が起きて倒壊した場合、住人だけでなく、周囲に甚大な被害を与えるかもしれません。近隣には小学校、そして幼稚園もあります。取り返しのつかないことになったら?香織さん?

やがて、香織は縁に河津との不倫を疑われた事実を話しました。

(香織)そうするしかなかったんです。最初は知らなかった。

香織を説得する縁は、河津に娘の命を理由に地盤60メートルの公司が必要にもかかわらず、偽造していた不正行為を黙秘するよう、脅されていたことを知りました。

(香織)先日、処理した原田コンクリートへの発注に、ミスがあったようで。千堂組からの受注内容より少なかったようで。

(河津)ふーん、そっか。でももう処理したんだよね?

(香織)はい

(河津)うん、じゃあね一つお願いなんだけど、その差額分、現金で僕に渡してくれないかな?娘さんのこと色々大変でしょ。

(香織)でもそれは1回じゃ終わりませんでした。

河津の裏の顔を振り返りながら縁に話す、香織。

(河津)山内くん現金を渡す場所なんだけど次からは…

(香織)社長!あのこれって犯罪じゃ

(河津)今更知りませんでしたはなしだよ!君も共犯じゃないか。病気の娘を残して刑務所入りたくないだろ?

(縁)地盤偽装が常習化してるということですか?そのお金は河津社長が全て?

(香織)はい。いえ、千堂組の小竹建築本部長の指示です。裏帳簿を見ればこれまでの偽造とお金の流れは分かります。

なんと、千堂組の小竹の指示で裏帳簿も存在していたことが判明しました。

(縁)その裏帳簿はどこにあるんですか?

(香織)河津社長と小竹が持ってます。ただどこにあるのかは

(縁)ではホテルに行ったのは不倫ではなく、現金を渡すためだったということですね。あなたの言葉を信じます。犯罪に加担した以上、確かに有罪になる可能性は高い。けどあなたの証言が本当なら執行猶予に出来るかもしれません。会社に損害賠償を求めることもできます。河津夫人に事情を説明して私があなたを弁護します。ただそのためにはおどされたしょうこがひつようです。

縁は、香織を誤解する河津の妻の誤解を解き、香織を弁護することにしました。

やがて、会話を立ち聞きしていたドンヒョクと話す縁。

(縁)千堂組と古瀬議員は繋がりはありますよね。今の話を聞いても、古瀬議員を信じますか?裏金が古瀬議員に渡っていたとしてもですか。

(ドンヒョク)そうですね…はい。そんな事実はありません。

(縁)一つ聞いてもいいですか?お父様はどんな方だったんですか?済みません、余計なことを

(ドンヒョク)とても真面目で誠実な人でした。それが何か。

(縁)そんな誠実なお父様が白元先生の話を聞いてどう思ったんでしょう。私は浦真鷲先生の全てを信じているわけではありません。でも事の真相が知りたいんです。

その頃、山口香織は脅迫の証拠を執るために、河津に立ち向かいました。

(河津)なんだと?

(香織)これ以上、ご協力できません!

(河津)それは困る!あんた金受け取っただろ!娘の医療費なんて充分渡したじゃないか!

(香織)それは受け取るしかなかったから!

(河津)ふざけるな!刑務所に行きたいのか!あんたに断る権利はない!黙って金の処理してりゃあ良いんだよ

これ以上、河津に協力は出来ないと言うと、河津は、娘の命を引き換えに脅しました。

その音声を録音をしたデータを後ほど香織から受け取った、縁は立花に聞かせました。

(立花)これを千堂組建築本部長の小竹が指示してると?

(縁)はい。小竹が証拠を隠滅する可能性があります。すぐにでも調査すべきです。

(立花の秘書)立花主事、まさかやる気ないですよね?余計なことはするなって上から言われたばかりじゃないですか?

(立花)だったら何よ!千堂組の横暴にはこれまでどれだけ振り回されてきたか。余計なことはするなって、千載一遇のチャンスじゃない。急いで、立ち入り検査の準備を。

(浦真鷲)蟻の一穴

立花はこれにようやく納得し、山口香織を救うために立ち上がりました。

その後、鯖山、呉田、土師、土生が小竹(神保悟志)の事務所に潜入し、清掃員やピザ屋に成りすまして騙します。

(千堂の秘書、山田)受付に建築指導課の立花さんという方が立ち入り検査に来たと、お通し医師て宜しいでしょうか

(千堂)わかった、下まで迎えに行って。あと少しだけ時間稼いで。立ち入り検査って聞いてねぇぞ。

その後、千堂はパソコンのファイルをいじり、不正の証拠のhファイルを削除しました。

その後、小竹(神保悟志)は河津に電話で連絡を取ります。

(小竹)役所が立ち入り検査に来た

(河津)なんですって。まさかあいつ

(小竹)そっちにも行くかもしれない。急いで裏帳簿のデータを消せ

(河津)はいはい

河津は浦帳簿のデータを消そうとするとピザ配達員に成りすました呉田(竹歳輝之助)が邪魔をしに来ました。

(呉田)ドレミピザですー

(河津)ピザそんなの頼んでないよ

(山田)入館所が1つ足りないので。まだお名前書いてませんでしたよね

土生(神尾楓珠)は清掃員に成りすまし、わざとワックスをドアノブにつけて小竹の手を汚しました。

(土生)呉田がデータ渡した

(中崎)了解

(土生)中崎今送った。小竹戻りそうです。

鯖山も清掃員のふりをして、プリンターを操作します。

(浦真鷲)焦るな、さば

飛香が立ち入り調査員として接触しました。

(飛香)区の建築指導課から立ち入り検査に参りました。

(小竹)いきなり立ち入り検査ってどうされたんですか

(飛香)取引上、疑わしい点がありました。ここ半年に関する取引の情報を見せてもらえますか。

(小竹)ご苦労様でーす。なんだこれ。

(飛香)どうされました?

(小竹)このあと打合せがあって

(飛香)その前に鞄の中を見せてもらっても?

(小竹)失礼します。

逃走する、小竹を追う立花に成りすました、飛香。

(飛香)筋書き通り、立花向かいました

(中崎)リアル立花、到着しました。

小竹は、中崎の清掃道具に躓いて、裏帳簿のデータが丸見えになりました。

そして大画面の映像で、裏帳簿のデータを消しているところが浦真鷲達によって立花に明るみになりました。

(立花)これが裏帳簿の証拠ですか?

(小竹)あんたら自分らが何してるのか分かってるのか。天下の千堂組だぞ

(立花)だからなんなのよ!会社の規模は関係ありません。疑わしい点があればどんな大企業であろうと裏に大物政治家がいようと調査します!

港南市IR認定申請発表記者会見のニュースを見る古瀬、細川、ドンヒョク。

古瀬の事務所では細川と古瀬とドンヒョクが手を組むことになりました。

(細川)あーやっとここまで来ましたね。また一緒に大きな仕事ができます。

(報道の声)そこで港南市はカジノを含む統合型リゾートIR誘致実現に向けて、認定申請を勧めることを決めました。今後はIR事業に関心がある民間事業所と共に。

ふと、細川は嫌な知らせを告げる電話を受け取り、急いで古瀬の部屋を後にしました。

(細川)もしもし、はい?なに?!

(室田)先生!問題が発生しました。千堂組の。

そして、速報で千堂組の2億円不正会計のニュースが流れました。

(ドンヒョク)蟻の一穴

縁は、浦真鷲に彼の裏工作を指摘しました。

(縁)中崎さんが撮っていた動画に呉田さんが赤いファイルを忍び込ませているのが、映っていました。この赤いファイルは何ですか?

(浦真鷲)千堂組の具で胃を気付かせるための嘘の資料です。

(縁)嘘、それが蟻の一穴ってことですか

(浦真鷲)正解。経理の山内香織を落とせたのはさすがでした。怖い

縁は浦真鷲が、河津と山内の不倫疑惑の写真も偽造したことを確信しました。

(縁)千堂組…まさか山内さんの不倫疑惑の写真も?私は自分の意志で動いただけですからね。

森木銀次に報告した縁。

(森本)次は相手側の山内香織さんの弁護することになるとは大変ですね

(縁)あの浦真鷲先生とはどんな関係なんですか?今回の件、明らかに裏で先生と手を組んでいましたよね

(森木)裏で?浦真鷲さんと?ダジャレ。ダジャレを言ったのは誰じゃ

(縁)とぼけないでください

(森木)麻生さんは浦真鷲さんと似たところがありますね

(縁)あり得ません。誤魔化さないでください。似てませんよ

(森木)同じ人を救うおうとする同志…とでも言いましょうか?あ、そうだ、麻生さんに手紙が。

呉田と事務所で話し合う浦真鷲。

(呉田)さすがに今回の件は古瀬もこたえるでしょう

(浦真鷲)だとすれば本気で潰しに来るだろうな

拘置所にいる白元美志(映美くらら)は、縁に手紙を書きました。

(白元)ゆかりちゃんお願いがあります、浦真鷲先生をここに連れてきてください。彼に話さないといけないことがあります

古瀬が浦真鷲を訪ねてきました。

(古瀬)留置場の生活はいかがでしたか?

(浦真鷲)おかげさまで有意義な時間を過ごせたよ。そっちも大変だったみたいだな

(古瀬)おかげさまで随分賑やかな会になりましたよ。単刀直入に聞きますね、何が望みですか?

(浦真鷲)妹の冤罪を晴らすそれだけだ

(古瀬)それだけですか…その稚拙な考えは受け入れられませんね

(浦真鷲)稚拙

(古瀬)国の仕組みというのを分かってらっしゃらないようだ。あなたはたった一人の人間の為に行動してる。国の発展、これが寝遅れる可能性があるんですよ。私が作ろうとしているこの国の未来、国のため、国民のためにも邪魔をしないでいただきたい。

(浦真鷲)嘘の上に築かれる未来など、砂上の楼閣だ。いずれ崩れる。

(古瀬)あなたに1ついいことを教えましょう。妹さんは必ずあなたを拒絶しますよ。

その後、帰っていく古瀬を見る、縁。

古瀬は浦真鷲にこれ以上、余計なことをするなと釘を刺していました。

白元を拘置所で訪ねると、自分がドンヒョクの父、仁藤を殺したと突然の自白をしました。

(白元)本当に弁護士になったのね

(浦真鷲)まぁな

(白元)ゆかりちゃんを巻き込むのは私に会う為?分かるわよお兄ちゃんのことだから。私に会ってると拒否するから、唯一頼ってるゆかりちゃんを頼ったのね。でも、もう大丈夫よ。

(浦真鷲)ようやくお前に罪を着せた

(白元)私が仁藤を殺したの。だから私のことは構わないで。

何かを庇うように、浦真鷲と縁の接触を避ける態度に戸惑う白元。

浦真鷲と縁は彼女の真実解明の為に何が出来るのでしょうか。

BLACKTRICK~裁きを操る弁護人~8話感想・みどころ

不倫疑惑をかけられた難病の子供がいる山内香織の状況があまりにも不遇でしたね。

実際は河津に娘の治療費を出してもらう代わりに、千堂組の小竹と手を組んだ裏帳簿など不正の隠蔽に加担させられていたし、取引のための現金受け渡しをしていたとは。

香織の不倫疑惑の写真は浦真鷲の捏造…ちょっとひどすぎると思いました。

香織は罪に問われますが、縁の弁護で河津の妻からの不倫疑惑は晴れそうです。

ただ、河津ホールディングスに損害賠償を請求出来たり、執行猶予がついても、難病を抱えた娘に会えないのはつらいなと思いました。

「チーム浦真鷲」による小竹と河津の不正を爽快に暴いた今回のエピソード。

はかり建築設計事務所の建築基準法違反の疑惑が晴れて良かったです。

立花が最後は縁の証言を信じてくれて、小竹の不正をびしっと指摘した様子は潔かったです。

古瀬は千堂組が2億円の会計不正をしたことがきっかけに「彼の城」が崩れていく悔しさが伝わりました。

最後に、白元は、自分がドンヒョクの父の仁藤を殺したと無理やり、自白したのが切なかったです。

これ以上、浦真鷲と自分を慕う縁を危険に巻き込みたくない思いがあります。

浦真鷲と縁は、彼女から10年前の真実を聞き出せるか期待したいですね。

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