BLACKTRICK~裁きを操る弁護人~

BLACKTRICK9話

BLACKTRICK9話あらすじネタバレ

10年前、白元美志(映美くらら)は港南市の住人から、海の埋め立てによって、魚が捕れなくなった相談を受けていました。

(白元)様子がおかしい

(地元民 鈴原)そうなんだよ。今、海沿一帯埋め立てやってるだろ。あの工事が始まってからなんか海がおかしいんだ。魚が前よりも取れなくなったし、潮干狩りのアサリも減った。

(白元)それが埋め立てのせいで?

(地元民2)絶対あそこから有害物質とか海に流れ込んでるんですよ。説明会では埋め立て用の基地は検査して安全なところから持って来るって言ってたんだ。でもあいつら絶対に埋め立てにゴミとか使ってるんだよ。

(鈴原)先生、港南市は漁業とかマリンレジャーとかで生計を立ててる人が多いんだ。このままではみんな仕事がなくなる。もう先生しか頼れる人はいないんだ、助けてくれ

仁藤という担当者から水質調査をしてもらっても納得しない地元民達。

(仁藤)こちらも工事が始まってから水質調査を行いました。ですがなにも検出されませんでした。海がおかしくなったのと埋め立ては関係ない。気候変動とか別の原因があるんだと思われます。分かってもらえませんか?水質調査をした結果、見当たりませんでした。

(鈴原)あの工事のせいに決まってるんだよ

(白元)せめてもうち度、調べていただけませんか?後になって水質が変化された可能性はゼロではありませんよね?

(鈴原)そうだよ、先生の言う通りだ。

このままでは職を失うことになると不安を訴える地元民達。

コルディア総合法律事務所の代表、第三東京弁護士会会長、森木銀次(生瀬勝久)にも相談していた白元。

(森木)俺が環境訴訟の時、汚染と認定された海の数値だ。座って。言っとくけどこれ特別だからね、わざわざ独立した人にそんなもの見せるなんて。

(白元)頼りにしてます、先輩。

(森木)調子いいな、こんな時に先輩とかなんとか言っちゃって。でも本当に引き受けるの?

(白元)勿論です、ほっとけるわけないじゃないですか

(森木)でも、あそこはなー港南市の都市開発は国土交通大臣古瀬議員の肝いりだろ?訴訟なんて起こしたら何言われるか、うちでは絶対に手を出さない。こういう時だけ先輩。やばいと思ったらすぐに身を引けよ?ちょっとは自分の身のこと考えなさい。

(白元)力になってあげたいんです。困って叫んでいるのに誰にも助けてもらえないなんてつらいじゃないですか。

白元は仁藤をもう一度訪ねて説得しようとします。

(白元)お願いします。もう一度だけ鈴原さん達の訴えを古瀬議員に伝えていただけませんか?

(仁藤)何度言ったら分かるんですか?

(白元)水質の汚染が本当にあれば、港南市の都市開発にも後々、影響が出るんじゃないんですか?

(仁藤)いい加減にしてください。先生も薄々、気付いてるんじゃないですか。あの人たちは賠償金とか保証金とかほしいだけなんですよ。いつまで嘘に付き合うつもりですか?あ、先生ももしかして金目的とか

(白元)鈴原さん達は本当に困っていて。どうして鈴原さん達を嘘だと決めつけてるんですか?彼らがどんな思いで、私に訴えてきたか…分かりませんか?お金じゃないんです!私はただ彼らの生活を守りたいだけです!

(仁藤)そこまで言うなら自分で調べればいいじゃないですか。先生の正義は歪んでる。ま、無駄だとは思いますけどね。

古瀬の選挙事務所で講義をする住人達に対し、秘書の仁藤武史(田口浩正)は当初、丁寧な対応をしていたものの、白元が港南市の都市開発への影響を口にすると、態度を硬化させたのでした。

彼らを救うために立ち上がろうと動き続けてきた、白元。

(白元)古瀬議員に水質調査を頼むのは、もう難しいかと。

鈴原たちに仁藤との話を報告すると、彼らは白元にも裏切られたような気持ちで去っていきました。

(鈴原)なんだ、結局、先生も同じかよ

「はかり建築設計事務所」の土生洸太(神尾楓珠)、鯖山周平(戸塚純貴)、呉田利静(竹財輝之助)、中崎遊星(春本ヒロ)。

(呉田)見事に切り捨てられましたね。

(飛香)これを見て下さい

古瀬議員への献金否定をする千堂組の動画を皆に見せる飛香。

(飛香)千堂組の自分達の独断だって泥被る気満々。

(呉田)でもマスコミはしばらくうるさいだろうね。野党からも追及されて、古瀬はIRどころじゃなくなるかもな。

(縁)ならしばらくはこっちの邪魔出来ません。この隙に白元先生が無実だと証明しましょうね。白元先生は絶対にやってませんよ。白元先生が心配じゃないんですか?

(浦真鷲)知らん。

(縁)白元先生が心配じゃないんですか

(土生)浦真鷲さんだってさすがにショック受けてますよ。浦真鷲さんのことだからなんか考えがあるんですよ。

(鯖山)なんかいつもよりあれいじるの早かったし。

縁は、その日の夕方、みんなと酒を飲みながら浦真鷲を説得させます。

(浦真鷲)ノックぐらいしろ

(縁)飲みますよ。

お酒を買ってきた縁は、皆と共に、酔いながら話し合います。

(縁)絶対に何か理由があるんですよ。そう思いません?

(一同)ああうん、あれはね

(縁)もう分かってますから!先生の気持ち、でも信じましょうよ、お兄ちゃんがここまで頑張って来た思い、妹さんだって分かってるはずです。弁護士にまでなったんじゃないんですか!そうだ、白本先生を助けるなら私も嘘の作戦協力しますよ。先生も城本先生が言ったこと忘れないでくださいね。お疲れ様でした!

(浦真鷲)君には

(鯖山)やっぱり麻生さんのほうがショックでかかったか。

(飛香)そりゃ信じていた人からあそこまで言われたらね

(呉田)で、浦真鷲さんは何を企んでるんですか?

(土生)やっぱ何も考えてないわけないですよね。

帰りに、縁は森木に呼び止められました。

(森木)麻生さん、今日、直帰するんじゃなかったの?麻生さん、帰らなかったの?

縁は帰宅前に、森木のいる元々の職場の「コルディア総合法律事務所」を訪ね、白元のことを相談しました。

(縁)私は嘘だと思ってます。でもどうして今になって自分がやったなんて。いつか再審請求して白元先生の無実を証明したかったんです。あの誰か当時のことを聞ける人はいませんか

(森木)いなくはないけど…事件直後、あの記事が出ただろ?訴訟を起こそうとしていた被害者の会も、白元先生に騙されたって怒っちゃってね、大半が金を渡されて、別の場所に移った。代表の鈴原さんだけは港南市に残ってるはずだが。

(縁)どこに住んでるんですか?それでも会いに行きたいです。

(森木)ただ話が聞けるか分からんぞ。明日なら行けるか。麻生さん、明日、空けられる?

(縁)森木さんどこ行くんですか?

(森木)フォローミー。

(縁)図書館?

(森木)きっとあの子のためだろ。ほら一番手前にいるあの子。一番手前にいるあの子。白元大樹くん。白元先生のお子さんだよ。白元は亡くなった旦那さんの名字で、あの事件が起きて、今はその旦那さんの両親が育ててる。古瀬議員を敵に回せば、あの子も騒動に巻き込まれる。そう考えたんだろうな。

白元の息子の大樹の身の上の詳細を縁に語る森木。

大樹は麻生縁が弁護士だと知ると一目散に逃げ出しました。

(縁)大樹くんは白元先生のこと知ってるんですか?

(森木)事件が起きた時はまだ幼かったから何も知らないはずだ。白元先生のことも覚えてるかどうか。あの事件が起きて本当にいろんなことが変わったな。鈴原さんの住所だ。一筋縄ではいかない人だ。追い返されるのを覚悟しろ。

(縁)森木さんはどうして浦真鷲先生を手伝うんですか?

(森木)白元先生を弁護を引き受けたかったんだ。大事な後輩だからな。生半可な覚悟で大物議員を敵に回せば、自分だけじゃない、多くの仲間に相当迷惑をかける。当時の所長にそう言われてね、今でも後悔してる、だから力になりたいんだ、今度こそ。

しかし、鈴原はやはり、森木の言う通り、縁を拒否しました。

(鈴原)帰れ。

(縁)少しでいいんですZ!10年前に港南市で起きたこと、それと白元先生に何があったのか知りたいんです!白元先生は無実かもしれないんです。鈴原さんお話を聞かせてください!白元先生はお金の為に動く人じゃありません!人の為に一生懸命、闘う人です。私はそう信じたいんです。

(鈴原)話す事なんてねぇよ!二度と来るな!昔のことは忘れた。もう頼む、帰ってくれ

その頃、議員の門野は秘書が車を出している間、古瀬の秘書、室田(林泰文)に呼び止められました。

(室田)門野先生、最近うちの部会に参加してくれませんね。

(門野)いやーすみませんね、選挙も近くて地元に戻ったり、講演会へのあいさつ回りだったりで忙しいんですよ。

(室田)それも分かりますが、先生もIRには乗り気でしたよね。

(門野)千堂組とのことはマスコミが騒いでますからね、今巻き込まれるわけにはいかないんですよ

(室田)先生も同罪じゃないですか

(室田)その御恩はまた別の形でと古瀬先生にもお伝えください。それじゃ、失礼いたします。

室田は門野の引き戻しは無理だったと古瀬に報告します。

(室田)門野先生の引き戻しは厳しそうです

(古瀬)若手は見切りが早いですからねー恩を仇で返されましたねー

(室田)私に考えがあります。門野先生と同期の山口先生を味方に引き入れるのはいかがでしょう。

(古瀬)彼ら野党出身でしたよね。え。こちらに取り込めば人脈も広がるかもしれませんね。さすが室田くん、いいところに目を付けますね。

(室田)次に会食の予定を取り付けます

(古瀬)なら室田くんも同行してくださいよ。彼とのつながりを作っておけば政治家としてのあなたの足元も盤石になるでしょう。そろそろ政界に打って出てもいい頃合いでは?

(室田)有難う御座います。

港南市の年開発は古瀬義親(北村一輝)はセヨン(ドンヒョク)と連絡を取っていました。

(セヨン)来週、金曜日に行われる日韓文化芸術フォーラムに弊社のカン代表も参加することになりました。大丈夫ですか?千堂組の件。

(古瀬)大丈夫だ。千堂組の話なら室田君に代わりに行ってもらうよ。私も後で駆け付ける。カン代表にくれぐれもよろしく伝えといてくれ。

(セヨン)わかりました、お願いします。はい、失礼します。

あその頃、RGCリゾートズの代表、カンを調べる浦真鷲、土生、中崎、飛香、呉田。

(呉田)RGCリゾートズ代表、カン・ジュンホが1週間後に来日します。IR計画が発表さっれたからイベントへの参加意外にも、改めて現地の下見ってのもあるんだろうな。

(中崎)日本でIRを立ち上げるにはRGCみたいにカジノ経験がある企業が参入しないと、法律の基準を満たしてないことになっちゃいますよね

(浦真鷲)だから古瀬にとってカン代表は大切なパートナってわけだ。

(鯖山)RGCも日本でカジノが出来れば莫大な金が入ってウィンウィンなわけだ

(飛香)でも古瀬は今、裏金問題でごたついてるわよね

(土生)しかも協力的だった議員仲間から振られ始めてるみたいっすよ

(呉田)これまで千堂組から受け取っていた金は、たぶん、議員を味方につける耐えにばら撒いていたんだろうな

(土生)IR誘致を有利にするためには見方が多いほうがいいっすもんねー

(飛香)金の切れ目が縁の切れ目

(浦真鷲)この状況、カン代表にしっかり伝えておかなきゃな。ただその為には特殊な柱が必要だ。

後日、縁は鈴原にまた接触し、彼の作業を手伝いながら、距離を縮めることにしました。

(縁)いや、お仕事大変ですね、手伝わせてください。

浦真鷲はドンヒョクを訪ねます。

(ドンヒョク)この後の予定は?

(男)16時から専務がお話したいと。どうしました?

(ドンヒョク)先に戻ってください。

(浦真鷲)10年前のこと古瀬に聞いたのか?

(ドンヒョク)聞く必要ありません。俺は信じてます。

(浦真鷲)引っかかってることがあるんだろ・ああ自分の間違いに気づくのが怖いか。自分に嘘をついてるようじゃ何も見えないままだ。

(ドンヒョク)嘘つきはお前だろ

そして、嘘の設計図を作り上げる、浦真鷲。

(浦真鷲)できた。 この設計に嘘の逃げ場はない。

翌朝。

中崎、土生、鯖山、飛香、呉田は潜入捜査の準備に入りました。

(土生)浦真鷲さんよくここまで調べたな。

(呉田)紺野さん、衣装は?

(飛香)もう用意してますー

(鯖山)俺も今から語学学校行った方がいいかな

(中崎)これくらいなら翻訳アプリで充分っすよ。

縁は先輩弁護士の茉希(月城かなと)も巻き込んで、鈴原の農作業を手伝いました。

縁は鈴原から情報を聞き出すため、彼の心を開くつもりで、農作業を買って出たのです。

(茉希)なんで私も・・森木さんも人使い荒いんだから。ここまでやるなんてね

(縁)あと10箱!相手を知るには相手の目線に立つ。人によって置かれた環境で正義の形は変わるんで。

(茉希)法の中の正義じゃなく、あなたの中の正義だっけ?とことん依頼人の味方になるってさ、いうのは簡単だけど難しいよね。

(縁)読んだんですか?白元先生の本。でも、白元先生ならきっとやろうとしたはずです。10年前も鈴原さん達と同じ気持ちで、全力で、なら今の私にできることを全力でやるしかないじゃないですか。

(茉希)ほらほら終わらないよ

(鈴原)もういい。余計なことするな。あんたら、あの人と同じだな

やがて、鈴原は仁藤と白元の件を縁と茉希に話したのでした。

縁は白元が水質汚染があったことを特定し、それをドンヒョクに話しました。

(縁)10年前に訴訟を起こそうとした鈴原さんという方に会ってきました。

(ドンヒョク)それを知ってる鈴原さんはなんで今まで誰にも言わなかったんですか

鈴原は、熱心に力になろうとしている縁に心打たれ、事実を話しました。

(鈴原)あの仁藤って人と会ったのは2回目だ。最初は水質汚染なんかあり得ないって言い切ってさ。すまん、本当は言わなきゃいけなかったんだ。でも結局先生は金儲けの為に俺達の為に嘘をついていたんだって腹立って。俺も金受け取っちまった。下手なことを言ったら、俺もばらされると思って。

自分も古瀬からお金を渡された後ろめたさから真実に蓋をしていた、鈴原。

ドンヒョクに引き続き話をする縁。

(縁)そこから白元先生が埋め立て地周辺の水質を独自に調べたそうです。水質汚染はあったんです。

(ドンヒョク)それを知ってる鈴原さんはなんで今まで誰にも言わなかったんですか。

鈴原は仁藤に、白元を通して水質汚染の事実を突きつけたことがありました。

(鈴原と仁藤の回想シーン)

(鈴原)見ろよ、やっぱり汚染されてんだろ、なんであんたらが出した資料が違ってるんだ。

(白元)私達はこのデータを提出するつもりです

(仁藤)困ります、待って下さい

(ドンヒョク)古瀬さんがお金を渡して口止めしたって言うことなんですか?父を殺してない証拠にはならないです。

(縁)私もそう思ってます。

既に仁藤が亡くなったことを知らないまま、白本は鈴原の力になると今の縁のように行動していました。

(白元)さっき仁藤さんから連絡がありました。もう一度会って話をしてきます。仁藤さんなら話せばきっとわかってくれると思います。もしかしたらきっと話せばわかってくれるかもしれません。

そして今、縁はドンヒョクに、白元の努力を話したうえで、古瀬の実態を伝え続けていました。

これを見て下さい。浦真鷲先生が調べてました。仁藤さんの本当の死亡診断書です。死亡時刻と白元先生が仁藤さんに会いに行った時刻に大きな差があるんです。10年前のこと一緒に確かめませんか。真実を知ってるのはきっと古瀬議員です。

(ドンヒョク)古瀬さんに恩義があるんです。何があっても、私にとって第二の父のような人なんです。

その後、白元の息子の大樹の誤解を解くために、図書館にいた彼を訪ねる縁。

白元の本を読んでいた大樹。

(縁)私も持ってるよ。これ私も持ってるよ。困った時とかいつも読んでる。

(大樹)人殺しなのに?

(縁)誰から聞いたの

(大樹)誰からも聞いてないよ。誰も教えてくれないし、ネットで調べたら出てきた。家で母親の写真見つけて、この人なんだって。お金のことで揉めて殺したんでしょ。

(縁)それは違うよ。ネットに書いてあることは嘘。大樹くんのお母さんは絶対そんなことしない。お母さんは凄い弁護士なんだよ。何が依頼人の幸せになるかを考えて、最後までその依頼人の一番の味方になる弁護士。法廷で立っている姿なんて凄いかっこいいんだよ。今、お母さんが無実だって証明するために色々調べてるんだ。大樹君に会いに来たのもそのため。大樹くんの力が必要なんだ、お願い、力を貸して。お願いします。

(大樹)俺何も知らない。母親のこと全然。

その頃、室田は今回の流れを古瀬に説明していました。

(室田)カン代表との事前説明に企業刑事事件で有名な庄司先生に同席してもらいます。

(古瀬)ああそうですか。庄司先生、宜しくお願い致します。

(室田)先生が来られる頃にはいつもと変わらず、事業計画の話を詰めていけるかと思います。

(古瀬)それは心強い。

古瀬とカン代表が現場に到着すると、中崎、鯖山、土生、呉田、飛香の騙し合いが始まりました。

(鯖山)ようこそこちらへご案内します。

土生と紺野飛香はタクシー運転手に成りすまし、鯖山はホテルマンに変装します。

(飛香)ミッションコンプリート

呉田は架空のホテルの支配人になりました。

(呉田)室田様、カン様、ようこそ当ホテルへお越しいただきました。

そこで、浦真鷲が韓国語で喋りながら待ち構えていました。

(浦真鷲)遠くまで来てくれたのに無駄足にならなければいいのですが、カン代表

(カン)君は誰だ

(浦真鷲)久し振りだな、室田さん

(室田)なんのつもりだ

(浦真鷲)古瀬が間に合わないから代わりに俺がここ最近に日本で起きたニュースを代表に伝えに来た。こちらをご覧下さい。

(庄司)警察を呼びましょう

(室田)済みませんお願いします

(カン)彼はなんと?

室田とカン代表は古瀬の悪事を韓国語に翻訳した映像がプロジェクターを通して流れました。

(ナレーター)古瀬議員の知られざる黒い噂5選。江南市に計画されているスーパーテックエキスポにおいて、メインスポンサーの磯貝と警察による、技術強奪が発覚した。古瀬議員が背後で圧力をかけていた疑いも浮上してくる。さらに古瀬議員世界的に有名な三ツ星シェフ梶原浩平氏をエキスポの総合飲食プロデューサーに据えようと画策した。しかし、起用は挫折し、ポストも今も空席のままだ。また、港南市でエキスポ後に開催予定のIR計画において、建設を統括する千堂組で地盤偽造と不正会計が発覚。その資金の一部は古瀬議員への裏金として渡った疑いがある。古瀬議員はその裏金をIR促進のための議員工作に流用していた模様。しかし、千堂組の問題発生後、IR推進派の議員が相次いで離反。そして10年前の古瀬議員秘書殺害事件で逮捕された女性弁護士が冤罪だった可能性が浮上した。古瀬議員bは女性弁護士を陥れる記事を捏造させていたことも判明し、議員本人の秘書殺害の関与も疑われている。

そこには白元に濡れ衣を着せた事件まで詳細が語られていました。

(浦真鷲)あなたが投資しようとしているIR計画の実情。あなたが信頼してる古瀬の本性、分かっていただけたんじゃないですか

(カン代表)室田さん聞いていた話と違うじゃないですか。こんなの詐欺だ

(浦真鷲)カン代表、人はよく見極めなければいけません

(カン)これが事実なら本国で検討する必要がある

(室田)待って下さい。こちらの話も聞いて…

(カン)必要ない

やがて、警察が現場へ到着し、浦真鷲達は退散することにしました。

(呉田)先生、急ぎましょう

(浦真鷲)呉、鯖、こっちだ。

(呉田)先輩こっちで合ってるんですか?建築士に焦りは禁物だろ

(鯖山)先輩急ぎましょう。何言ってんだこの人。うわここどこ。怖くなってきた怖くなってきた。出口はあそこだ

(呉田)俺にもわかんねぇよ

すると、ドンヒョクが来ました。

(鯖山)マジかよ

(浦真鷲)日本設計問題なし

ドンヒョクは何も言わずに去って行きました。

警官たちにも浦真鷲達を見ていないと庇いました。

しかし、ドンヒョクは室田にこう告げ口していました。

(ドンヒョク)浦真鷲達はたぶん逃げたでしょう

(カン代表)もう古瀬さんには会いたくない

逮捕されないように急いで、逃げる、退散する浦真鷲。

その頃、白元は逮捕された時、担当検事と口論したことを思い出しました。

(白元の担当検事 阪本)証拠も揃ってて、今のまま犯行を認めなければ、刑期が長くなると言ってるんです。

(白元)私は仁藤さんを殺してなんかいません。なのにどうして証拠があるんですか?

(検事)良いんですか?もうお子さんに会えなくなりますよ

そして、鈴原からすべてを聞いた縁が、白元に面会して訪ねました。

(縁)10年前のこと鈴原さんから話を聞いてきました。謝ってましたよ。嘘の記事に騙されて悪かった。先生はずっと親身になってくれたのにって。それと、森木さんももし再審請求するなら今度は力になるぞって。

(白元)私がやったの。再審請求はしない。森木さんにもそう伝えて。

(縁)大樹君にも会ってきました。10年前にも大樹くんの為に控訴しなかったんですよね。先生は大樹君の為に。大樹君を悲しむようなことは絶対にさせません!私が法廷で先生の隣に立って戦います!

(白元)話したの?あの子と何を話したの?あの子は関係ない!あの子を巻き込まないで!もうほっといて!…どうして

すると、大樹が現れました。

(縁)大樹君は知ってました。

(大樹)待って。俺が会いたいって言ったんだ。俺の母さんでしょ?麻生さんから聞いた。なんで?なんで?母さん悪いことしてないのに刑務所入ってるの?守ってもらわなくていいよ。俺、平気だよ。中学生だよ。だからさ…。

(白元)こんな姿、ごめんね大樹、ごめん、ごめんなさい、ごめんね、ごめんね、本当にごめんなさい

縁が連れてきたので、白元は再審請求を受け入れました。

浦真鷲に良い報告とばかりに、はかり建築設計事務所(まどり法律事務所)で話す、縁。

(白元)白元先生が再審請求乗り気になってくれました。大樹君に白元先生と会って話をしてもらったんです。浦真鷲先生、伯父さんだったんですね。それで大樹君の思いを聞いて、白元先生もようやく考え直してくれて。

縁だけでなく、森木が間に入って、協力があったことを察する浦真鷲。

(浦真鷲)何をした…森木先輩か。大樹を使って泣き落としか。そんなことされたら頷くしかないだろ!君も卑怯な手を使うんだな

(縁)愛の力って言ってください。後は再審請求に向けて必要な証拠を整理すれば。

しかし、事態は一点します。

(呉田)浦真鷲さん、大変です

カン代表と古瀬が手を組み、江南市のIR計画を勧めることを記者会見していました。

(鯖山)俺達、昨日カン代表にあのデータ見せましたよね。

(土生)古瀬とカン代表の間に亀裂が入ったんじゃないんですか

(中崎)なんで笑顔で握手?完璧計画ストップだったと思ったのに

(飛香)でも結果がこれ?

(土生)俺達、騙された?

(呉田)だから警察ここまで追ってこなかったのか

浦真鷲達のIR推進計画阻止は失敗に終わりました。

そこへ森木から電話がありました。

(森木)浦真鷲くんは一緒か?浦真鷲くん聞こえるか。実は古瀬議員が浦真鷲君を訴えるって言ってるんだ。とにかく今すぐ事務所に来てくれ!

浦真鷲と縁は、コルディア総合法律事務所へ行き、森木から古瀬が浦真鷲を名誉棄損で訴えると言い出した詳細を聞きました。

(森木)古瀬議員が君がデマを流して、自身の信用を著しく傷つけたとして、名誉棄損だと訴えている。3億円。

(縁)もしかしてスラップ訴訟

(浦真鷲)そうきたか

(鯖山)スラップ訴訟ってなに

(中崎)批判や抗議をしてる人達を黙らせるために法外な損害賠償を請求する裁判です。

(呉田)大手や権力のある人間、まぁ古瀬みたいなやつは金があるだろ。裁判費用も弁護士費用もいくらでも出させる。でも訴えられているほうは黙らざるを得ない。委縮してダマラゼルを得ないってわけだ。

(鯖山)そんなのおかしいじゃないっすか

(中崎)こっちがもう何もしませんって約束したら、ワンチャン訴えを取り下げてくれるかもしれませんけど。

(飛香)浦真鷲さんが納得すると思う?

その頃の森木と縁と浦真鷲。

(森木)こうなったら、徹底的に戦うしかないよね。丁度今日っで、業務停止期間が終わる。

そこで、森木は浦真鷲に弁護士バッチを渡しました。

浦真鷲は訴えられる被告人として法廷で闘うこととなりました。

その様子を傍聴席から見守る、鯖山、呉田、飛香、土生。

(土生)弁護士なのに訴えられる側っていうのも裏真鷲さんらしいっすね

(鯖山)だなぁー

BLACKTRICK9話感想・みどころ

白元の冤罪の事実に加え、浦真鷲達が、古瀬のこれまでの不正を新たにビジネスパートナーとして協力するカンに事実を暴露したものの、失敗に終わりましたね。

古瀬とカンがまた協力体制になっているので、2人とも騙されたふりをしていたんでしょうね。

ドンヒョクは古瀬の洗脳から早く抜けられるといいですね。

縁と同じように、白元は熱心に、港南市の地元民達の力になろうと粘り続けていて、縁がその意志を引き継ぐように行動しているのは涙ぐましかったです。

今度は、浦真鷲が古瀬から、名誉棄損で訴訟を起こされる立場になってしまった、ラスト。

弁護士として業務停止期間を終えた浦真鷲が、仲間と共に最後の戦いに挑む背中を見守りましょう。

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