僕らは奇跡でできている 第1話
放送日:2018年10月
関西テレビ火曜ドラマ
僕らは奇跡でできている 第1話のあらすじ
動物の行動を研究しながら、大学講師として勤めている相河一輝。
陶芸家の祖父に育てられた後、20年前から住み込みで働いている家政婦・山田妙子と2人で暮らしていた。
人と馴染むことができない一輝は、大学の事務長・熊野久志、同じ研究室の樫野木聡や沼袋順平から変わり者として扱われる。
「先送り」の得意技を持ち歯の治療先延ばしにいていた一輝だったが、とうとう歯が痛み、一輝を慕う鮫島瞬教授の紹介で水本歯科クリニックを訪れた。
クリニックを訪れた一輝だったが、一方的に話をしたり、診察の時間を守らなかったり、院長の水本育美を困らるばかり。
僕らは奇跡でできている 第1話の感想
初回観てみましたが…何を伝えたいのかまださっぱりわかりません。
脚本は橋部敦子さん。
橋部敦子の作品を調べてみました。
なるほど…と思いました。
優しく、じわじわ心に染みてくるドラマが比較的多いです。
オープニングからのんびりと心が安らぐ感じ。1話1話噛み締めるように観ていった方が良さそうです。
さて、初っ端から一輝は綺麗な器を割ってしまい、お祖父さんに叱られてしまうのかと思いましたが、お祖父さんの提案は割れた器の輝き方を考えることでした。思わず一緒に考えてしまいました。
器がジョージの水槽に使われていて、その使い方に感動をしてしまいました。
一輝と山田さんの関係がなかなか最初は掴めませんでした。
親子かなと思ったりもしたけど、敬語で喋るシーンに何か別の関係も考えましたが、家政婦さんというのは全く思いつきませんでした。
しかも20年前からというのですからびっくりです。
20年の付き合いなので息がピッタリですね。
歯を抜かなければいけなくなったのは、一輝の「先送り」の得意技を山田さんが指摘したからだと言った時には思わず笑ってしまいました。
のんびりほのぼのマイペースの一輝ですが、動物について語る時は流暢でとても生き生きしています。
糞の化石を綺麗だと言いました。
何かに特化している人間というのは本当に変わっていますが、とても個性的でもあります。
一輝と育美はこれからどんな関係を築いていくのでしょうか。
一輝は地雷を踏んでしまいました。
彼氏に見下していると言われた矢先に、一輝にも亀を見下すうさぎのようだと言われてしまったのですから、育美にとってこれから一輝は目の上のたんこぶといった存在になることでしょう。
このドラマは人間関係がなかなか興味深いと思いました。
一輝と育美、一輝と4人の学生達、4人の学生同士、こういちくんもここで登場が終わりとは思えないほど、重要な人物だと感じました。
登場人物の中でとっても謎なのが沼袋さんです。
水槽の中の蟻とのショットしかありません。
蟻に向かって呟く言葉が一輝に語りかけられているようなリンクする場面もありました。
まさか最終回まで蟻とのショットなんてことはありませんよね。
鮫島教授が一輝を先生にしたようですが、その理由も気になります。
また、このドラマは、毎回動物の不思議を知ることができそうです。
イソップ物語「うさぎとかめ」について、亀が何故うさぎを起こさなかったのか考えたことがありませんでした。
言われてみれば倒れている可能性も考えられます。
亀が何故うさぎを起こさなかったのか一緒に考えてみましたが、さっぱりわかりませんでした。
しかし、競走や勝ち負けに興味がなく、亀目線で道を前に進むのが楽しいからだと聞いた時に、一輝がジョージを散歩させ、同じ目線になっていたことを思い出しました。
亀がうさぎを起こさなかったことに納得です。
学生達のシマウマのしまが綺麗な理由もとても面白いものでした。
僕らは奇跡でできている 第2話の期待や予想
次回、一輝から動物についてどんなことを教えてもらえるでしょう。それもこれから楽しみのひとつとなりそうです。
嫌味なく言葉を発する一輝と一輝の言葉を嫌味に感じてしまう育美のやり取りもこれから楽しみですね。
一輝は育美がうさぎだと言いましたが、そう思った理由がいつ明らかになるのか。とても待ち遠しいです。