チア☆ダン 第4話
放送日:2018年8月
TBSテレビ金曜ドラマ
チア☆ダン 第4話のあらすじ
顧問・漆戸太郎のおかげでひとつになった福井西高校チアダンス部・ROCKETS。
ROCKETSは部長となった藤谷わかばが所属していたチアリーダー部により嫌がらせを受けてしまう。
嫌がらせを受けても前向きな気持ちを持つわかば。
福井中央高校チアダンス部・JETSの研究をする顧問・漆戸太郎の話を聞いた校長はJETSの見学をしないかと提案をする。
提案を受け入れJETSの見学をするROCKETSの8人。
JETSの練習する様子を見て圧倒はされたが、JETSの真似をする “JETSごっこ”をすることにした。
そんなROCKETSの元に、福井商店街祭りへの出演の太郎が持ちかける。
気乗りがしない8人にまた弱気になってしまう太郎。
そして、またぶつかってしまう8人。部室から飛び出していった柴田茉希。
茉希のいなくなったROCKETSにまた危機が訪れた。
福井商店街祭りに乗り気ではない8人だったが、お祭りに出ることになった。
それと並行するように、チアリーダー部の後輩・麻生芙美が悩んでいることを知ったわかば。
福井商店街祭り当日。閑散とするお祭りだが、ROCKETSが踊り出すとお客さんの心がひとつになった。
そして、ROCKETSに応援された芙美はある決断をする。
チア☆ダン 第4話の感想
チアリーダー部がチアダンス部をよく思っていないのはわかっていたが、手の込んだ露骨な嫌がらせにすごく嫌な気持ちになりました。
どうしてそこまでしなければいけないのだろうと思いつつも、きっとその裏側には本人達も気付かないチアダンス部への嫉妬があるのだろうと思いました。
ダンスが好きだからこそ同じダンスをする者をどこか落とし入れたくなる。
人間の素の気持ちを垣間見ることができました。
そんな意地悪をされて大会に来てくれたお礼を言えること、いつかわかってもらえると思えるわかばの前向きな気持ちにとても驚きました。
どうしたらそんな綺麗な心を持つことができるのか。そんな人間になりたいと思ってしまいました。
茉希の変化にポカーンとする7人に思わず笑みがこぼれ、そしてやっと笑顔を見せた茉希に心が和みました。
福井商店街祭りで踊る8人を観て、目頭が熱くなりました。
チアダンスは本当に素晴らしいと改めて感じました。
ただ踊っているわけじゃなく、そこにはダンスだからこそ感じられるエネルギーやパワーがあり、まるで自分もそこに居るかのように励まされました。
JETSの真似をすることを決めた時に、”学ぶ”は”まねぶ”から来ているという言葉に「寒っ」という反応がありましたが、駄洒落ではなく、言葉の語源の大切さをもう少しきちんと伝えて欲しかったと感じました。
もうそんな時代なのかと個人的にしんみりしてしまったのが、THE BLUE HEARTSが今の学生達には知られていないという描写でした。
しかし、これを機にまた知られていったらいいと思います。
チア☆ダン 第5話の期待や予想
チアリーダー部による嫌がらせは綺麗に終結を迎えることができるのか。
わかばとチアリーダー部の部長・稲森望が分かり合うことに大きな鍵があるのだと感じています。
この解決はROCKETSに大きな変化を与え、大きな可能性を広げていくのではないかと思っています。
わかばと望の関係に触発された太郎も自分自身のことと向き合い、問題をどのように解決していくのか。
自分の中の壁が取り払われて、これから顧問としてそれをどのように生かしていくのかとても楽しみです。
くすぶっていた椿山春馬も動き出し、予想が難しい新たな展開がまた動き出しそうだと思っています。