大追跡~警視庁SSBC強行犯係~Season2~2話「一粒の証拠」あらすじネタバレ
何者かが川に落下し、翌朝、通行人の男性が女性の遺体を発見しました。
SSBCは通報が来るまで、情報支援の仁科瑠美(丸山礼)と技術支援の光本さやか(足立梨花)の雑談を聞いていました。
(伊垣)おはよう。
(名波凛太郎)(相葉雅紀)お早う御座います。
(仁科瑠美)(丸山礼)だめだって!年収なんていくらでも誤魔化せるじゃん。さやかちゃん。写真だって実際、会うまで誤魔化せるじゃん。
小山田が伊垣と名波に2人が何を話しているか教えました。
(小山田勝也)(高木雄也)マッチングアプリですよ。光本が登録しようかなって言ったら仁科が熱くなっちゃって。
(仁科)結婚相手探すなら信頼できる結婚相談所。さやかちゃん
(光本)そこまで結婚したいわけじゃ
(葛原)うちの娘は婚活アプリで良い男見つけましたよ
係長の葛原茂(光石研)と情報分析の木沢理(伊藤淳史)も会話に割り込んできました。
(木沢理)(伊東淳史)え、仁科さんは登録してるの?結婚相談所に。
(仁科)あ、それセクハラ
(木沢)指さすな!君ら今普通に話してたじゃん。
(小山田勝也)(高木雄也)男が話に加わっちゃいけないのかよ
(光本)名波さんは結婚とか考えてないんですか?
(名波)僕?考えたことないな?
今度は機動分析の名波に話を振る、光本と仁科。
(仁科)どうして?
(木沢)ちょっと、ちょっとそれはセクハラじゃないの?
(小山田)セクハラだよ。女の会話に男が乗っかったらだめで女が男に
(伊垣)もういいじゃないか!
(仁科)伊垣さんは関係ないです
(光本)バツイチ子持ちは別枠
(伊垣)なんだよそれ。なんだよ別枠って。
(名波)もうやめましょう。話が訳わからなくなってきた。
大田区南千ヶ崎にて、死後6時間から8時間頃、亡くなった女性(大河内奈々子)の情報に、現場に向かう、伊垣、名波、小山田。
先に調べていた、機動捜査隊の沢村伸吾(ワタナベケイスケ)と、新人の牧島鈴花(平川結月)が状況を説明しました。
(沢村)発見した男性は川岸に人形のようなものが引っかかっていたので、近づいてみると女性の遺体だったと。
(名波)遺体の身元は分かってるんですか?
(沢村)いえ、免許所などの身分証明書もスマホも見当たりませんでした。
(牧島)鑑識によると、年齢は30代後半から50代前半。全身に擦過傷があるので上流から流されてきたんだろうと。ひどい外傷や首を絞められたような痕はないそうですから。死因は恐らく溺死。死亡時刻は6時間から8時間頃だそうです。
(伊垣)ということは死亡時刻は午前1時から3時
(小山田)こんな夜中から川に転落って。自殺?
(伊垣)遺体が川底に沈まずに流されてきた理由は?
(沢村)昨日の夕方、上流のほうでゲリラ豪雨があったんですよね。
(名波)それで水量が増して流れが速かった。
(伊垣)転落場所はかなり上流のほうかもしれないな
SSBCの捜査室にて、伊垣と名波とリモートで連携をとる葛原ら。
(葛原)情報はまだ見つかりませんか?
(伊垣)3キロ上流まで調べたところですが、そもそも川が映っているカメラが少ないんですよ。
(名波)遺体の身元は分かったんですか?
(木沢)指紋のデータは警察にはありませんでした。
(仁科)顔認証でもヒットしません。
(さやか)せめて女性の持ち物でも見つかってくれれば
(葛原)そうですよねぇ、あ、一課長
そこで、捜査一課の主任で伊垣の元嫁、青柳遥(松下奈緒)と連携を取ります。
(青柳)多摩川で見つかった遺体の件ですね
(八重樫)これは殺しだぞ
(青柳)遺体の血液から睡眠薬の成分が検出されました。女性は眠らされて、川に投げ落とされた可能性が高いです。
(伊垣)投げ落とされた?
(八重樫)殺人が濃厚となった以上、俺が捜査の指揮を執る!SSBCは被害者が転落した瞬間の防カメ映像を捜し出すんだ。声、小さい
(一同)はい
青柳と捜査一課の刑事、佐倉大(本田大輔)は八重樫に遺体の状況をさらに報告します。
(青柳)遺体発見現場から4キロ遡って聞き込みを続けていますが、有力な情報は得られていません。
(佐倉)午前1時から3時ですからねぇ
(八重樫)夜中に起きてる奴なんていくらでもいるだろうよ。俺なんか高校の時、ラジオ聞きながらずっと起きてたぞ。
(青柳)でも川べりを歩いているような人は…。
(八重樫雅夫)(遠藤憲一)俺なんかラジオ聴きながらずっと歩き回ってたぞ
(青柳)なんでそんなことを
(青柳)(佐倉)済みません
すると、古手川亮太(松本慎司)が女性の親族とみられる男性の情報を持ってきました。
(古手川)一課長、遺体のDNAをデータベースで調べたところ女性と親子関係にある
とみられる人物が見つかりました。
(八重樫)親子?
(古手川)10年前に空き巣で逮捕された男です。
DNA鑑定の結果、寝具専門店に勤める、栗原千香(大河内奈々子)と判明しました。
なんと、千香の父親、栗原正則は10年前に空き巣で逮捕された前科があり、妻とは離婚していました。
千香の家を訪ねた青柳は、父親から彼女が遺体で見つかったことを伝えました。
(青柳)栗原政則さんですね?警視庁捜査一課の青柳と申します。
(古手川)古手川です
(千香の父、政則)私はもう空き巣はやってません。
(青柳)この人あなたの娘さんですよね?
(古手川)どうですか?
(政則)娘です。娘の千香です。これは?
(青柳)残念ですが千香さんはお亡くなりになりました。
(古手川)今朝、二子玉川でご遺体が見つかったんです。
(政則)ええ?!千香が死んだ?
(青柳)千香さんの住所を教えていただきたいのですが
(政則)知りません。娘が19の時、女房と離婚してから一度もあってないんです。
(古手川)奥さんは?
(政則)10年前くらいに亡くなったって。
古手川は千香の母親である妻は10年前に亡くなった事を話し、千香の死にショックを受けていました。
(青柳)離婚された当時、千香さんは何をしてらっしゃったんですか?
さらに、千香には、城島という婚約者がいることが同僚の発言から発覚します。
(千香の上司 久保田和利)栗原はここのフロアチーフです。もう長く勤めておりまして今は係長職に。
(青柳)いつから休んでらっしゃるんですか?栗原さん
(久保田)今朝からです。無断欠勤は初めてで。栗原に何かあったんですか?
(青柳)婚約してた?
(栗原の同僚女性 樋口美代)1か月ぐらい前に、知ってたのは私だけだと思います。恥ずかしいからみんなには内緒にって言ってましたから栗原さん。
(古手川)1か月前。
(青柳)お相手は?
(樋口)イタリアの服を扱うセレクトショップを経営してて、確か、城島さん。
(青柳)城島。年齢は?
(樋口)8つ年上って言ってました
(古手川)千香さんが45歳、53。
(樋口)あの栗原さんになんかあったんですか?
青柳は伊垣と名波に千香の件で連絡を取りました。
(伊垣)二子玉川?
(青柳)栗原千香さんの自宅は二子玉川なの。川に転落したのはその近辺かもしれない。
(伊垣)やっぱり誰かに投げ落とされた可能性が高いのか?
(青柳)有力な被疑者が見つかったの。城島って婚約者。
(名波)婚約者がいたんですか?
(青柳)はい。でも先程、栗原さんの自宅を調べたところ、城島の素性や痕跡が分かる者は何も見つかりませんでした。
(伊垣)そいつとトラブルが
(青柳)それを調べるのが私達、SSBCは二子玉川近辺の防カメ映像を探して。
二子玉川の防犯カメラ映像を確認する伊垣らSSBCと青柳と八重樫は、千香が殺された瞬間を確認しました。
(名波)多摩川に架かっている北ヶ谷大橋付近の定点カメラの映像です。時間は7月17日午前2時6分。
(青柳)何かが落ちた
(伊垣)恐らく栗原千香さんだ
(葛原)投げ落とした人物は分かりませんね
(光本)暗すぎて見えない
(小山田)カメラも遠すぎる
(名波)でも見て下さい。東京方面から来た車が。Uターンして。停車、そしてその1分後に。そして東京方面に戻って来ます。
(仁科)この車を運転してたのが城島
(八重樫)そういうことだ。SSBCはこの車の映像を捜し出すんだ。名波さん行ってらっしゃい
(小山田)行こう
(八重樫)青柳、お前何やったか分かってるな
(青柳)さらなる徹底的な聞き込みに当たります。
(八重樫)そうだ、現場
(青柳)百篇!
(光本)婚約者に殺されるなんてー
(木沢)まだ決まったわけじゃないよ
(光本)でも一課はそういう見立てよ。
(仁科)世の中、ろくでもない男がいるのよ
(葛原)被害者は運が悪かったとしか言えませんね
(仁科)さやかちゃん!やっぱり結婚相手を探すならちゃんとした結婚相談所。
(光本)だから私は焦ってないって。
伊垣達が調べを進めると、千香の銀行には多額な送金が行われていました。
また、コロンビアの口座から金が送金されていました。
(伊垣)7月17日午前2時6分の前後3分にあの橋を通過した車はこの1台だけです。ナンバーを確認したところ盗難車でした。
(青柳)盗難車?
(八重樫)運転手の顔が全然見えないじゃないか
(名波)時間が時間なだけ絵に対向車のライトはありませんし、運転手は防犯カメラに映らないように意識していたのかも。
(八重樫)じゃあ仕方ないですよねぇ
(青柳)この車の前足後ろ足は?
(伊垣)他に映像がなくて追えなかった。
(八重樫)追えなかった?
(名波)追えなかったです
(八重樫)そういうこともありますよねぇ
(伊垣)ただの子の車が盗まれたのが事件の前夜、中野区中野8丁目月決め駐車場だったってことは分かっています。
(八重樫)じゃあ防カメ調べろ
(名波)そこには防カメがないんです
(八重樫)ないんだ、じゃあ残念だな
(青柳)一課長
名波にいちいち忖度する八重樫に呆れる青柳。
そこへ、葛原が更なる情報を持ってきました。
(葛原)一課長、栗原千香さんの銀行口座を調べたところ7月17日午前3時2分。端から転落した1時間後に523万円が口座に送金されています。預金残高のほぼ全額です。
(八重樫)523万?
(青柳)送金先は?
(葛原)コロンビアの口座です。名義人はリチャルドゴメス
(名波)そこからさらに金が移されてその先は追いかけようがないってパターンですね
(八重樫)おいおいこれプロの犯罪者の手口だぞ
(青柳)城島は最初から金銭目的で栗原さんに近づいたんです。
城島が初めから金銭目的で、千香に近づいたことが分かり、行方が分からなかった千香のスマホが発見されました。
交番で、小学生の佐藤紬が交番に、千香のスマホを届けました。
(佐藤紬)あのこれ公園で拾ったんですけどー
(交番勤務の警官)ちか?
そこで、技術支援の光本が、チップスワップという方法で、画面が割れた千香のスマートフォンを解析します。
(光本)チップスワップします。電源入れます。入りました。
(伊垣)SNSのやりとりを
(八重樫)城島との会話だ。
(青柳)城島丈二。
(八重樫)城島丈二?
千香は「城島丈二」と名乗る男性とSNSでやり取りしていたことが判明しました。
(名波)本名じゃないのかも
(木沢)結婚式は9月13日にしよう。千香さんの誕生日
(仁科)嬉しい。式場はどこにする?
木沢と仁科が芝居がかってそのやり取りを皆の前で読み上げました。
(木沢)ハワイはどう?マウイ島に素敵な協会があるんだ。
(仁科)城島さんが進めてくれるならそこがいい。既に騙されている感じありあり
(光本)胡散臭いとは思わなかったんですかね、栗原さんは。
(木沢)45歳で独り身の女性の前に現れた白馬の騎士。もしかしたらマインドコントr-るされていたのかも
(仁科)昨日の話、やっぱり私がお金出します
(木沢)だめだよ。千香さんに迷惑はかけられない。
(仁科)貯金はあるから150万くらいは大丈夫
(木沢)どうして僕の為にそこまでしてくれるの?
(仁科)会社が上場の大事な時期なんでしょ。私はあなたの力になりタイの
(木沢)君と結婚する僕は世界一の幸せ者だよ
(葛原)これは典型的な結婚詐欺ですね
(青柳)このやり取りが5月20日。栗原佐野の口座から150万円が引き出されたのはこの翌日です。
(八重樫)コロンビアに送金された523万と150万を合わせて
(青柳)673万です
(八重樫)だな
(名波)でも150万は銀行窓口からの出金ですよね?栗原千香さん本人が引き出して直接、城島に手渡した。
(伊垣)それなのに次の523万はネットを使って海外へ送金
(青柳)通帳や印鑑を盗んで銀行に出向くのは危険だからよ
(八重樫)城島はあらかじめネットバンキングのIDとパスワードを栗原さんから聞き出したんだ。そして殺した後、速攻で送金した。
(小山田)だとすると相当な悪だな
(伊垣)この男に騙された女性は栗原さん一人じゃない
(名波)他にもいますね
(八重樫)青柳、結婚詐欺なら二課の協力が必要だぞ
(青柳)ただちに要請します。
八重樫は捜査二課に協力を要請し、奈良岡秀彦(石井正則)を呼びました。
(奈良岡)捜査二課の奈良岡です
(八重樫)忙しいところ悪いね、奈良岡くん
(奈良岡)とんでもないです。
(葛原)今回の事件の経緯はご存じですか?
(奈良岡)驚きました。栗原さんから城島丈二という男に騙されたと相談を受けていたんです。
(青柳)奈良岡さんは知ってたんですね。城島のこと
(奈良岡)でも初めて聞く名前です。写真もない
(名波)じゃあ常習犯かどうかは分からない?
(奈良岡)そもそも結婚詐欺は犯行の立証が難しいんです。被害者はみんな相手を訴えてくれるわけではありません。騙されたことが恥ずかしくて、言えない人や、男が行方をくらましたのに騙されたのにまだ愛している、信じているという人もいます。
(伊垣)詐欺師はそれを分かってるんだ
(青柳)奈良岡さんはここ数年の結婚詐欺師たちと交わしたやり取りを保存してるようです。
(名波)じゃあテキストマイニングが使えますね
名波による、テキストマイニングで、城島を特定しようと試みる伊垣達。
(青柳)テキストマイニング
(名波)やり取りの頻繁に出てくる言葉を検索し、統計化していくのがテキストマイニング。
そこで、情報分析の木沢がテキストマイニングで特定しました。
(木沢)奈良岡さんが提出してくださった詐欺師のデータ、この8人
(伊垣)舞浜翔、伊集院薫
(青柳)速水ウィリアム光太郎
(奈良岡)全部偽名でしょうね
(光本)かっこつけた名前ばっか
(仁科)全く結婚詐欺師って人種は
(八重樫)この中に城島丈二もいるかもしれないってことか
(木沢)城島丈二も含めて解析結果を寺家入れ越で出していきます。
(葛城)会社、上場
(小山田)どいつもこいつも同じ手を使うんだな
(青柳)マウイ島
(伊垣)世界一の幸せもの?
(光本)これって
(木沢)全員が同じ
(伊垣)同一人物ってことですか
(八重樫)何?!
(名波)そんなことって。
膨大な詐欺師のSNSと「マウイ島」「世界一の幸せもの」というキーワードが出てきました。
すると、奈良岡が犯人にピンと来ていました。
(奈良岡)田中だ。田中太郎ですよ。30年近く前から何度も結婚詐欺を繰り返して15年前に捕まっていた男です。これは田中太郎が女性に使っていた文言と全く同じです。
(八重樫)それって伝説の結婚詐欺師的な?
(仁科)田中太郎、出ました
(奈良岡)こいつです。この時、田中は55歳、生きていれば70歳。田中ならやりかねない。この時は自分を35と偽って近づいてきた。
(名波)70歳で結婚詐欺?
(伊垣)待てよ?栗原さんには自分は53って言ったんだよな?
(青柳)17もサバ読み
(奈良岡)田中ならやりかねない。
(仁科)眞島
「伝説の結婚詐欺師」と呼ばれる男、田中太郎(村上弘明)という人物が浮上しました。
その頃、田中は毛利菜々子(山崎ケイ)【相席スタート】というターゲットの女性と食事を取り、彼女がトイレに行っている間にクーポン券を使って、会計しようとしていました。
(毛利菜々子)ご馳走様でした。美味しかったです。こんな素敵なレストラン
(田中)良かった。菜々子さんに気に入ってもらえて
(菜々子)でもお高いんでしょ?有栖川さん
菜々子の前では「有栖川」と名乗る、田中。
(田中)そんなこと女性は気にすることないんです。特にあなたのような心の綺麗な人は
(菜々子)有難う御座います。ちょっとお化粧室に
(田中)会計を。ちょっと待って。このクーポン券使える?
(ウェイター)それはちょっと期限が
(青柳)お食事中済みません。田中太郎さん。警視庁の青柳です
(佐倉)ご同行願えないでしょうか
青柳と佐倉大(本田大輔)は田中を見つけて、取り調べをしました。
(田中)私は詐欺などしたことありません。
(青柳)したことない?15年前に逮捕されてるじゃない。何人もの女性が騙されて
(田中)純粋に恋愛をしていただけです。なのに警察も検察も裁判官まで私が嘘をついているって。
しらばっくれる田中に、青柳は食って掛かりながら、過去の捜査資料を読み上げました。
(青柳)田中太郎。平成14年、会社員女性にパイロットの桐生守と名乗って近づき、結婚花粗衣を持ち出して200万円騙しとる。平成17年には美容師の女性に弁護士の早乙女明と名乗り、100万。平成19年には茶道の家元の女性に美容整形外科医のマイケル森山を名乗って180万騙し取る。裁判では懲役5年の実刑判決。
(田中)私は最後まで無罪を主張しました。
(青柳)私はただ純粋に恋愛をしていただけですって?じゃあどうして名前や職業を偽ったの。
(田中)事実ですから。男は悲しいことに見栄っ張りです。パイロットや弁護士と言ったのはただ見栄を張りたかっただけです。
(青柳)ほぉ、じゃあ偽名を使ったのは?
(田中)田中太郎という平凡な名前はコンプレックスだった。それだけの理由です。罪のない嘘です。お金は皆さんが自分から援助したいと言ってくれたんです。本当に優しい女性ばかりでした。
(青柳)よくもまぁいけしゃあしゃあと
(田中)私は亡くなった母の面影を女性たちに求めていたのかもしれない。本当に天使のような母でした。刑事さんは私の母はそっくりだ
八重樫と奈良岡は田中の饒舌ぶりに唖然としながら取り調べを見守りました。
(八重樫)なんだこいつ
(奈良岡)口から生まれたような男
(青柳)あなたは女性のまえから姿を消したわけでしょ?
(田中)いやでもそれは皆さんが素敵すぎるから自分には勿体ないと思ってしまうんです。でも、どう言い訳しても女性達を傷つけることしか出来なかった。だから逃げるしかなかった。私は愛の逃亡者。
(青柳)ふざけたこと言ってるんじゃないわよ!有罪になって自分の身分が通用しないって身に染みて良く分かったんじゃないの?まだ同じことを続けてるの?
(田中)だから私はもう女性を好きになるのやめました。愛してしまうことが怖い。
(青柳)じゃ、さっきの女性は何?有栖川さんって呼ばれてましたよね。あなたは今も結婚詐欺を繰り返してる。あなたの犯罪はエスカレートしてる。栗原千香さん。
(田中)だから、田中太郎という名前がコンプレックスで。千香さん。素晴らしい女性でした
(青柳)あなたが寝具専門店っで知り合った。ロックオンした。45歳の独身女性、売り場のお客さんには新婚カップルも大勢いる。
(田中)ロックオンって。
(青柳)獲そういう女性は寂しさを抱えていると思い込んだのね。獲物を見つけたあなたはセレクトショップを経営する城島丈二を名乗り、栗原さんに近づいた。7月17日の午前2時6分、どこにいたの?栗原さんよ?あなたが殺した女性
(田中)栗原さんが亡くなった?
(青柳)しかも、彼女が貯めていた673万円を奪った。
(八重樫)下手な芝居しやがってこの野郎
(田中)彼女から援助してもらったのは150万です。私は女性から200万円以上はいただきません。673万なんてそんな大金。いやいやそんなことより私が人を殺すなんて。
(青柳)今までさんざんいい加減な話を聞かされて、あなたを信じろっていうほうが無理よ。じゃあ7月17日の午前2時6分どこで何を?
(田中)寝てましたよ。私はもう70ですよ?そんな時間に起きているわけないって
(青柳)誰がそれを証明してくれるの?
(田中)え、あけみです。ねこちゃん
田中は千香から現金の一部を受け取っていたことは認めるものの、殺害当日にはアリバイを主張しました。
SSBCで調べると、田中は自宅にいたものの、証拠が残らないように、携帯を置いて行動していた可能性がありました。
(仁科)なにが猫ちゃんよ
(光本)どうして田中が参考人なんですか?さっさと逮捕しちゃえばいいのに
(葛原)まだ決定的な情報が見つかってませんから
(木沢)田中太郎のスマホを調べると、7月16日から17日にかけて夜はずっと練馬区石神井の自宅から動いてません。
(仁科)スマホを置きっぱなしにして犯行に及んだんです
(光本)行動履歴を残さないようにね
(小山田)犯行に使われた車が盗まれた時間は?
(木沢)スマホは自宅にあった
(光本)それも履歴を残さない為
(名波)でも栗原さんから150万を受け取ったのは認めて523万は否定するってどういうことだろー
(伊垣)最初の金を受け取った時は殺害まで考えてなかった。でも殺した後に奪った金は認めたくないってことか
さらに、栗原千香が二子玉川の川に突き落とされる前に、田中は毛利奈々子に、7月17新納午前1時29分に電話をしていました。
(葛原)田中は7月17日午前1時29分、家の固定電話から毛利奈々子に電話をかけています。
(伊垣)栗原千香さんが多摩川に転落する37分前
(名波)石神井の自宅から二子玉川までどんなに早く移動しても1時間近くかかります
(伊垣)2時6分に栗原さんを突き落とすのは不可能なんです。
(八重樫)訳わからん。青柳
(青柳)毛利奈々子さんに確認してみます。
菜々子に電話をしていた田中が千香を殺すのは不可能で、アリバイが成立してしまいました。
事実確認を菜々子にすると、田中のボイスメッセージが残されていました。
(菜々子)確かにあの夜、電話がありました。私は寝てたから朝起きて留守電に気付いて
(青柳)それを聞かせてもらえますか
菜々子は有栖川からの留守電を伊垣、名波、奈良岡、青柳らの前で再生しました。
(田中の留守電)非常識な時間にごめんなさい。夢に君が出てきて目覚めてしまったんです。そしたら無性に声が聞きたくなって。ごめんなさい、お休み
(名波)田中の声に似てますね
(伊垣)本人でした。そんなに遅くまで起きてられないって言ってたのにな
(青柳)これトリックってことは考えられない?タイマー掛けてこの時間に自動で電話するみたいな
(伊垣)そんなことは出来ないだろ
(菜々子)田中?田中って誰ですか?これは有栖川さんのメッセージです
(青柳)何が本当か嘘か分からなくなってきた
(奈良岡)私達はなにかを間違えているのかもしれない
(名波)犯人は田中じゃないってことか
(菜々子)田中って誰?
青柳と八重樫は、この訳の分からない状況に頭を悩ませるものの、途中、マスコミ達に囲まれました。
(八重樫)田中じゃなきゃ誰が殺したって言うんだよ
(青柳)もう一度、1から見直します。
(八重樫)栗原千香は本当に殺されてるんだろうな?これで自殺でしたなんつったら、しゃれになんねぇぞ
特に、しつこく八重樫にいつも質問する、東京中央テレビの記者、清水琴音(水嶋凜)は引きさがりません
(琴音)一課長!多摩川で見つかった女性の遺体、殺人事件があるって本当なんですか?
(八重樫)あのですねぇあの今回はノーコメント
(琴音)否定されないんですか?一課長
(八重樫)えっとですね、今回の事件に関しては俺より青柳のほうが詳しいので。
八重樫は青柳に丸投げして逃げようとしました。青柳に聞いてください。
(青柳)ノーコメントノーコメントです。
さらに、奈良岡の捜査により、田中に騙されていることに気付かない、銀行員の大村和美という女性が疑わしい人物として浮上しました。
(八重樫)大村和美?
(奈良岡)田中太郎に騙された女性の中の一人です。田中はいつもの手口で大村和美から120万円を騙し取り、姿をくらましました。彼女が警察に相談に来たのは被害を訴えるのではなく、田中を捜してほしいとのことでした。彼女は今も田中を疑ってないんです。自分は彼に愛されていると信じてるんです。自分の婚約者は何らかの事件に巻き込まれて拉致されたのかと
(青柳)彼女が栗原千香さんを殺害したって言うんですか?
(奈良岡)大村和美の次に田中が狙ったのが栗原千香さんです。もし、彼女が栗原さんの存在を知ったらどう思うでしょう?
(青柳)栗原さんに田中を盗られたと思う
(八重樫)栗原さんを恨む
(奈良岡)そうです。しかも大村和美は銀行員です。523万を不正に送金する方法を知っててもおかしくはありません
(八重樫)大村和美連れてこい
大村は田中を栗原に盗られたくないと思い、犯行に及んだかもしれないのです。
大村からすぐ話を聞く必要があると動く、伊垣達。
青柳が大村を取り調べます。
(青柳)この人知ってますか
(大村)西園寺さん!彼は無事なの
(青柳)見つかりました。大村さん7月16日にどこにいましたか
(大村)木曜日なら仕事です。仕事が終わったら帰りましたけど
(青柳)本当に?二子玉川に行きましたか
(大村)16日行きました。刑事さんから話を聞きたいって言われて。警視庁捜査二課の宮沢さん。
(青柳)会ったんですか?
奈良岡は宮沢なんて刑事は捜査二課にはいないと否定します。
(八重樫)認めたぞ
(奈良岡)宮沢なんて刑事うちにはいません。
(大村)言われたお店に行ったんですけど、急に用事があるって。帰宅しました
(青柳)栗原千香さんをご存じですか?スマホを提出していただけませんか。
(大村)栗原?知りません。それより、西園寺さんに会わせてください
(奈良岡)大村和美は嘘をついています。叩けば必ず犯行に繋がる証拠が出てくるはずです。
(青柳)私は彼女が嘘をついているように見えないんです。スマホの位置情報によると彼女が二子玉川にいたのは夜10時まででその後は目黒の自宅に帰っています。栗原さんが多摩川に転落した時間も自宅から動いてないんです。
(奈良岡)それこそアリバイ工作ですよ?刑事に呼び出されて二子玉川に行った?そこには栗原さんの自宅があるんです。関係がないなんて言えますか?
(八重樫)大村和美は栗原さんのこと知らないってはっきりと言った。模試実は面識があったと証明できればあの女はクロってことになる。
伊垣と青柳は、大村が「シロ」で、証拠に繋がらない「何か」を捜します。
(伊垣)俺も彼女が嘘をついていると思えない。大村和美についての情報をすべて集めてくれ
(木沢)ネット上の書き込みや写真、動画
(光本)犯罪の証拠に繋がるものですね
(伊垣)繋がらないものもだ
(名波)伊垣さんは彼女を白だと言ってるんです
(葛原)やはり田中太郎が犯人だと?
(仁科)白って。
(伊垣)分かりません。まだ決定的な証拠は誰にもわかりませんから。
まもなく、機動捜査隊の沢村と牧村からの情報により、事件に使われた車が見つかり、伊垣と名波は車を調べました。
(沢村)早いですね。SSBCさん。鑑識も捜査一課もまだですよー
(小山田)伊垣さんちょっと、だめですよ伊垣さん
(伊垣)メモリーカードから記録が抜かれてる。
(名波)犯人は自分が映るのを警戒していたんですね。伊垣さんこれ木沢さんから。
(名波)栗原さん?大村和美の情報が欲しいって言ったのに。え?
事件当日の栗原千香のSNSには、大村和美が視界の中に映りこんでいて、一緒に食事をしていたことが分かりました。
再び、大村和美を取り調べる青柳。
(青柳)これはどういうこと?撮影したのはあなた。彼女を知らないって言ったのは嘘
(大村)本当に知らない人です。あ、思い出した。私が近くにいたから。写真を撮ってって。
(青柳)栗原さんに?
(大村)男の人です。サングラスかけてました。男の人がこの人を励ましていました。もうちょっと笑ってとか。
(奈良岡)この女は息を吐くように嘘をつく。田中と同じです。
(青柳)あなたがこの場所を訪れた理由をもう一度、教えて、
(大村)宮沢さんという刑事に呼ばれて
(青柳)そんな刑事は捜査二課にいないのよ
(八重樫)大村和美の自白が取れ次第、逮捕。証拠揃えて送検だ。お前が口割らすんだぞ!青柳
しかし、伊垣と名波は、奈良岡こそがおかしいと指摘しました。
(伊垣)一課長、大村和美はシロです。
(八重樫)なに?じゃあ誰が殺したって言うんだよ。やっぱり田中でしたって言うんじゃないだろうな。あっちにはアリバイがあるんだぞ。
(伊垣)奈良岡さんを調べさせてください。
(名波)考えてみれば最初に田中太郎を怪しいと言い出したのは奈良岡さんです。田中にはアリバイがあった。普通なら一度はアリバイ工作を疑うはずなのに奈良岡さんはあっさり諦めてすぐ大村和美の名前を挙げた。
(八重樫)いや名波さんだからそれって
(青柳)奈良岡さんを犯人にするプラント大村和美を犯人にするプランを用意したって言うことですか。
(伊垣)そうだ。
(八重樫)青柳まで何言ってんだよ。なんで奈良岡君が栗原さんを殺さなきゃなんないんだ?何の動機があって、お前自分がとんでもない事言い出してる事分かってるのか?身内が犯罪者だって言ってるんだぞ?警察の信頼地に落とそうとしてるんだろ。
(伊垣)だからそれを調べろって言ってるんです。これを隠ぺいするほうが大ダメージですよ
(八重樫)そんな戯言聞きたくないね
ここで、名波は八重樫に自身の立場を利用して、圧力をかけて、奈良岡を捜査する許可をもらいました。
(名波)戯言?僕達が言ってるのは戯言でしょうか?八重樫さん、僕の伯父は元警察庁長官現内閣官房長官、久世俊介です。
(八重樫)いやいや、名波さん違くて。はい、重々知っております。
(名波)そして僕は国家公務員採用試験に合格して警視庁に入庁したキャリア組。2年後には昇進して恐らく警視庁で局長、つまりあなたの上司になる。僕は戯言なんて言ってませんよね。奈良岡さんのこと調べちゃっていいですよね?
(八重樫)はう。はうって言っちゃった。勿論ですよもうバンバン調べちゃってください。
(伊垣)お前は奈良岡の身辺調査だ。殺害の動機に繋がる証拠を見つけろ。
(青柳)なんであなたが上から目線で?仕事の時にお前はやめてって言ってるでしょ
(伊垣)じゃあなんて呼べばいい?
(青柳)青柳さんよ。ホントに奈良岡さんが犯人なの?疑う根拠はなに?
(伊垣)刑事の勘だよ
(青柳)勘?
(名波)夫婦喧嘩はやめましょう、あ、元夫婦か。伊垣さん僕達はSSBCです。重視するのはデジタルエビデンスで会って、勘や印象ではありません。
青柳、伊垣、名波は奈良岡に、田中太郎が取調室にいると嘘をついて誘導しました。
(伊垣)肩の荷が下りたような顔をされていましたよ、奈良岡さん
(奈良岡)そうですね
(青柳)でも奈良岡さんはまだ終わってないんじゃないんですか
(伊垣)田中太郎の結婚詐欺
(奈良岡)ああそうだ、あいつを締め上げなきゃ
(伊垣)じゃ、行きましょうか
(奈良岡)もう中にいるんですか?田中は
(青柳)取り調べの準備は出来ています。
(伊垣)栗原千香さんの事件について話を聞きたいんです、あなたと。とにかく入ってください、じっくり話しましょう。
そして、奈良岡から事実をあぶり出すことにしました。
(奈良岡)一体なんの話ですか
(伊垣)あなたのネット履歴を調べました。オンラインカジノに相当つぎ込んでますよね?奈良岡さん。しかも6月字手で自己資金を使い果たし、あなたは別の詐欺事件で押収した被疑者の口座から勝手に金を引き出してる。総額500万円。
(奈良岡)そんな事実はありません
(青柳)確かに今は口座にお金はもう戻っています。500万円が入金されたのは7月17にい栗原さんが亡くなった日。正確に言えば、栗原さんが亡くなり、彼女の口座から523万円が盗まれた日。
(名波)さらに言えばその口座に調査が入る前日です。だからあなたは焦っていた
(伊垣)それが栗原千香さんを殺した動機
(奈良岡)私が殺したと?冗談はやめてください。どこにそんな証拠があるんです?
(名波)補填された500万円を辿っていくと、コロンビアの口座に行き当たりました。栗原さんのお金が移し出された口座です。名義人は、リチャルドゴメスになっていますが。
(奈良岡)それが私だっていうですか?バカバカしい。私は警察官です。しかも詐欺を扱う捜査二課の刑事だ。罪を犯すリスクは誰よりも分かってる。私がそんなことするわけないでしょ
(伊垣)あなたが結婚詐欺の捜査をする過程で栗原千香さんに多額の貯金があることを知り、ネットバンキングのIDとパスワードを聞き出した。
(奈良岡)そんなことが出来るわけがない。
(伊垣)偽警察官に注意!警察官が暗証番号や口座番号を聞き出すことはありません。でもあなたは正真正銘の警察官だ。栗原さんが疑うことなくあなたに教えてしまっても不思議じゃない。7月16日あなたは栗原さんに睡眠薬を飲ませ、人に見られない翌朝、午前2時まで待ち、彼女を多摩川に運んで突き落とした。すぐに彼女の口座から預金高全て、523万円を自分の口座に送金した。
(奈良岡)もう聞きたくない。大問題になるぞ
(伊垣)大問題になるな
(青柳)あなたは田中太郎を犯人に仕立て上げた。それが最初の計画。万が一それがうまくいかなかったときに備えて、大村和美さんに罪を被せる計画をした。それがこれです。
SNSを見せた青柳。
(奈良岡)なんなんだ一体
(青柳)あなたは捜査二課の宮沢を名乗って大村さんを呼び出し彼女にこの写真を撮らせた。そしてその夜、眠らせた栗原さんのスマホを取り上げ、SNSにこの写真を投稿した。
(奈良岡)よくそんなストーリーが作れるな
(名波)あなたは僕達SSBCがこれを見つけると想定していたんです。ここまでは良かった。僕達は騙されました。でも栗原さんと一緒にいた男、大村さんに写真を撮ってと頼んだ男はあなたですよね。
(奈良岡)じゃあ出してください。私がここにいたって証拠を出してください。
(伊垣)お前が映ってるぞ奈良岡
(名波)既に顔認証システムであなただということは確認されています。
(奈良岡)俺じゃない!俺じゃない!
(伊垣)もう諦めろ
(青柳)栗原千香さんを殺害したのはあなたですね
(奈良岡)弁護士を、弁護士を呼んでください。
後日、八重樫は、名波の伯父、久世に捜査二課の現役刑事、奈良岡が犯人だったことを伝えました。
(久世)二課の刑事が殺人を認めたっていうのは本当なのか?
(八重樫)事実で御座います、官房長官。犯行に使用された車の中から本人のDNAも検出されました。
(久世)直ちにマスコミに発表しなさい。いいか?何も隠してはいけない。ちなみに容疑を認める決め手になったのは何だい。
(八重樫)承知いたしました。タピオカです。あのぶつぶつの飲む奴ありますよね。そのそれがですね、スプーンの上にタピオカが乗っていまして、なんと奈良岡もそこに乗っかっていたという
(久世)八重樫君申し訳ないが、私のももう少し分かるように説明してくれ
八重樫はマスコミ達の前で、ちんぷんかんぷんなことを途中言い出し、その場を逃げ切りました。
(八重樫)7月20日午前10時38分、殺人および電子計算機器使用詐欺の容疑で、本庁捜査二課警部補、奈良岡秀彦を逮捕致しました。
(琴音)現職の刑事が殺人を犯したって言うことですか?
(別の記者)詐欺というのは?
(八重樫)えっとね、栗原さんの口座から523万円をコロンビアに不正送金してました。口座名義人はリチャルドゴメス
(別の記者)年齢を教えてください
(八重樫)年齢って何?ゴメスの年齢。そんなの知らないよ
(琴音)この資料にタピオカとあるんですが何ですかこれ。ゴメスとタピオカについて説明を
(八重樫)あのちょっとねタピオカの子と説明するの一寸大変なんだよなー。青柳、お前、説明して。じゃあ俺がね、記事の見出し考えてあげるからもうこう書いてースプーンの上にタピオカ、タピオカの中に警察の人間がその名もゴメス、年齢不詳、これでいこう。ね?以上。
青柳は罪を認めない田中を静かに問い詰めました。
(青柳)栗原さん千香さんはどうして殺されなきゃいけなかったの?あなたと婚約せずにいたら彼女は死なずに済んだ。あなたが彼女の前から姿を消さなければ、私はただ恋愛をしていただけ、まだそう言い張るつもり?
(田中)数珠を。刑事さん、お数珠を貸してください。
警視庁SSBCでは、事件解決後にお菓子を食べて、次の事件に向かいました。
タピオカを美味しそうに食べる一同に、仁科がタピオカをきっかけに、恋愛で苦い経験をしたことが蘇って、大泣きしました。
(小山田)久し振りだなタピオカ
(光本)流行ってた頃、よく食べた。
(伊垣)美味い美味い
(木沢)この食感
(小山田)ぷにぷに感
(小山田)失恋話?
(仁科)タピオカ一緒に食べようって言ったのに。美味しい。さやかちゃん、やっぱり結婚相談所行こう。結婚したかったなーうわあん!
(伊垣)どっちなんだよ
(木沢)なんで今そんなカミングアウト
(葛原)タピオカにそんなつらい思い出が
(名波)みんな食べましょう。美味しいですよ
大追跡~警視庁SSBC強行犯係~Season2 2話「一粒の証拠」
ロマンス詐欺に簡単に騙されてしまった被害者の千香も、今回、その際岸の田中太郎に騙されてもなお、信じてしまう、大村和美も、もう少し人を見抜く力を持ってほしかったです。
田中太郎は上品な振る舞いが特徴ですが、話術に長けており、危険な香りがする男でした。
罪の意識がない田中が本当に恐ろしかったです。
青柳と同じく、私も呆れ果ててしまいましたよ。
そして、協力的な頼もしい助っ人かと思っていた捜査二課の詐欺を取り扱う刑事の奈良岡がまさかの真犯人とは…。
石井正則さんが、そんな奈良岡を、大人し気な雰囲気で、がらりと違う一面を見せてくれる名演でした。
テキストマイニングであぶり出す手法は華麗で、今回も爽快に事件解決に繋がりましたね。