大追跡~警視庁SSBC強行犯係~Season2

大追跡~警視庁SSBC強行犯係~Season2 5話「同性同名」

大追跡~SSBC警視庁強行犯係~Seaon2~5話「同性同名」あらすじネタバレ

家でテレビを見ていた伊垣の中学生の娘、美里と元妻の捜査一課刑事、青柳(松下奈緒)は、深掘り健一のニュースを見ていました。

(青柳)こういうお医者さんが増えてほしい

(美里)みんなテレビ見てるんだ

(青柳)美里もスマホばっかり見てないで、こういう立派な人になるように勉強しなさい。今年、高校受験なんだからわかってる

(美里)私は医者になんてならないよ。はいはい。

(青柳)自分の夢を持って努力しなさいって言ってるの。

その頃、深掘健一(細川岳)は、家族との蟠りを抱えていました。

(冴子)(山本未來)ケンちゃん明日はちゃんと予備校行かなきゃだめよ。パパ帰って来た。

(健介)予備校を休んだ?

(冴子)ちょっと頭痛があったのよ、ケンちゃん

(健一の父 健介)(宮川一朗太)もう後がないんだぞ、分かってるのか?あいつを甘やかすな!俺の車はもう使わせるな!

(健一)うるせぇよ

(健介の母 冴子)健一だって自分の立場分かってるんだから

とある密着報道番組で、「奨学金で医学部を卒業した苦学生ドクター」と話題の、深堀健一(阿久津仁愛)。

ふと、動画配信者と思わしき龍村要から嫌がらせを受け、拒否します。

(龍村)お帰りなさい深堀先生。ホントイケメンだな。アイドルでもいけるよ。知ってるでしょ?ネットで騒がれていること。気分いいでしょ。おいおい芸能人かよ

(深堀)はあ?やめてください

しかし、番組の放送直後、自宅マンションの駐輪場で、彼のバイクが何者かに放火されてしまいました。

青柳と八重樫はこの件について話し合います

(青柳)昨夜のバイク火災はやはり放火でした。バイクの下に黒焦げのライターが落ちていました。ライターは高級ブランドの物らしいです。

(八重樫)またかよ。遺留品があったのは初めてだな。高級ブランド?

八重樫は、記者の琴音に早速質問攻めにされました。

(琴音)一課長!昨夜の調布の家事も放火ですか?

(八重樫)まだ連続放火事件なのか分からないけどね

(琴音の先輩記者で堀)もし、連続放火事件なら本庁で取り扱うということになりますね?

(青柳)もうすでに捜査一課が推す差に着手してます!

(八重樫)一課はねやること早いの

(琴音)まだ怪我人は出ていませんが、また放火されて万が一にも犠牲者が出た場合、八重柏一課長の責任になることがありますが

(八重樫)行こう青柳

(青柳)仮定の質問にはお答えできませんし、現段階で発表することは合いrまあ線

SSBC強行犯係の伊垣修二(大森南朋)、小山田勝也(高木雄也)、仁科瑠美(丸山礼)、光本さやか(足立梨花)、城慎之介(野村康太)、木沢理(伊藤淳史)、葛原茂(光石研)、内閣官房長官の甥で将来有望な名波凛太郎(相葉雅紀)らは、野次馬の中にいたある男性に注目します。

警視庁捜査一課刑事で、伊垣の夫、青柳遥(松下奈緒)もSSBCに駆け付けます。

青柳は、仁科と光本が、深掘に憧れているところに遭遇し、呆れ果てるのでした。

(光本)素敵だったよねえ深堀先生。青柳主任もそう思いません?

(仁科)ああ、私もう守ってあげたい

(青柳)そ、そうね

(八重樫)なにペチャクチャ喋ってんだよ、廊下までバンバン聞こえだぞ。防カメに放火犯が映ってたのか?

(光本)(仁科)申し訳ありません

(伊垣)不審者をとらえた映像はありませんでした

(小山田)一つもです。

(城)本当です

(八重樫)んなわけねぇだろうよ。ったくつかねぇなSSBCはよ

(名波)申し訳ありません

(八重樫)いやいや、名波さんの事責めてるわけじゃないですからね

(葛原)映像がなくても一連のほうが同一犯によるものなら、犯人像を推測できるかもしれません

(木沢)つまり僕の出番ですね

(名波)地理的プロファイリング

(八重樫)あんなのあてになるのかよ

(青柳)でも使えるものは何でも使って、犯人の特定を急ぐべきです

(木沢)最初の放火は今年2月に府中市浅神町。2件目は三鷹市中連雀。3軒目日は調布市中野台。4件目は三鷹に戻って7月に雀山。5件目が調布市蕾が丘。

(伊垣)連続放火は犯人の居住地を中心にドーナッツ型に犯行現場が広がってる傾向がある

(木沢)その通りです

(仁科)たぶんこれって

(城)法則性がありますか?

(光本)現場が近いと言えば近いけど

(小山田)広範囲と言えば広範囲

(葛原)共通した傾向があるんじゃないの?木沢君

(木沢)あるといえばある、ないといえばない、少なくとも昨夜の放火犯は違いますね。今までの放火事件とは関連性はないと思われます。

(八重樫)それどっちなんだよ

(伊垣)犯人像は

(木沢)分かりません

佐倉(本田大輔)と古手川(松本慎司)は、深堀健一(阿久津仁愛)に被害状況を訪ねます。

(佐倉)心当たりがある

(古手川)犯人を見たんですか?

(名医の深堀健一)(阿久津仁愛)火事が起きる20分くらい前です。帰宅した時に知らない男の人が近づいて来て、僕をスマホで撮影し始めたんです。

(佐倉)どういう風袋の男だったんですか?

(深堀健一)40歳くらいで紙にパーマかけてて、ネットで騒がれて嬉しいでしょって僕は怖くなって逃げました。

SSBCでは、同性同名の深堀健一(細川岳)を特定しました。

(小山田)火災現場にいた野次馬です

(名波)この中に犯人がいるかもしれないってことですね

(青柳)放火犯は現場に残って家事を見物している場合があります。

(八重樫)こんなんで犯人特定出来たら苦労しないけどんあ

(伊垣)アイツが気になるな、上から2番目の写真の…あの表情

(光本)なんで笑ってるの

(葛原)顔認証で検索してみましょう

(城)こいつだ

(木沢)名前は

(青柳)(八重樫)深堀健一

(小山田)バイク燃やされた被害者も

(城)深堀健一さんです

(名波)漢字も同じ

(青柳)でも深堀先生とは全然違う

(伊垣)今年5月の投稿か、25歳

(小山田)金持ってそう。田和0マンション

(城)起業して会社経営してるんでしょうか

(仁科)自分で港区男子って言ってます

(名波)いつも港区で遊んでいる人がどうして調布の火災現場にいるんだろ

(青柳)ライター…これ現場に残っていたものと同じです

(八重樫)こいつが放火犯だ

(葛原)深堀健一さんが深堀健一さんのバイクに火をつけた。これ偶然でしょうか?深掘りすると何らかの理由があって

公私混同する葛原を八重樫が落ち着かせました。

(八重樫)おい、大丈夫?

(伊垣)被害者の深堀健一さんと被疑者の深堀健一って呼ぶか

(青柳)それもまどろっこしい

(名波)じゃあ被害者を深堀A,被疑者を深堀Bと呼ぶのはどうでしょう?

(八重樫)それいいっすね、

彼は、被害者と同姓同名の、深堀健一(細川岳)でした。

もう一度、佐倉と古手川は、深堀健一(阿久津仁愛)に嫌がらせをされた男の顔を確認したところ、深堀健一(細川岳)ではないと言いました。

(佐倉)この男じゃない

(深堀)だから40歳くらいのとにかく全然違う人でした

「港区男子」を自称し、派手な生活をSNSで発信する深堀は、美容クリニックを経営する父、健介(宮川一朗太)と母の冴子(山本未來)からのプレッシャーを受けながら、生活していました。

医学部合格を目指して、7浪中の深堀は、深掘健一(阿久津仁愛)とは真逆の人生を送っています。

(伊垣)火災が起こる15分前、現場近くのコインパーキングに車を止める深堀健一の…深堀Bの映像が見つかりました。

(名波)さらに、車に戻ってくる映像も

(葛原)右手抑えてますね

(城)車は調布インターで高速に乗った都心に向かい、渋谷出口で降りました

(伊垣)その先は高城町の防カメが車を捉えてる、

ふと、防犯カメラで、彼が右手に火傷をしていることに気付いた伊垣達。

青柳と古手川は、古川健一の家に行きました。

(青柳)一昨日の夜10時半頃、調布でバイクが燃える火事がありました。あなたはその現場にいらっしゃいましたよね?

(冴子)調布?健一はそんなところによるいません

(佐倉)野次馬の中にあなたが映ってます

(古手川)現場近くのコインパーキングの防カメ映像にも

(青柳)この車の所有者は深堀健介さん。銀座エメラルド美容外科クリニックの院長でいらっしゃるあなたのお父さんです。

(冴子)待って下さい。刑事さん達は何を疑ってるの?

(青柳)その手、どうされたんですか

(古手川)火傷されたとか

(冴子)何かで擦りむいたんでしょう。この子、受験生なんです。毎日勉強で忙しいんです。警察に疑われるようなそんなことできるわけありません。医学部に入るのに何年か浪人することは珍しくありません。

(青柳)警視庁のほうへ任意同行出来ますか?受験は関係ありません

その後、青柳は伊垣に深堀健一(細川岳)について報告しました。

(伊垣)右手に火傷?

(青柳)擦りむいたって言ってるけど深堀Bは自宅近くの病院でやけどの治療を受けてるの。

(伊垣)意外に早く片付くかもな。

(伊垣)来週だぞ?美里とデートだから

(青柳)デートって、キモイとか言われるわよ。美里はそういうの嫌がる年頃よ。それに今年は受験。もう遊んでる暇ない。

(伊垣)え、受験

(青柳)父親ならそういう大事なこと忘れないで

八重柏は相変わらず、、深堀健一(細川岳)を犯人だと決めつけていました。

そこへ、深掘健一の父、深堀健介のクリニックの顧問弁護士、番場正義(池田成志)が八重樫を訪ねてきます。

(八重樫)もうあいつが犯人なんだろ、さっさと取調室に移して問い詰めろよ

(青柳)でもまだ状況証拠だけです

(八重樫)自白すれば決まりじゃねぇかよとっとと片付けろっつってんだよ

(古手川)深堀Bの顧問弁護士が一課長に会いたがってます。深堀Bの父、深堀健一の顧問弁護士だそうです。

(八重樫)なんで俺に会いたがってんだよ

(古手川)名刺を見せれば分かると。

(青柳)どうされました?一課長

(八重樫)応接室にお通ししろ。番場先輩、お久し振りです。

(番場)久し振りだな八重樫。いや、八重柏捜査一課長様か。まさかクレーマー対策の部屋に通されるとはな。

(八重樫)なんでこの部屋なんだ?

(青柳)この部屋しか空いてなかったものですから

(八重樫)番場先輩は野球部が一緒で、高校の先輩なんだ

(番場)私が3年生の時、双子の八重樫兄弟は1年生レギュラーでね、2人共体格良かったからなーあの時の八戸荒波高校は、青森県史上最強!甲子園出場間違いなしって言われてたなーところがね、県大会の1回戦、1点差リード9回裏相手はツーアウトランナー一塁二塁バッターをセカンドゴロで勝ったと思ったが、兄貴の八重樫雅彦がトンネルしてね、二塁ランナーが生還して同点。それでもね、延長に入ればまたチャンスはあった。ところがそのボールをライトの弟、八重樫雅夫が、またトンネル、結局一塁ランナーホームを踏んでサヨナラ負け。ちなみにその時のピッチャーは私でした。今でも青森だば語り草だ。悪夢の双子トンネル。もう笑い話だんべ、昔のことだ。ところで八重柏一課長、深堀健一君を放火の件で任意同行したそうだが…事情聴取の前に彼と話をさせてくれないか?当然の権利ですよ。

番場は八重樫と双子の弟が、野球の試合で失敗したせいで甲子園出場を逃したと嫌味を言ってきました。

その当時の切り抜きまで持参して、八重樫に皮肉を言い放ったのです。

(八重樫)あの時は本当に申し訳ございませんでした。

番場の名前を聞いた八重樫は、彼との苦い思い出が蘇りました。

青柳はトイレで具合が悪くなる八重樫をフォローします。

(青柳)大丈夫ですか?でももう関係ないじゃないですか?高校時代の先輩後輩は。

(八重樫)なんでよりによって番場先輩来るんだよな。でもあの時あの人に言われたんだ。今日のことは絶対忘れねぇべって俺達の青春返せって。

(青柳)トラウマ?

その様子を見ていた伊垣達は、八重樫に同情します。

(伊垣)一課長は高校球児だったのか

(葛原)それであんなにかしこまって

(名波)容赦ない昭和のマスコミ

(城)甲子園出てたんだ

その頃、番場は、深堀健一(細川岳)と弁護士と依頼人として繋がっていました。

(番場)警察は君の行動履歴を調べようとスマホの提出を求めてくるが、それに応じる必要もない。火事の現場にいたって、右手を火傷してたって同じブランドのライターが現場にあったって、賢治が起訴できるほどの材料にはならない。心配しなくていい、君はすぐに家に帰れる。

(深堀)有難う御座います。先生

伊垣達は、木沢の解析で、深堀健一(細川岳)のことをさらに調べると、SNSで誹謗中傷を受けて居ることが判明しました。

(小山田)銀座エメラルド美容外科クリニックのドラ息子ついに7浪目。金でもコネででも医学部は入れない馬鹿、

(城)でも相変わらずのチャラ男、もはや自暴自棄。

(葛原)深堀Bのアンチがいるんですか

(木沢)自分からSNSで色々発信してるから悪目立ちしちゃうんですよね

(光本)どうせ将来は父親の病院の跡継ぎだろうってやっかみもある

(仁科)医学部落ちまくってるんでしょ

(小山田)7浪ってなかなかだよな

(伊垣)それなのに友達家に呼んでパーティー佳代

(城)もう開き直ってるのかな

(木沢)でも来年受験なんだろ?内心は焦ってるよ

(名波)親からのプレッシャーに苛立ってるかも

(仁科)そんな時に深堀健一先生の特集見たとしたら

(葛原)向こうは同じ学年で医学部現役合格、しかも同性同名

(小山田)立派なイケメンだって騒がれていたらむかつくな

(伊垣)それが放火の動機?

(木沢)プレッシャーと自暴自棄の間で生まれた鬱屈した思いが、同性同名で優等生の他人に怒りとなって向かうことは大いにあります。

木沢は、深堀の心理面を分析しました。

青柳がスマホを見せるように深堀を追求しますが、彼は黙秘。

(青柳)8月10日の夜、あなたは何しに調布に行ったの?これは取り調べじゃない、任意での事情聴取です。でもここで黙秘されると私達はあなたへの疑いをより強くします。スマホを見せて。それでもいいの?それも拒否しろってあの弁護士に言われてるのね。

深堀は番場の言う通りにスマホを青柳に見せず、沈黙を貫き通しました。

(深堀)先生の言う通りにしました

(番場)それでいいんだ

学食で昼食のうどんを食べていた八重樫は琴音にまた声を掛けられます。

(琴音)一課長、任意同行した放火の重要参考人を帰宅させたそうですね?他に有力な容疑者はいるんですか?

(八重樫)ノーコメント、飯くらいゆっくり食わせてくれよ

しかし、うどんが、野球ボールに見えてまたしてもトラウマがフラッシュバックしてしまいました。

青柳、伊垣、名波は八重樫がトラウマを克服しないことには捜査が進展しないと話し合いました。

(青柳)一課長があれでは捜査が進まない

(伊垣)珍しいな、お前が一課長を批判するなんて

(名波)初めて聞きました

(青柳)批判してるんじゃありません。高校時代の先輩に腰が引けてるのがどうかと思っただけ

(伊垣)批判してるじゃないか

(青柳)してない

(名波)確かに、あのトラウマを克服してもらわないと今の一課長には冷静な捜査指揮が出来ないかもしれませんね

(伊垣)結局、決め手になる証拠を俺達が見つけるしかないんだ。あの弁護士を黙らせるだけの証拠を

(青柳)分かってる

機動捜査隊の沢村伸吾(ワタナベケイスケ)と牧島鈴花(平川結月)は、殺人があった現場に急行しました。

(沢村)牧島はなんで警察官になったんだ

(牧島)刑事になるためです

(沢村)もしかして親父さんが刑事だったとか?昔から正義感が強かったとか?

(牧島)刑事ドラマです。いや、自分大好きなんですよ

(沢村)馬鹿、俺もだよ

そんななか、事件現場の周辺で怪しい動きを見せていた男、龍村が刺殺体となって発見されました。

(伊垣)遺体はあそこか

(牧島)ズボンのポケットにあった財布に免許所が入ってました

(名波)龍村要、昭和45年7月3日生まれってことは41歳

(小山田)人着は

(沢村)髪にパーマをかけてて、中肉中背、青色の半そでシャツにベージュのズボンです。

(城)あそこに防カメが

(牧村)あれはダミーです

(青柳)鑑識作業は?SSBCは防カメ映像を捜して

(沢村)もう終わる頃です。遺体は死後2日を経過

(牧村)死因は背中やわき腹、3か所を刺されたことによる失血死と考えられます。

(古手川)財布があったということは物取りの犯行じゃありません

(青柳)あの車はこの人の?

(沢村)いえ違います、被害者の車はここになさそうです

(佐倉)じゃあなんでこんなところで

(青柳)この人はここで犯人と会うことになってた?

男性は、深堀健一(阿久津仁愛)を動画で撮ろうとした男です。

青柳、佐倉、古手川は、フリーライターで、「ネット探偵」を名乗る龍村の家宅捜に出ました。

(光本)龍村要。職業フリーライター。

(仁科)ネット探偵?

(木沢)一般にはネット上の誹謗中傷や不正アクセスの発信者を特定して、被害の拡大を防ぐデジタルエキスパートのことを言うけど、

(葛原)この人の場合、あくまでも自称ですからねぇ

(小山田)パパラッチみたいなもんじゃないの

(伊垣)被害の拡大を防ぐんじゃ難くて、逆に名前や住所を晒して喜ぶ輩か。

(名波)だとするとトラブルに巻き込まれそうな趣味ですね

(葛原)現場付近の防カメ映像は

(城)調べましたが不審な人物は映っていませんでした。

(小山田)龍村さんが映ってる映像もないんです

(伊垣)防犯カメラを避けて行動していたとしか考えられない

(名波)どういうことでしょう

青柳、佐倉、八重樫、古手川も四苦八苦していました。

(八重樫)ホームの先?

(青柳)司法解剖で龍村さんの肋骨からは物の先端が見つかりました。凶器となった刃物の先が欠けたと思われます

(八重樫)これで狂気が特定できるのか。

(佐倉)小さすぎて厳しいですね

古手川はその後、深堀健一(阿久津仁愛)からの電話に出ました。

(古手川)もしもし、え、被害者を知ってる?

(深堀)食堂でテレビ見てたら殺人事件のニュースが流れたんですけど、殺された龍村要って人、放火があった夜に僕に声をかけてきた人だと思います

(佐倉)いきなり声掛けてきて殺人未遂について話したという

(深堀)ニュースで見た顔と同じ顔でした

(八重樫)おいこれどういうことだよ

(佐倉)放火と関係があるんでしょうか

(青柳)少なくとも龍村さんは放火があった時現場近くにいた可能性はありますね

伊垣達はSSBCで調査します。

(伊垣)龍村さんのパソコン

(青柳)自宅にあったものよ、解析してもらいたいんです

(葛原)龍村さん殺しに関するデータがあるのかもしれない

(青柳)もしくは放火に関するデータが

そこで、瀧本が使っていたパソコンを技術支援担当の光本が解析します。

(光本)ロックされたファイルがあります。パスコードが分からないと開けない。1985か0703

(仁科)とりあえず誕生日

(小山田)それはないだろ

(城)バイクのナンバーは

(小山田)グッジョブ

(城)センキュー

(青柳)多摩お9578

(光本)開いた。動画がいくつか

(八重樫)こいつが犯人だ

(青柳)しかし彼が放火した決定的な証拠がありません。これも決定的な証拠にはなりえません

(八重樫)充分決定的な証拠じゃねぇかよ

(伊垣)裁判になったら番場弁護士はそこを突いてきますよ

(名波)勿論そこも重要ですがこれを撮影した龍村さんはまず帰宅した深堀Aに声をかけ、その後はその近辺に残って火災を目撃してるんですよね。これが殺害されたことに結びついていないのでしょうか

(伊垣)あのコインパーキングの映像見せて、巻き戻して、ナンバー

(青柳)9578

(葛原)龍村さんのバイクですね

(八重樫)深堀Bを龍村さんは追いかけたってことか

(青柳)自宅を突き止めるため?

(伊垣)深堀Bを強請るため…放火を目撃したんだ。動画を撮ってファイルに保存してるってことは?目的があったってことだ

(小山田)それが強請りってことか

(葛原)あり得ないことじゃないですね

(青柳)じゃあ龍村さんを殺害したのは強請られた深堀B?

(伊垣)充分あり得る

(名波)でもその仮説を証拠づけるものは何もない

(伊垣)龍村さんのスマホが、見つからない以上、深堀Bのスマホを調べる必要がある

(葛原)そこに2人のやり取りが残ってれば、深堀Bを問い詰めることが出来るんですね

(八重樫)ちょっと待てよ、スマホの提出なんて番場先生がだめって言うに決まってるだろ

(青柳)一課長がここで毅然とした態度を取らないと

(伊垣)簡単に言うな。青春時代の傷は一生残るんだ。双子トンネルだぞ

(木沢)でも事件はまだ9回裏じゃありません

(小山田)6回表くらい?

(八重樫)なんで野球に例えるんだよ。

(名波)僕の伯父は内閣官房長官の久世俊介です。国家公務員総合試験に合格して警察庁に入庁したキャリア官僚、2年後には警察庁で局長、つまりあなたの上司になります。

(八重樫)重々承知しております。はう?はうって言っちゃった

名波は番場に怖気づいている八重樫の背中を後押ししました。

(名波)でも今はあなたが上司です。キャリアの僕を顎で使ってもいいんです、そんなあなたが弁護士が野球部の先輩だからって委縮するのは情けない。天下の警視庁捜査一課長でしょ。堂々とスマホの提出を求めてください。

八重樫は、番場に立ち向かいました。

(佐倉)八重樫一課長、番場先生がお見えになりました

(八重樫)会おうじゃないか

(番場)健一君のスマホを押収した理由を聞きたい

(八重樫)放火とは別の事件の捜査です。それはまだお答えできません

(番場)別の事件?なんじゃそりゃ、別件で逮捕しようとしてるのか八重樫!

(八重樫)番場先生、昔の上下関係を持ち込まないでいただきたい!とにかく今はノーコメントです、番場先生。

深堀健一(細川岳)は家宅捜査をされましたが、スマホには証拠はありません。

(佐倉)捜索差押許可状です

(青柳)深堀健一さんのスマホをお預かりさせてください

(八重樫)ちゃんと調べろよ。削除したデータも調べたのかよ

(光本)見つかりません。深堀Bのスマホには調布の火災現場に言った行動履歴は残ってました。でも龍村さんとのやり取りや、龍村さんから受け取った動画は一切ないんです。調べました!龍村さんから強請られた形跡もありません

(青柳)じゃあ深堀Bは龍村さん殺害とは無関係って事?

健一のスマホを番場に返す、八重樫。

(八重樫)これお預かりしていた健一君のスマホです

(番場)ほぉ、もう返却?健一君の別件逮捕もありうると君は言っていたが

(八重樫)それはないです。申し訳ありません

(番場)またやってくれたな、八重樫

伊垣と名波は、深堀健一(細川岳)が龍村と接触した足取りを防犯カメラで追いました。

(伊垣)スマホに形跡がなくても龍村さんは深堀Bをバイクで追いかけてる。絶対にどこかで接触してるはずです

(名波)そこで龍村さんは深堀Bに直接動画を見せその場で強請り、金を受け取る時間と場所を指定した

(葛原)龍村さんが殺されたのは死亡推定時刻から考えて放火事件の翌日。

(光本)その前に2人はどこかで会ってるってことですね

(小山田)マンション周辺の防カメを調べよう

(木沢)一課が動けなくても僕達にやれることはある。

今度は深堀の足取りを追う為、デパートの防犯カメラを見る2人。

(名波)これは父親ですね

(伊垣)母親だ。10時22分

(小山田)コンビニに寄った後の足取りが確認出来ません

(伊垣)自宅に戻って来たのが11時半だ。その間にどこかで龍村さんと接触した可能性が高い

(城)もう一度探してみます。

(名波)あと防犯カメラがあるのはショッピングモール

(伊垣)デジタルサイネージだ。あそこにカメラがある。AIがここに立った人物の性別m年代を認識して、そのターゲットに絞った広告を流す

(名波)タクシーの中の広告と同じですね

(葛原)殺された龍村さん

(木沢)相手が見えない

(仁科)別角度からの映像はないんですよね。午前10時55分

(城)深堀Bが外出していた時間帯です

(小山田)ここで接触があれば重要な証拠になり得るのに

(名波)待って下さい、この広告?女性用ウィッグの広告?

(葛原)女性用ウィッグの広告?

(伊垣)龍村さんのまえに立ってるのは

青柳、伊垣、名波はそのウィッグで、深堀健一(細川岳)の母、冴子こそ真犯人だと確信しました。

(冴子)息子のことに関しては番場弁護士を通していただきたいのですが。

(名波)お願いします、深堀冴子さん

(伊垣)これは放火のあった翌日の映像です。午前10時10分にご自宅を出ました。駅に隣接したショッピングモールに向かいました。あなたは龍村さん似合った

(名波)別の防カメ映像です。龍村さんはあなたにスマホを見せます

(青柳)龍村さんと何を話してたんですか?

(伊垣)画面には何が映っていたんですか。

(健一)なんなんだよ俺の容疑はもう晴れたんだろ。なにしてんだよ

(伊垣)あなたの容疑は晴れていません。

(名波)我々はまだ君を疑ってる

(青柳)あなたがなにをしたのかそれが終われば捜査は終わるんです

(健一)どういうことだよ母さん

青柳は冴子が凶器に使った包丁を見つけました。

(青柳)やっぱりここにありましたね。あなたは気付かなかったのね。体に貫いたナイフが硬い骨に当たって先端が欠けてしまうことがこんなふうに。殺害された龍村さんの遺体には凶器の刃物の先が残ってました。その包丁の欠けた破片と一致すれば。どういうことか分かりますよね?龍村冴子さん。

(伊垣)龍村さんを殺したんですね

(健一)だって誰だってそうするでしょ

冴子は龍村と交渉していました。

息子の健一が放火した証拠の動画データを3千万円と引き換えにもらおうとしていました。

(龍村)約束の金は持ってきたんだろうな3千万

(冴子)動画は?

(龍村)あるって。ほら、microSD。でも金が先だ。は?おい、おいどういうつもりだ。

(冴子)どうせ動画のコピー撮ってるんでしょ。ずっと私を強請り続けるつもりなんでしょ。あなたが生きてちゃ意味ないのよ!うわあ!

冴子は敢えて用意した偽札を渡して、龍村を刺しました。

(冴子)大丈夫、けんちゃんはパパの病院継がなきゃいけないんだから。大丈夫?もう心配しないで。あなたお子さんいらっしゃる?親が子供守るのは当然でしょ。刑事さん、火をつけたの私なんですよ。

息子を守る母心に、伊垣、青柳、名波は何も言えませんでした。

深堀健一(細川岳)は放火の疑い、冴子は龍太の殺害で逮捕されました。

そのことを八重樫は、2人の顧問弁護士、番場に報告します。

(番場)殺人?

(八重樫)深堀冴子が龍村要さんを殺害したことを認めました。息子の放火をネタに強請られたことが動機です

(番場)ちょっと何言ってるんだ!訳わからん

(八重樫)我々は深堀健一を放火容疑で深堀冴子を殺人容疑で逮捕しました。当然先生が2人を弁護されるんでしょう。しかしまだ取り調べの真っ最中です。接見はその後でお願いします。先輩、頑張ってください、これだけは言っておきたいことがある。我々は自信をもって2人を逮捕したんです。俺は天下の警視庁捜査一課長だ。もうエラーはしねぇよ

機動捜査隊の沢村と牧島はまだ捕まっていない放火犯(三箇一稔)を逮捕しました。

(牧村)でも半年前から続いてる連続放火はまだ解決してないですよねー

(沢村)府中、三鷹、調布、三鷹ときたから…今度は府中に戻って来るのか犯人は。

(牧村)捕まえられないですかあね

(沢村)馬鹿、お前都合よく。あれ、お前は火を消せ。なにやってんだてめぇ放火犯確保

伊垣は青柳とは離婚しているため、毎月1度、娘の美里を気晴らしに出かけることにしています。

(伊垣)今日はマーラータン食べるぞ美里

(青柳)マーラータン?

(伊垣)知らないのかよ、中華スープだよ、今めちゃくちゃ流行ってんだよな。今日1日、美里は俺のもんだからな。月一ならいいだろ。

(青柳)美里は受験なの、遊んでる暇ないの。月1なら友達と遊びたいわよね

(美里)え、まだ流行ってるのかな。まぁね

(伊垣)パパが勉強教えながら、マーラータン食おう。

マーラータンを食べに行く2人を優しく見守る青柳は母の顔をしていました。

(青柳)8時までには帰してよー

大追跡~警視庁SSBC強行犯係Season2 5話「同棲同名」感想・みどころ

二人の「深堀健一」の運命は天と地がひっくり返ったような境遇でしたね。

片や裕福な家庭に育ち、両親、特に亭主関白の父親がいる、健一。

医師として成功し、苦学生から若き天才医師として話題の健一。

深堀健一という名前で同い年だからこそ、健一(細川岳)のほうは、健一(阿久津仁愛)に家庭での憂さ晴らしと鬱屈をぶつけてしまいました。

どんなに理不尽な境遇でも、放火なんて理由になりません。

青柳と伊垣と名波が逮捕したのは、息子の放火の証拠を動画にした龍村を殺害し、罪を自分が被ろうとしていた母、冴子。

冴子が放火すらも自分だと言い出した時は、伊垣や青柳、名波と共に何とも言えない気持ちでした。

親心が伝わる5話でしたね。

 

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