大追跡~警視庁SSBC強行犯係~Season2

大追跡~警視庁SSBC強行犯係~Season2~6話「顔のない過去」

大追跡~SSBC警視庁強行犯係~Seaon2~6話「顔のない過去」あらすじネタバレ

女性が雨の中、歩いていると、、後ろから男性が後をついてきました。

慌てて逃げ出す女性は警察に電話しようとしますが、男に追いつかれてしまいました。

その女性、小池百音は殺害されてしまいました。

SSBC強行犯係の仁科瑠美(丸山礼)は、結婚相談所「マリッジサポートガーネット」に登録し、婚活に励んでいました。

(西尾)仁科さんは紅茶がお好きなんですね

(仁科)西尾さんは珈琲が?

(西尾)はい。

(仁科)どうして私を…あ!

(西尾)何でもおっしゃってください

(仁科)どうして私を選んでくださったんですか?警察官は男性は敬遠するのに。

(西尾)僕は警察の人には良い印象しかありません。実は昔色々あって、その時、女性の刑事さんがとても気遣ってくれたんです。素晴らしいお仕事だと思いますよ。仁科さん。

仁科は、マリッジサポートで、美也子(渡辺真紀子)からアドバイスを受けたことを西尾との対面で実行することにしました。

(仁科)緊張するー

(美也子)緊張するのは当たり前。だからって、何もお喋りできないまま終わっちゃいましたじゃだめなのよ。最初が一番肝心なんだから。西尾智明さん、38歳のシステムエンジニア、年収850万円、結婚歴なしのイケメン。こんな好条件の方が向こうからお見合いを希望してきたのよ。仁科さんのプロフィールを見て。ああもう!自信を持っていけば必ずうまくいく。30年以上で2000組以上成立させてきた私が言うんだから間違いない。どうして私をなんて絶対言っちゃだめよ。最初はお見合い。そこでお互いが気に入ったら次は仮交際。仮交際は同時で3人までオッケー。その中から1人を選んでいただいて、結婚成立という流れになります。実は、西尾さん以外であなたとお見合いしたい人がいます。65歳結婚歴なし。でも資産家よ。お金持ち。

(仁科)この方は遠慮させていただきます。

署長の長崎美也子(渡辺真紀子)から紹介されたのは、35歳の年収850万円で結婚歴なしの男性、西尾智明(阪本奨悟)ホテルのラウンジで対面した2人は、お互いに好感触を得て、仮交換へと進みました。

瑠美の様子を同僚の光本さやか(足立梨花)は興味津々で見守っていました。

そんななか、科捜研の牧康介(坂口涼太郎)がSSBC強行犯係に、現場に残されたDNAから顔を予測する最先端技術「フォレンジックDNAフェノタイピング」を持ち込んできます。

(伊垣)FBP?

(牧)フォレンジックDNAフェノタイピング。ご存じありませんか?

(城)(小山田)フォレンジック?フェノタイピング?

(牧)現場に残されたDNAから犯人の顔を予測するんです。

(木沢)顔を予測?

(城)そんなことができるんですか?

半信半疑の伊垣修二(大森南朋)、名波凛太郎(相葉雅紀)、光本、仁科瑠美(丸山礼)、葛原茂(光石研)。小山田勝也(高木雄也)、城慎之介(野村康太)、木沢理(伊藤淳史)ら。

(名波)アメリカでは犯罪捜査で実用化されてるみたいです。

(牧)アメリカだけではなく、実用化を進めている国も

一方で、皆が真剣な話をしている間、光本は仁科が婚活で浮かれていることに気付きました。

(光本)どうしたの、え、仮交際?

(仁科)私、結婚しちゃうかも。良い人そうなの

(牧)日本ではFDPが実用化されると思って、一人で研究開発を進めてるんです。

(名波)牧さんだけで?

(牧)科捜研では変わり者扱いされてますけど、アハハ。そんなことより今日発売の週刊チェイス読みましたか?

(伊垣)読んだよ。あの事件の犯人と接触したって男の取材記事だろ

(牧)2016年4月20日、夜世田谷区梅丘で、当時23歳の女性会社員が何者かに殺害されて亡くなった。

(小山田)確か被害者は有名私大のミスキャンパス

(仁科)私、当時、事件現場の近くに住んでました。大学進学で上京して梅丘に。もう大騒ぎでしたよ。

(城)どうして犯人捕まらなかったんですか?

(伊垣)目撃者がいなかったし、防カメが今ほど普及してなかったから。犯人を捉えた映像も見つからなかったんだ。

伊垣によると、当時は技術が時代に追いついておらず、犯人を捉えた映像すらもありませんでした。

(葛原)でもその現場には被害者とは別の血痕が残ってたんです。それは自らの刃物で、けがをした犯人のものと考えられていたんです。しかし、警察のデータにはそのDNAにマッチするものがなかった。

(小山田)結局顔見知りの犯行か、通り魔の仕業かも不明。

(牧)それが今になって自称偽造屋の男が証言したんです。10年前、偽の免許所を作りに来た客がこういった。自分は梅丘で若い女を殺したと。あの未解決事件が動き出したんですよ。僕は今も科捜研に保管されている血痕のDNAデータから犯人の顔を予測しました。年齢は30代前半ということは今は40代前半ですね。フォレンジックDNAフェノタイピング。皆さんでこの顔を追ってください。

(伊垣)これが犯人?

(牧)フォレンジックDNAフェノタイピング、最新技術です。

(仁科)似てるの?

(城)って言われても

(牧)この顔のデータを調べてください

(葛原)それは我々でなくて、捜査一課に進言するべきでは

(牧)もう言ってきました。

青柳と、八重樫に、フォレンジックDNAフェノタイピングで生成した犯人の顔を見せた牧。

2人からは嫌がられ、反応も良くありません。

(青柳)これが犯人の顔

(八重樫)なんだよこれ気持ちわりぃな

(牧)だからフォレンジックDNAフェノタイピングです。これで捜査を再開できます

(八重樫)だってこれ日本じゃ採用になってないんだろ?

(青柳)まだ証拠として認められないってことですよね

(八重樫)そんなの元に捜査が出来るわけないじゃないかよ。なんでここで塗るんだよ。

八重樫は、牧がリップクリームを塗るのに差別的な反応を示しました。

(八重樫)いつまで塗ってるんだよ気持ち悪いな

週刊誌に10年前の未解決女性会社員の殺害事件について、犯人を知っているという自称「偽造屋」を名乗る謎の人物からの警告が届きました。

(城)相手にされなかった

(牧)だから皆さんにお願いしてるんです

(木沢)だからお願いって言われても

(小山田)うちは一課の事件を専門に扱ってるんだぞ

(牧)でもここはSSBCの別班なんでしょ?組織のルールに捉われない部署なんですよね

(仁科)まぁ確かにそういうとこあるけど

(名波)やってみてもいいんじゃないですか?面白そうじゃないですか。これに似た顔を捜せばいいんですよね

(伊垣)それで見つかったらどうするんだよ。俺達だけで捜査を進めるのか?

(名波)いや、試しに捜すだけでも、ネット上にある顔を顔認証で検索するだけですよ。仁科さん。やりましょうよ、係長

(仁科)いた!75%マッチ

(名波)似てなくもないか

(木沢)これは81%マッチ

(伊垣)まぁ似てるな

(光本)72%マッチ

(城)微妙ですね

(小山田)これで6人か

(牧)この人たちの身元調べてください

(葛原)じゃあ木沢君、皆も探そう

(光本)ちょっと楽しくなってきちゃった

仁科は犯人像と小池百音のことを調査すると、なんと仁科がお見合いをしたばかりの西尾こそ、百音の婚約者でした。

ショックを受ける仁科。

当時、被害者の小池百音(水瀬紗彩耶)の出身校とゆかりの深い内閣官房長官、久世俊介(佐藤浩市)から直々に再捜査を命じられた、捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)。

(八重樫)私これ初めて見ました。ピックルボールって言うんですか。官房長官にこんな素敵な趣味があるなんて。

(久世)これ読んだかい?八重樫くん

(八重樫)一応目を通しましたよ

(久世)デジタル版は?

久世はタブレットで、「自称

(八重)デジタル版?済みません。「衝撃証言!私は犯人を知ってる」

(久世)括りナイフ。ネパールやインドで使われているものだそうだ。日本でも入手可能。当時の司法解剖の記録を見た。被害者の傷に残った形状から、凶器は曲刀。刃の部分が曲がった形状。警察はまだ発表していない。つまり秘密の暴露、犯人しか知りえない情報だ。この自称偽造屋の証言には信憑性がある。だが君達はこの男の存在すら把握してなかった。

(八重樫)申し訳ありません。

(久世)いいか?もしもだ。もし、週刊誌が独自取材で、未解決事件の犯人を見つけたとしたらどうなる。こんなみっともない事。

(八重樫)ありません!なんか官房長官、昔みたいに現場に戻られたみたいな…なんか素敵ですね。被害者の小池百音さんはね、クレール女学院大学の元ミスキャンパス。初代ミスクレールはうちのカミさんなんだ。他人事とは思えなくてな、ゆみこー

(八重樫)ゆみこさん、いい名前ですね。ご主人にはいつもお世話になってます、八重樫と言います。ナイスピック、ナイス俊介。一応ツーカーだからさ。

(久世)何言ってんだよ。

SSBCと八重樫に命じられた伊垣の元妻で捜査一課刑事の青柳遥(松下奈緒)、佐倉大(本田大輔)、古手川亮太(松本慎司)。

(八重樫)この重要証言は無視できない

(青柳)でも一課長、この事件は再捜査しないって

(八重樫)なんとかDNAなんとかは、信用できないって言っただけだよ。最初からこの捜査には前向きだぞ。なんとしてでも犯人検挙するんだ。

(青柳)分かりました。

青柳と古手川は、「自称偽造屋」について記事を書いた編集社「月刊時代琉」編集部へ向かいました。

武藤と編集長、小田原(パパイヤ鈴木)にネタ元を明かすこと、遺族の為に強力してほしいと伝えました。

(編集長 小田原)(パパイヤ鈴木)そりゃ無理ですよ。刑事さん。我々には情報源の秘匿義務があります。取材対象者の身元は明かせません。

(青柳)これは殺人事件の捜査なんです。

(小田原)編集長として、私は報道の独立性を守らないといけない。

(アオヤギ)武藤さんこれはあなたが書かれえた記事ですよね?被害者の為に被害者遺遺族のためにもこの偽造屋が誰なのか教えていただけませんか?武藤さんお願いします。

(武藤)言えません

(小田原編集長)いつも週刊誌は嘘ばかり書いていると批判しているのにネタ元を赤瀬なんんて恥ずかしくないですか。

八重樫と青柳は、SSBCに戻ると、自称偽造屋の動画を確認しました。

(八重樫)こいつのモザイク外してくれよ

(青柳)無理ですよ

(八重樫)じゃあ声、地声に戻せよ。

(伊垣)無理です

(八重樫)なんで無理なんだよ!ったく使えねぇな!お前がこいつの正体聞き出してりゃ事簡単に進んでたんだぞ

(青柳)申し訳ありません

(名波)あれを出したらどうですか係長。せっかく調べたんですから。

(葛原)あれ?

(八重樫)あれって何ですか?名波さん。葛原係長、俺に何か隠してますか?

(名波)FDPの画像を元に顔認証で見つけた人物です。

(光本)これです

(木沢)フォレンジックDNAフェノタイピング

(八重樫)ふぉ、ふぉれん?

(伊垣)この顔と似た人物をネット上で6人見つけたんです。

(青柳)勝手にそんなこと。この技術は日本では採用されてないのよ。

(八重樫)いや、使えるよ。なんでこれさっさと出さなかったんだよ。俺、久世官房長官になんとしてでもこの事件解決しろって言われてんだよ。使えるものは何でも使うんだよ。さっさとこいつら調べろ。

仁科はその夜、レストランにて、お見合い相手の西尾に百音のことを伝えました。

(西尾)意外と機関が短くて、開発スケジュールを守るのが大変なんです。システム円に似合になってもう12,3年になりますけど、未だにそれがプレッシャーで。済みません、仕事の愚痴

(仁科)良いんです。私も仕事のこと考えちゃってて

(西尾)何か大変な事件に関わってらっしゃるんですか?

(仁科)そんなの言えるわけありませんよね。西尾さんにも関係あることで…小池百音さんと婚約されてたんですか?10年前に梅丘で襲われた小池百音さん。未解決のまま終わらせるわけにはいきませんので。

(西尾)はい。あの捜査まだ続いているんですか?なにか進展があったんですか?新しい証拠があったんですか?絶対に犯人、絶対に捕まえてください!お願いします、仁科さん。

翌日

(光本)こんな偶然あるんだね。被害者の婚約者だったって

(仁科)私もびっくり

(仁科)それはそれこれはこれ、今は瑠美ちゃんの婚活相手なんだから。良い人なんでしょ?西尾さん。ここで決めよう。目指せ結婚成立。

(仁科)ここで結婚成立。さやかちゃん、私より5つ年上だよ。危機感持たなきゃダメ

(光本)私はまだ結婚願望は…木沢さんいつからいたんですか

(木沢)ああ、ごめんごめん、今来たばかりだから。危機感持たなきゃから…。仁科さん婚活してるの?

(光本)木沢さんその発言はセクハラ。だったら私達にはもう構わないで。行こう。

SSBCに戻り、犯人について解析し続ける伊垣たち。

(青柳)この3人のうち3人の身元の確認が取れました。そして3人共10年前の事件当時のアリバイがあった。でもこの3人だけは分からないの。

(城)この中に小池百音さんを殺害した犯人が?(名波)その男は偽造免許所を作ってるんですよね

(伊垣)今は名前を変えて、別の人間として暮らしてるってことか

(八重樫)SSBCは今一度ネット上でこの3人を捜し出せ。一課は現場百篇。10年前の事件に戻って聞き込みだ。

(青柳)現場百篇。

(光本)(木沢)ない。見つからないですね

(仁科)この写真意外ネット上に子の顔はありません。

(伊垣)10年前、百音さんのスマホが現場になかった。犯人が持ち去った可能性が高い。

(小山田)そのスマホに犯人に繋がるデータが残されていたから?

(城)犯人は被害者の知り合いってことですか?

(葛原)その可能性がなきゃスマホの調べようがない。

(名波)クラウド、クラウドにデータが残ってるかもしれません。事件直前のものは?

(木沢)あった!事件が起こったのが、2016年4月20日。殆どが智明という人とのやり取りです。

(城)被害者の婚約者の

西尾は、被害者の百音と仮交際中に、モラハラのようなメッセージをSMSで送っていました。

(伊垣)これは

(名波)事件前日のやり取り。2人はトラブってた

(小山田)当時、西尾は疑われなかったのか

(城)事情聴取は受けてます。シロだと判断されています。ただ捜査資料にはこのメッセージアプリのやり取りは記録されていません。

(葛原)当時見つけられなかった

(名波)これは無視できませんね

(伊垣)西尾智明を調べ直す必要があるな

(光本)瑠美ちゃん

木沢は瑠美が西尾のことを知ってることを皆に言うべきだとせっつきました。

(木沢)もう隠せないよ?仁科さん。西尾智明のこと仁科さんは知ってるんです。

(光本)木沢さんあの時の私達の会話、全部聞いてたんですか?

(木沢)ごめん!仁科さん全部話したほうがいい

(伊垣)西尾智明とどういう関係なんだ、仁科

(仁科)婚活相談所で出会って、今仮交際中です

(伊垣)どうして今まで黙ってたんんだ!事件の関係者だぞ。

(光本)後になってから知ったんです。

(仁科)それに西尾さんはフォレンジックDNAフェノタイピングの顔とは全然違います。あの3人共

(小山田)整形したとか

(城)この3人の中の誰か

(光本)ちょっと待って下さい!そんなことが

(木沢)あるわけないとは言えないよ

(伊垣)このやり取りが出てきた今となっては西尾智明は有力な被疑者だ。

(葛原)一課に報告を

(名波)待って下さい。もう少し僕達のほうだけで捜査しませんか?。西尾さんはシロの可能性だってあるんです。疑われたことが理由で、仁科さんの結婚も破断になる。

(伊垣)まぁ確かに

(葛原)しばらくは我々だけで捜査しましょう

その後、仁科は美也子の元へ行き、西尾のプロフィールを確認することにしました。

(美也子)西尾さんのプロフィールを確認したい?はい、どうぞ。彼のことをしっかり知りたいっていい事よ。結婚は恋愛と違って現実的に…

(仁科)もっと彼のこと知りたくて。整形してませんか?西尾さん

(美也子)整形?そんなことは分かりません。そんな質問する人は初めて

(仁科)趣味映画鑑賞。どんな映画が好きなんですか?

(美也子)確かホラー映画。スプラッター。

(仁科)血がドバドバ出るやつ?

(美也子)趣味なんて関係ないのだってあなたは恋愛相手を探してるんじゃなくて、結婚する相手を探してるんだから

(仁科)行ってみたいところ、インド、ネパール。

西尾の趣味はスプラッター映画で、事件当時の凶器が製造されたインドとネパールに旅行に行くので、ますます、疑る、仁科。

(美也子)気に入らなければ、西尾さんとの交際、私からお断りしますよ

(仁科)いえ、西尾さんとの仮交際は続けます。

伊垣と名波、小山田と城が尾行するなか、西尾とデートをする仁科を観察しながら、仁科にマイクで指示を入れました。

(西尾)こんなところでデートって気持ちいですね、センスあるな、仁科さん。海も近くでリラックスできますs。

(伊垣)2人が見えてるか?小山田

(小山田)(城)見えてます、ばっちりです

(西尾)僕は仁科さんに謝らなくてはいけません。10年前の事件のことです。あなたにあんなお願いをするの間違っていました。犯人は捕まってほしいけど僕はもう忘れようって決めたんです。今の僕にとって仁科さんは刑事じゃなくて未来のパートナーになる人なんです。だから済みませんでした。

(仁科)そんな気にしないでください。

(名波)整形のこと確認。さりげなくですよ

(仁科)西尾さんは学生時代どんな学生だったんですか?その頃の写真とか見たいなスマホに入ってないんですか

(西尾)普通の学生です。高校とかサッカーやってて。えっと…うーん…いや、学生時代の写真は。どうしてそんなの見たいんですか?

(仁科)あなたのこともっと知りたくて。とか言って!ジョークジョーク。済みません

仁科はわざと茶々を入れて、誤魔化しました。

(西尾)ないですねー済みません

(仁科)そっか、残念

(伊垣)コップを回収しろ

仁科はコップをこっそり回収し、そのコップを伊垣と名波が牧に提出しました。

(牧)これに被疑者のDNAが。

(名波)被疑者っていうか

(伊垣)重要参考人の1人だな

(牧)フォレンジックDNAフェノタイピングでは推定した顔が役に立ってるんですか?

(伊垣)あれは大いに役に立ってるよ

(名波)これに付着した唾液のDNAが10年前の現場に残されていたものと一致すれば決まりってことですね。

(牧)そうです。でも口をつけただけじゃ検体が微量なので。結果が出るまで数日かかります

(伊垣)宜しく頼む。

その夜、機動捜査隊の牧島鈴花(平川結月)と沢村伸吾(ワタナベケイスケ)が、記者の古橋が殺害されている現場に到着しました。

(牧島)伊垣さん

伊垣、小山田、城、名波も現場に着き、古橋の遺体を確認します。

(沢村)お疲れ様です。刃物のようなもので腹を刺されたことによる失血死の可能性が高いそうです。

(名波)犯人の目撃情報は?

(牧島)今のとこありません

(城)一課です。

(青柳)SSBCは防カメ映像捜しに行って?

(伊垣)分かってるよ

(小山田)死亡推定時刻は?

(牧島)恐らく2時間から3時間前だと

(名波)午後8時から9時

(沢村)ポケットに免許所がありました。古橋和也さん62歳。

(牧島)住所は北区神谷台。この裏です。

その後、古橋の家に行くと、大量のCDとプリンターがありました。

(青柳)今時こんなにCD持ってる人って?

(佐倉大)(本田大輔)いますよー。アナログレコード集めてる人だっているんですから。

(古手川)でも音楽のジャンルバラバラですよ。

(佐倉)Jpop、Kpop、アイドル

ふと、青柳は家にプリンターがあるのを見つけました。

(青柳)随分大きなプリンターね。何の仕事してる人?

伊垣達は古橋を刺した犯人の逃走経路を追跡します。

(伊垣)いずれも同一人物と思われます。撮影されたのは、午後8時20分から22分までの間。

(名波)被疑者である可能性が高いです。

(小山田)男の行方はここから先は分かりません

(城)駅は反対方向。電車に乗って逃げたんじゃなさそうです

(青柳)外で逃走したんじゃないってこと

(葛原)途中から車、バイク、もしくは自転車に乗った可能性もあります。

(八重樫)10年前の事件の捜査を勧めなきゃいけないのにまた殺しかよ

(佐倉)一課長、司法解剖の結果が出ました。使われた凶器は…曲刀と考えられるそうです。

(木沢)刃の曲がった刀?

(伊垣)あの事件と同じじゃないか

(八重樫)おい、どういうことだこれ

ふと、青柳のスマホに「週刊チェイス」の武藤から電話がかかって来ました。

(青柳)誰?

(武藤)週刊チェイスの武藤です

(青柳)武藤さん?あの記事を書いた?

(武藤)ニュース見ました。公園で遺体で見つかった古橋和也さんは僕が取材した人です。

(青柳)取材?

(武藤)小池百音さんを殺したと言っていた男が偽造免許所を作ったのが、古橋さんなんです。犯人を捕まえてください。小池百音さんとご遺族の為に。

さらに、古橋が殺される前に、武藤が古橋を取材していたことが分かりました。

なんと、古橋こそが、「偽造屋」でした。

(青柳)古橋さんは週刊誌で10年前の犯人を知っていると証言した偽造屋です。

(名波)あの記事が動機で殺された?

(伊垣)犯人に関する情報を週刊誌に売ったからか

(八重樫)そいつがまたやったって言うのか。なんだなんだ

(葛原)一課長に黙っているわけにはいきませんよ。仁科さん

青柳が急いで、牧に仁科が持って帰った西尾が使っていたコップの分析をせかしました。

(牧)ああ、あのDNA鑑定には結果が出るにはもう少し時間がかかります。あのでもSSBCから依頼された件ですが。

(青柳)捜査を主導するのは我々、一課です。

伊垣達は、西尾があまりにも不審点が多いので、西尾の取り調べをすることになりました。

(八重樫)その西尾って言う男はなんとかDNAなんとか…あれで予測された顔に似てるのか?西尾をすぐに引っ張ってこい

(青柳)整形したのかも

(伊垣)それは俺も考えました。

(名波)西尾智明さんは10年前の事件の直前、小池百音さんとトラブっています

(葛原)それが犯行動機になった可能性があります。

(八重樫)なんでもっと早く報告しなかったんだよ

西尾の取り調べを青柳が担当します。

(青柳)西尾さん、昨夜の8時20分どこにいましたか?

(西尾)自宅にいました。

(青柳)それを証明できる人はいますか?

(西尾)照明って出来ませんよ、一人暮らしですから。僕なんで疑われてるんですか

(八重樫)とぼけやがって

(光本)瑠美ちゃん

(葛原)気持ちはわかります。彼が犯人であってほしくないですよね。

その後、仁科達は伊垣と名波とテレビ電話を繋ぎ、彼らが掴んだ防犯カメラに映っていた男と同一人物と思われる映像を解析しました。

(伊垣)防カメに映っていた男と同一人物と思われる新たな映像を見つけた。

(名波)事件現場付近を通りがかったタクシーのドライブレコーダーの映像です。

(木沢)こればっかりは私情を挟むわけにはいかないよ

(仁科)あ、服装と歩き方が一緒。

(光本)あの男!現場から逃げた男だ

(名波)後方の映像を見て下さい。拡大鮮明化します

(木沢)こいつ、こいつだったんだ

なんと、古橋を殺した男の映像が発覚しました。

さらに、牧から西尾が使ったコップのDNA鑑定結果の報告が来ました。

(牧)牧です。紙コップに付着した唾液の解析結果が出ました。唾液から検出されたDNAは10年前の事件現場から採取されたものとは一致しません。

(葛原)一致しない?小池百音さん殺害現場に残されていた犯人の血液は、西尾さんの物じゃなかったんですね。

彼言うには、10年前に殺された百音を殺した犯人とDNAと一致しませんでした。

慌てて、青柳と八重樫の元へ行き、仁科が報告に行きました。

(青柳)あなたのスマホ。昨夜8時台。歩数が延びてますね。祖と歩き回ってるじゃないですか

(仁科)ジョギングです。いつもの日課なの忘れてました。

(八重樫)はーい決まり。こいつが2人を殺しました。

(仁科)待って下さい。西尾さん、ごめんなさい。私達が間違っていました。西尾さんは犯人じゃありません。

(青柳)どうなってるんですか?

(八重樫)一体どういうことだ、これ

(伊垣)だから10年前の事件現場に残っていたDNAは、西尾さんのものじゃなかったんです。古橋さん殺害現場近くの防カメとドライブレコーダーに映っていたのはこの男

(名波)この3人の中にいました。

(木沢)この男が古橋和也さんと小池百音さんを殺した可能性が高いんです。

(仁科)ザッツライト

(八重樫)ザッツライトじゃないんだよ。そもそも西尾智明を疑っていたのはお前らだぞ

(青柳)小池百音さんを殺害する動機があるって

(葛原)それは本当に申し訳ございません

(八重樫)3人のうち誰かが整形して、西尾になったとか言ってたよな。そもそも日本じゃ採用されないあんなもの使って捜査しようとしたのが間違ってたんだよ

(青柳)そうよ

(八重樫)俺達振り回しやがってこの野郎

(仁科)(葛原)それは本当にごめんなさい

その後、八重樫と青柳は真犯人は別の男だと知りました。

八重樫がSSBCが役立たずだとまた皮肉を言うと、名波が立場を引き合いにして謝りました。

(八重樫)謝って済むなら警察いらねぇんだよ。うるさいな!名波さんじゃないですか。

(名波)八重樫さん、僕の伯父は元内閣官房長官久世俊介です。そして僕は国家公務員採用試験に合格し、警察庁に入庁したキャリア官僚。2年後には昇進して警察庁で局長、あなたの上司になります。あなたの上司になる。申し訳ありませんでした。僕が謝っても駄目ですか。

(八重樫)名波さん、頭を上げてください。許しますから許しますから。SSBCのおかげで西尾さんの疑い晴れたんだから良かったじゃないですか。

(青柳)この男を徹底的に捜しますから。我々一課は

(名波)有難う御座います。

すると、古橋の自宅にあった大量のCDを小山田と城が持ってきました。

(小山田)係長、古橋宅にあったCDです。

(伊垣)古橋和也は偽造屋です。自宅に業務用プリンターがあると聞いて、そこが仕事場だと考えました。

(名波)仕事場なら偽造のための道具やデータがないはずがありません。

(伊垣)それを捜してくれと俺達が頼んだんです

(青柳)なんで私達に黙って勝手に?

(城)でもこれ実はCDじゃありません。全部、CDROMでした

(光本)音楽CDに見せかけてこの中にデータを隠した?

(木沢)やっぱり。ステガノグラフィーみたいなものか。が図や音声や動画なんかのデジタルデータに、秘密のメッセージやデータを埋めえ込んで存在自体を隠す技術です。

(仁科)偽造屋は絶対この中に顧客データを隠してる

そこで、伊垣達は一斉に、CDROMに入った顧客データから、真犯人、中村渡の免許所写真を見つけました。

間もなく、真犯人の男が百音の殺人犯だと特定し、逮捕となりました。

(青柳)中村渡だ。本名はなに

暴れる中村は、佐倉と古手川に抵抗した為、公務執行妨害もつきました。

(古手川)落ち着いて

(青柳)はい、公務執行妨害!確保~!

事件後の記者会見で、清水琴音(水嶋凜)からいつも通り質問攻めに遭う、八重樫。

(八重樫)8月25日午後6時、被疑さ、宇佐美龍一を殺人容疑で逮捕致しました。被疑者には8月24日北区神谷台において、古橋和也さんを殺害した疑いがあります。被疑者は平成28年4月に世田谷区梅岡で発生した小池百音さん殺害事件の関連も匂わせており、本件との関連性も含めて慎重に捜査を進めております。

(琴音)一課長

(八重樫)ちょっと待ってね。10年前の事件が解決に近づいたことこれは大きな成果であり、またもや我々捜査一課の捜査能力を証明出来たって言う…。

(清水)一課は別の被疑者を拘束していたのでは?

(八重樫)拘束?拘束ってのは言葉きついな。任意でねお話を伺ったり…うちらは最初からあの疑ってなかったからね。

(琴音の先輩記者の堀)その人物のDNA鑑定まで行ったそうですね

(八重樫)SSBCがね勝手にやっちゃったんだよね

(琴音)古橋さんの自宅にあったデータから被疑者の住所を特定したのもSSBCだったと特定されていますが、捜査はSSBC主導で行われえたということでよろしいでしょうか

(八重樫)SSBCが出しゃばりすぎちゃって。SSBCは俺達の下請け

(琴音)でもSSBCは今や犯罪捜査の最前線ともいえる…

(八重樫)もう今日終わり、さよなら。

仁科は西尾に疑ってしまったことを詫びました。

(西尾)有難う御座いました。百音を殺した犯人を捕まえてくださって。

(仁科)本当に西尾さんを疑ってしまって済みませんでした

(仁科)そんなこと全然気にしてません。本当です。

(西尾)どんな結婚したらどんな家庭にしたいか仁科さんのイメージを聞かせてください。これで本来の僕達の関係に戻れますね。

仁科は西尾と順調に結婚に向けて進展しようと願っていましたが、結婚相談所の美也子からの電話でその希望は打ち砕かれました。

(光本)また西尾さんのこと考えてる

(仁科)彼となら幸せな家庭築けそう

(光本)いいなー私も結婚したくなってきちゃった

(仁科)そうよーさやかちゃん私より年上なんだからぼやぼやしてるとあっという間に

(光本)年上、年上って言わないでよ。ホントに焦ってきちゃうじゃん

(美也子)実はね、西尾さんから連絡が入ったの。仁科さんとの交際は終わりにしたいんですって。あなたがイメージする家庭は自分がイメージするのと遭わないんだって。実は彼、あなたの他に2人の女性と仮交際してて、そのうちの一人と真剣交際に進むことになりました。

なんと西尾は仁科以外に、2人と仮交際していました。

(伊垣)どうしたんだ仁科

(名波)もしかして婚活が

(光本)やけ食いです

(城)うまくいかなかったんですか

(小山田)え、ふられちゃったの

(光本)ダメ。そんなこと言っちゃ

(光本)瑠美ちゃん、瑠美ちゃん、男の人なんていっぱいいるんだから。瑠美ちゃんを幸せにしてくれる人がきっと見つかるよ

(伊垣)仁科、血痕がすべてじゃない。離婚した俺が言うんだから間違いない

(木下)フォローになってない

(名波)伊垣さんが余計なこと言うから

(小山田)伊垣さんは黙っててください

(伊垣)ちょっと待てよお前。なんで俺のせいなんだよ

伊垣は空気が読めず、地雷を踏み、仁科は、お饅頭を頬張り、やけ食いするのでした。

f大追跡~警視庁SSBC~強行犯係~Season2~6話「顔のない過去」

女性が路上で殺された10年前の事件と、週刊誌記者を狙った犯人はまさかの予想外な人物でした。

当初は、仁科のお見合い相手で被害者の元婚約者の西尾の疑いが濃厚に強まりましたね。

スプラッター映画好きで、犯行に使われた凶器が製造されたインドとネパールに旅行に行く趣味。

学生時代の写真を見せるのもどことなく抵抗していて、爽やかな雰囲気の裏があるのかと思ってしまいました。

フォレンジックDNAフェノタイピング技術を使った大追跡に見応えありました。

西尾は犯人ではなく、単なるチャラ男。

仁科以外にも2人の女性とマッチング中で、仁科の恋はまたしても破れましたね。

 

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