ドクターX2021

ドクターX2021 4話 鷲見玲奈があざとくてやばい!凰稀かなめの危機を未知子はどうする?

ドクターX2021 4話あらすじネタバレ

朝、海老名敬(遠藤憲一)は、話題のミュージカル女優、四季唯花のライブチケットを必死で粘ってとりました。

一方で、未知子は仕事に夢中になり、海老名をスルー。

パンデミックの影響で、1年間、出演舞台を全てキャンセルせざるを得ない状況を乗り越えた人気ミュージカル女優、四季唯花(凰稀かなめ)。

漸く、世界的大舞台で主演を務めることが決定した矢先、甲状腺がん発症。

「東帝大学病院」に極秘入院することになった唯花。

エレベーターに乗り込む唯花と、彼女に同行する蝶子(杉田かおる)に対し、未知子は自分なら絶対に失敗せず、手術が出来るとアピールします。

早速、唯花はそのタメ口な態度に初対面で未知子の第一印象に苛立ちを感じるのでした。

内科部長の蜂須賀(野村萬斎)はカンファレンスにて、内科主導の切らない手術「ケミカルサージェリー法」で治療することを決めるのですが、外科部長の海老名敬(遠藤憲一)は早急に外科手術をしたほうが良いと提案。

しかも、外科分院長、蛭間(西田敏行)の命令により、なんとしてもVIP患者な唯花を外科で囲もうと躍起に。

BMCTという方法も取り入れるとのことですが、未知子は新しい治療法のBMCTに興味津々。

海老名は内科に喧嘩を売るような失言をし、内科は役立たず、必要ないと言ってしまいました。

静かに激怒した蜂須賀は、海老名がもしも、手術に成功した際は、蜂須賀自身が東帝大学病院を辞めるという条件を提示したうえで、アプローチを許可。

どの治療法を選ぶのか、最終判断は唯花本人に託されることになりました。

そして、唯花に詳細を説明したところ、稽古に復帰できるほど回復に時間を必要とする現状や、人目につきやすい首に手術痕が残るかもしれないリスクを考え、外科手術を拒否。

蝶子は蜂須賀に対し、唯花の担当を外科に任せていいのか?と反論。

内科でのケミカルサージェリー治療法は、唯花に適しているからこのまま様子を見ることを提案する蜂須賀。

焦った海老名は絶対に失敗しない女医、大門未知子(米倉涼子)に相談するものの、唯花と未知子の関係は険悪に!

いつもはすぐ「私に切らせて!」と手術をすることで患者を救うことに熱心な未知子が、手術をすることをどういうわけか拒否!

「私、オペしないので」と突っぱねる未知子には四季唯花を思うあまり、彼女に適した治療法があることを考慮していました。

そんななか、唯花のケミカルサージェリー治療法が始まりました。

未知子と、未知子の相棒の麻酔科医、城之内博美(内田有紀)らは、未知子を今一度、信用していない唯花をよそに、治療を担当。

しかし、その現場に現れた未知子はある行動を起こします。

唯花は一方で、自身のライバル女優、早水楓(鷲見玲奈)が見舞いに来ました。

しかし、楓は早速、唯花の病気がネットニュースに広まっていることを告げ、敵対心をあらわにします。

唯花は入院患者の子供達がいるプレイルームで歌を披露し、復帰に向けて焦ります。

子供に声を掛けられた彼女は、唯花が脇付近に痛みを感じている様子を見落としませんでした。

蜂須賀と鍬形(小藪千豊)は、ケミカルサージェリー治療法で引き続き、唯花の治療をおこなって必ず、万全に治していくと宣言。

唯花は仕事関係者と共に訪ねてきた楓から、舞台を降板し、唯花の代役は楓になることを告げられて大きなショックを受けます。

しまいに、楓は心が弱っている唯花に対して、「四季さんの代わりに頑張ります」と笑顔で彼女の神経に一番触るような発言をしました。

その頃、未知子に対して、土下座をしてまで唯花を助けてほしいと頼む海老名。

彼は唯花のファンなので、腕も良く、手術の痕も殆ど残らないぐらい綺麗に処置できる未知子に懇願。

それと同時に、自分の解雇もかかっているので、未知子に尚更のこと頼ります。

しかし、未知子は「クビは切らせない」と意味深な言葉を口にして、唯花の様子を見に行きます。

唯花は案の定、打ちひしがれていて、スキャンダルが多いことや、自分自身が病気のせいで歌えなくなる恐怖を感じていると吐露。

「大門先生は自分に自信があるから切らせてと言える。色んなことを犠牲にして舞台に立ち、歌うことだけを軸にしてきたのに」と嘆く唯花。

「でも生きているじゃん」と彼女の背中をそっと押すような言葉をかける未知子。

また、言葉を続け、かつてニューヨークで医療に従事していた頃、別のオペラ歌手がコロナ病棟に入院していて、彼女はみんなを元気づける為に唯花がプレイルームで歌った時のように歌を届けていたと話す未知子。

その患者が闘病しながらも、生き続けてくれていることに感謝しているものの、患者に対し、お礼を言うことができなかったとこぼします。

その上で未知子は、「その患者の代わりにあんたに言うわ・・・ありがとう。改めて言うけど私に切らせて?私失敗しないので」

未知子は唯花の手術を担当することに。

このことを寒蝉から聞いた蜂須賀は怒り心頭で、未知子に声を荒げますが、ここで、駆けつけた神原晶(岸部一徳)が制止。

ケミカルサージェリーによる甲状腺がんの治療を優先しましたが、未知子は肺の病気を疑い、唯花の本当の病気を突き止めていたのです。

ケミカルサージェリーに捉われ、患者の真実に気付かなかったのではないかとチクリと蜂須賀に毒を差す晶。

自分が見ているのは未来の医療だと反論する蜂須賀に対し、晶は未知子が診ているのは目の前の患者だとチクリ。

さらに晶は蜂須賀と鍬形に対し、ケミカルサージェリーのみの治療だと、甲状腺がんを完全に切除するのに時間を必要としたことや、肺がんを見落としていたことを指摘。

そして、ケミカルサージェリーのみだった唯花は、彼女の持ち味であるロングブレストーンが出ないことや、肺の痛みが残っていました。

小切開法の術式で切ることで、唯花の首に傷を残さない手術を取り入れることに。

この手術法だと、唯花の仕事復帰や回復が早いとのこと。

無事、四季唯花は助かりますが、東帝大学病院では、海老名が秋田の能代に異動を蜂須賀から命じられ、蛭間は院長代理に就任と環境が変わる状況に大混乱。

自身の解雇をかけて、唯花を治そうとしたものの、失敗したので、責任を取って約束通り、辞表を出すつもりでいた海老名は予期せぬ状況を渋々、受け入れました。

蛭間はあれだけ蜂須賀同様に、脅迫しておきながら、シレっと分院長から院長代理になり、上機嫌です。

さらに、四季唯花のライバル、楓がなんと、蜂須賀を信頼している大物政治家の大川と不倫をすっぱ抜かれました。

この弱みを握る蜂須賀はにやりと笑います。

晶は未知子の給料2千万円を蜂須賀から回収し、蛭間にはメロンを渡して上機嫌で病院を後にするのでした。

舞台復帰ができるようになった四季唯花は、また歌を続けることの幸せをかみしめて一歩踏み出します。

ドクターX2021 4話感想・みどころ

元宝塚歌劇団の宙組トップスター、凰稀かなめさんの存在感やオーラが凄かったですね。

凰稀さんの歌声も初めて私は聞いたのですが、ドクターX内において、特患のゲストに相応しい美声と華やかさがある方だと思いました。

熱愛報道などスキャンダルにめげず、歌い続ける為に戦ってきた彼女が、コロナの打撃を1年受けたのち、ようやく舞い込んだ新しい仕事で主演舞台を演じる矢先、ステージ4の甲状腺がんの発覚した舞台女優、四季唯花。

甲状腺がんの腫瘍はケミカルサージェリーを取り入れて、とても小さくできたものの、肺がんが残っていたとは。

見え隠れしていた病気を見落とした蜂須賀たちの失態は大きいですよね。

悲劇の歌姫の病気の真実を知った未知子の華麗なる手術方法も見事でした。

未知子は歌手で著名人である彼女が、舞台に立つ際に気にしていた首の手術痕が残ることや、無事、万全な体調で舞台復帰できるように考慮した小切開術式で彼女の心の不安も取り除きましたね。

自身が歌えなくなることに関しての不安を抱き、歌手生命に恐怖を感じている四季に対し、「けど、あんた生きているじゃん」と彼女に寄り添うたった一言が心に刺さりました。

「ニューヨークのコロナ病棟で、あんたのようにオペラ歌手で人を音楽で元気づける患者がいた。その患者にあの時言えなかったお礼をあんたに言う、ありがとう」

この言葉も未知子なりのエールが込められていて、今、四季と同じ病気と闘う患者さんが家族や友人にいる視聴者さんや、病気の当事者さんに響く言葉ではないでしょうか。

もう一人のゲストにして、今話題の鷲見玲奈さんのあざとさと計算高いライバル女優、楓も今後、またドクターXでゲスト出演してほしいとさえ思ってしまいました。

鷲見さんってとても可愛らしい容姿端麗なお顔立ちなのに、どこか毒っ気があり、唯花を蹴落とす為に優しい言葉の裏に明るみになる自分が主役を掴みとる気満々の笑顔が怖かったです。

特に、弱っている唯花に対して、「私、四季さんの代わりに頑張りますね」なんていう言葉選び(笑)。

海老名が四季の熱烈なファンである微笑ましさや、「推し」だからこそ、1人の患者としても自分の解雇を掛けてでも四季を救いたい熱意に共感。

しかし、自分の力不足を痛感している海老名は、東帝大学病院で長年の付き合いかつ、絶対的な腕を持つ未知子を頼り、土下座してでも唯花を助けてほしいと懇願するシーンは切なかったです。

蜂須賀は最先端医療のケミカルサージェリー治療法を取り入れて、名誉ばかり気にしていますが、晶に患者と真摯に向き合っていないことを穏やかに、毒舌で言われた場面はまさにその通り。

「未知子が診ているのは目の前の患者」とチクリと一言いう場面は笑えました。

それと同時に、外科部長の蜂須賀がフリーランスの立場である晶に嫌味を言われた悔しさが伝わりました。

終盤、まさか海老名敬が秋田に異動になるとは予想外でしたし、ドクターXに欠かせない海老名先生が東帝大学病院から去るのは寂しいですね。

蛭間はちゃっかり分院長から病院長代理にグレードアップしていてご満悦。

海老名にずっと昔から圧力をかけて支配し続けておきながら、自分は美味しい地位に戻ってニコニコしている蛭間って心底、腹黒狸ですよね。

未知子の優しさと、厳しさが今日も一人の患者の命を繋げた4話でした。

 

data-ad-format="rectangle" data-full-width-responsive="true">
data-ad-format="rectangle" data-full-width-responsive="true">

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください