DOPE麻薬取締特捜課2話あらすじネタバレ
「ちょっと気が早すぎるんじゃない」
「それにしたって」
「名前も考えなきゃじゃん」
「今動いた」
「触っていい?」
妻の香織(入山法子)と我が子の誕生を心待ちにしていた過去が蘇るのでした。
そんな彼の洗面所には、Dopeの錠剤がありました。
ドープ依存症者の更生施設にいる才木の母、美和子(真飛聖)。
才木優人(高橋海人)は、美和子が退院できるかもしれない話を主治医の水野から聞きました。
「美和子さんの精神状態はこれまでになく良好です。以前なら一人で抱え込んでいたことも周りに相談できるようになりました。この施設にくる以前の状態に戻ったと言っていいでしょう」
「じゃあ退所できるんですか?またドープに手を出すということは?」
「ここにいた10年、ドープには触れていません。依存症状も克服しています。退所は…受け入れるご家族の成長と距離感も大切です。過干渉してしいまうなど少しでも不安があるのならこのままの状態を維持することもできます。」
「もしまた次にドープをやったら…」
「これまでの統計上、ドープ使用者の6割は死亡、3割は後遺症が残ります。特殊な力が覚醒してドーパーになるのは1割にすぎません。美和子さんは以前、ドープを使用した際に死んでもおかしくなかった。それでいて深刻な後遺症が残らなかったのは、美和子さんは先天的に能力者だったことが関係しているかもしれません。スズメバチの話を知っていますか?」
「一度刺されて体内に抗体が出来ると、二度目はアレルギー反応でアナフィラキシーショックを起こしやすくなる。」
「美和子さんは一度でもドープを使用すると…」
「死ぬ」
「私達はドープ依存者の治療と回復、そして社会復帰を目的としています。ドープ依存者が立ち直り、これからの人生を豊かに生きてゆけることが重要なんです。すぐに答えを出す必要はありません。一度じっくり考えてみてください」
陣内(中村倫也)は、ホームレスに変装したジウ(井浦新)に接触しました。
「朝から悪いね」
「そこに立たれると日陰にあう。日の光は誰にでも注がれる。私の上にも、あなたの上にも、やりすぎないように」
「例の件どうなってる?」
「ああもう少しで何かわかりそう。才木優人、あいつどうする」
「もう少し様子を見ようかな」
「お前にとって良き人間だったらいいな」
「なぁあんたは一体何が出来る?」
「人を支配することです」
「その話し方疲れない?」
ジウからドープを受け取り、才木(高橋海人)について話していました。
広場で警察官の拳銃がドーパーに奪われ、射殺される事件が発生しました。
「止まりなさい!ナイフを捨てなさい。動くな!ナイフを捨てろ、早く捨てろ」
しかし、男はドープにより、瞬間移動ができる能力を手に入れていました。
その頃のDopeを取り締まる特捜課は捜査依頼が入るまで雑談をしていました。
嗅覚の能力を持つ、柴原拓海は、恋人の亜香里と野球観戦をした話をしました。
「彼女と球場で見たんすよ、もう神ってましたね」
「全打席ホームランはやばすぎるだろ。そいつ異能力者だな」
「それだとしたら一つぐらい三振するだろ。そんなすぐわかることするかよ」
「異能力者の選手っていないな」
「我々のような異能力者の選手って滅多にいませんからね」
「ここにいたrっらいっぱいいるんじゃないかって錯覚しますけど」
「ところでハニーとはどこで知り合ったの?」
「マッチングアプリっす。野球好きで絞って探して実際会ったらすぐ意気投合っす」
「いろんなアプリがあるんですね」
「彼女にドープだってことは」
「言えないですよ」
「ばれたときめんどくさくないか」
「生活知らなさそう」
「知らないですよ」
「葛城さんは?ドープだって言ってないんですか?」
「妻は知ってるけど娘は知らない」
「俺、パワー系だったらいいんすけど」
「柴原くんよりによって鼻だもんな」
「人に言われるとなんかむかつく。ニコさんの異能力だって微妙すよ」
「黙ってろ坊主」
「都合悪いとすぐスペイン語だもんなー」
「陣内さんはどうなんすかね、奥さん異能力のこと知ってるんすかね」
「陣内さん結婚してるんすか」
陣内の過去を知らない拓海の言葉に、彼が妻を亡くしたことを知る葛城は気まずい表情を浮かべました。
「陣内さん出ません」
「いつものパチンコ屋でしょう」
「才木、陣内を連れてこい」
才木はパチンコ店へ行き、陣内を呼びに行きました。
「行かない今良いところ」
「課長に陣内さん呼ぶように言われたんすよ」
「その恰好見ればわかるよ。俺の分まで叱られといて才木さん」
犯人は人質をとって商業施設に立てこもりました。
特捜課が現場へ向かうと、支離滅裂なことを呟き続ける犯人がいました。
「俺がいなくてもよくね?狙い回数40回だよーこれどういう状況?」
仕事に気が向かない陣内をよそに、警視庁捜査一課巡査部長、戸倉俊仁(小池徹平)が被疑者と事件の状況を解説しました。
「犯人は吉岡隆太。22歳。浪人生。駅前でナイフを持ってうろついていたところを警ら中の警官2名が発見。うち1名を奪った拳銃で射殺し、この商業施設に逃げ込んだ。居合わせた客と店員8名を人質にしてそこの奥を上がったイベントスペースに立て籠もっている」
「目撃証言によると吉岡は瞬間移動するらしい」
「テレポーテーションってやつか、犯罪にはぴったりの異能力っすね」
「俺、様子見てくる」
「陣内さん」
陣内は先に施設の中へ入ります。
「怪我人はいない犯人はぶつぶつ言ってましたよ」
「盗聴器が外れないこのままだと宇宙人に誘拐される」
「幻覚を見てるのか?」
盗聴能力を活かす、葛城。
「ドープに幻覚症状はない」
「いずれにせよ危険な状態だな」
「待ってください、まずは説得を試みるべきです」
「奴はすでに人殺してるんだぞ」
陣内の無謀なやり方に納得がいかない才木は説得役になります。
「特捜課の目的はドープの根絶です。ドーパーの殺害ではありません。」
「俺は邪魔されんのが嫌いなんだよ。仕事もパチンコもな」
「しつこいいな」
「絶対に上司にしたくない」
「ひどいこと言ってるー」
「はいはい、走れ頑張って頑張って」
先に、才木、光、拓海に仕事をさせる陣内なのでした。
「なんだお前ら」
「話しにきました」
「来るな」
「あなたを助けたいんです。まずはあそこにいる人を解放してください」
「お前か!お前が俺の体の中に盗聴器仕込んだだろ?宇宙人に俺の情報を売っただろ。お前らの電波妨害のせいで医大に合格できない」
吉岡は完全に気がふれていて、才木が彼を取り押さえ、綿貫光(新木優子)、柴原拓海(豊田裕大)が人質を連れて解放しました。
綿貫は店の物を投げ飛ばして、吉岡を威嚇します。
「光ちゃん、展示してある家具全部壊す気ですよ」
「彼が宇宙人って言いました?」
「宇宙人って言われたらむかつく。誰が宇宙人だって?」
しかし、犯人は才木の説得も虚しく、銃口を向けました。
その後、綿貫と柴原によって、犯人を追い詰めたかと思いきや、犯人は瞬間移動と思われる異能力で、才木を混乱させていきます。
「俺の能力、鼻」
「地球から出ていけ」
「才木、右に腕を振れ」
「こいつテレポーテーションじゃないす。めちゃくちゃ早い動きで動いてるす。俺、ニオイでわかる」
「私に宇宙人って言ったこと謝りなさいよ」
綿貫は吉岡を背負いげしますが、柴原が鼻が効く能力だと見抜き、鼻にアロマオイルをかけました。
「用意…ドン!パパに怒られる。医大を継がなきゃ、くずって…生まれた意味がないって言われる。お前らのせいで受験勉強、邪魔するな」
吉岡は父親から心理的虐待を受けていることを仄めかしました。
そこへ陣内がドープをあえて飲み、青い目を光らせながら、吉岡の心理を突きます。
「分かるよ、俺も今日は爆勝ちする予定だったんだよ。パチンコ。お前のせいで俺はパチンコに集中できないんだ」
「陣内さん、だめです」
吉岡を射殺することを止める、才木。
「殺してくれ!またパパに怒られる。もう耐えられない。頼む、殺してくれ、もう全部終わらせてくれ」
しかし、吉岡は精神的に病んでいて、希死念慮を抱えていました。
「やーめた。殺してほしいなら殺してやらねぇ。次は取られるなよ」
「おい、シバ、理想の先輩って言え!もっと大きな声で」
「理想の先輩!」
「よっしゃ」
「声可愛い」
陣内は吉岡を銃で殴って気絶させ、彼は間もなく逮捕となりました。
その夜、吉岡はジウと共に行動している女性、泉ルカ(久間田琳加)の動向が気になりました。
吉岡が発砲事件を起こした際に現場にいたのです。
才木は妹の結衣にけがの手当てをしてもらいました。
「鳥飼商事って普通の会社だよね。なんでそんな怪我するの?」
「普通の会社だよ」
「ゆい、お母さんにさ帰ってきてほしい?」
「当たり前じゃん。一緒に暮らしてた時のこと忘れちゃうんだよね」
「5歳だったしな」
「うん、いつも思うの。これおお母さんに話したいな…どんな顔するんだろ、どんなこと言うんだろうって。ただ一緒にいたいって、それだけだよ。お兄ちゃんはお母さんと暮らしたい?」
主治医の水野は才木にこう告げていました。
「退所したらご家族の方はなるべく刺激しないように、距離感を保つことが大事です。ドープ依存者が生きていけることが重要」
その日、パートナーの亜香里と彼女の両親に会うための服を選ぶ、柴原。
家に帰る綿貫は、介護している祖母(銀粉蝶)と暮らしています。
「おばあちゃん大丈夫?うっ…!」
孫の腕を掴んだ祖母の力はとてつもなく強く、苦痛に顔を歪ませる、光。
祖母は光と同じ腕力の異能力者でした。
葛城は一人娘の莉子の帰宅が遅いことを心配していました。
「莉子は?帰り遅くないか?もう10時だぞ」
「友達と晩御飯食べてくるって。それより洗濯物、洗濯籠に入れてね」
翌朝。
吉岡の犯行動機を陣内と光に語る、戸倉。
「吉岡の実家は病院を経営していて、本人も医者を目指していた。しかし、なかなか医大に合格出来なくて精神的にかなり追い詰められていたらしい」
「裕福な家で、ドープに手を出せたパターンか」
「浪人生が簡単に手に入れられるものじゃないからな」
「親の金で何してんだか」
「特捜課が聴取出来るのはドープに関することだけだ、余計なこと聞くなよ」
吉岡の取り調べをする、陣内と光。
「ドープをどこで手に入れた?」
「なんなんですか」
「最近宇宙に行ったから肩が凝っちゃって」
冗談を言いながら、シャドーボクシングで吉岡を刺激し、供述させます。
「君が話してくれるまで俺たちずっと寄り添うから」
「いつも大麻を買っている人から特別にもらったんです。分かりません、相手はいつもマスクをしているので。年は4、50代、がっしりした体系、目は一重、身長が170くらい」
そこへ戸倉が警官とともに取調室に入ってきました。
「陣内、もういいだろこっちの取り調べも終わってないんだ」
「いくらなんでも早すぎるだろ」
その後、警官によって取調室を後にした、吉岡。
その警官は、ジウ(井浦新)で、陣内に意味深にメモを渡します。
間もなく、麻薬取締部は、中国人の麻薬の売人グループ、ジャオランのグループの男に目をつけました。
「ジャオランか、最近、あちこちの中華系マフィアまとめて勢力を広げてますね」
「詳しいねえ」
「麻薬取締部捜査二課にいましたから」
「ジャオランの麻薬取引は政治家や芸能人を専門にしていたはずなんですが、浪人生に売りますかね?」
才木は陣内とジャオランの仲間の一人、宋を未来を予知し、危険を察します。
「陣内さん俺も一緒に行きます」
「居場所がわかったぞ。伊勢佐木町のロンロンっていう麻雀荘だ。毎週、水曜日、夕方からくるらしい」
「ちょうど麻雀したいと思っていたんだよね」
にやりと笑う、陣内。
「あんたが宋さん?」
「話すことなんかねぇよ」
「それは俺が決めることだ」
「銃刀法違反、逮捕します。陣内さん確保です!」
「なんか急にキャラ変わってない?」
逃げ出そうとするジャオランを追い詰める、柴原、光、才木、陣内。
その夜、仕事終わりに、ジウが変装した屋台のラーメンを食べる、陣内。
「ねぇそういう屋台ってどうしてんの?レンタル?」
「うまいね。宋を捕まえて、ジャオランのほかの幹部たちも逮捕出来た。吉岡にお前が渡したんだろ?それをジャオランのせいにして俺達に叩かせた。敵対組織が弱体化してよかったなー白鳳のリーダー」
吉岡に麻薬が渡るように手配していたのは、ジウ(井浦新)。
「薬だと思っていたのが独の作用があるかもしれない。当たり前だと思っていたことが果たしてそうなのか。いつもありがとね兄ちゃん」
「今度は俺のために動いてくれよ」
「まいど」
その夜、帰宅して香織と我が子を亡くした過去がよみがえる、才木。
香織は何者かに腹部を狙われ、陣内が帰宅した時は既に遺体となっていました。
「おい、香織、やだ!香織」
彼がドープ依存者を憎む理由はこのトラウマが関係していました。
そこへ、才木が入ってきました。
「陣内さん、この間パチンコで何か言いかけてましたよね。あの続き何を言おうとしていましたか?」
才木は陣内がパチンコ屋で何か言いかけたことを追求しました。
「俺もお前と同じだ。人には言えない秘密がある。」
「なんですかそれ」
「俺がドーパーを殺したい理由だ。7年前、俺は警視庁の組織対策課にいた。同僚と飲んで深夜に帰宅した。妻が刺されて死んでいた。そこにドープが落ちていた。犯人はすぐ捕まった。ホームレスの男で強盗目的だった。でも、そいつはドープを食ったことのない綺麗な体だった。収監されてすぐ死んだ。自殺だった。犯人は別にいる。」
「それって」
「俺に力貸してくれないか?お前の未来予知使えると思うんだ。俺は犯人を探し出す、そして必ず殺す」
あまりの壮絶な過去に言葉が出ない、才木。
そして彼に自分のバディとして協力を求める、陣内なのでした。
DOPE麻薬取締部特捜班課2話感想・みどころ
無敵の人になってしまった、浪人生から始まった切ない物語でした。
医者家系に生まれた、吉岡が父親から心理的虐待を受け、心が病んでしまった背景には胸が痛みました。
しかし、そんな彼に、ドープを渡し、あえて陣内達に捜査させたジウの行動がひどすぎます。
彼は陣内に何をしたいのでしょうか?
また、陣内もドープをジウからもらってから、異能力を発揮して被疑者を逮捕していますよね。
この2人の歪な持ちつ持たれつの関係と動向がスリリングで追いたくなりました。
ジウを演じる井浦新さんの変幻自在ぶりが凄すぎて鳥肌が立ちました。
ラーメン屋にホームレス、警官にも変装しては違和感がなく、自然に憑依一体できる表現者だと思いました。
中村倫也さんも温厚な雰囲気を纏いながらも、冷静沈着な陣内役がこれまでにない役柄で息をのむ暇もない名演ですね。
また、ラスト終盤では陣内が妻の香織をホームレスに強盗で殺された過去が明かされましたね。
妊婦であった彼女と生まれてくるはずの陣内の子供が殺され、陣内の怒りに共感しました。
遺体となった妻に泣き崩れる陣内に胸が痛みました。
陣内は犯人を見つけて始末することを最終目的としていますが、そんなことを亡き妻子は望まないのになと思いました。
元ドープ依存者の母をもつ才木と、ドープにより家族を失った陣内の胸がざわつくバディに今後も目が離せません。