ドラゴン桜2021

ドラゴン桜2021 2話 楓(平手友梨奈)の過酷な環境に桜木は?

ドラゴン桜2021 2話あらすじネタバレ

瀧海学園に東大進学を目指す特進クラス「東大専科」が設けられました。

桜木(阿部寛)のやり方も気に入らない理事長の久美子(江口のりこ)は桜木にこれ以上の問題を起こさないように教頭の高原(及川光博)に釘を刺します。

テントを学校の教室に用意しながら、生徒の一人、楓が万引きをした様子を収めた防犯カメラの映像を見る桜木。

楓を気に掛ける男子生徒、瀬戸(高橋海人)は、楓の為に万引きした商品のお金を桜木が払っていたこと、桜木が防犯カメラの映像を楓が万引きした店で買い取ったことを伝えられました。

バトミントン部の生徒、楓(平手友梨奈)は大学推薦をかけた大事な大会を前に、精神的に追い詰められています。

原因はコンビニの万引きを桜木に見られたことでした。

さらに、部活のロッカーに、「お前のしたことを知っている」といういたずらの張り紙が。

校長の奥田(山崎銀之丞)は、理事長の瀧野(江口のりこ)から桜木の行動を監視するように頼まれます。

張り紙のことで桜木を疑いますが、彼は防犯カメラの映像を持っていたものの、桜木ではないことがわかりました。

そんな楓に桜木は「お前に大会は無理」と告げます。

楓は部活動で同じメンバーの清野利恵(吉田美月喜)と共に、大会の選抜メンバーに選びました。

一方、東大専科には弟に劣等感を持ち、母に怯える天野(加藤清史郎)に続き、秋っぽい自分を変えたいと思う菜緒(南沙良)もやってきました。

特に、菜緒は今まで周囲の大人に甘やかされる環境にいて、勉強など何一つ努力して頑張ったことがないこと、親ですら自分を怒ってくれる人がいなかったこと、桜木の毒の入った演説が心に響いたことを水野に熱弁。

水野(長澤まさみ)は2人の加入を喜び、さっそく学力テストを行います。

テストを行った結果、菜緒は途中でリタイア、天野も東大専科に行かないことをLINEで水野に伝えました。

その夜、瀬戸の店で夕食を食べていた水野と桜木。

桜木が楓の万引きの証拠を握っていることを問い詰め、生徒を脅す気か?と突っかかる瀬戸。

「そうかもな」と笑う桜木。

直後、龍海高校でボヤ騒ぎがあり、桜木がテントを張って寝泊まりして暮らしていることで、彼の寝たばこが原因だと、久美子に疑われます。

それは自分だと答え、久美子は桜木に厳しい処分を言い渡します。

同じ頃、楓は母のひどいプレッシャーのかけかた、「うちの娘に限って負けることはない。スポーツ推薦での進学も決まってる」と娘にとても期待していました。

楓は元々、部活中に失敗した際に行う運動の影響で膝を痛めていました。

桜木と水野は学校でボヤを起こし、煙草を吸った本当の人物にたどりつき、驚愕。

火事が起きる前に学校に来ている瀬戸の姿が。

さらに、もう一人の人物が楓だと分かります。

楓は心がぎくしゃくし、菜緒(南沙良)にもつらくあたってしまいました。

菜緒は楓が大会に出るために練習している姿を見て励まそうと試みたものの、「何も考えずにへらへらしてる人はむかつく」と暴言を吐きます。

楓と菜緒の間に溝が・・・。

大会当日、楓を誹謗中傷する張り紙が大会会場のトイレに張り出され、不安さを覚えるものの、試合に出て成果を出す為に奮闘する楓。

一方で、瀬戸は自分一人が桜木に注意されてむしゃくしゃし、学校に放火したと言いますが、桜木は瀬戸が真実を言っていないことを察知していました。

久美子は瀬戸を執拗に問い詰めます。

楓は試合の途中で膝の鋭い痛みを感じますが、堪えて試合に臨みます。

ところが、顧問の宮村は楓の膝の痛みが思ったよりひどいと察知し、スポンサーの機嫌を伺い、利恵に一人、試合を続けさせました。

宮村は柏木とアイコンタクトを取り、利恵を楓が進学するはずだった大学に進学させるつもりでいたのです。

楓が万引き映像のことで桜木に弱みを握られているストレスで放火事件を起こしたことを追求。

瀬戸が楓を庇っていることを告げます。

楓の父(駿河太郎)と母(馬隅英里何)が慌てて、楓の膝の状態を知って駆け付けます。

成長過程にある中高生に勧められない1年間のリハビリが必要な手術を受ける方法が。

さらに2年間の治療の必要性と、治療を続けても、完全復帰できるか分からない状態であることが判明。

この状況を知った楓の父は楓が怪我のことを黙って試合を続けていたこと、柏木が楓の怪我に気付かなかったことで、楓の頬を平手打ちしました。

さらに、楓だけじゃなくて、利恵に大学の推薦を奪われたことで、母が娘を「情けない」父親は「怪我を黙って試合を続けるバカなことをした」と楓の心に寄り添わず、彼女を責めます。

桜木は娘の気持ちよりも子供の選手生命が大切かと鋭く楓の両親を批難。

楓はその後、桜木に小さい頃からバトミントンが好きだったけど、オリンピックに出れない親の夢を背負い、親の期待に応えるがままやっていたと桜木にこぼします。

「バトミントンがなかったら自分はどうやって生きていけばいいか分からない」と嘆く楓に、「お前の人生だ、お前が決めろ。それから、万引きしたのだって自分の意志だろ」と楓の心の奥を的確に指摘。

楓が膝がうまく機能しない本当の原因を追究。

なんと、利恵とコーチの宮村が元々、交際していて、わざと楓の膝に負担がかかることをさせ、利恵と一緒になって試合中に追い詰めたのです。

利恵に大学推薦を最初から優先させるつもりでいた宮村。

岩井(西垣匠)と、小西(西山潤)に協力を頼み、利恵と宮村が楓を陥れる策略を練っていた会話の動画を掴んだ桜木。

楓は真実を知り、自分は推薦の為に努力し続けたというのにと落ち込みます。

そんな彼女に桜木は「万引きを一度すれば夢中になってバトミントンと同じくらいやめられなくなる。自分の人生に負けちゃいけない」と告げるのでした。

さらに、桜木は楓が万引きした店の店長によって、映像を消さしてもらったことを伝えます。

翌日、楓は裏方として次の試合で部活のみんなをサポートすることを決意。

利恵はミスをし、宮村に「スポンサーの柏木も見ている、俺に恥をかかせるな」と厳しく追い詰めます。

利恵はそのことで不貞腐れた態度を楓にとりますが、楓は利恵を「自分も怪我を隠して試合をしていた。利恵のこと恨んでないよ。利恵は一緒にやって最高のパートナーだったよ。こんなとこで負けるあんたじゃない」とフォロー。

利恵は無事、試合で最高の成果をあげることができました。

楓は「コーチを訴えることはしない。あんなコーチでも他の選手のみんなには必要だからただ私が復帰した時は容赦しない。私は東大専科に入って、スポーツ医学を東大で学びたい。選手として復帰した後は若手選手の育成に携わりたい」と目を輝かせます。

桜木に東大専科に入る強い意志を伝えた楓ですが、くせの強い楓の両親はそれに大反対。

楓は東大専科に入るため、参考書を買いますが、両親の圧力に圧倒され、状況的に指示に従うふりをします。

父親の明人(駿河太郎)は娘に対し、「勉強は才能と時間の無駄。そんな暇あるならスポーツをしろ」と参考書をテーブルに叩きつけ、娘を精神的に支配。

楓は「はい」と言いますが、東大専科に入ることを諦めていませんでした。

後日、桜木は米山(佐野勇斗)に会い、米山はかつて自殺未遂を犯して桜木にとても迷惑をかけたと詫びます。

しかし、米山は彼と同じように表向きは桜木の味方のふりをするAIを使った勉強アプリの開発をする企業家の坂本(林遣都)と手を組んで、桜木を信用させてじわじわと追い込もうと策略していました。

さらに、瀬戸も、すっかり桜木を少し信頼し始めた岩井(西垣匠)と、小橋(西山潤)に、桜木に寄り着くなと脅迫。

来週は、秀才でみんなを馬鹿にする藤井(鈴鹿央士)にフォーカスを当てます。

ドラゴン桜2話感想・みどころ

現櫻坂46の平手友梨奈さんの演技がとても魅力的でした。

櫻坂(旧名:欅坂)のファンの人達も「てちちゃん」の演技に引き込まれた方も多いのではないでしょうか。

楓は真面目で努力家、親の言うことを聞きすぎるくらい聞き分けも良く、頭も良い女の子だという印象ですね。

ただ、親に話しかけられても、誰に対しても「はい」と答えて自分の気持ちを押し殺している部分は見ていて切なかったです。

それなのに楓の両親は世間で言われている毒親のカテゴリーに当てはまる人間として「成長」していない人でした。

楓が自分の膝の怪我を黙って無理をして試合を続けたことも、親から必要以上にプレッシャーをかけられて、子供を親の所有物のように考えているのが伝わりました。

視聴者の皆さんも、スポ根とか抜きに、楓を追い詰める両親を見ていて腹立たしさを感じた人も多かったみたいですね。

桜木は口が悪いけど凄く生徒のことを考えていて、敢えてきつい物言いをしますが、子供の心理面も考慮していて、楓の両親に「娘の気持ちよりも選手生命が大事なのか」とズバッと言った時、楓が桜木に出会えてよかったと思います。

ただ、楓の両親は楓が東大専科に入り、本当の夢を追おうとしている様子を否定し、子供の健全な成長を阻もうとする・・・・楓には両親の支配と圧力に負けてほしくないですね。

明人(駿河太郎)がなんとか自分のやりたいことを悟られないために、「勉強しようかな」とこぼした楓から参考書を取り上げ、机に叩きつけて脅迫・従わせようとするモラハラ的行動を見た時、もっと桜木が楓の家族に加入して、彼女の心を救ってほしいと思いました。

利恵と宮村、最低ですね。

高校生と教師が淫行して、未来ある若者の夢を潰そうとしていたなんて・・・・。

宮村はスポンサーの柏木に気に入られ、自分がスポーツに強い大学の推薦をもらった生徒を出すことで、自身の顧問としての評判などを凄く気にしている嫌らしさがにじみ出ていましたね。

宮村と理恵には天罰がくだってほしいけど、楓が利恵に対し「利恵のこと恨んでないから。今まで利恵がパートナーとして組んでいて最高だった。利恵がここで負けるわけない」と宮村からプレッシャーをかけられた利恵を励ます姿に感動!

精神的に大人な楓と、彼女を陥れるために顧問とタッグを組んで、人の一生を揺るがすことをした利恵の対照的な描写も良かったです。

楓にフォーカスを当てた、「平手友梨奈」回でしたね!スポーツ医学を学び、選手として活躍後は若手のサポートに携わりたい・・・なんて人に寄り添うことができる楓の真の強さと優しさを応援したい2話でした。

 

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