ファイトソング4話あらすじネタバレ
花枝(清原果耶)は中華街デートで芦田(間宮祥太朗)から、いきなりのキスなど、いつもと違う芦田の雰囲気に戸惑っていました。
そして、慣れない恋愛イベントが一気に押し寄せてきて、大パニックに。
思わず、キスをしてくる芦田を空手の技で襲撃してしまいました。
「キスしていいかどうか確認してほしい。前にも言ったけど、襲われそうになったら攻撃しますよ。キスする雰囲気をして女の子こういうこと好きでしょ?って言うのは決めつけられている気がするし、女性って強引にキスされるのは大抵嫌がるんですよ。いきなりキスされるのはイヤです。芦田さん一緒にゼロから恋に取り組むって言ってましたよね?」
軽い女に見られたくないし、真剣な恋を学ぼうとしている花枝は芦田に早口で本音と文句を伝えました。
芦田は自分のしたことを謝り、お互いに反省会をすることに。
その頃、花枝たちを見失った慎吾(菊池風磨)と凛(藤原さくら)は、露店でむささびのぬいぐるみが売られているのを発見。
慎吾は花枝へのプレゼントとして買っていくことを提案しますが、花枝の為にお土産を選ぶ慎吾の姿に、凛は複雑な思いが募る一方です。
ムササビの話し方を真似するぬいぐるみを記念に芦田に買ってもらった花枝は大喜び。
そんなある日、花枝がハウスクリーニングの仕事で芦田のマンションを訪れると、そこに弓子(栗山千明)の姿が!
何故か、敵意むき出しの弓子に怯む花枝。
しかし、弓子は芦田に「1週間後のコンペに参加して通らなければ契約解除になる」ということを伝える目的で、芦田のマンションを訪れていました。
2か月後の曲の締め切りの為に、「恋の取り組み」をしていたはずが、その期限は1週間後に・・・。
花枝を目の前にしてツンケンした態度をとる弓子をからかう薫(東啓介)。
弓子は以前、職場で芦田に自分の秘めた思いを匂わせのようなニュアンスで伝えていました。
「今の仕事で契約を切られそうになっても私が何とかする」
その言葉は芦田が好きだからこそ、女性として芦田を助けたいという弓子の不毛な恋の隠れ蓑だったのです。
曲作りに追い込まれ、恋愛どころではなくなってしまった芦田と以前よりも連絡が取りにくくなり、花枝をバーベキューをしようと誘う慎吾。
その頃、施設では直美(稲森いずみ)が子どもたちの面倒を見て、慎吾のハウスクリーニングで働くヒデ(若林時英)と俊哉(窪塚愛流)は、彼女がふいに仕事で悩んで泣いている姿を見て慰めようと自作の漫才でフォローしたり、直美の仕事を手伝っていました。
その夜、慎吾、花枝、直美、ヒデ、俊哉、凛、迫(戸次重幸)と共にバーベキューを囲みます。
ふと、ヒデと俊哉が漫才師を本気で目指してオーディションを頑張っているものの、落選。
夢を追って努力する2人を花枝たちは励まし、応援することに。
その夜、花枝は芦田に買ってもらったムササビのぬいぐるみに八つ当たりしてしまう程、部屋に帰って少ししょげていました。
眠りにつこうとしますが、花枝はイライラして寝付けません。
自分に気合を入れて明日も頑張ろうと「押忍!」と布団の中で叫んだ瞬間、耳鳴りを感じました。
同じ頃、作曲がなかなかできずに苦悩する芦田。
翌日。
葉子の家へハウスクリーニングの仕事へ。
葉子の仕事のパソコン画面が、高校の同級生の彼氏だと気づき、カジュアルな会話を楽しみます。
しかし、葉子は花枝が元気がないことや、好きな人がいることを見抜いていました。
花枝が少し状況を相談すると、葉子は理解し、花枝の恋を優しく応援。
その後、夕方、空手教室の後輩たちと久々に空手をすることにした花枝。
そこへ芦田が偶然、花枝を訪ねてやって来て、部員たちは大盛り上がり。
久々に空手を体育館でする花枝を見守る芦田。
花枝は練習の空手で負けてしまうものの、闘ってくれたライバルと熱い抱擁をかわしました。
その直後、花枝が頑張る姿に曲のアイディアが浮かんだ芦田は速攻、仕事場へ戻って歌詞を透明ボードに綴ります。
彼を優しく見守る薫。
歌詞には、「会いたい」「強い眼差し」という空手に情熱を燃やし、真剣な目をした花枝の姿を想像して作ったものがありました。
なかなか芦田からの連絡がこなくて、花枝は苛立ちが募ります。
ある夜、花枝を励ます為に、慎吾はソーセージポトフを作りました。
着信がようやく芦田から入り、良い知らせに花枝は顔を悦ばせます。
慎吾は芦田に嫉妬しながらも、花枝の恋する背中を陰ながら応援することに。
一人寂しくソーセージポトフを施設の前のベンチで食べる慎吾。
約束の店へ行った花枝は、芦田から、花枝に出会って初めて出来た新曲を聴かせたくて連絡。
ふと、疲れた芦田は花枝の肩に頭を寄りかかって少しの間、眠ってしまいました。
花枝はそんな彼の様子が嬉しい反面、恋が疲れるものであることを痛感。
翌日。
花枝は医師の立石(橋本じゅん)からもしも耳が聞こえなくなったとしても、腫瘍を取り除けば命を守ることに繋がるとカウンセリングを受けました。
次は手術の件をきちんと話せる相手を連れて来てほしいと言われ、心が迷う花枝。
花枝が病院にいる様子を偶然、見かけてしまった穂香(莉子)。
病院からの帰り、花枝は芦田からの着信に反応し、電話に出ます。
「曲、ダメだった・・・今までありがとう ごめん」
この言葉に目の前の視界が真っ暗になるくらいハッとする花枝。
次週、芦田と花枝の恋の取り組みは本当に終わってしまうのでしょうか?!
ファイトソング4話感想・みどころ
恋に踏み出し、芦田から可愛いムササビのぬいぐるみを買ってもらった花枝の嬉しそうな顔と、花枝の為にプレゼントを選ぶ芦田の姿に、今日も”ご馳走様”でした。
花枝は努力し、切磋琢磨して前に進むことを忘れない精神を持っているので、彼女の恋をこれからも応援したくなりました。
芦田に新曲が生まれて、アクリルボードに作詞するシーン、ジャンルはまったく違うけど、何かを自分の頭の中で作り出して想像する歓びに共感。
私も文をライターとして書いている時、芦田がアイディアを創り出そうと目を輝かせている様子は応援したくなります。
自分にしかない物を目に見える形に表現したい好奇心やわくわく感すごくわかりますね。
花枝が芦田にどんどん夢中になっていく様子を見て、芦田への嫉妬を感じつつも、信頼する友であり、年下の初恋の女性である花枝への揺れ動く慎吾の心も切ないですね。
児童養護施設時代から、花枝に興味があり、恋心を日に日に募らせていく慎吾からしたら、芦田にときめく花枝は尚更、モヤモヤしますよ。
一人で作ったソーセージポトフを食べている慎吾の背中に哀愁が出ているなと思いました。
芦田のことを花枝よりも、マネージャーという立場でありながら、実は恋している可能性が高い弓子。
少し年上な姉さんな感じも、慎吾が頼りたくなるのも分かりますが、弓子が花枝から慎吾をエピソードが進むごとに奪っちゃう展開がもしもこの先きたらあんまり嬉しくない気がします。
「姉ちゃんの恋人」の脚本、製作陣チームゆえの本作はきっと、冬のココアのようにホッとする恋を届けてくれると思いますが・・・。
花枝はこの先、耳が聞こえなくなる可能性もあり、不安に駆られながらも、初めての恋に真面目に一歩ずつ向き合っていて、健気ですよね。
しかし、花枝と芦田に早くも別れの予感が・・・!
芦田があんなに目を輝かせて、花枝の空手姿に何かを感じ取り、音楽にしたというのに・・・オーディションではその真っ直ぐな思いが届かなかったんです。
花枝は芦田から着信があって、心をまたしても射抜かれたものの、待っていた連絡はまるで2人の間に現実の厳しい壁が立ちはだかるような内容でしたね。
さらに、花枝も穂香(莉子)が、脳神経外科に通う花枝を疑うシーンは、花枝自身も自分の現実を直子や慎吾など施設の仲間たちに告げるカウントダウンが迫ってきた・・・というハラハラドキドキな4話でした。