ハケンの品格(2007)特別編

ハケンの品格2007年特別編第一夜

ハケンの品格2007年特別編 あらすじネタバレ

新年が開けたことに気付いた、春子はスペインを出て日本へ戻ってきました。

S&Fで勤務する東海林武(大泉洋)と、営業部長の里中賢介(小泉孝太郎)は、新年早々、辞令を受けました。東海林は、花形部署と呼ばれた販売二課の主任へ、一方、賢介は新設のマーケティング課の主任に昇進が決定しました。

営業部の片隅の物置レベルな環境に配属された賢介は失意のあまり、仕事帰りに乗ったバスでは、傍にいた高齢者にも気が付かない状況でした。その帰りのバスで後に、S&F食品に派遣として勤務してくる大前春子(篠原涼子)に出会いました。

 

大前春子は、10年間消息を絶っていたものの、「スーパー派遣」としてS&Fへ。

春子(篠原涼子)は“特Aランク”認定の天才型派遣社員。

雇用条件は「時給3000円・担当外の仕事はしない・契約延長なし・休日出勤や残業もしない」といった特例です。

「私を雇って後悔させません。3か月分のお時給の文はしっかり働かせていただきます」と宣言。

これまでに、看護師、調理師、危険物取扱者、助産師、核燃料取扱主任者、車両系建設機械運転手など多岐に渡る資格を活かして、様々な異なる現場に勤務。

オフはスペインで過ごしながら、得意のフラメンコで男性の目線を釘付けに。

そんな大前は、人材派遣会社「ハケンライフ」から東京丸の内にある老舗食品商社、「S&F」の営業マーケティング課に派遣されます。

不愛想で、正社員に媚びることもなく、春子の態度は周囲から反感を買いますが、どんなにハードな仕事も勤務時間内に終えることができる「凄腕」な能力を発揮します。

 

後日、大晦日にアルバイトを解雇された“ダメ派遣”、森美雪(加藤あい)は、大森春子が所属する「ハケンライフ」の面接を藁にも縋る思いで受けました。内定し、向かった派遣先も春子と同じS&Fでした。

経験不足でパソコンが苦手にもかかわらず、森は思わず面接で見栄を張って、部長の桐島(松方弘樹)や、ハケンライフのマネージメントを務める、一ツ木(安田顕)に対し、「パソコンが得意」と言ってしまいました。

しかし、やがてやってきた春子と共に、面接を受けた森は、一ツ木と桐島から「(心強い)大前さんがいるなら」との条件で採用決定。

森美雪と共に働くことになった春子ですが、美雪は大切なプレゼンのデータ分析を任せられます。

春子は自分の担当外の上司、東海林(大泉洋)に意見する、さらに、部長の桐島(松方秀樹)にも、パソコンができる優秀なハケンが必要、社員はいらないなどと盾を突きます。

春子と美雪が仕事をしていると、一ツ木から宴会の誘いが。

しかし、春子は宴会の必要性を問い、断ります。桐島がフォローして残業代を増し増しするから宴会に付き合ってくれないか?と言いますが、春子は残業・宴会どちらも断固拒否。

S&Fでは、仕事ができない美雪が、上司の匡子(板谷由夏)をも困らせ、ミスが多いことを指摘されます。

それでも仕事熱心に奮闘する美雪ですが、プレゼンの前日、大事な社内データを持ち帰りますが、翌日、寝坊して出勤する途中で乗ったタクシーに資料を置き去りに。

マーケティング課は大ピンチ!さらに、美雪が乗ったタクシーはなんと、事故で廃車対象に。

匡子や東海林は大混乱し、美雪のトラブルに取り合わずに自分の仕事を続ける春子に文句を言いました。

特に、東海林は春子の日頃の態度を悉く指摘。

そこへ、スクラップ寸前で積み上げられ、さらにピンチ!

ところが、大前春子が、大型の車両系建設機械運転者の免許を持っていることから、タクシーを吊り上げて地面に降ろし、社内に残っているデータを無事、回収。

春子は美雪を助けてからお昼を食べに定食屋へ。

そこで、美雪は助けてくれたお礼と、迷惑をかけたお詫びを伝えました。

春子は歯に衣を着せぬ言い方で、美雪のしたことは解雇同然だとシレッと厳しい物言いをするのでした。

しかし、心優しい賢太(小泉孝太郎)は、美雪(加藤あい)に残業のペナルティーを科す代わりに、上には黙っておくからと、引き続き、美雪が働くことを許可してくれました。

その日の夜・・桐島(松方弘樹)の接待に出かけた賢太と東海林。

桐島(松方弘樹)の接待に出かけた、賢太(小泉孝太郎)、東海林(大泉洋)は、その店でフラメンコを踊る春子を目にしました。

完璧に踊る大前を見て、彼女の一面を知る3人。

翌朝、春子にそのことをツッコむと、春子は無駄話を自分に振るなと相変わらず、東海林に立てを突くのでした。

春子は、賢太の指示で、東海林は春子を連れて営業へ行くことに。

そこで出会った緑川(渡辺いっけい)は、春子が以前、派遣で働いていたことの縁による知り合いでした。

緑川は春子の存在は、とても有能だとべた褒めし、それに納得いかない東海林。

会社に戻ると、パソコンが有能な近(上地雄輔)も加わりました。

一方で、有能な春子は相変わらずみんなを冷ややかな目で見て仕事を続けます。

会社のコーヒーサーバーを壊した美雪は、賢太と春子以外の東海林優柔不断で、上司の匡子(板谷由夏)からも、男性の気を引きたくてやっていると皮肉を言われた美雪。

「一生、男性社員の使い走りでもしてなさい」と春子もばっさり。

含めた男性から「責任」として買い出しを頼まれてしまいました。

緑川から電話連絡が。東海林の失態を報告する、春子。

東海林が出した売り上げデータの内容が間違っていたというのです。

このことに、匡子も口出しをする始末。

大事な商談にまで口を出すなとさらに講義をする東海林。

社内の空気が悪化するなか、小笠原(小松政夫)がみんなでコーヒーを飲もうと提案。

空気を和ませようとしますが、その小笠原すら、美雪にコーヒーを買うように頼みました。

春子が「派遣」に対する扱いが不当だと東海林にさらに意見し、ますます空気が悪化。

そこへ今度は、部長の桐島(松方弘樹)がフォロー。

春子の日頃の行いに我慢がならない東海林は、彼にも意見してしまいました。

そして、春子にこの危機的状況を乗り越える「勝負」を挑むことを提案。ホッチキス止めで書類を素早く多く止められたほうが勝ちという幼稚な対決。

春子が勝てば、東海林が頭を丸めて詫びると大口を叩く東海林。

見事、東海林が勝利。春子はわざと、東海林に負けました。

その日の夜、春子を気に掛けた賢太に対し、「自分には正社員など社内の人と共存して仕事をしていかなきゃならない」と信念を口にしました。

春子は周りと自分なりの方法で付き合っていき、派遣として働く思いを吐露。

その信念を認めた賢太。

社内にて、東海林はホッチキス止め対決をした時の春子の止め方を見た東海林は、後輩の賢太(小泉孝太郎)に春子は「只者」ではないと伝えます。春子を認めたくないけれど、能力の高い春子と自分との差を痛感せざる得ませんでした。

翌日・・・。春子は出勤した東海林に「お早う御座います・・・東海林主任」と初めて微笑んで挨拶をします。

なんとも複雑な心境を抱えつつも、春子の実力の高さを認め、これから一緒に仕事をしていく春子との3ヶ月の付き合いを覚悟するのでした。

来週は、「ハケンの品格2007年特別編」後編です。

ハケンの品格2007年特別編 感想・見どころ

ハケンの品格2020年第1話は、新型コロナウィルスの影響により、放送日が未定。本日は、過去放送の「ハケンの品格2007年特別編」に放送内容変更となりました。

どんなことでも全力で奮闘する、篠原涼子さん演じる、“スーパー派遣社員”、大前春子の活躍を振り返れる特別編でしたね。

したくもないお酌をして宴会に参加するぐらいならクビにしてくれて構わないと上司に意見する春子は、どこまでも我が道を行き、ブレない姿勢を貫き通すところは応援したくなりました。

某国民的ドラマを彷彿させるような、誰に対しても勝ち気で、度胸のある主人公、大前春子の存在感が光りましたね。

春子と東海林のホッチキス止め対決はお茶の間に笑いを届けているような演出でした。

結果、春子はわざと負けて、潔い対応をとっていてかっこよかった。

賢太はそんな春子にとって社内で唯一の理解者であるところは救いでしたね。

春子の高い能力を認めたくないけど、認めざる得ない現状を知った東海林のなんともいえない表情も今後の春子との関りが楽しみですね。

春子に皮肉を言っていた匡子(板谷由夏)も次回、後編では春子への態度が変わるのか?というところも気になりました。

S&Fのみんながスーパー派遣の春子に感化されて自分の働き方を見つめ直そうと改心していく後編は4月22日!来週もお見逃しなく。

 

 

 

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