ハコヅメ女子2話あらすじネタバレ
警察官として、聖子(戸田恵梨香)に励まされ、自殺未遂から坂本(森田甘路)を救い、森田親子から感謝されるなど、“成長中”の新米、川合麻依(永野芽郁)。
夜の学校で見回り指導を聖子から受ける麻依は、幽霊や怪奇現象が苦手で怯えながら、挑みます。
聖子は敢えて、「見えちゃいけない者が見える」と後輩の麻依をからかい、1人、パトカーに乗ってその場を去りました。
そこは、源(三浦翔平)と、山田(山田裕貴)が先に到着した校内荒らし騒動の現場。
2人は既に張り込みをして、怪しい男を学校内で発見。
なんとかその後、盗難自転車の件で学校に忍び込んでいた男を連行できた聖子と麻依。
源と山田の手柄を聖子が横取りするように、逮捕。
翌朝、当直明け間近の聖子と麻依は、チンピラが中学生をカツアゲしているという通報を受け、現場へ向かいます。
しかし、チンピラの正体は源と山田。
喫煙していた中学生の少年、優太(南出凌嘉)を補導。
麻依が以前から合計3回も補導した優太は、年相応の反抗的な態度で、母親の話になると、さらに怒りに火がついています。
やがて、交番を訪れた優太の母、咲子(遊井亮子)は働いているようですが、反省の色を見せない彼を叱ることもしません。
麻依は、咲子がちゃんと子供に向き合わないことに違和感を抱きますが、聖子はまた別の視点で咲子を注意深く見ていました。
次に、彼氏にもらったイヤリングを落としたと困る女性、理沙(山口まゆ)が交番を訪ねてきました。
彼氏が一生懸命、アルバイトをしてもらったイヤリング。
牧(西野七瀬)や、聖子と共に、警察寮で寛ぐ麻依。
牧の新撰組オタクぶりに引いたり、聖子に容姿を「親せきの田舎の子供感」だとイジられながらも、勤務後のひとときを楽しむのでした。
ふと、私服に着替えてほしいと警察寮を訪ねてきた聖子に着替えるように言われ、外へ。
聖子と麻依は刑事課の応援として、薬物事件の犯人、赤城という男の捜査に駆り出されます。
聖子は今回の仕事を乗り切れば、交番勤務の自分たちは有給がもらえることを想定済み。
麻依は源と、聖子は山田とカップルのふりをしてラブホテルに潜入捜査する羽目に。
薬物使用の疑惑があるホストを追跡しますが、麻依は、デートどころか男性と手を繋いだことすらない麻依は、仕事とはいえ、源との共同潜入捜査にタジタジ。
しかも、潜入捜査の一環で、「カップルのふり」で手を繋ごうと提案した源ですが、麻依からは、セクハラだと嫌がられて困惑。
一方で、聖子と山田は周囲から、美男美女ぶりを注目されながら歩くものの、聖子の口の悪さに山田は心のなかで悪態をつくのでした。
交番にて、麻依と聖子の上司の伊賀崎(ムロツヨシ)や、北条(平山祐介)が見守るなか、麻依はラブホテルの前で猛抵抗して、源を困らせます。
赤城が女性を連れてホテルの部屋に入ったのを確認した山田と聖子ペア。
遅れて、ホテルの部屋に入った源と麻依。
聖子はホテルの地図を見てから、「ある考え」が思いつき、誘惑するようなポーズで山田に話しかけます。
「あんたが警察として成長していくのを見るのが楽しみだったよ。また一緒に犯人つかまえたいね」
その後、藤は浮かれている山田を放置し、赤城を追いました。
山田も後から駆けつけて、赤城を公務執行妨害で逮捕。
源はその後、副署長の吉野(千原せいじ)からたっぷり「絞られ」ますが、足手まといになったことをのちに詫びる麻依をフォローする源。
まだ新人で、若すぎる麻依には、ハードルの高い仕事だったと口にした源。
「ハコ長」の伊賀崎(ムロツヨシ)も、麻依に緊張感を持ちすぎず、ゆるくサボり、怒られるまでぎりぎり「仕事をしない」ことも大切だと教えます。
今度は、優太の祖父が亡くなる事件が発生。
すぐに優太の家へ向かう聖子と麻依。
夫の父、優太、咲子の3人暮らしで、夫は単身赴任。
検視を開始し、鑑識の鈴木と共に検視する聖子と麻依。
聖子は優太の祖父の遺体の「ある異変」に気付きました。
献身的な咲子の介護の甲斐もあり、床ずれや汗疹がない優太の祖父の遺体。
そのことを咲子に伝えると、咲子は泣きながら聖子に感謝します。
優太は母親の介護の苦労を知らず、やんちゃなことを繰り返していたことを反省。
改心を聖子と麻依に伝えるのでした。
麻依は聖子が、優太の祖父の遺体から、真実を見抜いたことで自分の未熟さをまた痛感。
麻依自身は、咲子の努力を知らずに、「学校にもろくに言っていない優太を気にかけてください」など余計な勘ぐりをして、傷つけてしまったと反省。
その後、伊賀崎や麻依にまたフォローされてから、先に上がることに。
途中で、麻依は理沙(山口まゆ)のイヤリングの捜索を再開。
理沙は友達のような感覚であえて親しく接し、理沙を手助けします。
ところが、牧(西野七瀬)と鈴木(淵野右澄)から、理沙が持っていたイヤリングは盗難届が出たものだということが判明。
2丁目の住宅から盗まれた物で、菊池竜哉という男が連続窃盗犯だという事実も明るみに。
菊池は、松原理沙の同棲中の彼氏でした。
翌日、理沙と菊池が暮らすアパートを訪ねた麻依・聖子・源・山田達。
家宅捜査をして、理沙と菊池の身辺を調べます。
麻依は聖子から、理沙の下着を調べるように言われますが、麻依は他人の家にずかずか入り込み、捜査することに抵抗を示すのでした。
聖子はそんな麻依の気持ちを汲み取り、外で麻依を待機させたうえで、牧や山田、源に捜査を任せました。
恋人が窃盗犯だったことにショックを受けた理沙は泣き出してしまいました。
純粋な気持ちで、菊池と交際していた理沙のことを思い、はっとした麻依。
そんな理沙を見て気持ちを切り替え、家宅捜査に途中参加します。
菊池が逮捕されてから同じ家に住むことになるだろう理沙の立場を考え、犯罪の証拠を一つも残さずに処理する麻依。
そんな彼女の優しさに、聖子も手伝いました。
勤務後、聖子と伊賀崎は、麻依の頑張りと成長をまた認め、麻依も警察官として一歩、今日も成長することができたのでした。
ハコヅメ~たたかう交番女子~2話感想・みどころ
今回のエピソードは、前回の1話と違い、全体的に穏やかでしたね。
盗難事件と介護にクローズアップしたケース。
少年の優太の母、咲子(遊井亮子)は、子供のことに時間を割いている余裕がない疲れぶりでしたね。
麻依は咲子が優太をネグレクトとまではいかなくても、無関心すぎると引っ掛かっていたけれど、完全に無関心なら、優太の補導に交番に駆けつけないし、優太が家から居場所をなくしていたと思います。
まだまだ、人を見抜けないところがある麻依ですが、盗難事件の際は、犯人の同棲相手の理沙に寄り添い、信じていた恋人が窃盗犯だったショックを受ける彼女の立場を考えた家宅捜査のシーンは胸が詰まりました。
麻依の良いところって、たまにヘタレて「逃げ」的な行動をとっても、自分を見つめ直して前進していく努力家な面だと思います。
ラブホテルの潜入シーンでの麻依のウブっぷりは思わず笑ってしまった。
可愛かったですよね。
異性と交際したことのない彼女にとっては、男性と手を繋ぐのも怖いし、「セクハラ」(笑)。
源は麻依の純粋培養ぶりに絶句しつつも、聖子とはまた違った態度でメリハリをつけて接している優しさはかっこいい。
麻依と聖子は抜群のコンビネーションですし、麻依が日々、一歩ずつ警察官の自覚を持ち、持ち前の優しさが、誰かの力になっていることが伝わっていて、ほっこり。
伊賀崎と聖子が、麻依と重ねる「あの子」という過去に2人がかかわったことのある、本ドラマに欠かせないキーパーソンがいることが解明されましたね。
麻依に似て、正義感が強く、とても優しい警察官だったのでしょう。
同時に、聖子が交番勤務に異動になったバックグラウンドに重要な人物であることは間違いないので、今後の「ハコヅメ」楽しみです。