ハコヅメ女子3話あらすじネタバレ
麻依は警察官の仕事上、週に1度、訓練を朝、受けていました。
藤は優秀さをみんなの前で披露し、麻依はまだまだです。
藤や麻依、牧高(西野七瀬)らは訓練で使う防具が女性警官には重いから、男女別で訓練のメニューを分けてほしいと伝えました。
仕事上、吉野(千原せいじ)は却下。
麻依と聖子、牧高は暴漢と闘うための訓練をしますが、手加減なしの聖子の対応と、立ち向かう牧高と麻依を見守る交番所長の伊賀崎(ムロツヨシ)。
ペアとして息の合ってきた藤聖子(戸田恵梨香)と川上麻依(永野芽郁)。
麻依は聖子の期待に応えたいと思う気持ちが強まっていきます。
近所のスーパーで、山崎という女性が、「源(三浦翔平)が来てくれないと万引き」をするとあまりにも身勝手かつ奇特な発言をして、2人を困らせます。
この前に犯罪をした時に、優しくしてくれたからだという我儘な理由も口にしました。
娘も孫も無視で夫に先立たれ、自暴自棄になって万引きをしたと言うのです。
さらに、イケメンの男に会うことが生き甲斐だと伝えます。
源は到着した途端、山崎(声優 青木和代)の孫の聖人を呼び、まるでホストのような温厚で女性を落とすような対応に出ます。
山崎は態度を一変させ、スーパーも被害届を出さず、解決。
麻依が知らなかった源は、人間観察力を生かして人の心を掴み、犯罪を市早く解決できるのでした。
翌日、有給をとった聖子の留守を見守ることにした麻依。
下着泥棒の被害に遭った女性(浜口京子)を対応。
女性警察官が交番にいてくれて相談しやすいと女性は笑みを浮かべるのでした。
麻依は知らないうちに人の役に立っていたのです。
同期との女子会へ行くと話していた聖子ですが、単独である事件を追っていました。
一方で、交番での公務に精を出す麻依は、刑事課から呼び出しを受け、町山警察署へ。
源と山田(山田裕貴)から、女子高生が「知らない男から猥褻行為を受けた」と話しているのを聞きます。
詳しいことが不明である不審な点がある被害者の高校生。
署内の女性警察官が出払っているので、初めて一人で被害者に聴取することになった麻依。
その高校生、彩菜(畑芽育)は意外にも落ち着いた様子で痴漢被害を麻依に話しました。
駅前のショッピングモールで中年男性から被害に遭ったとぽつりぽつりと話しました。
彩菜は、「さっきまで腹が立っていたけど、お姉さんに話したら楽になった」と言います。
そして、母親が交番に来る前にアルバイトに行くと言って、警察署を去りました。
その行動に腑に落ちない麻依。
藤がその夜、無事に帰ってきて、美味しいケーキを食べながらリラックス。
彩菜の様子を報告。
翌日、町山交番に、木村珠代(芽島成美)が駆け込んできて、珠代は伊賀崎(ムロツヨシ)の顔を見るな否や、町山署の山本と名乗る不審人物から電話がきたと話します。
木村が詐欺に引っ掛かっていることをすぐ見抜いて指摘した聖子。
麻依も新人ならではの言葉で、もしも新入りの自分がいきなり山本のような対応をすれば怒られると伝えました。
そして、麻依、聖子、伊賀崎は、木村に「刑事の山本」と名乗った男の居場所を特定して倒します。
さらに、彩菜の事件に予期せぬ展開が。
彩菜は犯人の顔をほとんど覚えていないと言うのです。
さらに、彩菜が痴漢被害に遭っている様子を偶然、目撃した別の高校の男子生徒も来ました。
彼は、彩菜が本当に襲われている状況を伝え、胸を触られただけじゃないタチの悪い性犯罪に巻き込まれたと話します。
犯人に声を掛けられずにいると、犯人は咄嗟に彩菜の口を塞いでいた手を離し、彩菜を解放して走り去りました。
犯人とは逆の方向に彩菜が走り去ったとも証言。
犯人の顔を少し思い出した男子高校生は、その様子を牧田に報告。
予想外にひどい事件成だとわかり、麻依が聴取がきちんと対応できていなかったことで、北条(平山祐介)に謝る麻依と聖子。
聖子は事情聴取の際に、被害者の彩菜の気持ちを汲み取って行えていなかったと注意。
ここで、山田(山田裕貴)が助け舟を出し、麻依に事件の再現人形の縫合を頼みました。
「相手に同意があったかどうかで犯罪かそうじゃないかが分かる。川合なら相手に受けた暴行をどう証明する?例えば乱暴された時に怪我を負ったとする・・・女性からしたら全然違う傷になる。犯人の性犯罪の状況を特定するべく、被害者にとって思い出したくないことを警察官として聞かなければならない。俺らが被害者に聴取した内容が裁判で審議にかけられることがある。過去の症例で、浮気した人が、浮気を強姦だと言い張った過去の例もあった。隙だらけの捜査じゃ被害者や被疑者の人権も守れない。藤先輩が言う覚悟はそういうことだ。被害者のこともこのまま放置したら何のための警察だよ?って感じ」
山田は優しい話し方で、麻依に説教しつつも、警察官としての覚悟と仕事で大切なことを教えるのでした。
麻依と牧高は、彩菜の家を訪ねていました。
彩菜の母によると、彩菜は学校に行けないほど落ち込んでいて、部屋に閉じこもって離せずにいるとのこと。
聖子と牧高は、日を改めて出直すことに。
麻依は自分の無力さに落ち込みますが、伊賀崎は、彩菜が学校で噂が広まることを恐れたり、犯人からこの件で脅迫されることを恐れて多くを麻依に話せなかったのではないかとフォロー。
机に頭をぶつける行為や自分を責めるのをやめようと優しい言葉をかけ、とっておきの300円の大福を麻依にくれた伊賀崎。
聖子と源は、山田が麻依に説教した話のほかに、彩菜の痴漢被害事件に不審な点があることを話し合い、一致団結。
後日・・・
木村が詐欺被害の相談に乗ってくれたお礼としてお菓子を持ってきました。
あの後、娘が定期的に様子を見に来てくれると安心した報告を受けた麻依たち。
署内の誰に見せても伊賀崎だと分かる捜査用似顔絵のおかげで詐欺被害に遭う前に町田署にうかがえたと話す木村。
そこで、聖子は彩菜の為に、犯人の似顔絵を麻依に描かせることを牧高と共に、麻依に提案。
麻依の絵は下手だけど、誰がどう見ても「伊賀崎」と市民に分かるようなシンプルさがあると直感。
彩菜を痴漢した男を目撃した男子高校生に再度、来てもらい、犯人の似顔絵を制作する麻依。
聖子は、「川合のやりかたで絵を描いてみて」とアドバイスし、麻依はやる気になり、彼女なりに子供にも伝わりやすい言葉で、高校生に質問。
たとえば、「眉毛はげじげじ」「縮れ麺」「ナスのような輪郭」「獅子舞のような顔」
そこで、描き進めていくうちに、安田という前科持ちで執行猶予付きの男にたどり着きました。
瞳が大きくぎょろっとしていた安田は、執行猶予中でありながら、中高生の女の子に、連続的に性被害に遭わせている要注意人物だと発覚。
聖子と共に、彩菜を再び訪ねるものの、彩菜は相変わらず塞ぎこんで閉じこもります。
そして、次週、最恐の凶悪犯、安田を追いながら、彩菜の事件の解決に挑みます。
ハコヅメ~たたかう交番女子~3話感想・みどころ
麻依は警察官として、肩固めの技を覚えて、男性の詐欺加害者をあっという間に倒せる成長も覗かれました。
高齢者女性の珠代が見ても、伊賀崎(ムロツヨシ)だとわかるゆるいイラストを描いて、犯罪を未然に防げたことも成長を温かく見守りたいと思いました。
浜口京子さん演じた下着泥棒の被害に優しく寄り添うように対応したりと、少しずつ、警察官としての自覚が出てきた麻依は見ていて微笑ましいです。
万引きをした高齢者の女性、山崎役は、国民的アニメ「ドラえもん」にて、ジャイアンの母を演じた山崎和代さんだったりするコミカルな要素も良かったですね。
山崎さんが話した時にSNSでは、「ジャイアンママが三浦翔平にべた惚れ」と話題。
痴漢被害に遭った彩菜(畑芽郁)の恐怖や被害に遭った不安、トラウマを汲み取れず、聖子に怒られつつも、山田から静かに警察官であるゆえの被害者のことを考えた事情聴取の極意を教わる新芽なところもありますね。
山田の言葉が凄く説得力があって、被害者の為に警察が日々、複雑な事件や些細なきっかけでも、被疑者と被害者がきちんと特定され、事件解決と被害者の気持ちに配慮した取り組みをしているだろう、警察官の熱意が伝わりました。
彩菜のケースは最初、彩菜が母親との距離感で、注目してほしくて嘘の被害を訴えているのでは?と思いました。
彩菜はところどころ、被害をきちんと話せず、曖昧な話し方だったり、母親が警察に来る前にアルバイトに出かけた点が少し不信でしたね。
ところが、本当に胸だけでなく、スカートの付近に手を入れられるなどトラウマになるほどの痴漢被害に遭っていて、彩菜が多くを語りにくい気持ちにも共感。
伊賀崎が麻依をフォローしたように、学校に変な噂が広まったり、犯人に脅迫されている可能性があり、話しにくいつらさを抱えていたんだなと思うと胸が詰まりました。
麻依の発揮したヘタウマなイラストにより、犯人の手掛かりを掴む一歩となった進展に、期待が高まる3話でした。