ハヤブサ消防団

ハヤブサ消防団7話 徳田(岡部たかし)が怖すぎる!放火犯の真相!

ハヤブサ消防団7話あらすじネタバレ

映子(村岡秀美)に、三馬がミステリ作家なことを伝える、彩(川口春奈)。

最新作の書籍化を記念して、都内でサイン会が開催されることになった、ミステリ作家の太郎(中村倫也)。

それにあわせて藤森勘介(満島真之介)、徳田省吾(岡部たかし)、森野(橋本じゅん)、山原賢作(生瀬勝久)らハヤブサ消防団のメンバーも東京へと研修旅行にやって来ました。

サイン会に並ぶ、消防団のみんなの優しさに触れる、太郎。

ふと、客の一人に杉森が。

杉森のことを知らない太郎は、杉森が太郎がハヤブサ地区に住んでいることをさらっと伝えました。

「ハヤブサに知人がいましてね。その知人から三馬さんがハヤブサ地区に住んでいることを知ったんですよ。今度、遊びに行きますね。」

その頃、彩は制作した町おこしドラマの動画を見直しながら何かを考えていました。

観光バスに乗ったり、東京タワーを見て、消防団のみんなと楽しい時間を過ごす、太郎。

佑空(麿赤兒)は自分の寺で何者かの不審な気配を感じ取りながらも、仕事に戻ります。

ハヤブサでは、太郎たち消防団がよく利用する居酒屋に団体の客が来店。

太郎たちは、一流料理店へ。

「皆さんのおかげでハヤブサ消防団に入れて良かったです。出身地である皆さんと東京に来られて本当に良かったです。」

「太郎くん成長したよね。俺は桃ちゃんの次に太郎くんが大切だよ。」と宮原(橋本じゅん)。

だが、食事の席で勘介は自分たちが不在の間にハヤブサで火事が起きないか心配していました。

「火事は起きないとは言い切れないけど、放火は起きない。」

「どうしたん?太郎、あーお肉がもう最後になっちゃった」

太郎が深刻な様子でも、勘介(満島真之介)は陽気です。

それを聞いた太郎は意を決して、「放火犯は今、ハヤブサにいない」ことを告げました。

「ん?どこにおるの?太郎君は誰か知っているの?」と勘介。

「アリバイはあっても犯行は可能。真鍋の協力者で、事前に真鍋に漏電を装って放火を起こした。僕の家に火がつけられた時、2つヒントが。暗くて分からないけど軽トラでした。エンジンがかかる時に、エンジンの不具合なんでしょうけど、咳き込むような独特の音がしました。つまりその軽トラの持ち主は僕の身近な人物だろうと思いました。だから確かめました。その音を聞いて勘介くんの軽トラではないとわかりました。他の皆さんの軽トラも調べました。」

「それで?」

「見つけたよ、同じ音がする車を…」

なんと、それは徳田省吾(岡部たかし)。

続いて賢作(生瀬勝久)が語ります。

「太郎君が見つけたのはベンジン。モモちゃんが服の染み抜きをする時にベンジンを使うって言ってたな。犯人が放火の準備のために必要品を軽トラに積んでいると思いました。」

徳田の軽トラをこっそり佑空が調べて確信。

「俺はおふくろ施設に入っていて、一人暮らしや。」

「この仲間で旅行が最後かもな」

「みんな知ってたの?」と勘介。

「ごめん、勘介、みんなこのことを太郎君からぼたん鍋を食べる前に聞いた。」

「なぜ、浩喜さんの死に関わっているのか、放火をしたのか…」

「太郎くんの推理によると、俺、真鍋の共犯なんか?ベンジンを使って次々に放火した…」

疑惑を向けられた徳田省吾はけろっとして冷静です。

「なんで俺が犯人って思うの?」

「浩喜は放火犯だったあなたを目撃したからじゃないですか?」

「そんで口封じをしたっちゅうの?俺が」

回想・

「頼む、黙っておいてくれ…なんで俺が火をつけたか」

「人の家に放火しておいて…」

そして、真鍋が浩喜を持ち上げて橋から落とし、それを見ていた、徳田。

また、火事になる少し前、賢作の妻が病院へ行く日を事前に確認した人がいた。

母屋じゃなくて、検索の仕事場に火をつけた…。

「優しい放火犯やな。留守の時に放火するなんて」

「放火は人の人生を奪うことです。消防団員がそんなこともわからないんですか?」

「省吾、なんでや…自分で火をつけて自分で消化する理由は?」と、森野。

「理由が分からん」

賢作も訝し気な表情で徳田を見ます。

このことをのちに食事会の今、知った勘介はショックを隠せません。

「…答えんかい!省吾!」

仲間の裏切りに怒りを隠せない郁夫(橋本じゅん)。

「郁夫…!」

賢作は郁夫を慰めます。

「お前、東京に行きたいって前から言っていたよな?」

「いやまいったなぁ。辛気臭い話やめようや。せっかくの東京やぞー。ひとつ嘘をついたのは謝るわ。」

「嘘って何?」

「ここは住むところじゃないって言っただろう。俺は昔住んでいた。IT革命で成功している奴を見て、俺にもできるはずだって思って、色々やってみたけどしんどかった。この町に潰されそうだった。おやじが体壊して呉服屋継がなくちゃいけなくて、ハヤブサに戻った。負け組なんだって思って…そう思うと辛くてな、でも誰にも話せなかった。このまま年取って人生終わるのかって思うと哀しかった。みんなと消防団やっとるのも酒飲むのも楽しかった。けどもうちょっと俺の人生あるかなって思ってそれが何か知りたかった。」

「それが放火の理由なんか?…省吾!」

「いや、理由を話していない。浩喜は気の毒だった…。貴重な命を犠牲にしているんだ。ありがたく俺らのエネルギーにさせてもらわないと。イノシシも虫もな。わかった、もうちょっと待っていてくれんか?ハヤブサ戻ったらみんなには特別全部言う、東京来れて楽しかった、ありがとうな、ありがとう。」

相変わらずとても冷静で悪びれない徳田に裏切りと失望感を否めない、太郎たち。

その頃、一人の女性を車に乗せた、真鍋。

「王様の耳はロバの耳だー!」

突然、動画を配信し、発狂する、徳田。

中山田(山本耕史)に徳田のことを全部、相談した、太郎。

「ハヤブサに戻ったら全部話すとおっしゃっていたんですね…徳田さんはまるで猟奇的な放火犯」

彩に着信をかけた太郎ですが、彩は出ません。

そんな彼女の家に、訪問者が。

太郎は間もなく、勘介から着信。

「もしもし、え?今、中山田さんと一緒だよ…は?」

なんと、ハヤブサではなんと、徳田が水死体となって発見されました。

警察に向かう、太郎、賢作、勘介、森野ら。

「徳田さんにご家族の方は?」と警察。

「おふくろさんがホームの方におります。」

「自殺なんか?省吾は自殺したんか?」宮原。

「まだ何も分かっていません。いくつかお聞きしたいのですが、旅行中の徳田省吾さんに変わった様子はありませんでしたか?」

勘介は遺体安置所でこらえきれずに泣いてしまいました。

「僕達が問い詰めたのが原因なのかな?」

「賢作、なんで放火の事警察に喋ったんか?」

「この薄情者が警察に仲間のこと喋ったんか?」

「省吾さん落ち着いて!ここ警察署!」

「アホはお前やろ!なんでおらんのや…あんたのせいや賢作!省吾を返せ!」

「俺だってわかってる!冷静になれない奴は黙っておれ!」

「僕達と一緒にいる省吾さんが全部嘘だったとは思えません」と太郎。

「でも省吾は今でもハヤブサ軍団の一員や…」

省吾が亡くなった橋のたもとに献花を添える三馬達。

「戻りたい…戻りたいです、ハヤブサに…」と太郎。

その頃、ハヤブサには、アビゲイル騎士団の信者だったと思われる地元民と、映子(村岡秀美)の姿がありました。

なにかを意味深にお経を唱える、佑空。

八万駅に到着した、太郎たち。

「なんや…今日、人の動きがおかしい。平日なのに」

「何か変ですね…」

ハヤブサに観光に来る人の多さに、違和感を覚える消防団たち、

「富田のおばちゃん、誰?」

「親切な人達で手伝ってくれとるんよ!」と富田。

「ただの観光客には見えない」

観察眼の鋭い賢作は不穏を感じ取ります。

居酒屋にも、多くの人が珍しく着て繁盛。

「マスター…省吾がな…」

宮原が省吾のことを口にしようとすると、マスターは接客に多忙。

そして、客たちが腕に巻いている紫のリボンで、アビゲイル騎士団の信者たちだと判明。

ふと、森野のスマホに、徳田が最期に遺した動画の通知が。

「王様の耳はロバの耳!ハヤブサが活気づく時が来る!みんなに隠し事をしてごめん…悪かった。消防団以上に俺にとって大事な使命だったもんで…。いずれみんなにわかるよ。あんとき俺は確信したんよ!太郎君の推理はすごい!太郎君も、ハヤブサ消防団のみんなも導かれとるんや!俺らには明るい未来が待っているんや!じゃあな」

彩はなんと作った町おこしドラマを杉森に見せて認められていました。

彩はやはり、洗脳が解けたふりをして、信者の一人、映子(村岡秀美)の家に他の信者と共に頻繁に出入りしていたのです。

「ハヤブサになにが起きた?」

徳田の死に悲しみに打ちひしがれていた、太郎、賢作、森野、勘介、宮原は本当の仲間の裏切りに言葉を失うのでした。

ハヤブサ消防団7話感想・みどころ

ハヤブサ消防団のみんなで、太郎のサイン会を兼ねた楽しい東京観光のはずが…。

杉森が太郎のサイン会に訪れたり、真鍋と徳田がグルで、真鍋が平然と浩喜を突き落とした様子は目を覆いたくなりました。

アビゲイル騎士団に入ると、人としての良心と常識がここまで欠如するのですね。

太郎の推理から明かされた徳田の飄々とした態度にゾクっとしました。

「浩喜は気の毒だったけど、俺らは虫やイノシシと同じように、エネルギーにさせてもらわないと」

発言に彼自身が洗脳状態な不気味さが伝わりました。

案の定、アビゲイル騎士団を信仰していて、最期に遺した動画は完全に人の心を置き去りにしていると思いました。

あれだけ仲間を思い、放火犯でも彼の死を悲しんでいた太郎たちの時間は何だったのでしょうか。

さらに、立木彩もやはり洗脳が解けたまともな振りをしていることが判明しましたね。

映子の家に頻繁に訪れていたのも、一見第三者からすると、中高年の彼女を気に掛ける善良な地元民に見えます。

終盤では、ハヤブサ地区にやってきた複数のアビゲイル騎士団の信者たちが侵略してきました。

太郎たちの居酒屋に来客し、どこにでもいる普通の武装をした彼らがつくる沈黙の空気が怖かった!

徳田が言っていた「明るい未来」の意味合いに背筋が震撼する7話でした。

 

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