持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~

持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~4話 晴太(田中圭)がかわいすぎる!颯は優しさと寂しさが大渋滞!

持続可能な恋ですか~父と娘の結婚行進曲~4話あらすじネタバレ

颯(磯村勇斗)との同居生活にすっかり慣れてしまった杏花(上野樹里)。

ふと、颯にまた着信が。

「女の子からの電話を無視するなんて、颯は女泣かせだね」と笑う杏花。

しかし、その電話の相手に颯は誤魔化してなんとか、杏花の前では明るく振舞うのでした。

ヨガスタジオに着くと、圭太(鈴木康介)がヴァネッサに注意されていました。

「生徒さんにあまり頑張ってと言いすぎず、モチベーションアップを。SNSでMIKAKO先生のようにフォロワーの獲得など欠かさずに」

ある日、ヨガスタジオにて、自身が今のインストラクターの仕事に就くきっかけになった恩師、ヴァネッサ(柚希礼音)から新しいヨガスタジオのマネージメントを任せたいという嬉しいオファーが。

マネージメントの場合、自分の理想のスタジオが作れる上、プライベートでは晴太(田中圭)との関係も考えられるかもしれないと期待に胸を膨らませる杏花。

しかし、彼女のなかではある迷いが生まれていました。

整形外科医の明里(井川遥)のクリニック訪れた林太郎(松重豊)は明里から思いがけない誘いを受けます。

林太郎の骨格が好きだと衝撃の告白を受けました。

明里は、子供の頃から骨フェチであり、今の整形外科の仕事に繋がったと微笑みます。

すると、林太郎は自分は言葉に強い興味があり、辞書編纂者になったと言い、お互いに良い共通点を発見。

さらに、林太郎の体のケアのため、一緒にウォーキングをして距離を縮めることに。

その頃、杏花は起業セミナーに参加。

晴太を食事に今度こそ誘おうとする杏花ですが、晴太は逆に杏花の家に、颯がいることに気を遣い、父と颯と夕食を食べることを優先させるのでした。

その夜、晴太は元妻、安奈(瀧内公美)が、息子の虹郎(鈴木楽)の面倒を見た後に帰宅しようとしていました。

ここで晴太は、独立のモデルケースとして知人を杏花に紹介すべく、虹郎を明日1日預かってほしいと安奈に頼むのでした。

颯と楽しく食事をしている際に、杏花は颯が、子供時代に夫婦喧嘩を目の前で見てきたせいで、自分は下手にネガティブなことに関わらないように生きてきたと言います。

その対応に、自分よりも精神的に成長している颯を一目置く杏花。

翌日。

仕事場で、「トゥンクトゥンク」など胸のときめきに関して同僚や編集者の児玉(武田玲奈)と会議をする林太郎。

胸キュンについて話し合い、林太郎は言葉の良い刺激を受けていました。

そんななか、独立を目指す杏花のモデルケースになればと、晴太の誘いでパーソナルジムを営む先輩女性起業家の足立瞳(MEGUMI)を訪ねる2人。

ジムのコンセプトを少し変えたその知人、足立。

フレンドリーな彼女は杏花に自己紹介をし、ハグ。

しかしそこは、「胸キュンプログラム」を送るカップルジムだったのです。

足立のジムにて、ペアルックのレッスン服に着替えた晴太と杏花。

早速、彼女の指導の元、カップルジムのレッスンを受けることになりました。

体の節々が痛み、筋肉を使う少しハードな内容。

「カップルの入会者はお互いに励まし合っている。別れたお客様には失恋から立ち直るようにフォローし、結婚を控えている顧客にはブライダルコースへ誘導しているわ」と足立。

女性が企業する際は、手のかかる男は避けた方がいいとアドバイス。

企業の話も聞けて一緒に運動をして距離が縮まりますが、「プライベートな時間が大事なんですか?杏花さんは何を手放そうとしているのかわかっていない。頑張れば一番欲しいものを手に入れることができる。学生時代、諦めることが多かった。結婚相談所の仕事も元々望んでいなかったけど、家族のことなど自分以外のことに目を向けるのは大人なんだって・・・」という晴太の良かれと思って言った言葉が、杏花の癪に触れてしまいました。

「誰のせいで悩んでいると思っているんですか・・・私の気持ちはだれにもわからない」

晴太のことが好きになりつつある杏花は独立して自分のスタジオを持ち、結婚に捉われず、自由に生きたい、晴太は自分のしたいことを断念し、大切な家族を守るなど夢を諦めて生きてきたのです。

晴太は杏花に自分の価値観を押し付けてしまったことを反省。

その夜、杏花は友人の大石(水崎綾女)と浅木(清水くるみ)と飲んで帰宅。

そして、颯や林太郎と共に、食事。

颯に対して、しつこく電話をかける相手が母親だと知り、颯はいつも通り穏やかに振る舞い、電話に出れば余計なことばかり言うし、面倒だからと弱く微笑みます。

それでも、杏花と林太郎の喧嘩は面倒くさい部分もあるけど、大好きと答えるのでした。

普通の家庭の親子である杏花と林太郎は複雑な思いを颯に対し、それぞれ抱えるのでした。

翌日。

颯は放課後キッズ英語クラブにて、母親の迎えが来た子供を見送ると、杏花のヨガ教室の夕方教室へ。

「自分の変化に気づくことができる存在は案外、他人だったりする」と杏花は自身と晴太のことを重ね、指導。

「頑張ってってヨガではあまり言わないけど、頑張っても時に優しさだから、家族や恋人や友達に頑張ってって言うこともあります。ありのままの自分を受け入れることは難しいですが、そんな自分も認めてあげましょう。頑張りすぎたときは私とダラーンとゆったりとした時間を過ごしましょうね」

颯は杏花のヨガになにかを感じ、思わず目が潤むのでした。

その後、颯は無事、母との電話に出ることができ、母と話をしたくないなど複雑な親子関係に立ち向かうのでした。

仕事の疲れで寝落ちする杏花を優しく見守り、杏花の肩に寄りかかって甘えるのでした。

林太郎は次の日、明里と楽しくウォーキング。

杏花は晴太とセミナーの最終講義に参加。

帰り道、予想外の雨に、晴太は杏花を傘に入れます。

杏花を家まで送り、この間の件を謝罪。

また、企業を断念。

収入も安定しないうちに息子の虹郎を巻き込むわけにいかないと考えを変えました。

プライベートな時間をとりたいことも大事なのに、杏花に余計なことを言ったことをさrらに謝罪。

杏花は、「頑張れ」って言葉は時としてあまり相手に悪い影響を与えない、自分はもっと目標に向かって頑張ろうとしようとしている人間性に気づいたとのこと。

「私、やっぱり独立することにしました。頑張ります・・・」

「・・・がんばれ!」

「晴太さんに出会えて良かったです」

「集客には、Instagramが大事だそうですよ」

「でもネタ切れしたらカップルジムとか婚活とか、晴太さんとのこととか、投稿しようかな」

思わず、杏花への気持ちが確定した晴太は、杏花をハグ。

その様子をじっと見つめる颯。

林太郎と杏花、それぞれの幸せに向けて本格的に歩き出したのですが、次週、3人の三角関係をお見逃しなく!

持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~4話感想・みどころ

晴太と杏花は、それぞれのなりたい自分、今、目指しているものについてズレが生じますが、「頑張れ」と身近な人に言うことの難しさを痛感し、また大人として一歩、心で学んでいると思いました。

理想と現実の折り合いをつけて虹郎の育児をしてきた現実主義な部分が、杏花とのずれを生んでしまった晴太が切なかったです。

それと、彼は颯と杏花の関係を理解したものの、内心は颯が杏花に距離が近づきすぎて焦っているところが垣間見れていますね。

杏花とカップルヨガを体験したことで、彼の中で言わなかった杏花への気持ちが、「like」から「love」に変化していることに気づいたことも良い刺激でしたね。

カップルヨガをしているときの晴太、一生懸命すぎて可愛い。

田中圭太さんのファンをトゥンクトゥンクと胸キュンさせるようなひたむきさがありましたね。

杏花は、女性は結婚に捉われず、自分の思う道を進み、ヨガを通して、自分の自立と他者の幸せや安定を考えている・・・。

捉われない自由な生き方を望む杏花と、目の前の現実と、夢を諦めた晴太がこのままギクシャクしてしまうのかと思いきや、思いやりがすれ違っていることに気づき、それぞれの目標に向かって前に進めた展開はホッとしましたね。

颯は、杏花と林太郎とは違い、両親の夫婦喧嘩を目にすることが日常茶飯事といった一種の虐待「面前DV」のサバイバーだったことから、必要以上に自分の大切な人の前では愛想良く、平穏を望む傾向があるようですね。

「自分が誰かに関わって怒ってもトラブルを大きくするだけで、面倒」でも、小さい頃から「居場所」であり、陰鬱な家庭から少しでも逃げられる安心できるところが、杏花と林太郎の家庭だった颯。

寝そうな杏花をいたわり、片思いの相手だからこそ、頼りたくなる姉のような存在の杏花院甘える颯を見て胸がギュッと締め付けられるような気持知でした。

母親の電話に出ると、余計に厄介なことになる、距離をとることで自分が人に優しくなれるという言葉の重みと、颯が根深い虐待の傷を負っていることが伝わりました。

いつも颯が優しすぎるくらい周囲・・・特に女性に優しいのは、母親との過去があり、自分が原因で相手との関係を壊したくない、傷つけたくないとより一層思うからでしょうね。

それでも、杏花のおかげで、何度もかかる母親からの電話に向き合い、「仕事が多忙」だけど、「母さんとはあまり話したくない」ときっぱり言えて良かった。

次回、自分の杏花への気持ちを抑えられず、思わず彼女を雨の中、ハグした晴太の優しい歩み寄りを目にした颯の動向、晴太を恋のライバルとますます意識する彼の動向に注目ですね。

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