持続可能な恋ですか~父と娘の結婚行進曲~7話あらすじネタバレ
書置きを残して杏花(上野樹里)と林太郎(松重豊)の元を去った颯(磯村勇斗)。
杏花が電話をしても音信不通。
彼は、意を決してある場所へ向かっていました。
フランスにいて、杏花にスマホのラインで連絡。
颯はフランスで在住している友達に新しいビジネスのチャンスを持ち掛けられました。
友人の父親はCEOをしていて少々、厳格だが、颯にぜひ仕事を頼みたいとのこと。
その頃、晴太は以前、杏花と関わった際に、何回か今までお見合いがうまくいかなくなった瀬川(シソンヌじろう)がようやく結婚することになり、祝福する杏花。
彼は、59人目の女性として出会った杏花の存在が、自分を変えてくれたと笑みをこぼすのでした。
勤務先のヨガスタジオの設立者、ヴァネッサ(柚希礼音)に、独立の意思を伝えた杏花。
ヴァネッサから友人のコンサルタントを紹介すると言われ、会ってみると意外な人物でした。
それは、晴太の元妻で、安奈(瀧内公美)。
彼女を通して、独立に向けて歩き出す杏花ですが、結婚を考えない杏花に安奈は意外だと驚きつつも、杏花の友達に安奈と同じ状況で、家族と離婚しても、協力し合う人がいると伝えます。
安奈はまさかそれが自分の元夫の晴太だとはつゆ知らず。
一方、晴太(田中圭)と交際を開始した杏花は、「結婚を前提としない交際」とお互いルールをつくりました。
晴太は、「自分は虹朗(鈴木楽)ファースト、杏花は仕事ファーストでいこう」と提案。
一方、杏花の父、林太郎も、整形外科医の明里(井川遥)からデートのお誘いが。
林太郎は上野で開催される書道展、杏花と晴太はインテリアショップへ。
杏花と晴太は公園でランチ。
杏花は晴太が虹朗を動物園などに連れて行く経験で、生き物が好きな趣味を持っていることに気づいたり、林太郎と明里は、自分に誠実に生きることを互いに気づかされました。
晴太と杏花は公園の中でヨガを行い、リフレッシュ。
自分は昔から目標を立てて努力するけどガサツで、目的的に生きてきた、今も独立のことで頭がいっぱい、だからバスに乗ると寝るかスマホを見たり、企業の勉強をしたりしていたと今までの自身を振り返る杏花。
晴太は一方で、目的地なくバスに揺られていくことを楽しむ主義。
杏花は晴太とバスで出会い、起業セミナーで互いを認識して、向上心を持って前に進んできたことから、晴太のことが好きだと自覚。
また、レジャーシートの上で眠る寸前、杏花は晴太にそっとキス。
気づけば夕方になり、安奈が虹朗を預かっていたものの、急に仕事に行かなくてはならず、晴太は家に帰らなければならなくなりました。
杏花の家でカレーが食べたいと言い出す虹郎ですが、晴太の家で杏花が料理を作り、カレーを3人で食べました。
家に帰る直前、虹郎と同じ放課後英語クラブに通う未希の母親と会いました。
未希の母親が晴太の家の離婚事情を根掘り葉掘り聞こうとしたところ、杏花が気遣います。
カレーを食べ、デザートに買ったケーキを食べ、杏花と晴太は、虹朗を支えていく存在としてお互いを意識。
杏花は、「ありかも・・・結婚」と告げます。
帰り道。
杏花が元夫の新しい恋の相手だと知った安奈は違和感を抱えるのでした。
「・・・これはルール違反、かな?」と意味深に呟く仕事帰りの安奈。
杏花は晴太に温かく家まで送ってもらいますが、安奈はもやもやし、杏花のヨガスタジオに到着。
その頃、颯はフランスでのビジネスでクライアントと交渉。
友達(森崎ウィン)や彼の父と順調に新しい道へ進んでいました。
林太郎も、明里に隠している秘密を抱えている様子です。
次週はいよいよ、8話に突入!それぞれの決意と恋の行方が気になりますね。
持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~7話感想・みどころ
温かい陽だまりの中で心地良く木漏れ日に癒されながら、レジャーシートの上でランチをし、のんびりと昼寝をする杏花と晴太が微笑ましすぎる。
私もこんなデートしてみたくなりました。
一方で、林太郎と明里のような少しお堅い書道博物館へ行って、作品や文字に触れる大人の落ち着いたデートも良いですよね。
自分に誠実に生きることを認識した林太郎と明里。
杏花は、目標に向かって突き進み、目的主義で右往左往してきたけれど、晴太に出会うことができたことを心から喜ぶ笑顔が素敵でした。
晴太も杏花を大切な人として少し意識するようになる目線や、これまでと変わらない優しい態度に好感度が持てますね。
晴太と杏花の新しい恋、そして、明里と林太郎も、熟練した人生を歩んできたからこそのお互いの歩幅を合わせた新しい恋愛の形に前向きになっていて希望が持てますね。
しかし、元夫の新しい恋を応援していると言いながら、虹朗が家にいるにもかかわらず、杏花を家にあげた晴太に対し、「これはルール違反」と呟く安奈が怖い。
安奈って気さくで人柄も良く、付き合いやすい人の印象を受けますが、とはいえ元妻である彼女は、虹朗が傷つくことを恐れているのか、それともなにか別の理由で杏花にモヤモヤ・・・というか敵意を抱き始めているのか気になりました。
杏花のヨガスタジオに到着した彼女は、レッスンをしている彼女に忠告するつもりなのでしょう。
ビジネスがフランスでうまくいき、順風満帆な颯の今後も見逃せません。
颯は杏花への思いを断ち切り、彼もまた新たな道に進むような気がします。
虹朗を通して、本当の親子のように過ごした杏花にも結婚の二文字の意識が芽生えていて可愛かった。
安奈、ビジネスでこれから関わるであろう杏花に何をしようとしているのか?そして、杏花の父、林太郎と明里の恋は爽やかで、ノスタルジックな気持ちになれる愛が進行していきそうな予感ですね。