ちょっとだけエスパー

ちょっとだけエスパー3話世界を救う私達

ちょっとだけエスパー3話世界を救う私達あらすじネタバレ

今朝、四季は文太が事故に遭って死ぬ夢を見ました。

(四季)もっとこっちで寝たらいいのに

(文太)3日に一遍に落ちているから慣れました。あと死なないでって声が

(四季)私声出てた?時々なんだけど他の夢と違って凄いリアル。

文太は四季が夫を目の前で亡くしていることを思い出しました。

(四季)幸せなのに

株式会社ノナマーレにて、ほんの僅かにエスパーの力を持つことができた、文太(大泉洋)。

(文太)四季さんはノナマーレの社員じゃないし、エスパーでもないわけですよね。なんで社宅にいるんですか

(半蔵)ボスの知り合いのお嬢さんで頼まれて面倒を見ているって言ってましたね。最初は後を追いかねない勢いで。円寂さんが付き添いで、円寂さんがとりあえずついた嘘だったんですけど、不思議なことにすんなりそう思い込んでくれて、徐々に元気を取り戻したんです。

円寂は、かつて自傷行為をして夫の後を追おうとした四季を止めました。

(円寂)それ危ないから私に頂戴。旦那さん帰ってくるわ、今は長い出張、長い出張に出てるの

(四季)出張?

(円寂)一緒に帰り待ちましょう。

間もなく、四季は半蔵にも出会い、彼の愛犬、佐助に触れ合うことで、心の癒しを見つけました。

(四季)お名前は

(円寂)(半蔵)佐助です。

(四季)佐助、可愛いねー

間もなく、花咲科エスパーの桜介にも小さな花束をもらいました。

(桜介)初めまして。プレゼントフォー・ユー!桜に介、桜介

(半蔵)四季さんを励ます会がタコパの発祥です。

なんと、たこ焼きパーティーをノナマーレの社員でするようになったのは、夫を事故で亡くした四季の心を元気づけるためだったのです。

(文太)タコパに歴史ありですね

(四季)あまりにも旦那さんが帰って来ないってさすがにおかしいって、また不安になって

四季を桜介や円寂、桜介が支えてきました。

(文太)代わりに他の男をあてがうのもおかしいし、その私を本気で夫だと信じ込んでるのものもどうかしていますよ。円寂さんはノナマーレに来るまで何をされていたんですか?

半蔵は自分のことは聞かれたくなく、円寂の性分に話題を変えました。

(半蔵)円寂さんはとにかく質素なんです。スーパーでも安売りのものしか買わない。図書館で借りた本を読み、写経をする。清貧を目指して煩悩からの解放を目指しているんです。

(文太)家族はいないんですか?半蔵さんは何をされていたんですか

ところが、半蔵は聞かれたくないみたいでした。

(半蔵)いません。むしってもむしっても終わりませんね。僕このニオイ大好きなんですよ。青臭い、なんていうんですかこのニオイ、なんていうんですかねー

桜介から半蔵のことを聞くと彼は信じられないことを口にしました。

(桜介)なに半蔵なんかに興味あるの?

(文太)いや、興味があるってほどじゃないんですけど隠されるときになりますよねー

(桜介)あいつは動物馬鹿。拾ったのとか買ったのとか。動物にお願いされると連れて帰っちゃうんだって。今やペットショップに近づかないようにしているって言ってたけど、家にいる時はほとんどクソとってるんじゃねぇか。

(文太)ご家族は?

(桜介)動物じゃないですか

(文太)まんまじゃないですか

(桜介)そうでもないだよなーあいつは…人を殺している

半蔵のことを桜介から聞いたことを円寂に雑務を行いながら話す、文太。

その雑務はゴミの仕分けで、ミッションがない時は雑務を行うのがノナマーレです。

(文太)変な会社に変な仕事。社員も普通じゃないんだろうなとは思いましたけど、人生いろいろですねー。

(円寂)桜介はああ見えて悪い子じゃないの色々あってね。昔は悪いこともあったけど、今は真面目にノナマーレでお花屋さんやってるしね

(文太)昔から花屋を?

(桜介)ううん、エスパーになってから始めたの。花屋として潜入も出来るからミッションの役に立つってことで。ボスが許可してくれて空き店舗も貸りてくれたくれたみたいで

(文太)草むしりにゴミ拾いに分別、こんなこといつもやってるんですか

(円寂)ミッションがない時はね。こういうのも私達の大切な仕事よ

その後、社長の兆の元へ行く、文太と桜介。

桜介はエスパーになるための錠剤をギリギリになって受け取りに行くので、兆に注意されるのでした。

(兆)いいですか?あなた達は世界を救うヒーローです。ヒーローには責任と高い論理感が求められます。例えばご近所を綺麗にする。それは他愛もない小さな行いのようでしょう。しかしその一歩一歩がやがて世界を救うんです。

(文太)社長が仰る理念は分かります。分かるんですが、もう少し具体的な目標があると働きやすいというか

(兆)文太さん、あなたは幸福を数値に換算出来ると思っていますか?世界を救うそのものは金額や売り上げで表せると…そういうとこがだめなんです!だからあなたは横領という罪を犯し、人生を棒に振ってしまった。数字に振り回された結果です。病は気から、ヒーローはその気から。私はちょっとだけエスパーでちょっとだけヒーロー。文太さん言って見てください

(文太)どこの標語ですか?私はちょっとだけエスパーでちょっとだけヒーロー?

(兆)疑問形ではなく

(文太)私はちょっとだけエスパーでちょっとだけヒーロー

文太、四季、桜介、半蔵はつかの間の休息を過ごします。

社長の兆についてどこか不審点や、「ちょっとだけエスパーでちょっとだけヒーロー」という企業理念に疑問を感じる文太。

(文太)今一つ信用ならないんだよなー

(円寂)なにが?

(文太)兆社長、大げさなこと言う割には熱を感じないというかかっこつけているというか

(文太)金と余裕があれば人間あれくらいかっこよくなれる。昼間ですね、昼間から酒を飲み、令和のヒーローとはこんなものか。また人の膀胱を温めないでくださいよ

円寂がレンチンのパワーを使ってお酒を温めるのを見て、過去の仕事を思い出す文太。

(半蔵)どうでしたか

(文太)新感覚

(円寂)笑わせないで

(半蔵)新記録 35.6度。

(桜介)1°更新

(文太)人肌。平和ですねぇ。昼間から酒を飲み、役に立たない能力を磨き、ゴミを拾ったぐらいでそこそこの給料がもらえる。令和のヒーローとはこんなものか。こんな楽でいいのか

(桜介)いやなら辞めろ

(文太)いやなわけないでしょうよ。なぜこんな職業にもっと早く出会わなかったのか。

(半蔵)僕作りましょうか

(文太)半蔵さんにそんなこと

半蔵が氷を砕いているのを見て、少し怖さを感じる文太。

(半蔵)ヒーローって言ってもよく分からないですけどねー毎回のミッションが何を意味するのか

(半蔵)桜介、話しただろ?俺が殺人犯だって。違うから

(桜介)殺しかけただろ

(半蔵)殺しかけたけど

半蔵は自分の過去を桜介が文太に話したことを察知します。

(円寂)半蔵はね、警察官だったのよ。警察官係。警察犬関係

(半蔵)内緒ですよ

(桜介)犬をいじめた奴を殴っちゃったんだよな

(半蔵)いじめてるなんてもんじゃないよ!狭い部屋で50頭以上閉じ込めて繁殖させている業者で、保健所にも通報して上司にも進言したけど動けないって言われて…だよな、っひどかったよな。あんまりひどかったんでその部屋に侵入して皆を逃がそうとしたんです。だけど途中で見つかって殺しかけた。

なんと半蔵はかつて警察でした。

多頭飼育放棄されていた犬を救ったものの、飼い主の犯人を怒りに任せて殺しかけ、懲戒免職となりました。

実刑を受け、過去に服役していたのでした。

それで、ノナマーレにいるのです。

(半蔵)実刑くらって、懲戒免職です、天職だと思ってたんですけどね

(文太)エスパーにはその時まだなってなかったんですよね

(半蔵)はい。だけど昔から思っていました。こいつらの気持ちが分かったらいいのにって。Eカプセルって本人の特性によって能力が変わるっていうけど、その人の願望が現れるんじゃないかな。

(桜介)花咲かせるなんて思ったかな

(円寂)文太さんは?心の声が聴けるあたり

(文太)特には

(桜介)あ、俺カプセルなくなったんだ。1コくれ。文太。

(文太)俺、次でなくなるんで、明日取りに行くんですよ

(円寂)2人っで行きなさいよ。桜介、文太さんを連れて行って

「ヒーローの恋はアイドル以上にあってはならない」と警告されながらも、四季との距離を感じる文太。

(兆)桜介さん以前も言いましたが、Eカプセルがあるうちに取りに来てください。薬の効果が切れたらエスパーの能力を失います。一度能力を喪えば自動解雇。いつもギリギリにとりにきて自覚が足りません。文太さんは素晴らしいです。余裕をもって計画的に動いている。いつもしっかり取りに来て

(桜介)いつも思うだけどさ、エスパーになるカプセルだからエスカプセル

(文太)ESPのカプセルだからEカプセル

(文太)社会人として当然です。次の受け取りからは私がしっかり声掛けさせていただきます。あのどうして人を愛してはいけないというルールがあるんですか?

(兆)2人ともルールを忘れないように。能力のことは誰にも知られてはならない。ノンアマーレ人を愛してはいけない、あなた達にはいつだってミッションを達成する使命がある。指名より大切な存在があってはならないんです。愛にはいつだって人を惑わせ判断を鈍らせます。ヒーローの恋はアイドルの恋以上のものを持ってはならないんです。肉親も同じです。あの場所を選んだときは心配していたんです。桜介さんの場合は、事情が事情なので、近づくのは良くないんじゃないですか。息子さんのためにも

(文太)今時はアイドルも少しは

(桜介)見ていただけで。はい

(兆)息子さんのこと

(桜介)ごますりやがってよ

(文太)ああいうもんです。普通ですよサラリーマンなら。息子さんと一緒に暮らしているんですか?

(桜介)一人だよ。なんで。向こうは俺のこと知りもしねぇよ

昨今、ノナマーレの同僚で、花咲き科エスパーの、桜介(ディーンフジオカ)に息子がいることを知った文太。

間もなく、地元のサッカーチームでサッカーをしている息子、紫苑の存在を文太に伝ええる、桜介。

(文太)幾つ

(桜介)紫苑、17歳、花の名前

紫苑は現在17歳に成長。

桜介はかつて漁師として働いて家族を支えていました。

(回想)我が子の名前を妻の瑞希と共に考えていた桜介。

(桜介の妻、瑞希)桜介の桜みたいに花を淹れようと思って

(桜介)これは

(瑞希)紫苑。小さくて聞くみたいな薄紫の花

(桜介)読めねぇな。いやこれがいい。賢い子になりそうじゃん、俺と違って

(紫苑)桜介、紫苑立ってる

(桜介)天才だな紫苑。お前は天才だ

紫苑にとても大きな愛を注いでいた、桜介。

ある夜、陣内という男に声を掛けられました。

広島弁で話す彼は、裏社会の仕事をしているような男でした。

(陣内)ぶち元気そうじゃのう。桜介。生臭いな。こげなもん食いよるんか。船で汗をかきかき働くよりはよっぽど金になる仕事じゃけぇ。わざわざ迎えに来てやっとる。仕切る奴がおらんのじゃ。お前ならようわかっとるし、悪いことは言わんけ。のう。

(桜介)船の仕事休めないですよ

(陣内)紫苑、言うんじゃろ?安心せぇ。嫁さんと子供みんな面倒見ちょるけ。わしが下手に出とるうちに決めや。ほんなら2時間で荷物まとめい。わし、今、漁港じゃ

桜介は陣内に脅迫されていて、どうやら過去に陣内の危険な仕事を手伝ったことあるようでした。

そして、桜介は陣内を殺し、かつて服役していました。

(回想)拘置所にて妻と再会した桜介。

(桜介の妻)どうして殺すまで殴ったの?紫苑を殺人犯の子供にしたんだよ。逃げればよかったのに

(桜介)中途半端になるのが嫌だった。逃げるならやってねぇよ

時は現在、文太に桜介はその後、自分が息子が特別養子縁組に出されたことを知りました。

(桜介)俺が殴ったくそ野郎は助かったりしなかった。半蔵と違って殺すと決めて殺したからな。後悔したのはこれまでのくそみたいな人生、幸せな普通の生活を夢見たこと。2年くらいして裁判所から手紙が来た。特別養子縁組ってやつで、瑞希の再婚相手が紫苑の父親になった。俺は紫苑の人生から綺麗さっぱり消されたってわけ。ボスに拾われてノナマーレに入ってミッションで偶々近くに行ったんだよ。幸せな普通の生活がそこにあった。だから俺のことなんか知らなくていいんだよ。俺のほうは父親だって思っているから見守ることだってできるじゃん。みんなには言うなよ。ださいから

(文太)ださくないよいいお父さんだよ。殺人犯の中ではいいお父さんだよ

(桜介)何言ってんだよ

社長の兆(岡田将生)からの掟で、「妻」として夫婦生活を送る謎の女性、四季(宮崎あおい)との生活にも慣れ始めた文太。

帰宅後、文太は父との思い出を四季に縁側で語りました。

(四季)なにか思い出してた

(文太)よくわかりますね

(四季)そういう背中していた。

(文太)背中を思い出していた。俺の親父の。俺の父親はせっかちで、子供と大人じゃ歩く幅が違うじゃないですか。親父が縁日に行ってみるかって話したんですよ。めったにないことだからわくわくしてね。どんどん行っちゃうんです。先に歩いて振り返りもしない。見失ってはぐれちゃって縁日には辿り着けなかった。もし、親父の心の声が聞こえたら。親父は冷たく見えるけど、不器用だから俺のこと大切にしてくれたと思います。心の声が聞こえたらそれが分かるのに。我ながら愛らしいピュアな子供でした。結局、最後まで変わらない親父のまま病院のベッドで死にました。涙も出なかった。親が親なら息子も息子だ

(四季)子供のぶんちゃんよしよししてあげたい。今週末、近所のお祭りだよ。今年は浴衣着て行こうか

文太は子供の頃に内面に秘めていた寂しさとそれでも愛情をくれた父が何を考えていたのか知りたくなったと、心の声を聞くエスパーの力を得るまでの思い出を四季に伝えるのでした。

また、四季の優しさを感じ取り、少し泣きそうになりました。

(文太)今年は。行きましょう今年は浴衣で

その後、円寂がきて、浴衣を着て出かける2人。

(四季)初心者なめないでよだって初心者だよ

(文太)難しそうなの選ぶね

半蔵も多頭飼育から救った柴犬の佐助を連れて行こうとします。

(桜介)佐助、イカ焼き食べよう

(半蔵)イカなんかあげたら死んじゃいますよ

そこへミッションが届きます。

爆発で人が死ぬのを止める、しかも現場はこれから行こうとしている夏祭りの神社でした。

(半蔵)爆発で人が死ぬのを止める?こんな時に

(桜介)見なかったことにしようぜ

円寂は四季にエスパーの仕事をしていることを書くし、心臓が痛いけど、りんご飴を買ってきてほしいと悶えて頼みました。

(円寂)胸が!心臓が苦しい。一歩も歩けないでござんす。リンゴ雨、縁日にその界隈のカリスマが出ているから食べ損ねて

(半蔵)なんだカリスマって

(文太)りんご飴会のリンゴスターを知らないのかね君は

文太も、大物シンガーの名前でその場をごまかすのでした。

(文太)とにかく爆発物を捜そう

(佐倉介)時間がない

なんと、祭りの会場には桜介の息子、紫苑が友達と来ていました。

文太は地元民に爆発物がどこかに仕掛けられていると訴えました。

(文太)すいません、この神社に爆発物があるかもしれません。全員避難させましょう。お願い、爆発するもの捜して。ガス爆発とかの可能性があります。爆発が起きるんです…もう!

地元民たちは文太の話を聞こうとしませんでした。

なんと、機械が危うく、文太は電源を切ります。

文太と桜介は、半蔵が怪しい荷物を持つ男、遠藤を発見。

(桜介)いいから見せろおら

(文太)分かりました、見せなくて結構です。これから聞く質問に答えなくても結構です。バックの中身は何が入っていますか?

(桜介)捕獲

桜介が男を羽交い絞めにしている間に、文太が遠藤のおでこを触りました。

(遠藤)やばい

中身はゲームソフトと、干し芋でした。

文太は男が逮捕されてから、子供時代の自分と同じように、父親とはぐれて行方不明な子供を見かけました。

爆発物を捜す、文太、桜介、半蔵は、爆発物の元を発見しました。

間もなく、文太が外した機械の電源を入れた地元民。

その機械にこそ、爆発物が仕掛けられていました。

(桜介)伏せろ!

なんと、爆発物の近くに、紫苑がいました。

桜介は息子を庇います。

その頃、仮病の円寂を看病していた四季は、救急車のサイレンを聞いて、虫の知らせを思い出すのでした。

四季は慌てて神社に駆け付ける者の、文太、桜介、半蔵は無事でした。

(四季)皆も怪我無い?ぶんちゃん

(桜介)半蔵はしくじっちゃったけど

(四季)よかった

(文太)無事これも。リンゴスター

その後、少年は父親と無事、再会し、紫苑も同級生たちと無事でした。

縁日には、お面を被った謎の若い男性(北村匠海)がいました。

(兆)正体不明のファクター未確認因子があるようだ。それが何かはまだ分からない。そのせいで発令がギリギリになってしまったけれど、ミッションは成功した。神社の縁日は来年も開催される。世界はたやすく変容する思い通りとは限らない。その枝は脆くはかない。。

そして、兆も元々、縁日に爆発物が仕掛けられていることを想定したうえで、ミッションを与えたような口ぶりでした。

文太と四季は線香花火をして、夏を感じていました。

(四季)蕾、牡丹、松葉、散り菊…終わり

(文太)はかない一生だね

(四季)ぶんちゃんに縁日で好きなもの買ってあげたかったな。

(文太)好きなもの?

(四季)欲しい物全部、子供の頃のぶんちゃんの分まで

(文太)あなたって人は本当に漬物石が軽石くらいになりませんかね。

文太は四季の他人への愛情をとても持ち合わせた優しい人柄に感謝します。

(四季)軽石ってあのかかとこするやつでしょ

(文太)そう、穴だらけのスカスカの。あなたはご両親からしっかりと中身が詰まった愛情を受けられたんでしょう。だから躊躇なく人を愛する、漬物石みたいに。

(四季)私に愛されているのに他人事みたいに言うよね

今日、会ったんです。老いていかれて泣いている子供の頃の自分に。救いました。助けられてよかった。人間は自分自身を救うことが一番難しいのかもしれません

半蔵は佐助に意味深に語り掛けていました。

かつて、警察だった彼は、佐助が写真立てに写る他の犬を気にしていることに気付いて、本音を話しました。

(半蔵)佐助、はいご褒美。少し切っただけ、すぐ治るって。昔の相棒のことが恋しいんじゃない。二度となくさないように自分を戒める為においているんだよ。

円寂はホームレスと思わしき中年男性たちと酒を酌み交わします。

(ホームレスの男性)円寂さん焼きそば上手い。大胆に食べるね!

(円寂)かじるのが美味しいの、昔の男の教え。そう、人生台無し

文太たちに買ってもらったりんご飴をかじり、円弱は複雑な表情を浮かべるのでした。

翌朝。

熱がある四季は仕事を休みます。

文太は出勤する前に、四季がエスパーの薬を風邪薬と誤って飲んでしまったことを知りました。

(文太)あれ仕事は

(四季)熱あった。お店には休むって電話した

(文太)大丈夫?なんか買ってこようか?四季さんこれ…これ

(四季)平気、行ってらっしゃい。ああ風邪薬

(文太)…じゃない!飲んだたこれ

四季がEカプセルを飲んだことに彼女の体を心配する文太なのでした。

ちょっとだけエスパー3話 世界を救う私達 感想・みどころ

徐々に明かされる、ノナマーレのメンバーの過去。

先ずは、桜介と半蔵の過去が明るみになりました。

半蔵は具体的にではないものの、過去に警察官で、多頭飼育の飼い主を殺しかけ、佐助を救いました。

元々、心根が優しいのでしょうね。

半蔵は、服役したものの、ノナマーレで動物の声が理解出来るエスパーに転職できたことが彼の天職ではないでしょうか。

桜介の過去に胸が痛みました。

息子の命を守るため、半グレに近い男と仕事をもう一度しないかと脅されるものの、彼を殺してしまった罪。

そのことで家族から切り離されるものの、今も妻の再婚相手の養子になった紫苑を見守っている切なさを感じました。

父親だから見守れる…陰で成長を見届ける桜介がいつか、大人になった紫苑に父親であると桜介が打ち明けて、2人が幸せな時間を過ごせるといいですね。

お祭りの神社で起きた爆発事故。

仕掛けたのは恐らく、北村匠海さん演じる謎の若き男性と、神社での爆発事故が起こることを想定していた社長の兆だと思います。

兆はヒーローを育成するエスパー集団をノナマーレで作ったものの、彼の本当の目的は正義でない気がしました。

北村匠海さん演じる謎の男は協力者のような感じがするのですが…。

ノナマーレの真の存在意義が気になります。

文太は四季を愛してはならないことをわかっていても、とても愛情深い性分の彼女に惹かれてしまいますよね。

子供の頃に少し寂しい思いをした文太。

父親はあまり家庭を顧みない人だったように思いますが、文太に愛情はあったと思います。

縁日で父とはぐれて泣いた文太に、大人になった文太と一緒に愛を注いで、縁日で欲しいものを買ってあげたい…。

その言葉に私自身も四季の優しさに救われた部分がありました。

 

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