彼女は綺麗だった

彼女はキレイだった2話 宗介(中島健人)の失態に愛(小芝風花)の怒り爆発!”愛の鞭”に共感!

彼女はキレイだった2話あらすじネタバレ

子供の頃、美少女でクラスのマドンナだった、佐藤愛(小芝風花)ですが、居酒屋のアルバイトを突然、解雇されて以降、就職活動を続けてどうにか、一流出版社「ザ・モスト」編集部に内定。

総務部で雑務をこなしながら、モスト編集部のアシスタントをする愛。

しかしまだ3か月の試用期間中とのことで油断ができない日々を送っています。

失敗が続き、副編集長で、愛の初恋相手だった宗介(中島健人)からは、パワハラに近い物言いをされながらも、持ち前の正義感と雑草のように立ち上がる精神力を活かして環境に慣れようと奮闘中。

愛に頼まれて、「佐藤愛」のふりをしたルームメイト、梨沙(佐久間由衣)。

しかし、偶然、宗介に「イギリス留学中」のはずの“愛”が、カフェのマネージャーをしている様子を目撃されて大ピンチ。

とっさの言い訳で、倒れた叔父の店を手伝っているから、留学がダメになったと嘘をつき、その場を乗り切ります。

さらに、梨沙は「佐藤愛」を演じるにあたり、さらなるシナリオを考えて、メモに書いていました。

それは愛の為ですが、そのメモ書きを偶然、出くわした樋口(赤楚衛二)に見られてしまいました。

宗介のことで全て精神的に吹っ切れて、新しい環境に対応していく愛を思うあまり、自分で何とかしようと相談できずにいました。

仕事を家に持ち帰り、もっと認めてもらえるように努力をする愛に話しかけないように気を遣う梨沙。

翌日。

「ザ・モスト」編集部では、読者の興味を引く企画を打ち出せない編集部員たちに苛立ちを募らせていく宗介。

彼は海外の一流デザイナーに接触を図り、ライバル雑誌に勝つため、大きな企画を準備していました。

モスト編集部に対して、短い時間のなかで意見を出すことを要求し、雑誌をテーブルに叩きつけるなどパワハラ的な態度をとる宗介。

しかし、ライバル雑誌「ルナ」が勢いを増していて、「ザ・モスト」が右肩上がりなのは事実だと認める編集部員たち。

愛を含めて、仕事に精を出します。

「ザ・モスト」は廃刊危機になり、3か月以内に「ルナ」を追い抜くことを池沢(LiLico)に相談。

「私はモストが大好きよ、みんなの幸運を祈っている」と口にする池沢。

専門用語を調べてもまだついていけないところがあり、愛は宗介に叱責されます。

「総務部だから甘えるな、モストの編集部員ならまともな仕事をしろ」

悔しさと怒りで家で落ち込む愛は、梨沙に仕事の愚痴を相談。

梨沙は、愛に対し、宗介の意見に同意。

そのことで愛はふて寝してしまいました。

しかし、ファッションや流行に強い梨沙は、愛にファッション雑誌を貸したり、コスメの名前や、流行りの服の名称を覚えさせることに。

愛も根気よく一生懸命、ついてきて、流行に疎かった彼女は少しずつ見違えるように変わっていきます。

その頃、宗介はジェームスというクライアントに連絡をとり、1人神経が張り詰めている状態。

宗介は途中で愛を見かけますが、愛が子供の頃と同じように信号を渡る際に、「よし、出発」と言ってから歩くのを見て懐かしい記憶を思い出すのでした。

その後、愛と間違えたまま、梨沙に連絡した宗介。

愛はメイクの名前や、ファッションの名称を次々と覚え、唯子(片瀬那奈)や、樋口(赤楚衛二)も、宗介と違い、温かく愛を応援。

愛は久々に仕事の合間、実家に顔を出しました。

父の豊(菅原大吉)と母の明里(松田陽子)優しい心の持ち主で、一人娘の愛を心配し、自身らの経営不振の為、我が子に肩身の狭い思いをさせたことを詫びる豊。

文講出版で頑張る愛の頑張りを応援する、明里と豊。

そして、可愛い高校生の妹、桃(吉田莉桜)にも今どきのファッションをリサーチ。

桃は生意気な口をきく年相応の女の子ですが、愛や両親を大切に思っています。

桃から経営が厳しい家庭のことを知った愛ですが、桃はハイスペックの男と20代で結婚すると自分の幸せを掴むため、受験勉強に力を入れることに。

そんな妹の成長を見守りながら、妹の服を見て流行をもっと知ろうとする愛。

そんななか、愛は帰国直前のデザイナー、ジェームスにアポイントを取り付けた宗介のサポート役として一緒に空港へ向かうことに。

宗介が移動中の車内でとんでもないことに気付きます。

なんと、クライアントのジェームスがいるのは、羽田でした。

10時50分の電車に乗れば、大丈夫だと引っ越し屋のアルバイトの経験で得た土地勘を活かして、宗介をサポートする愛。

愛は荷物を抱えながら、空港にいる宗介と再会。

交渉しつつも、チャンスを逃すことになった、完ぺきな交渉と言えないと愛を責めます。

タブレッドばかり見て、愛が空港の場所を何度聞いても動じなかったことに愛は、蓄積した怒りを爆発させて反論。

そのうえ、自分のことを棚に上げ、「お前のせいで、交渉がうまくいかなかった。空港の場所だって間違えて、簡単なこともわからないのか。お前は3か月の腰掛かもしれないけどモストは新企画の為に動いている」などと徹底して愛を見下す宗介。

宗介から見れば未熟で、「3か月の腰掛け」に見えるかもしれないけど、頑張っているのは宗介だけでなく、モスト編集部みんな一人一人、真剣に仕事をしていると激しい感情をぶつける愛。

一方で、梨沙は父親と現代で言う、「毒親」に近い確執を抱えていました。

梨沙の母親は父親が原因で、苦労をして亡くなりました。

ある時、父とレストランで夕食を食べている最中、服装が派手で、男に対して浮ついた気持ちや行動をしていると暴言を吐かれ、不満を内に秘めながら耐える梨沙。

梨沙は仕事の道具として父親に利用され、お見合いをすることも嫌だと拒否します。

実は、梨沙がレストランのマネージャーをしているのは父親の立場のおかげでした。

しかし、娘への理不尽な態度を顧みず、女性差別ともとれる態度に、梨沙は帰りました。

梨沙は宗介に電話しますが、人を頼ることを知らない梨沙は彼にも相談できずにいます。

その後、食事にオムライスを食べた宗介と梨沙ですが、宗介は母親を亡くしており、母のオムライスが懐かしい味だと口にします。

学校でいじめられたり、嫌なことがあっても、母がオムライスにケチャップで落書きをしてくれたと幼い頃の優しい記憶を口にした宗介。

梨沙も母親を亡くしているのでその気持ちに共感しつつも、「愛」のふりを続けて、自分のことは口にしません。

「亡くなった人にとっては思い出してくれるだけで供養になると思う」と話す梨沙。

一方で宗介は、「君のそういう人の気持ちに寄り添う優しいところを見習いたい」と言って笑います。

その後、2人はストレス発散に、道端に落ちていたフリスビーで遊びました。

同じタイミングで、愛は居酒屋で、樋口と飲みながら、宗介の愚痴を沢山吐いていました。

ふと、愛は、優しい樋口にテーブルを拭くのは、おしぼりじゃなくて台拭きにしたほうがいい、この居酒屋はおしぼりを洗濯するから、店員のお仕事を増やさないでほしいとほろ酔いながら注意。

梨沙は父親との確執で愛情不足を抱えており、宗介のことが好きになり始めていました。

愛の為に、次に宗介に会った時は、自分が愛でないことを話そうと決意しますが、彼女の心は揺らぎます。

当の愛は、酔っ払って宗介に電話し、自分こそが春ケ丘小学校5年2組の佐藤愛であると告げました。

彼女はキレイだった2話感想・みどころ

愛と梨沙の対照的な家庭環境と性格、そして、宗介の優しさと人と仕事に対しても厳格すぎるというか、自己中な態度の二面性が覗かれました・・・。

愛が宗介に、タブレッドばかり見ていないで、周りがどれだけ必死で働いているか見てほしい、頑張っているのは宗介一人じゃない!と反論した場面、視聴者さんの多くもSNSで共感していましたが、私もまさに同感。

愛の正論は、無理難題な注文を繰り返し、部下にパワハラをして、自分の周囲で動いている他の人の気持ちを想像できない宗介の心に深々と刺さったことでしょう。

一方で、宗介は母親から普通の愛情を受けており、オムライスのエピソードを梨沙と話すシーンは少しほっとしましたね。

愛は温かい家庭で育ち、居酒屋の店員を気遣う優しさや、勉強家で、精神的にへこたれるところはあっても、気持ちをすぐ切り替えて、前を見て歩いていける女性だと思いました。

一方で梨沙は、優しいけれど、あの父親の高圧的で、女性蔑視ともとれる発言の影響で、人に甘えることができない少女時代を過ごしてきたのでは?と考えてしまいます。

当初は、愛のほうが生き方が下手で、不器用だなという印象でしたが、本当に生きづらさを抱えているのは、梨沙のほうですね。

お父さん酷すぎるよ 娘の服装に関しても、浮ついた気持ちで男に接しているなんて、女性への偏見とモラハラのオンパレード。

梨沙は親の顔色を窺わず、自分をしっかり持っているけれど、父親の圧力や、彼女自身が父親のおかげで仕事ができている立場がめちゃくちゃ歯がゆいというか悔しいですよね。

愛からしたら、愛が無職で四苦八苦していた頃も、既にレストランのマネージャーをしている理沙は、流行の服を身に纏いながら、最先端を行く「人生勝ち組」に見えたでしょう。

しかし、実際の梨沙は、母親が亡くなり、たとえ娘を思っていたとしても、一方的な女性への差別とも言える言葉の暴力で、成人以降も、梨沙を傷つけているにすぎません。

梨沙が自分の正体がばれない為に、メモに偽りの自分の状況を「設定」していましたね。

これは、愛の為についた宗介への嘘設定は、父親に認めてもらえたり、違った人生が歩めたのでは?という口に出さない梨沙の内面性があるのかなと勘ぐってしまいました。

おそらく母親は優しかったにしろ、父親が何らかの問題を起こし、警察が関係する何かがあったせいで、梨沙とはまた違った愛着障害に近い精神状態の宗介。

それでも、梨沙と宗介が互いにフリスビーをしながら、青春時代を取り戻したような穏やかな時間を過ごすシーンはステキでしたね。

愛が樋口(赤楚衛二)と共に居酒屋で飲むシーンは面白い。

樋口って、心理カウンセラーや保育士向いているんじゃないかと思うくらい、あの温厚で一歩引いて見守る感じが、惚れちゃいました。

愛って酔っ払うと怒り上戸(笑)真面目で頑張りすぎるからこそストレスがたまりやすいのでしょうね。

愛はついに、酔った勢いで、自分が本物の「佐藤愛」であると宗介に電話しちゃうシーンでラストが締めくくられましたが、次週が待ち遠しいですね。

 

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