彼女はキレイだった5話あらすじネタバレ
愛は宗介に自分についての真実を告げようとしますが、丁度いいタイミングで、樋口(赤楚衛二)が。
樋口は愛のことが好きで、敢えて空気を変える為に声を掛けたのでした。
海の潮風が心地よいなどと言って、愛が真実を告白するのを阻止。
後日、出勤した彼は、愛から、彼女のふりをする梨沙が宗介が好きなことを知り、さらに戸惑いを隠せません。
その後、愛が帰宅すると、梨沙が家の前で待ち伏せしていた石塚という謎の男を目撃。
梨沙はなんと、石塚にしつこく付きまとわれて困惑していました。
愛に心配を掛けぬよう、石塚については大したことがないと誤魔化します。
愛はここで、梨沙に想い人がいることを知り、梨沙の恋を応援すると伝えました。
思わず複雑な思いを抱く梨沙。
愛(小芝風花)のアイディアが採用れた特集記事「手紙が書きたくなる一人旅」の掲載紙が出来上がりました。
届いた見本誌には、スタッフの一人として愛の名前も掲載され、初めて編集部の一員として認められたような感覚を実感。
実家に少し帰った愛は、両親や妹の桃(吉田莉桜)がモストを大量に買って親せきや近所の人に自慢していることを知り、嬉しくなります。
父、豊(菅原大吉)と、母、明里(松田陽子)は娘の社会人としての成長を喜ぶのでした。
翌日、常務の岸田(木村祐一)と社内ですれ違った宗介は、モストがライバル雑誌に負けないように追いつけとプレッシャーをかけられるのでした。
しかし、「ザ・モスト」はライバル紙の売り上げで大きく溝を上げられ、立て直しを任された宗介(中島健人)はピンチに。
一方、出張がきっかけで、愛と宗介の距離が縮まったことを気にする樋口(赤楚衛二)。
愛と梨沙の関係を知った樋口は、彼女を気にかけ、梨沙に対し、嘘が一番人を傷つけるからこそ、真実を愛に告げることをすすめました。
愛はその頃、仕事で宗介と共にクライアントに会います。
イタリア人女性のクライアント、イザベラはとてもわがままで、水へのこだわりが強く、自分の好みの水を持ってくるよう注文してきました。
その場には蘭子(Lilico)や、唯子(片瀬那奈)、宮城(本多力)、東(寒川綾奈)、里中(高橋優斗)、風見(村瀬紗英)小松(山田桃子)らモストの一員も同席。
愛は警備員から、駐車場に停めたモストの車が本来、駐車してはならない場所にあり、邪魔だから移動させてほしいと頼まれました。
それで、ドレスから目を離すのはダメだと分かって迷いますが、その場で運転して応対してしまいました。
宗介は起死回生を目指して、イタリアの有名デザイナーとドレスを着用するモデルのイザベラとのコラボ企画の撮影が開始。
決してミスが許されない現場で、撮影の目玉であるオートクチュールドレスの管理を任された愛。
ところが、予期せぬトラブルでドレスが破損。
撮影は続行不可能になり、怒ったデザイナーは挽回のチャンスが欲しいと懇願して頭を下げる宗介に対し、条件として愛の解雇を提案してきました。
愛はそれを受け入れ、自らモストを辞めることで責任を取るとクライアントに伝えました。
そして、撮影はそのまま日を改めて継続させていただけないかと懇願し、頭を下げました。
この対応に、唯子(片瀬那奈)、樋口(赤楚衛二)を含めたモストのメンバーは凍り付きます。
樋口は愛を追いかけ、愛だけが責任を一人で負う必要はないとフォローしますが、愛は足を引っ張る人間はモストには不要だし、今はモストにとって大切な時期だからと言って去りました。
帰宅後、愛は梨沙に宗介への思いを断ち切れずに仕事をしていたこと、宗介やモストのみんなに迷惑をかけたこと、宗介に会わなくなれば、彼のことを考えなくて済み、楽になれると強がります。
しかし、悔しさと自分の無力さに打ちひしがれて愛は梨沙の胸で泣き崩れます。
梨沙を咄嗟に気遣い、自分の話ばかりだと詫び、今度は梨沙の話を聞くと言いますが、梨沙は仕事の面で傷つく愛を見て、また自分の気持ちに蓋をしてしまうのでした。
翌日。
ドレスを倒したのはイタリア人のイザベラに同行していた若いアシスタントだと判明。
それでも愛は責任を感じて、総務部に退職届を提出。
この状況に、モストのみんなは愛が悪くない状況であるのを理解しつつも、誰も愛を止めることができないことを悔やみます。
その後、里中がクライアントの飲み水の我儘を受け入れ、好みの水を用意する際に、車を変な場所に駐車したことを告白。
自分のせいで愛が辞職するかたちになったと泣きますが、宗介は愛が持ち場を離れたことに変わりはないとバッサリ。
愛のいないザ・モストの現場では、宗介のカメラに愛との仕事の写真が入っていたことに気付き、またモヤモヤした感情を抱く樋口。
企画会議にて、童話にスポットを当てた読み物はどうだ?と提案。
同じスポットでもフォーカスの当て方次第で、変化や兆し、童話で意地悪だと言われていた人物は本当にそうなのか?のように分析できると主張。
ファッションやビューティの企画でそれも活かせるし、多様性社会だからこそ企画として通るのでは?と唯子も納得。
宗介も反論せず、このネタで勧めることに。
「見方を変えれば世界は変わる」実はこれ愛の企画で、樋口はみんなにそれを伏せた上で、愛の復帰を願う樋口。
次に、愛のことが好きであること、この「童話」とファッションを用いた企画の元ネタが愛であり、愛がノートに夜遅くまで熱心に書いたことだと、宗介だけに告げました。
自分が愛が好きである私情は棚に置いておき、宗介が愛に対して本当に正しい判断をしてくれることを期待すると告げて仕事場へ戻った樋口。
愛を仕事がない日に尾行。
そして、愛が文講出版に退職届を出した日の誤差、愛の企画を認め、戻ってくるよう伝えました。
この企画は君にしかできないし、モストのみんなも愛の復帰を望んでいると訴える宗介。
さらに、愛のアイディア「手紙を書きたくなる旅」の企画もSNSで多くの人に評価されていること、あのオートクチュールのドレスの件で、愛のことをもっと自分が配慮すべきだったと頭を下げるのでした。
恐れ入る愛は、宗介にアイディアを書いたノートを返され、戸惑います。
実家に寄ろうとした際、愛は父親が経営に悩んでいる場面に直面し、ショックを受けます。
真実を告げられず、愛は父に見つからないように物陰からこっそり父と電話。
自分ばかりを悪く言うのは親のことを悪く言うことと同じだ、自分を認め、前に進むことを伝えた豊(菅原大吉)。
愛は父の優しさに思わず涙し、もう一度自分にとって何が必要かを考えます。
宗介は愛にメールをします。
以前、愛に渡した玉ねぎが、「主人がいなくて可哀そうだ、早く帰って来い」と連絡。
愛はこのメールを見て、なんとモストへ復帰。
愛の復帰にみんなは心から喜び、宗介も静かに気持ちを引き締めた愛をそっと見守ることに決めたのでした。
来週は、モストの一員としてパワーアップした愛が、さらに自分に自信をつけ、快進撃開始!
彼女はキレイだった5話感想・みどころ
皆さん、2週間待った甲斐がありましたね!オリンピック開けてからようやくの5話ですよ!
愛はなんて人間性が素晴らしいのでしょうか。
責任感が強くて、周囲を思いやり、めげても必ず上を向いているプラス思考なヒロインといえますよ。
愛の名前は、名前通り、宗介や梨沙、沢山の人に愛を与えられる人間性が関わる人への態度に表れていると思いました。
梨沙は樋口の言うとおり、愛にいい加減、真相を告げたほうがいいな。
父親との溝で、男性不信がある梨沙が初めて人を好きになったけど、それは愛が長年、想い続けている宗介なのですから。
梨沙も愛を気遣うあまり、自分のせいで愛が傷つくことを一番恐れている・・・そして、これは私が個人的に思ったことですが、温かい家庭で育った愛とは正反対な梨沙は、人から嫌われることを人一倍、敏感なのではないでしょうか。
愛以外に信用できそうな人間って宗介と樋口だけど、宗介は片思いだからこそ傷つけたくない、愛は親友で長年の信頼関係が崩壊することを恐れている・・・そんな気がします。
だからこそ、石塚のような危ない男性と知り合ってしまい、石塚からしたら、梨沙は隙がある女性に見えてしまうのだろうな。
梨沙は人に迷惑をかけちゃいけない、自分のせいでと思うところが愛よりもっと強いのかなと思いました。
宗介は愛に対してきつい物言いは変わりませんが、なんと、愛に初めて自分がイタリア人の顧客との件で、愛を庇えなかったことを謝罪し、宗介も一歩また人間性が成長していますね。
宗介だけでなく、みんなが愛を仲間として認める温かい雰囲気になるなか、イタリア人のクライアントはありえませんね。
面倒くさいクライアントって世間に一人は必ずいるけど、今回登場したクライアントはうざい。
子供かと思うほどわがままですね・・・きっとなんでも自分の思い通りになる生活に慣れている人間がそのまま大人になったような気がしました。
だって水ですよ?水?飲み水にこだわりがある人っているけど、自分の欲しい水がないだけであれだけ周囲にキレる大人げなさが目立ちました。
里中が駐車場に停めた車の位置が悪く、イザベラの為に要望の飲み水を運ぼうと気を取られていたことも切なかったです。
自分のせいで愛が依願退職して責任を取る羽目になったと泣いている里中に胸が痛みました。
宗介や愛、モストのみんなはとんだ面倒なクライアント、イザベラを相手にしてしまいましたね。
愛が一度は、モストを辞めようとするものの、父の豊の温かい言葉で立ち直りますが、豊が良い父親すぎて泣けてきました。
子供の頑張りを認め、特に、自分を否定し続けることは生んでくれた親を悪く言うのと同じだなんて、言葉に深みがあって泣いてしまいました。
愛が人を人一倍、気にかける優しい人間性の土台を作ったのは、豊と陽子。
年相応の生意気さはあるけど、可愛い妹の桃ですよね やっぱり。
次週、モストに復帰し、本当にモストでやりたいことを見つけた愛の新たな第2章をお楽しみに!