彼女はキレイだった8話あらすじネタバレ
ついに、お互いの正体が分かった愛(小芝風花)は、宗介(中島健人)。
樋口(赤楚衛二)の告白を振り切って、宗介が好きな気持ちを改めて実感した愛。
そこで、出会いの時のエピソードを話し、お互いに理解し合いました。
しかし、一方で、宗介にずっと「佐藤愛」のふりをして近づき、愛の頼みを聞いて動いてきた梨沙(佐久間由衣)のことが気になっていました。
帰宅後、ごみ箱に捨てられていた手紙の内容から、梨沙の宗介への本気度を知った愛は、宗介とこのまま恋人になることに戸惑いを感じるのでした。
翌日、愛の童話特集が掲載された最新号が発売されます。
夏川ちかげ(日髙のり子)も認めてくれて、愛の想いが伝わりました。
しかし、樋口が引き抜きに遭うのではないか?とモスト編集部でささやかれ、不穏な空気に。
売り上げは好調なものの、ライバル雑誌に追いつかず、宗介は岸田(木村祐一)から廃刊までのカウントダウンを改めて、宣告されるのでした。
偶然、里中(高橋優斗)がエレベーターの中で聞いてしまい、廃刊の話は、編集部員の知るところに・・・。
その日の夜、梨沙が気丈に振舞いながら、愛に接しているのを見て、愛はいたたまれず、梨沙に本当のことを2人で話し合うことを提案。
「ほっといてほしい、今は愛の顔見たくない」
梨沙は自分が親友に協力するはずが、愛が長年、恋心を寄せていた宗介を好きになったことで、大切な人を裏切ったジレンマに苦しんでいました。
そこで、家を飛び出して行ってしまいます。
宗介が会社まで一緒に行こうと誘いますが、これまでの宗介の態度の違いに戸惑う愛。
「僕は愛にとってただの同級生なの?」と聞かれ、答えに迷い、「「分からない」と答える愛。
宗介は自分と同じ気持ちでない愛とのズレに複雑な内面を抱えます。
真実を隠していた宗介に腹を立てた「ザ・モスト」編集部の一同。
唯子(片瀬那奈)らは廃刊を掛けた次号の製作を拒否し、仕事をボイコット。
唯子は特に13年間「ザ・モスト」で働き、モストに命を懸けてきたも同然だと主張。
「あなたにとってはモストは数ある仕事の一つかもしれない。でも、ここで働いているみんなは違う。モストのみんなを裏切るようなことをし、あなたの今の下したことは判断ではなく独断です。モストの新刊を作りたいのならばどうぞお1人で」
唯子に厳しい現状を突きつけられ、孤立した宗介が、1人作ることになってしまいました。
自分がモスト廃刊の話を偶々、聞いてしまい、それがあっという間に広まった件について責任を感じる里中を「デジタル班」の宮城文太(本多力)はフォロー。
そんな彼は夜、「ビューティ班」の絵里花(宇賀神美里)に夕飯に誘われ、気分転換します。
宗介がたった一人ですべての仕事を担うなか、愛は宗介のことが気がかりで、次号の企画を提案。
「モストの為にできることをしたいと思った」と出しますが、「他社の独壇場に過ぎない、打ち出しが弱い」と厳しく指摘する宗介。
前にも岡島が似たようなことをしていたと思い出し、過去にボツになった企画と合わせて見れば何か違うことができるかもしれないと考えます。
その夜、愛は唯子を夕飯に誘いました。
廃刊のことを以前、聞いたことがあったと話を切り出し、謝罪。
「副編集長に口留めされていたよね、辛かったね。謝る必要ないよ。副編集長は私達のことどうでもいいんだと思う」
「ずっと苦しんで一人で悩んできたのは副編集長です、皆さんの何年も前のぼつになった企画を再利用しようとしています。彼も彼なりにモストの皆さんを頼りにしていたのではないでしょうか」
愛は優しさと情熱を、唯子にぶつけるのでした。
宗介はその頃、1人で仕事を続けていると、樋口が戻ってきました。
宗介はその状況を甘んじて、受け入れて状況を伝えました。
「バカなんですか?この期に及んでそんな決断するなんて、だから、モストのみんながついていくの困るんですよ」
孤軍奮闘する状を前に、樋口は部員たちの思いを代弁するかのような厳しい忠告をします。
「あなたにがっかりしたくないです・・・一人の男として」
愛も宗介と唯子たちの架け橋になるべく、動き出します。
「みんなの気持ちを想像できず、1人で抱え込んでばかりだった。そのほうが楽だったから。気付くのが遅すぎたよな・・・」
「たとえ、判断は間違えてもみんなのことを考えたのは嘘じゃないでしょ?諦めるんじゃなくて、言い訳してでも恰好つけてよ。正直にみんなとも自分の心と向き合いなよ」と愛。
「今の愛は僕のことを避けなきゃいけない理由がある・・・友達?」と今度は宗介が愛の悩みに対してそっと触れました。
「僕が好きになったのは今の愛だ、全くの別人だと思っていた君を僕は何も知らずまた好きになった、急がなくていい、でも・・・愛にとって大切な人だと思う手を絶対に離しちゃだめだ」
「宗介・・・ありがとう」
翌日、愛は仕事終わりの梨沙をレストランまで訪ね、改めてきちんと話し合いますが、梨沙は一目散に走りだすのでした。
そして、お互いに宗介の件で本音をぶつけ合い、2人は和解しました。
その後、宗介はモストのみんなに頭を下げ、自分に協力してほしいと懇願。
丁度その時、樋口がモストに戻りました。
来月号の企画書を掲げた樋口は、モストに戻ってもいいと宗介に話しかけました。
モストのみんなは、一致団結し、また宗介を受け入れることに。
そこへ、蘭子(Lilico)が、モストジャパンが廃刊になるかもしれないと既にネットニュースになっているとイヤなニュースを知らせに来ました。
モストのみんなはこの逆境を跳ね返そうと躍起になります。
しかし、裏では、岸田(木村祐一)が、モスト廃刊についての策略を考えていました。
宗介はその日、仕事から帰る途中、歩道橋で倒れてしまいました。
モストの存続危機に加え、次週9話では、新ゲストが登場です!まだ未発表ですが、続報を期待しましょう。
彼女はキレイ8話感想・みどころ
愛と宗介は長年の想いが通じ合いますが、上下関係から、お互いに好き合う相手であることを知って、余計ぎこちなくなっていますね。
宗介は愛と気持ちを新たに距離を縮めようとしますが、男性との交際歴がなく、どう歩み寄っていいか分からない距離感がなんともいえない2人の心境を物語っていると思いました。
今まで横暴な態度を部下たちにとり続け、それも改善していった矢先、モスト廃刊危機に直面し、モスト編集部と、宗介との間にできた溝は、自業自得。
一番、モストで働き続けたキャリアの長い唯子が、宗介に強く自己主張するシーンは納得ですし、チームワークや編集部皆が頼れる姉御感が溢れていてかっこよかったですね。
愛と梨沙、和解したはいいけれど、お互いに初めて一人の男性、宗介のことで好きな気持ちが加速し、すれ違い、本音をぶつけ合いましたが、ちょっと大人の女性の喧嘩の仕方ではなかった気がします。
梨沙がまさか、逃げずに向き合おうと根気よく歩み寄る愛から、逃走するとは・・・いや、逃げたくもなるけど、走って逃げなくても。
いい大人なんだから、落ち着いて話し合おうよとも思いました。
ただ、梨沙と愛ぐらいの年齢って、20代だし、大人だけど、女学生のような女性特有の複雑な深層心理や、感情のぶつけ合いがあっても微笑ましいところもあるので、少し懐かしい気持ちになりました。
最後は、宗介が愛と出会ったからこそ、元々、内面性に持っていた思いやりや、人が自分の為にどれだけ時間を割いているのか、仕事は一人ではなく、チームみんなで作り上げてきたことを改めて、反省し、前進できる展開が爽快でした。
しかし、宗介がとうとう、倒れてしまうし、モストは廃刊危機で、新人物も次週、登場。
来週の「彼女はキレイだった」もさらなる濃厚な展開を期待したいと思った8話でした。