監察医朝顔2

監察医朝顔2 2話 野球少年の意外な死因

監察医朝顔2 2話あらすじネタバレ

野毛山署管内の人気のない空き地で、男子中学生の遺体が見つかる痛ましい事件が発生。

休日だった万木朝顔(上野樹里)は、職場である興雲大学法医学教室からの電話で、眠気が吹っ飛びました。

朝、つぐみ(加藤柚凪)は、母の朝顔が遊び相手をしてくれると約束を信じていて、それが変更になったことで不機嫌に。

朝顔は14歳の少年の遺体が発見されたケースで仕事へ行かなくてはならなくなりました。

休日出勤でした。

既に支度を終えた朝顔は、刑事の父、平(時任三郎)と共に現場へ。

被害者はまだ14歳の矢野諒(池田優斗)。

死亡推定時刻は午前5時から6時頃の間とみられています。

午前7時頃、散歩中の近隣住民が発見して通報。

諒太のみぞおち付近には大きな皮下出血があり、何者かによって故意に殴られた可能性が浮上。

諒は野球のユニフォーム姿で、遺体の横にはグローブがあり、ボールが金網の上部に挟まっていました。

一方、桑原(風間俊介)は朝顔に代わり、5歳になった娘、つぐみ(加藤柚凪)の面倒を見ることに。

朝顔に代わり、つぐみを公園に連れて行くことにした桑原。

朝顔は藤堂(板尾創路)らと共に、諒の解剖を行います。

二十重痕があり、誰かから殴られたことによってできる痣でした。

心臓に強い衝撃を受けたことで心停止になった可能性を検視官の丸屋(杉本哲太)や強行犯係長の山倉(戸次重幸)らに伝えました。

捜査の方向性を決めるために、殴られたかどうかでだけでも断定してほしいと強く訴える丸屋と、現段階ではすぐに判断することが難しいという朝顔側で対立。

諒の双子の兄弟、一馬(池田優斗)は咲江が遺体確認のためにやってきます。

祖母の咲江は泣き叫び、まだ14歳で亡くなった孫の死を悲しみました。

諒の関係者として、コーチの三輪に会いに行った平(時任三郎)。

諒は野球の素質があるものの、一馬は逆だったと話した三輪。

諒にはもっと野球をやらせてあげたかったとこぼしていました。

調べてみると三輪は少年野球で行き過ぎた「指導」が原因で生徒が辞めたとのこと。

バッドで急所であるみぞおちを殴られたことも発覚。

体罰があった可能性がある諒の痛ましいケース。

しかし、思わぬ知らせが朝顔たちの元に入ります。

連絡を受けて駆け付けようとした、諒の父は階段から落ちて、意識不明状態になってしまったというのです。

諒には母がいない為、祖母の咲江(柳谷ユカ)と諒の双子の兄、和馬が立ち会うのですが、和馬は確認に行きませんでした。

ある事情が隠されています。

なんと、双子には校内をバッドで襲うリンチ事件があり、諒と和馬の父はその事件で意識不明の重体に。

しかし、一馬はその頃、一人部屋で、監督が厳しいながらも「子供見守り隊」として活動していて、決して全面的に悪人ではない一面が。

朝顔は、諒と和馬の件について、死んだのは諒ではなく、一馬の可能性があると睨みます。

しかし、一卵性双生児であること、亡くなった諒は虫歯がないように丁寧に歯を磨いていたこともあり、もし、一馬も同じように気を付けていればそれを断定する検証が厳しいとのこと。

その頃、三輪が江梨花(坂ノ上茜)から厳しい取り調べを受けていました。

彼は口ごもり、黙秘。

しかし、その後の捜査で、三輪が諒と一馬の母と不倫関係だったことがわかりました。

ある日、一馬が警視庁を訪ね、平を含めた刑事達に、自分が弟を殺したことを告白。

詳細を調べると、一馬と諒は野球をしている途中で、ふざけていた時、ボールが金網に引っ掛かったことや、その時に使っていた金属バッドが諒の体に当たり、運悪く、事故が起きて諒が亡くなったとのこと。

しかし、朝顔たちが現場で、指に塩化ビニールがついていたとの検証結果が。

諒と一馬が生前描いた絵を咲江から借りた朝顔と平は二人の絵の違いに「ある違和感」を発見。

朝顔を訪ねてきた諒。

しかし、朝顔と平親子は、諒と名乗っている一馬が本当の諒だと見抜きました。

金網の電線を調べたら跡があり、金網の電線があることを知らなかった諒と、知っていた一馬。

諒と一馬はユニホームを交換して現場へ。

挟まったボールを取りに、一馬が金網に上った。

諒がふざけて金網を揺らし、その時、一馬の高手が電線に触れてしまった・・・バッドがすぐ下にあったので、一馬の体にはバッドにぶつかった痕跡が。

これは朝顔の推測ですが、一馬は諒のことについて真相を静かに話し始めました。

まず、自分が一馬でなく、諒であることを認めました。

お父さんを喜ばせたかったと告げた諒。

一馬と違って諒は野球の素質がないことが事実でした。

双子はその事で、一馬が諒に双子だからこその「入れ替わり」を提案。

彼らは最初から互いを思いやっており、家族仲に問題があったわけではなかったのです。

校内で暴力事件があったケースにも最初から関与していませんでした。

そして、あの事故が起きた時、諒は、一馬のユニフォームを着たままだったので、家族からも一馬だと勘違いされていました。

そして、「諒」として誤解された一馬が亡くなったことで自責の念を感じたのです。

さらに、祖母の咲江やクラスメイトの言葉を誤解し、諒は自分は野球の才能がないから周囲から必要とされていないと思い込んでいたのです。

一馬は、金網を掴んだときに感電で亡くなったこと、その証拠で手の平にやけどの痕があったことを告げた朝顔。

諒と一馬の父は意識を取り戻し、諒は懸命に咲江と父に謝るのでした。

自分がふざけて金網を揺らさなければ・・・諒が感電して死なずに済んだのです。

そしてさらなる事実が・・・暴行事件に双子が無関係だったことや、三輪も体罰をする監督では最初からなかったことも発覚。

諒と一馬は互いが野球を頑張っていることに気付いてほしかったのです。

双子のケースが解決後、祖母、里子(石田ひかり)が震災で安否が不明なことを知らないつぐみに、朝顔はそのことを説明。

分かりやすく、「ばあばは波にさらわれちゃってどこに行ったか分からない。時々、じいじ(朝顔の父、平)が探しに出かけることや、大じいじ(朝顔の祖父 浩之)も心配している」と話して聞かせました。

つぐみは幼いなりに理解し、平に「早くばあばが見つかるように」と話しかけるのでした。

朝顔は翌日、母、里子の手がかりを掴むために再び、出かけていきました。

祖父、浩之(柄本明)の家に着いた朝顔。

家の中で、平が浩之の家に移住を考えていることが分かる移住届を見つけたことを思い出しました。

浩之には平が移住を考えていることを話す朝顔。

朝顔不在の日、桑原は姉(ともさかりえ)に電話をしますが、多忙な状況であることを知るのでした。

夕飯にラーメンが食べたいと言っていたつぐみを連れて平と桑原はラーメン屋へ。

そして、帰宅した桑原は、家に朝顔が返ってきていて、彼が上司の山倉(戸次重幸)がなぜか、朝顔に濡れた頭を拭いてもらっている光景を目にし・・・。

次回、朝顔が帰ってきてから、山倉が訪ねてきた理由に迫ります。

監察医朝顔2 2話感想・みどころ

双子の優しすぎる兄弟の間で起きた事故・・・。

事件の真相がコーチの体罰や、父親からの虐待でなくて本当に良かったです。

最初、お笑い芸人、トマホークの金ちゃんが演じた三輪が一番怪しいと思わせといて、真相は双子のよくあるいたずらが招いた悲しい事故。

諒と一馬が野球の才能の差で思春期特有の悩みを抱えていたことは事実ですが、お互いに思いやりのある優しい男の子だったことが何よりも救いでしたね。

起きてしまった事故はとてもつらい・・・ふざけ合って遊ぶことって男の子はよくあることですが、それがまさか死に繋がってしまうなんて。

監察医朝顔特有の心を持っていかれる様々な死因のケースですが、朝顔の娘、つぐみの天衣無縫の可愛さや行動がやばいです。

自分にもし子供がいたらあんな子どもが娘であってほしいとか思っちゃいます。

それくらい天真爛漫で、自然すぎて可愛い。

幼いながら、母が大好きで拗ねてしまうところも、桑原を無邪気な笑顔と自由過ぎる行動で振り回すところも、子供ならでは。

つぐみに朝顔が、ずっと話さなかったつぐみの祖母で朝顔の母、里子の行方不明の真相を静かに、子供にも分かりやすい説明で話していた様子は胸が詰まりました。

幼いながら、どこまで理解しているか分からないけど、平に「じいじ、ばあば早く見つかるといいね」と言っているシーンは彼女なりに家族を思いやっていって、「成長」が感じられましたね。

次回は祖父の元から桑原やつぐみ、平のいる家に戻った朝顔と、なぜか万木家を訪ねてきた山倉の真相に迫ります。

 

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