家庭教師のトラコ

家庭教師のトラコ1話 子供思いなワケアリ家庭教師登場!

家庭教師のトラコ1話あらすじネタバレ

平凡な家庭でありながら、ジャーナリストの妻、中村真希。

娘の知恵(加藤柚凪)をなんとしても、私立小学校に受からせたいと意気込んでいます。

養護施設で育つほど、家族関係に「何か」を抱えた、トラコ(橋本愛)。

エレベーターガールを装ったトラコは、3人の異なる環境にいる母親を観察。

トラコの面接を受ける保護達は大勢。

トラコが高卒で、あることを説明するサポート役の福田福多。

また、エレベーターガールも仕事ではなく、趣味のコスプレを活かしてやっていたとのこと。

突然、1階から3階まで階段を3往復することを課せられた、中村。

お金の無駄遣いを嫌というほど、経験上見てきたことから、金遣いの荒い人に嫌悪を抱いています。

その経緯から、ある野望を持ち続けていて、街の権力者たちの子息の家庭教師を担当することに。

私生活では、福田福多(中村蒼)の家にいて、彼が家事やトラコの仕事のサポートまで担当。

トラコが担当する家庭は自分の問題に気づけない人達ばかりです。

一人は、超有名私立小学校に合格させることだけしか頭にない、中村真希(美村里江)。

二人目は、小さな定食屋を切り盛りしています。

親子仲は良いものの、12歳の息子の高史(阿久津慶人)がいじめを受けていることに気づいていない主婦、下山知代(板谷由夏)。

夫の満男(丸山智己)が、訪ねてきて、公立を受けたくないと言っていることから聞かされました。

もしも、高史が受験で受からなかったら、夫に親権を譲るという約束を交わしてしまうのでした。

上原里美(鈴木保奈美)は、富豪の仲間入りをしたにもかかわらず、継子たちと複雑な関係に悩んでいます。

彼女は実子の守に対し、東京大学を目指すようにはっぱをかけました。

それでも、彼はへらへら笑って誤魔化します。

しかし、陽気な彼は自分だって勉強をしてもなかなかうまくいかないとこぼし、銀座のホステスだった母とその息子の自分はいまの家に馴染みにくいと理解していました。

18歳の息子、守(細田佳央太)は受験以外のもう一つの野望を描いていることを家族に言えずにいました。

翌日。

トラコはまず初めに中村家へ。

「授業中は覗かない」、「家庭内の教育方針には口を出さない」、「授業がある日はトラ子が泊まる」。

3つの独特の条件と共に、いくらでも払えば授業をしてもらえるとのこと。

早速、授業を始めるトラコ。

知恵は日頃から母親に言えないことをトラコにぶつけました。

「なぜ私はお受験しなきゃいけないの?パパはしなくてもいいって言っていたのに。先生、幸せってなぁに?」

「大昔の頃から人は喜びを感じて笑ったりすることありますよね」

「この1万円を使って、知恵ちゃんの幸せを見つけようね」

ふと、トラコがなぜ、家に泊まるのかをさりげなく突っ込む、真希。

「家庭教師だからです」と、微笑むトラコ。

さらに、トラコは、中村家の経済的状況を分析して、人の家の冷蔵庫の食べ物の賞味期限を指摘。

下山家や上原家にも訪問。

トラコは下山家の高史(阿久津慶人)には、熱血漢のある明るい教師、上原家の守には思春期特有の男子の反応を見ます。

後日。

知恵を連れて、「課外授業」と称して遊びに連れて行きました。

夢中で好きなおもちゃを選ぶ知恵を優しく見守る、寅子。

しかし、帰宅すると、真希は寅子の行動に違和感を感じ、咎めます。

知恵のことも、勝手に見知らぬ大人におもちゃを買ってもらうことに対して、注意しました。

知恵は次は両親を喜ばせたいからもう一度、1万円がほしいと寅子にねだります。

そして、寅子は銀行に知恵を連れて行きました。

未成年でもお金を使えないこと、利子つきで借用書を知恵に書かせ、知恵に対し、競馬を教えて、馬券まで買わせました。

寅子の根端は、お金の正しい使い方や、世の中の仕組みを教えようとしていたのです。

それでも、寅子は契約を解除されてしまいました。

知恵の教育方針を巡り、夫と喧嘩になった真希。

必死で父親が作ったおもちゃで場の空気を和ませようとした知恵ですが、真希は誰のせいで喧嘩していると思っているんだと、暴言を吐いてしまいます。

6歳からすべてが決まると、同級生に馬鹿にされたことから、我が子の受験を決意した、真希。

受験勉強に熱が入る真希からのストレスに押しつぶされそうになる、知恵。

知恵は寅子の会社に電話をかけ、間もなく、寅子が。

公園に連れて行き、寅子は何事も「わからない」と言って泣く彼女を叱責。

「私が一番嫌いな言葉は分からないだ。わからないって言って問題から目を背けている間に、法律が変わって、自由にものを言えなくなっていく。甘えて泣いていないで、目を見開いて、耳を澄ませなさい!頭を使って自分が何をしたいのか、どうしたいか考えて。あなたの名前は知恵なんだから」

あまりの別人のような寅子の勢いに圧倒される、知恵。

しかし、知恵がかつて両親と出かけた遊園地を操作して、閉園から開園に。

知恵を遊園地に連れて行き、何か彼女が自分の意思で行動できるきっかけを作ろうとします。

寅子の突拍子もない行動に、真希は呆れます。

寅子は知恵にとって、家族にとって何が必要かを教えました。

そこで、知恵は遊園地で流しそうめんを食べたことを思い出した知恵。

いがみ合っている両親を見て、知恵は傷ついていました。

知恵にとって、受験をすることではなく、家族みんなが笑顔になることが、幸せで、やりたいことなのです。

真希は自分が知恵に、朔太郎と喧嘩していた時に、「あんたのせい」と暴言を吐いたことや、知恵の成長を一番、気づいたのが朔太郎だったことに嫉妬していたことに気づきました。

朔太郎と真希は、知恵の成長を受け入れ、勉強を強いることなく、知恵の自主性を軸にすることに。

寅子と勉強をしたいという知恵の要望を知り、中村家で教え続けることに。

帰宅後、寅子は福田福多(中村蒼)から、寅子の本当の目的をもしも保護者たちが知ったら、とんでもないことになると、匂わせました。

寅子はある目的を持って、家庭教師の仕事をしているようです。

翌日。

寅子は下山家。

下山家では、高史(阿久津慶人)が、母の智代(板谷由夏)が目を離した隙に、お金を盗みます。

その姿を見た、寅子は次の問題に目を向けました。

家庭教師のトラコ1話感想・みどころ

型破りの寅子の存在感を醸し出している本日の1話。

お金の正しい使い道と自立心を育てることに熱心な家庭教師、寅子。

社会勉強もかねて、子供たちに世の中の仕組みを説く独特な、寅子の存在感を応援したいですね。

お金に異様な執着をし、面倒を一切合切見てくれている福田とは、同じ児童養護施設で育った幼馴染。

他人の家の経済状況や、何をしたらお金を効率的に稼ぎ、使い道を考えられるか頭が働く、彼女はもしかしたら、経済的な問題で家族関係に悩んでいるのかもしれませんね。

メリーポピンズのような出で立ち、またある時は、熱血で元気が溢れる女性、思春期の男子の好奇心をそそる行動・・・。

生徒と家庭によって、家族を広い視野で見て、子供にとって何が必要か、本当に勉強するべきことは何なのかそっと気づかせてくれる型破りな指導に、次回もますます期待が高まりますね。

遊川ワールド全開で、独特の不気味さや、視聴後の余韻が残り、唯一無二の謎多き家庭教師、根津寅子。

主演の橋本愛さんが、「35歳の少女」演じた、自分の気持ちを内にため込む愛美役も記憶に残る人が多いのではないでしょうか。

今回のトラコは子供のために何が必要なのか、現代の家族の形に目を向け、令和のやり方で家族を再生していくサクセスストーリーだと思います。

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