家族募集します

家族募集します4話 ゲストは橋本じゅん!クセ強な父娘が登場

家族募集します4話あらすじネタバレ

俊平(重岡大毅)と陽(佐藤遙灯)親子と、桃田礼(木村文乃)と、雫(宮崎莉里沙)親子。

俊平はふと、前の家を出る前に、みどり(山本美月)との思い出が一瞬、蘇ります。

しかし、可愛い陽(佐藤遙灯)の前では気持ちを引き締めて、明るく振舞うのでした。

桃田家でも、雫と礼が出掛ける準備をしていますが、彼女たちは、別れた夫と食事をして会うことになりました。

雫は大好きなパパに会えることや、好きな物を食べられることで幸せ一杯。

礼はそんな彼女を温かく見守り、別の感情を抱いていました。

陽と俊介は、義父母を訪ね、現状を伝えましたが、SNSや、ルームシェアがいまいちピンとこない彼らにタジタジ。

一方で、礼も夫と再会し、雫と共に食事をとっていました。

実は、礼の元夫、三沢は、仕事が原因で、礼と離婚。

「あの頃の経営状態とは違うから家族でやり直さないか?確かに礼は家族優先にしてほしかったかもしれない」と匂わせる発言をします。

また、「お金を出し合って家族をする」ことを企画していることで、雫の為になるのかと疑問。

ここで、二人の意見が食い違いますが、雫の前で喧嘩をしないようにお互い気を遣うのでした。

礼は、三沢に今度、「にじや」の居場所を教えることに。

大人4人と子供の和気藹々した賑やかで自由な暮らしがスタート。

蒼介は店内の改装、9歳の一人息子、大地(三浦綺羅)を育てるシングルマザーの横瀬めいく(岸井ゆきの)食事の配達の仕事が無事決まりました。

入浴の順番を決め、温かいアットホームな空気が「にじや」に漂うのでした。

しかしその夜、にじやのみんなの賑やかな声を聞き、1人の小学生くらいの少女が携帯電話とリュックサックを背負い、ポツンと立って迷っていました。

その子は、にじやの居場所を携帯電話で確認し、足を踏み入れるか迷っていました。

翌日、俊平は部下の伊野(丸山礼)と、枕崎(小松和重)から、新生活をしていることについて突っ込みます。

お弁当は礼が作った物なので、俊平が、新しい環境にいることを察知。

礼は学校で、宿題が多いことでクレームをつける保護者対応を後輩の教師、中里(金子大地)と対応の練習をしていました。

そこへ、蒼介(仲野太賀)がそのままにしていた「#家族募集します」に新規の入居希望者、黒崎徹(橋本じゅん)と8歳の一人娘、いつき(板垣樹)がやってきました。

いつきは、父親に促されて、「家族募集しますっていうのをSNSで見てここへ来た」と説明。

徹は常に仏頂面で寡黙なとっつきにくい父親で、娘のいつきも、大人しい子で、父親の顔色を窺う心配な面がみられました。

しかし、父の目を盗み、「にじや」にいる他の子供達に、笑顔を見せました。

「にじや」には新規同居人を受け入れるスペースがなく、堅い表情をずっと浮かべる営業職で有能な黒崎にタジタジ。

とても冷静かつ、厳格な雰囲気が漂うので蒼介、俊平、めいくは混乱。

ここおで、いつきは自分一人だけなら場所はあるかと尋ねます。

「どこかその辺でこの子を寝かしておけばいい。この子一人が眠れる場所はあるだろう。夏休みずっと一緒に家にいられてもどうしたらいいか分からない」

ここで、礼が、毅然と対応。

うちは託児所ではない、いつきちゃん一人を預かれる場所はないと厳しく言います。

黒崎は所詮は「学生が考えそうな道楽にすぎない。家賃はちゃんと入れるし、本当に子供らと話し合ってシングルになったのか?この子が生まれて初めて私にここへ行きたいと言ったんだ。それなのに門前払いなんて偽善じゃないか」

声を荒げる黒崎に只者じゃないと察知した俊平たち。

娘とのコミュニケーションに迷い、殆ど笑うことのない態度で接し、いつきは大人の顔色を窺い、自分の意見をあまり多く言えない子になっていました。

いつきは「もういい、帰ろう」と怒る父親をなだめます。

帰り際に、リリアンで編んだブレスレットを雫にあげたいつき。

その夜、レストランで食事をした黒崎親子は、気まずい雰囲気で食事をしました。

「あの家のことはもう諦めなさい」と促す黒崎。

いつきは「にじや」のみんなと関わりたくて、鬱屈した気持ちになり、編み物セットでリリアンをまた作りながら、黒崎が気を利かせて頼んだアイスクリームも食べません。

黒崎は8歳の娘にどう関わったらいいかわからず、強面な態度で接しました。

仕事のことでトラブルになり、いつきに電話します。

夕飯のお金を家に置いていたので、いつきは一人で食事を既に済ませたと話しました。

普段からいつ些細なことで怒り出すか分からない父親に、いつきはコミュニケーションをとりにくく、すぐ電話を切りました。

この黒崎親子とのかかわり方に葛藤し、俊平、礼、めいく、蒼介らは意見が食い違って衝突。

めいくと礼が喧嘩をし、礼は陽たちと遊んで、風呂に入らない雫に氷のような表情で注意してしまいました。

雫は案の定、いつもの温厚な母と違う表情なので、一緒にお風呂に入りたくないと拒否。

礼は屋上で俊平に、愚痴を吐きます。

自分が全部、間違っている、ひっくり返る気がする思いだ、オセロをひっくり返されたような気持ちになるし、雫の為に生きてきたけれど、自分のシングルとしての生き方は、自分自身の我儘だったのかもしれないと落ち込みました。

俊平は礼のことをフォロー。

一方で、彼女は、夫のことについてついに、俊平にカミングアウトします。

自分にないものを全部持っている元夫はとても誠実な人だが、雫のことは気にかけてくれるけど、理想の家族には遠すぎたと語りました。

「自分で決めたことは決めちゃだめだよね?じゃあまだ決めてないことなら?私、まだみんなに話していないことがある。旦那とまだちゃんと別れていないんだ、ずっと籍は入れたまま。彼と雫の為にやり直すべきか、本当の自分はどうしたいか?うじうじ悩んでいて私は面倒くさい女だ」とこぼします。

「面倒くさいですよ、礼さんは。でもその面倒くささは僕のほうが上。他のみんなだって同じ。面倒くさい同士で面倒くさいをシェアすれば」と精いっぱい、フォローする俊平。

礼がやっと笑うと、「礼さんの色んな顔が見たい。僕たち家族の前ではすっぴんの礼さんでいてください」と伝えました。

翌朝、配達の仕事へ向かおうとしためいくに、いつきは声を掛けました。

「家出をしてきた、私をここの家族にしてほしい」と強い決意をもって訴えてきたいつき。

不器用というか・・・娘を精神的に傷つける空気を作りかねない黒崎と、大人し気だけど、我が強いところがあるいつき親子を次回も、俊平たちは本格的に救います。

家族募集します4話感想・みどころ

最恐の親子が登場しましたね。

橋本じゅんさんの演技、幅広いですね。

今年放送した「恋はDeepに」の時の、人魚の海音に父親のように温かく接する研究所所長を演じていた俳優と同一人物に思えないほどのカメレオン俳優振りでした。

いつきが父親の顔色を窺い、コミュニケーションに悩む気持ちが、私も家族がまさに、今日の橋本じゅんさん演じた黒崎と態度や声が近いので、心が痛みました。

いつき自身は素直で、愛想も良く、周りとコミュニケーションをとりたがっているけど、常に仏頂面で、いつ声を荒げるか分からない父親に怯えているのが伝わってきて、抱き締めてあげたくなりました。

黒崎に心底、心がざわざわし、この目の前にいる女の子に、柔らかい表情を見せたり、優しく声を掛けてほしい。

いつきは、ずっと登場した時から表情が堅いし、黒崎のモラハラ夫を連想させるような態度が原因で、別れたのか、はたまた妻が死別したのかまだ今日の時点ではわかりませんが、どうかこの親子が心から笑えるようになってほしい。

いつきが寂しい思いをしていること、本当は友達がほしいのではという様子が顔で伝わるから余計、辛かった。

俊平たちも今回は、自分達がルームシェアでうまくやっていくので精一杯だから、受け入れるのが厳しいと話しているのもわからなくないです。

大人4人と可愛い子どもが3人・・・うーん、部屋が空いていないこと、金銭的な面でも難しいですよね。

でもあのまま、いつきと黒崎が2人きりになるのもなんか違う気がするんですよ。

シングルファザーになって間もない彼と、8歳のいつきはやりづらいと思います。

娘ってだんだん、成長していくにつれて接し方が厳しいから、黒崎のような堅物なタイプは一人で両手に抱えきれないものを背負っている気がして・・・。

8歳の女の子って子供のようで子供じゃないから、言葉の掛け方に迷う黒崎の表情も共感。

めいくと礼が衝突し、完璧主義者で教員の彼女は凄く自問自答を繰り返し、俊平とまた違った面で一人で解決しようと無理をしてしまうことがありますよね。

心のアクセルとブレーキを間違えないでほしいものです。

ラストシーンでこれは予想していましたが、あの黒崎親子があのままうまくいくわけないよ。

いつきの体に痣や傷がないか心配になりました。

ただ、やはり仕事でトラブルがあり、イライラした父親と接していて、ずれが生じたのは間違いないし、私もいつきの居心地悪い気持ちが本当によくわかります。

目の動き、声や、表情を読み取り、どのタイミングでどう言葉をかけていいか迷ういつきのワンクッションを置いて、黒崎に話しかける態度が、自分の子供の頃を見ているようでとてもつらかった。

でもこのドラマは最終的には、バラバラだった心が少しずつ一つになる作品なので、黒崎親子の心の傷、何故、妻がいなくてシングルになった経緯、父、黒崎が男手一つでいつきを引き取り、育てようとする親心が明かされていく次回に期待したいですね。

にじやに家出してきたいつきを俊平や礼、めいく、蒼介、子供達が心をケアしてほしいと願った4話でした。

 

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