結婚相手は抽選で 第7話
放送日:2018年11月
東海テレビ土曜ドラマ
結婚相手は抽選で 第7話のあらすじ
宮坂龍彦は、見合い相手の冬村奈々から見合いを断って欲しいと頼まれ、抽選見合い事務局に「性格の不一致」という理由で断りの電話を入れた。
龍彦が作った抽選見合い結婚法改正案上申書を持って、母親であり抽選見合い結婚法担当大臣である小野寺友紀子の元を訪れたジャーナリストであり娘のHikariは、自らもLGBTであることを告白した。
龍彦と奈々が別れた一方で、鈴掛好美は銀林嵐望からの告白に驚き、嵐望を拒絶した。
結婚相手は抽選で 第7話の感想
「性格の不一致」という便利な言葉の使い方
リーチだけど、何もかも中途半端な自分は結婚しても幸せになれないと奈々は泣きながら龍彦に告白をし、龍彦から断って欲しいとお願いしました。
それに対し、龍彦は何と答えるのかすごくドキドキした瞬間でした。
龍彦は何かしらの好意を奈々に持っていたからです。
だけど、優しい龍彦は、自分ができることは断ることだと言いました。
龍彦らしい選択です。
奈々が美人だというだけでなく、奈々のいいところや抽選見合い結婚法も悪くないと思えたということを奈々に伝えられたのは、いい気持ちでお見合いを終えることができそうです。
事務局に断りの電話を入れた龍彦でしたが、そう言えばまだ、龍彦の希望条件というのが明らかになっていませんでした。
それをさらに濁し、断る理由は、あの「性格の不一致」という便利な言。
衝撃的な告白
抽選見合い結婚法被害者のために本格的に動き出した龍彦。
Hikariの力添えもあり、何らかの病気や疾病を患っている場合は抽選見合いを即時中断することと改定されました。
それに乗っかり、奈々の祖母と父親がしたことは診断書の偽装。
こうやってルールを破る人がいると、本当に病気で困っている人には迷惑な話です。
ドラマと思いながらも、奈々の祖母には本当に腹が立ちます。
一方美人の奈々同様、リーチになるはずのないイケメンの嵐望。
好美の母親の勘は当たってしまいました。
その内容はとても衝撃的です。
嵐望に子供がいるだなんて誰が思ったことでしょう。
しかも、認知をしていない子供です。
だけど、これまでのお見合い相手とは違い、好美には鼻っから断られたくなかったから言い出せなかったというのは、好美のことが本当に好きだったとういうことが伝わってきました。
もうひとつ、前話6話から今回にかけて衝撃的な内容がありました。
Hikariが小野寺大臣の娘であることも驚きましたが、HikariがLTBT当事者だったことです。
娘の事情としては受け入れ難いかもしれませんが、同様に苦しんでいる人達の声を聞くいい機会なのですが、娘のこととなる心中はそう簡単にいかないようですね。
奈々の龍彦への思い
嵐望のことを母親に報告した好美。
母親は騙されたのだと言いましたが、騙したというのとは違うような気がします。
ただ、都会のプレイボーイとして写っている以上、そう思ってしまうのは仕方の無いことです。
だけど、本当の嵐望はそうではありません。
手紙という形を取るあたり、見かけとは違いとても真面目で、本当に好美のことが好きで、結婚をしたいと思うほど真剣だったのだとわかります。
ペアの物を次々に捨てていた好美ですが、手紙を読んで、それで終わりにしてしまうのでしょうか。
この2人には早々に幸せになって欲しいところです。
そして、龍彦と奈々も…。
抽選見合い結婚法目安箱のSNSの管理者が龍彦だと奈々は気づきました。
だけど、連絡ができません。
奈々の手を止めてしまったものは一体何なのでしょうか。
会社で龍彦を見送った奈々の表情は、龍彦をただ優しい男性だと思っているだけではないのではないかと思います。
そうでなければ味噌汁の作り方を祖母に教わることもないでしょう。
奈々によって龍彦の疾病が落ち着いたように、奈々も龍彦によって何かしらの影響を受けているのは間違いありません。
結婚相手は抽選で 最終話の期待や予想
LGBT問題について、国は取り組んでいくのか、ドラマとわかっていても、LGBT問題は現実問題でもあるので、ついつい真剣に観てしまいます。
次回の予告で、好美のお腹が大きかったようですが、嵐望との子供ということになりますね。
お見合いをし、交際をし、別れたけれど、妊娠というパターン…これは一体どう取り扱われるのでしょう。
好美は産みたい様子。
嵐望には知らせるのでしょうか。
嵐望は今度こそはしっかりと父親になるはずです。
そして、お見合いを断ったはずなのに、本気でぶつかり合う龍彦と奈々。
次回はとうとう最終話ということで、60分にどう収まるのか、そして、このドラマとの別れうぃとても辛く感じます。