獣になれない私たち 第2話
放送日:2018年10月
日本テレビ水曜ドラマ
獣になれない私たち 第2話のあらすじ
社長・九十九剣児や同僚の松任谷夢子、上野発に次々に仕事を押し付けられた深海晶は、晶からは想像もつかない格好で出社し、営業アシスタントとしての業務の見直しを九十九に提案した。
出張明けに九十九から返答をもらうことになり、九十九の出張中、晶は有給で連休をもらうことができた。
翌日から連休のこともあり、5tapに寄った晶。
常連の根元恒星と再会し、恒星の恋人だった橘呉羽が、恋に落ちた瞬間に聞こえた鐘の音の話を聞く。
鐘の音が想像つかない晶と恒星は、呉羽がイメージする鐘の音が聞ける教会に一緒に足を運んだ。
獣になれない私たち 第2話の感想
恋はするものではなく、落ちるもの
メタモルフォーゼをして出勤した晶。
業務内容の見直しの提案より、晶の変わりように、反抗期だとあのワンマンな社長がおののいていました。
それにしても、営業アシスンタントだというのに営業の指導や教育と、アシスタントの域を超えていることに驚きます。
5tapでは、タクラマカン斎藤さんから「恋は落ちるもの」という言葉を聞き、恋はするものではないのだと晶とともに共感しました。
しかし、晶が言うように、惚れっぽくないとそう簡単に恋なんて落ちることは難しいものです。
そんな晶に、恒星は呉羽の話をしてくれました。
運命の人に出会った時に鐘の音がしたと…。
社長が出張中、晶は有給を取ることができましたが、松任谷さんに電話で起こされる始末。
頼られるのは嬉しいことですが、有給のうえ、業務内容の見直しをお願いした矢先に呼び出されるのはたまったものではありません。
しかも、夢も貯金もないという上野くんの元をわざわざ訪れなければいけなくなってしまいました。
そのうえ、「深海さんのことを好きになっていいですか?」と突然上野くんに言われ、晶は落ち着く暇もありません。
上野は恋に落ちたわけでなく、頑張れる存在が欲しかっただけで、好きになるという表現は違うような気がしますが、早速会社に来た上野くんには効果的な方法のようです。
「恋をしよう 恋をした方がいい。
どんなにしんどい毎日でも好きな人がいるってだけでなんとかなる。」
第1話で、松任谷さんが上野くんに言った言葉を改め思い出しました。
恋に落ちた時に聞こえる鐘の音
今回、晶と京谷の出会いが語られましたが、2人は同僚だったんですね。
仕事のこともプライベートのことも時間を忘れるほど話せる相手と今日で最後というシチュエーションはまさに恋に落ちる感じです。
これこそまさに鐘の音が聞こえたのではないでしょうか。
しかし、恋に落ちる鐘の音は幸せの鐘の音ではなかった。
2人を阻む京谷のマンションに暮らす元カノ・朱里の存在です。
その朱里のあまりにも身勝手さには腹が立ちました。
そのうえ、晶と同棲していると京谷の同僚に勘違いされ、そのフォローを京谷でもなく、晶自身がしなければいけないなんてとても悲しかったことでしょう。
「他の人を好きになりたい」そう言葉にしてしまったのも仕方ありません。
晶と恒星は、恋に落ちた時に鳴る鐘の音を聞きに、聖アンドレ教会を訪れました。
鐘の音はどんな音なのか、恒星が呉羽に聞くと、聖アンドレ教会の鐘の音のようだと言いました。
晶も恒星もググろうとしましたが、イメージが大切だと呉羽は言います。
試しにイメージをしてみました。
ゴーンゴーンと鐘が鳴り、白い鳩が飛んでいくようなイメージが浮かびましたが、念のため聖アンドレ教会の鐘の音をググってみるとイメージとは違う音でした。
ググらない方が良かったかもしれません。
晶、昇進!営業部特別チーフクリエイター
恋に落ちていると錯覚する上野くん。
あまりにも晶を意識する様子は、本当に恋に落ちているのではないかとさえ思えてきました。
そして、いよいよ社長が出張から戻ってきました。
晶の業務内容が見直してもらえたのかと思いきや、営業部特別チーフクリエイターとしてまさかの昇進です。
恐らくこれまでと業務は変わらないのでしょうが、給料・ボーナスアップとなればまた気持ちは違うのではないかと思いますが、晶はそうでもなさそうですね。