婚姻届に判を捺しただけですが

婚姻届に判を捺しただけですが1話 サバイバルな偽装夫婦の物語が幕開け!

婚姻届けに判を捺しただけですが1話あらすじネタバレ

森田デザインで中堅デザイナーとして働く、大加戸明葉(清野菜名)。

彼女は自宅に帰ると、楽な格好に着替え、晩御飯はコンビニで買い、ビールを晩酌に嗜むマイペースな性格。

婚カツにあくせくする同僚はいても、職場で結婚しているのは社長の森田聡(田辺誠一)だけ。

そんな環境にまったりしつつ、友達の結婚報告で結婚予定を聞かれることもありますが、華麗にスルーして自由気ままな生活を送っていました。

同僚たちとランチをしていた某日・・・。

先輩の小杉深雪(中川翔子)は年齢的に結婚がに焦っていること、新人の田村彩乃(長見玲亜)は、「推しカツ」をするイマドキ女子。

特に、深雪は「推しカツ」をするよりも、現実を見たほうが良いと異論を唱えるのでした。

婚姻届けをテールに置いた客を発見。

明葉はファミレスでまさかの他人のプロポーズの現場を目にします。

ところが、その女性は突然、怒り出し、男に水を浴びせてその場を去りました。

上司の舛田(岡田圭佑)の誘いの飲み会の席で、明葉は、ファミレスで女性にフラれたその男、百瀬柊(坂口健太郎)と偶然、再会。

柊木の他に、彼の部下、井上陸(森永悠希)も同席。

昼間の女性とのことはまるでなかったかのように、紳士的に振舞い、明葉に興味を持ったのか、ぐいぐい質問攻めにする百瀬。

「結婚願望はあるのか?」と直球で聞かれた明葉は、親代わりの育ててくれた祖母、初恵(木野花)にせっつかれて、結婚を求められますが、仕事への向上心や結婚願望はないことを伝えるのでした。

突然、「僕と結婚してみませんか?」と突然、プロポーズを受けました。

しかし、百瀬は明葉が想像もしていないような「結婚の形」を語り出しました。

自分がほしいのは、良妻賢母などはいらない、ただ横にいて夫婦でいてくれるパートナーを求めているとのこと。

初めて会ったのにも関わらず、運命を感じると言う百瀬に対し、ふざけていると感じた明葉は、再び、百瀬に水をぶっかけます。

百瀬のあり得ない提案に怒りが収まらない明葉のスマートフォンに、祖母の大加戸初恵(木野花)が倒れたという連絡が。

明葉は百瀬と一緒に病院へと向かうと、初恵は軽度の心不全の発作で病院に着いたものの、元気な様子で安心する明葉。

しかし、明葉が少しでも目を離したすきに、初恵は明葉と百瀬が交際しているかと誤解。

さらに、何故か、百瀬はどういうわけか、明葉と交際していると、初恵に嘘をつき、スマートな対応で話し続けながら、鞄から婚姻届けを取り出してきました。

医師から心臓の症状により、初恵の症状はショックなことがあると急変するか分からないと言われ、動揺する明葉。

初恵にショックを与えたくない明葉は、「書くだけなら」と思い悩み、記入することに。

明葉はこのまま自分を不幸にしているだけな考えや、夫婦の形だけを求める百瀬に、本当の幸せはやってこないと厳しく意見します。

一方で百瀬は、今まで自分が結婚することが険しいからこそ、明葉のような結婚に執着がない女性を敢えて選んだと口にしました。

ふいに声を掛けられたのは初恵の知り合い、守。

実は初恵が長年、経営し続けた店が倒産し、守名義の為、700万円必要なことをつたえられました。

明葉は大見えを切って自分が何とか解決すると守に宣言するものの、現実は厳しく・・・。

そこで、海外にいる画家の母、葉子(杉本彩)と、破天荒で金遣いの荒い父、丈治(ルー大柴)とコンタクトを取るものの、彼らは当てになりません。

翌日。

社長の森田聡(田辺誠一)にお金を貸してほしいと懇願しますが、彼にフリーの間は独立できるまで貯金することを教えたのに、それを貫き通さないのかと叱られてしまいました。

明葉は私物を売るなどしますが、お金はなかなか貯まりません。

空腹な彼女は仕事帰りに公園で倒れていると、複数の友人といた若い男性(高杉真宙)に声を掛けられ、彼に激安スーパーに連れて行ってもらいました。

明葉はその店でお米を手に入れますが、炊飯器を売っているのでお米が焚けずに悩みます。

また、明葉は普段、自炊したことがないので、空腹に益々悩むのでした。

そこで偶然、明葉と男がいるのを見かけた百瀬に今度は声を掛けられ、空腹の事情を伝えると、百瀬はある決意をします。

お釜を貸し、ご飯を炊いてくれました。

明葉は炊飯器だけでなく、冷蔵庫や炊飯器も売りました。

結婚に執着する百瀬に疑問を抱く明葉は、彼が好きな人がいるけれど、その相手にずっと片思いをしたまま、結婚する選択肢をしようと考えていることを知りました。

結婚を、不毛な恋の隠れ蓑にしたいのではないかと思う明葉。

百瀬は明葉に、500万円を貸そうかと提案しますが、お金で戸籍を売るほど落ちぶれていないと反論。

「お釜は明葉に譲るし、差し出がましいことを言って申し訳ない」と言って去りました。

守から電話が入り、お金の催促がきました。

一度は、今週中にお金を全部用意するのは厳しいと伝えますが、守は従業員を沢山抱えて経営が厳しいことを訴えてきました。

もう迷う猶予がないと決意した明葉は、「この婚姻届けと引き換えに500万円を貸してほしい、自分の人生をあなたに預ける」と決意。

百瀬に明葉の熱意が伝わって、彼は承諾。

翌日。

百瀬との生活がスタート。

綺麗な家に、新品で綺麗な家具を目の当たりにして感動しますが、百瀬は心理的に、明葉のだらしなさを指摘。

家の中ではお互いの生活に立ち入り禁止、食事は別々で、別々の生活をするシェアハウスと思ってほしい、共有物を大切にし、共有の洗剤など日用品は自分が用意すると説明。

その日の夕方、共同生活の掟を百瀬がまとめたノートと、借金がどのくらい返したかを目にできるように配慮。

偽装夫婦だから決して相手のことを好きにならない、お互いに干渉し合わないことを百瀬に説明された明葉。

あまりにも厳格で、堅物な彼に不満を内面に抱えた明葉は、なんとか借金を返して彼の元を去ることを目標にします。

翌朝、複数の目覚まし時計の音が気になり、明葉は苛立ちを感じて出勤。

職場の先輩、坂原証(笠原秀幸)は、不服そうな顔で出勤した明葉に対し、「新婚の奥さんがそんな不満げな顔をしていたらだめだ、家が綺麗で、小言や不満を言わないのが理想」という古すぎる価値観を伝えてきました。

明葉はなんとかその日の仕事を乗り切り、夜に帰宅するものの、見慣れない弁当屋、百瀬旭(前野朋哉)が待ち構えていました。

誰とは知らず、近くを歩いていたカップルに助けを求めたのですが、なんと、旭は柊の兄で、両親を伴って、柊の家に押し掛けてきたのでした。

父、透(小倉久寛)と母、すみれ(朝加真由美)は温かい心の人物で、兄の旭も優しい人物で、柊の厳しすぎる性格と両親の愛情深さにギャップを感じます。

温かい両親と兄の存在が百瀬柊にあることを知った明葉。

仕事場でも、クライアントに頼まれた企画が、パクリなことが分かり、不満を抱えます。

百瀬が大福が好きなことを知り、明葉は彼のことを思って、大福を金がついた皿で誤ってレンジにかけてしまいました。

よって、お皿を台無しにしてしまいます。

百瀬はお皿云々よりも、「結婚をする際のルール」を破ったことに腹だった百瀬。

自分の食器を使ってほしいと訴えてきたので、明葉は彼に、毎朝、鳴り続けるづく数の目覚ましの不満を口にするのでした。

3日間、クライアントとの仕事を挽回する為に残業続きで奮闘。

そんな彼女を気づかい、飲みに連れて行き、結婚祝いのご祝儀を渡す森田(田辺誠一)。

ご祝儀は受け取れない、自分は両親が自由人で、人と暮らすことができないと相談する明葉。

すると、森田は、自分も妻に、ゴミ出しがまだだとか、トイレのことで注意されることが多いけど、他人が暮らしていくとズレが出る、けど愛しているから結婚したと、明葉を励ますのでした。

その後、食事から職場に戻った明葉は、百瀬にある頼みをされました。

「自分は朝が弱く、兄に起こされて起きる生活をしていた。だから複数の目覚ましをかけている。でも、人の声じゃないと起きられないから明葉さんに起こしてもらえないだろうか?」

百瀬の甘ったれな頼みを笑ってしまい、明葉は承諾。

明葉に頼む為に、目覚ましの電池を抜いたことを伝えました。

明葉は不満が多いけど、これからもこの不思議な変わり者の、百瀬との生活をもう少し頑張ることを決意。

大福を2人で食べる明葉と百瀬。

翌朝。

百瀬を起こしに行った明葉。

百瀬は非常に朝が弱くて、ぼんやりと寝ぼけ眼です。

百瀬が結婚したくても片思いな人からの着信に、百瀬は思わず笑みがこぼれました。

なんと、百瀬が想い続ける相手は、旭の嫁、美晴(倉科カナ)だったのです。

婚姻届に判を捺しただけですが1話感想・みどころ

堅物でかなりのくせ者の百瀬柊と、自由人で行動派、思い立ったが吉日な考え方の明葉。

お互いに干渉しない、好きにならない、部屋をきちんとするなど細かなルールを設置し、非常に他人行儀で不愛想な百瀬は最初、明葉のむず痒い程、口うるさい百瀬に腹が立つ気持ちや、自分の厳しい現状の為に我慢せねば・・・という気持ちに共感。

明葉は終始、イライラしっぱなしでしたが、あんな厳格で、人に厳しいのに、朝、起きるのが苦手で、兄に起こしてもらっている百瀬のギャップが可愛いですね。

百瀬の口煩さや几帳面さ、他人に程よい距離を取りながらも、家の中が綺麗でないと落ち着かない、結婚は形だけで、パートナーがいればいい、不毛な恋の隠れ蓑というかなり変わった考えで、この男と協調性を保って生活するのは至難の業だと思ってしまいました。

しかし、明葉は不満を口にするものの、持ち前のポジティブシンキングや、感情的な部分があっても、夫婦でなくても、人付き合いとしてやりにくい百瀬と暮らす決意をしていて、なんか凄い腹が座っていますよね。

あんな難ある性格で結婚を女性に求めるからこそ、百瀬は水を最初に結婚を申し込んだ女性にも、明葉にも水をかけられて百瀬は当然ですよ。

温かい家庭で育っている百瀬がなぜ、あんな時代錯誤で難ある性格になったのか疑問です。

最もこの1話で衝撃だったのは、百瀬が片思いをし、好きなのにあえて結婚せず、別の女性との結婚を不毛な恋の隠れ蓑にして密やかに想い続ける女性が、兄、旭の嫁、美晴(倉科カナ)だったことです。

こんなにも早く、明かされていいのかとさえも思いましたが、兄の嫁である彼女に片思いする百瀬に切なささえ感じる1話でした。

家族想いで、自由すぎて育児を放任し、お金遣いの荒い父、丈治(ルー大柴)と、売れない画家、葉子(杉本彩)に育てられ、唯一、人並みの愛情をかけてくれた祖母、初恵に育てられた明葉と、愛する女性との恋を諦め、明葉との結婚に自分を偽る百瀬の波乱の偽新婚生活はまだまだ山あり谷ありですね。

 

 

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