こっち向いてよ向井くん3話あらすじネタバレ
恋愛バラエティー番組を見ながら笑う母、向井公子(財前直見)をよそに、どうしたらいい恋ができるか悩む、向井なのでした。
ふと、仕事の休憩中にパソコンで、元恋人の美和子(生田絵梨花)のSNSを偶然見かけます。
ここで彼女の投稿が、自分と交際していた当時の投稿が全部、削除されていることにショックを受けるのでした。
失恋してばかりでなかなか恋が実らない向井(赤楚衛二)。
向井の妹、麻美(藤原さくら)は夫の元気(岡山天音)が実家を出て、麻美と2人で暮らす家を探そうとしていました。
ところが、母の公子はこのまま実家にいても良いと言われるのでした。
なんとそんな彼にLINE通知が。
相手は、チカで、3年前の知人。
音沙汰もなかったチカ(藤間爽子)から連絡をもらった向井。
食事をし、楽しい1日を過ごすものの、なぜかモヤモヤが。
向井はどこかでチカとの進展を期待していたからです。
「またお誘いしてもいいですか?」とチカからメールが。
ぜひまたご飯に行く約束をする、向井は笑顔になりました。
その頃、向井にとって恋や女心を的確にアドバイスしてくれる女性、洸希(波留)は、環田(市原隼人)と仕事をしているうちに少しときめきのようなものを感じていました。
向井は二度目の食事に、チカ(藤間爽子)と共にする、向井。
チカの婚活アプリについての愚痴をひとしきり聞いた向井は、今の時代は多様性だけど、自分にこだわる人が多い、結婚して家庭をつくるのが自分達33歳の世代は当然とされてきたが、教育のせいかもしれないと返答。
「私と結婚に向かってみるってどうでしょう?私、マジマジのマジなんです。今まで悪くないかなと思う人とデートしてうまくいきませんでした。もうだめなのかと諦めかけていたんです。そんな時、向井さんを思い出しました。」
「なんで俺?」
「なんでってアプリで出会った人はえ?って思う人もいるけどいい人もいます。キスをしてその先までと考えると寝れなくて…いい人とそういうことをしてもいい人は違うじゃないですか。その点私達はそこはクリアしているわけですし…」
「あのあと、僕と別れてからチカさんのなかでは僕のことなかったことにしたのかなって。」
「え?向井さんからも音沙汰なかったし…そっちの付き合いかなって思っていました。」
「俺、なくないってこのまま付き合うのかなと思っていたんですけど…考えていたら見失っていて。」
「私も向井さんのことなくないかもって思っていました。ちゃんと話していれば付き合っていたかもしれないですね。」
いきなり、彼女から結婚を申し込まれ、頭の中がキャパオーバー!
彼女は俺のことあの時も今も好きってこと?
「向井さんといるのは不快じゃなかった」とチカに言われ、思わず後日、洸希に相談。
「女性に求められているのは気遣い。だから不快じゃないって言われたんじゃないかな。」
その後、雑談で、アンが元気の店を辞め、彼氏の店で働いている近況を知った、向井。
アンが辞めたことで、元気は客としてきている義理兄の向井に少し店の手伝いをさせました。
「恋は不快じゃないレベルで踏み込めば長続きするよねぇ。今、会社の上司で、離婚してフリーの人がいるんだ。あ、その人から連絡がきた。またね!」
チカと映画を見に行った向井は、どんどん距離を縮め、料理教室に行った彼女の話を聞きました。
「こないだはお酒の勢いもあって、ちょっと言いすぎましたけど、強制的な結婚はないから安心して下さいね。私は子供が3人くらいほしいんですけど…。すみません!ここで子供の話って引きますよね。」
独特の空気を作るチカですが、向井と寄った雑貨店で可愛いペアグラスを買いました。
その頃、元気と麻美は新居の内覧へ。
夕方。
内覧会から帰った元気と麻美。
向井がチカと買ったグラスを知らずに、喉が渇いて使われ、少しモヤモヤ。
しかし、帰宅早々、麻美と元気は、他人から自分たちの関係を苗字や夫婦に定義づけられることに不満を持っていることを告げました。
翌日。
後輩から「人生で一番好きな人と結婚する」と言われた向井は、またしても思い悩みます。
結婚を考えている彼女がいる後輩に先を越された複雑さも。
ふと、仕事帰りに10年前に美和子と行ったボルダリングジムの前を通りがかり、10年前をまた引きずります。
友人の村田と久し振りに再会。
村田は向井と美和子がとてもお似合いだったのでこのまま結婚するかと思っていたとのこと。
今度、村田と食事をする約束をし、ボルダリングに打ち込むものの、「どんな人となら一生一緒にいられるだろう。」と悩みます。
一方、向井の良き相談相手となる頼れる友人、洸希(波留)は向井の心配をよそに上司の環田(市原隼人)と危険な恋に踏み込みます。
環田の家で過ごした、洸希。
「泊まっていきますか?僕の朝ご飯美味しいですよ?」
彼に背後から抱き締められた洸希はこの上ない多幸感が。
「危ねぇ!このまま泊まっていくって言いそうだった。」
全部、YESと言わず、駆け引きが大事、そして今日の私はその駆け引きに勝った。
向井からの飲みの誘いを断った洸希は、環田に抱き締められた感触やときめきに浸りたい気持ちを優先したのでした。
家では、麻美が母、公子に元気との関係を相談していました。
あれから、麻美は実家に荷物をとりに行き、友人の家に泊まっていました。
「もし、麻美と元気くんとの間に子供ができたらどうする?税金だってかかるし。」
「そんなもの、いつでも受けて立つよ。」
元気のバカ正直さは好きなものの、他人から「ご主人」と言われてヘラヘラしたり、一家の大黒柱になろうとする彼にモヤモヤしていたとのこと。
「元気くんにそれを言ってあげたら?お母さんの時代は、良妻賢母が当たり前でね、おばあちゃんからは早く嫁に行きなさいって怒られていた。お父さんと出会ってから変わったよ。一緒に過ごしているからこそ気付いていないかも。麻美たちの世代は凄いと同時に面倒くさい。お母さんたちは当たり前に思って受け入れてきたから。お母さん世代の思考停止じゃいけないと思っている。だから、麻美が自分は元気くんとどうしたいんだっていうのを伝える。相手の価値観を聞いて自分の価値観を伝える。そこから始めなきゃいけないんじゃないの?」
後日。
チカと三度目の食事で、彼女からブライダルプランを提案された、向井。
結婚すると、生活環境が変わる事、結婚後の苗字はどうするかを話し合う2人。
向井は妹夫婦の苗字についての話を切り出し、ブライダルフェアに行くことに。
「ブライダルフェア行ってみましょう。」
「それって結婚へ向かうってことでよろしいでしょうか?」
「はい。」
元気と麻美は仲直り。
麻美は元気の店を訪ね、出て行ったことを謝ります。
「俺、麻美のこと大好き!」
「ごめん、元気のダメなところも変なところも全部含めて好き。だけど結婚してたった一つ許せないことができちゃった。たった一つだけどその一つがマジで無理。結婚やめよう?」
こっちむいてよ3話感想・みどころ
向井がついに、ついに結婚?!
しかも3年前に会ってお互いに距離感を感じて交際する前から別れてしまった、チカ。
いきなり結婚を見据えた交際を申し込んできたチカですが、いい加減な女性ではなく、向井の誠実性にとことん注目しており、強制ではなく、お互いの歩幅で幸せに向かおうとしている考え方が素敵でしたね。
向井にブライダルフェアを提案する彼女。
チカといる時の向井は緊張感が当初あったものの、彼女の真剣さを受け取り、なんとブライダルフェアへ一緒に行くことになった衝撃のラストでしたね。
3話にして向井の幸せの道はこれから決まってしまうのでしょうか?
一方で、洸希が同じ会社の上司、環田との恋に。
環田は誠実で物腰柔らか、社員思いの理想的な男性。
バツイチですが、誰に対しても温かい振る舞いや、部下一人一人を客観視する落ち着いた雰囲気がありますね。
家に来るまで進展した洸希に対し、「うちに泊まりませんか?僕の朝ご飯美味しいですよ」ってもう…これは私でも恋に落ちてしまいます。
女性を軽々しくみておらず、美味しい朝食を作ってくれる人なんて最高じゃないですか。
向井の前では姉御肌で、頼りになる先輩風を吹かせている洸希が、環田といる時だけは「女」の顔を覗かせていて、こっちも洸希のときめきや、余韻に浸りたい気持ちに共感。
さて、問題なのは元気と麻美。
母の公子が時代と共に変わる結婚観や夫婦感を麻美に伝え、元気に今の麻美の気持ちをちゃんと伝えることが大事とアドバイスされた、麻美。
「元気の素直でバカなところ大好き。でも…結婚して一つだけ許せないことができちゃった。結婚やめよう?」
えええー!なんで?なんでそうなるの?麻美ってやはり、向井も認めるように、ぶっとんでいますね。
あんなにゆるっとして温和で、一緒にいても心地良い夫なのになぁー。
麻美なりの「何か」が夫と長年一緒にいることでの耐えがたい「許せないこと」に変わっちゃったのが切なすぎます。
麻美、離婚しないで!
向井が幸せの方向に歩き始めそうな時に妹はまさかの離婚危機!来週も見逃せない3話でした。