こっち向いてよ向井くん9話あらすじネタバレ
2人で朝食をファミレスで食べたあの日から、洸稀(波留)とのあやふやな関係に悩み始めてしまった、向井(赤楚衛二)。
通勤タイムが重なった、向井と洸稀。
朝の過ごし方が違うことで笑い合いながらも、坂井戸をより深く知れたと感じた、朝食を一緒にレストランで食べた出来事を回想。
坂井戸のことが可愛く見えてきたと思う、向井。
大切な飲み友達であるけど、飲んでない時もあるから普通に友達…でも、坂井戸さんって俺のなに?と悩む、向井。
一方、坂井戸も、向井君には素を見せていることに気付いていました。
本当はもっと前から、え?私は中身を見せているの?確かにそういうところあるのかな、なんか向井くんには自然と話せるオーラがあるんだよねぇ、大切にしよう。
会社にて、夫が説教タイプで困っているという女性の先輩の話を聞いた、向井。
「それはアドバイスや解決のための優しさでは?」と口出す後輩。
「夫婦や家族は難しい…夫婦は一番近くにいる他人。紙1枚、赤の他人が家族になるわけだから。なのになんで一緒にいるんだろう?」
この会話に妹の麻美と彼女の夫の元気を心配する向井。
帰宅すると、向井の妹、麻美(藤原さくら)と元気(岡山天音)はついに離婚が成立。
「なんで彼奴が出て行くんだよ」
「夫婦じゃなくなればもう一緒にいられないし…」
「なんでお前がここにいるの?」
「お義理兄さん…」
「麻美は一緒にここ住んでいるけど、元気くんとはお別れだよね」
公子(財前直見)は元気と娘の動向をますます心配するのでした。
夫婦は他人、すれ違いが多ければ一緒にいることも限界になってしまう現実を目の当たりにした、向井。
その頃、美和子は、村田とボルダリングジムで再会。
一緒にご飯を食べる約束をします。
パイレオに着いた美和子は、まさか洸稀のことを知らずに注文。
注文したメニューが洸稀と逆なことに気付き、慌てて交換。
「あのなんかちょっと調子悪いみたいで、ここ初めてですか?普段はちゃんとしているので…ここのカレー間違いなく美味しいですよ。」
「んっ!美味しい!ほんと美味しいです。」
「最近のヒットはここかな。ここのチキンライス最高なんですよ。タレが違うんですよ」
「ここも絶対行こう。一人ご飯慣れていないんですけど、餃子が好きで」
「へぇ、水餃子が好きなんですね。」
「人の好きなものを知るとセンスがばれちゃいそう」
「お店で一人は心細くて、いざやってみたら全然大したことなくて、一人も楽しい。自分が本当に食べたいものも食べれます」
「苦手なことを挑戦するの偉いですね」
「元カレに背中を押されて…」
「元カレ」
向井は、パイレオに、美和子と洸稀がいることが信じられず、仰天。
元カノと友達が一緒にいることが衝撃。
「…なにこの状況、気まずすぎる。」
「噂の向井君の…美和子さんか。美和子さん向井君がいるって分かって来てる?」
「村田~村田め~こんにゃろー」
村田が向井に教えてもらったパイレオを美和子に勧めたのがきっかけでした。
「ちょっと気まずいね」
「そうだね、息詰まるところだった。言ってくれて良かった」
「向井君の会社の近くだなとは思ったけど、大丈夫じゃなかったね。そうか、向井くんの義弟さんの店だったんだね」
「もう弟じゃないですけど…」
「そっか、それで元気くん様子がおかしかったんだね」
元気の事情を知った洸稀と美和子。
「俺が麻美んにできる最後の事だと思って離婚の決意をした。でももう無理」
「なんで出て行っちゃったの?麻美さん。結婚を解消したいんだよね?麻美さんのなかでは結婚にノイズが入っているのが嫌だったんだよね?」
麻美から、結婚が私達の関係のベストなのか?と問われた元気。
「麻美ちゃんは結婚に違和感を覚えたからやめたいって言ったんだよね」と、確認する、美和子。
「でも元気くんとは別れたいって言っていないよね?麻美さん」
「そうだね」
波長が合う、美和子と洸稀。
元気は家を買いたいと思っていた、麻美は夫の稼ぎがもっと良かったらと思ったり、自立していたのに結婚で弱くなったと感じることが苦痛と話していました。
「多分、ろくに稼いでないくせに僕が偉そうに映ったのかな?家買うとか身の程知らずで…だから一緒にいられないってことなのかな」
「麻美さんが言いたいのは結婚したからって元気くんだけが社会的責任を負うとかが嫌だからかな。世の中のシステムが嫌だからなのかもね。元気くんが原因じゃなくて」
「私はモヤモヤするし、麻美さんの気持ち分かる。世の中が認めているからこうしないと、強要されているような感覚、わかる」
「でも役割を生きないとしんどくない?学生の頃の友だちとかも就いた職業で雰囲気代わる事もある。この社会を生きていく上で役割ができるのは当然な気がする」
「そうだねそれも確かに。時と場合による」
「友達や恋人は役割ないですよね?」
「俺、夫として大黒柱として麻美を支えたかった。」
「麻美はどうしたかったのかな?」
「結婚解消して事実婚が良かったのかな?」
「もしかしたら麻美さん自身も明確に答えが出ていなかったのかも」
「夫婦じゃなくなったら俺達の関係は何になる?好きだからずっと一緒に痛いから結婚したんだよ。それを解消したら一緒にいられなくなるだけだよ」
「そうかな?結婚だけが全てじゃないし、結婚しなくても関係を続けることはできるんじゃないの?」
「やっぱり夫婦や恋人とか名前のある関係は失わないものだと思う人もいるし、私は一人で生きていくために強くならなきゃと思う。一緒にい続けるのはそう簡単じゃないのかな」
向井、美和子、洸稀で元気の問題を話し合うのでした。
「向井くん大人になったね。分からないなりに大人になっている凄いよ」
「小学生から中学生に成長した感じ?」
「そんな感じ!」
「おいおい」
「冗談だって!そういえば登山に行ったよ」
「行ったんだ、美和子もすげぇじゃん」
元気は洸稀に切なく礼を言います。
「麻美が求めている人にはなれない、これが事実だからこれでいいんだ。ありがとうね」
美和子は離婚届けを役所に提出する際になんと市役所の担当職員が、芽衣(穂志もえか)だと判明し、衝撃を受けます。
後から追いかけてきた芽衣に対し、美和子は言います。
「あなた自分が影響を与える人間だって信じていないんだ。結局あなたはなに?元気を狙っている?」
「困っている人がいたらほっとけないたちで、奥さんに憧れていたのかも。毅然とした元気くんの横に立っているのがかっこよくて、だから私は奥さんに結婚という絆の姿を見せてって思っていて。うちは両親が表向き仲良くて…男性不信になってしまって。私も誰かを愛してみたくて」
「あなたさ、女友達いないでしょ。私はあなたが思っている人間じゃないから。そして私と元気の問題にあなたは1ミリも関係ない」
そして、美和子は帰り道に兄の向井と遭遇。
「お前今どこにいるの?」
「ウィークリー借りた」
「これ持っていく?」と公子。
「どうするの?」と向井。
「どうするもこうするも離婚したからこの先はないよ。」
「結局ただの離婚だね。結婚とか制度とかどうでもよくて元気くんと麻美2人だけだったじゃん。ただの離婚じゃん!だったら何やってんだよ!しょうもないことするなよ、結局、ノイズなのは麻美の方だな。」
「お兄ちゃんには分からない」
「結婚していないから?そうだな。元気くんと麻美がお互い好きなのは分かる。元気くんとこれでさよならになってもいいの?」
「いや、関係あるね!こんなふうに元気くんと一緒に暮らしてきて…元気くんは確かにうざいところはある。元気くんはお前の望通りじゃないけど、元気くんはそれでもお前の事考えて」
「もう手続したの!転居手続きも、離婚届けも。でも、わけわからない女に会ってわけわかんないこと聞かされて…もう帰るね!」
「俺…言い過ぎたかな」と反省する向井。
その日の夕方、元気が業者と手続しているのを洸稀と向井は目撃。
「元気くんお店は?」
「辞めることにしたんだ!」
きれいさっぱり爽やかな顔をしていう、元気。
「うん、今月いっぱいで。2人とも今までありがとうございました。」
「なんだよそれ意味分からないよ。」
「ぼーとしちゃってさ、ダメだよね…ダメなんだ、全然。自分のためだけじゃダメなんだよね」
「元気くん大丈夫かな…早まらない方が良いのに」
「早まってはないんじゃないかなぁ、自分の為だけには頑張れないってやつ、俺分かる。昔は大学の頃、新入社員の頃、あんな会社に入りたい、杏奈仕事がしたい、できるようになってかっこいい大きなことがしたい…自分の為にアドレナリン出まくっていた気がする。いつまで頑張れば良いのか疲れてくることあるよね。仕事自体は20代より要領よくまわせているけど熱量は昔の方が合っている気がする。出世したからその先に何があるんだろうって考える。自分の為だけに頑張り切れなくて頑張る理由が欲しいなって。何かの誰かのために頑張りたい。ためにってほど大それたことじゃない、ただ一緒にいてくれると踏ん張れる気がする」
「私は、自分のために頑張って生きている」
「はいそうですよね人を巻き込むなってことですよねすみません」
「自分にとっても相手にとってもお互いのモチベーションが励みになる、私もそういう存在がいたらいいと思うし誰かのそういう存在になれたらと思う。パイレオがなくなるのは嫌だなぁ」
もしかしたら、パイレオがなくなったら、会わなくなるのかな…友達という枠の中に自分たちを当てはめて、確固たる関係性がない。
以前会ったクライアントも、良い人だったけど、二度と会わない、どんな箱に集い、名前のない関係の人たちはその箱がなければ会わなくなる…。
麻美は元気から店の事を聞き、驚愕。
公子と向井にも、状況を話す、元気。
「馬鹿じゃないの?こういうのが嫌なんだって!自分の店を持つのが夢だったんでしょ?元気の一番大事なものでしょ?結婚して家を買うとか言った時も店がなくなったらどうするのって心配していた。私、元気の人生を失敗しても、何があっても歩んでほしかった。私がいてもいなくても元気は元気の人生を幸せそうに生きていてほしいの。」
怒りをぶつける、麻美。
「無理だよ、俺…」
「俺知っちゃったんだもん、麻美が隣にいる幸せ。一人で好き勝手生きていた時も幸せだった。みんなにカレーを作って食べてもらえるのも夢だった。俺の隣に麻美が表れて、麻美がカレーを食べてくれる幸せを知っちゃったんだよ。店も麻美も両方大事なのに麻美がいなくなったらもう店も良い。両方揃わないならどっちもいらない。」
「…もうバカ、ほんとバカすぎる。元気はいつもへらへらしているし調子いいことばっか言っているしなんか空気読んでいる顔して読めていないし、優しさも独特すぎて意味不明。私ピーナッツ好きだけど食べ過ぎたら鼻血出る。言っとくけどあの女!私と元気のこと楽しんでちょっかい出してきていたからね!悪意に気付けないのも元気だし…うちの家族ともすぐ打ち解けて大事にしてくれるし、空に虹が架かっていたとしても、私には送ってこない。そういうの全部元気だから。全部好きなの。夫婦とか制度とかマジでどうでもいい。ただ元気とずっと一緒にいたい」
「え?離婚したのに?」
「私はこれからも私達らしくずっと幸せで2人で生きていくための離婚にしたい。ここから、私達2人の関係を新しく作っていきたい。元気はどうかな?そういう関係は嫌かな?」
「良いよ全然良いよ。だって俺は麻美をずっと好きでいればいいんでしょ?最高だよ。まみんがいれば俺自分の人生めちゃめちゃ頑張れる。でもよくわからないから諦めないで何度も話してほしい」
こうして、麻美と元気は和解し、関係修復。
いつか俺の前にもそんな人が表れる日がくるかな…。
翌日。
出勤前に、虹の写真を坂井戸に送ろうとしていた向井は自分の行動が分かりません。
逆に坂井戸から虹の写真が送られてきました。
すぐ近くに、洸希がいました。
「あ!向井君!見た!」
そして、向井は一緒にいたいと思った相手が、洸稀だと気付きます。
洸稀もまた同じ気持ちでした。
こっち向いてよ向井くん9話感想・みどころ
坂井戸と自分の関係はなんだろうって悩む、向井のもどかしさ凄くわかります。
坂井戸とは朝までカラオケをして、同じ元気の店で、ご飯を食べる飲み友達。
美和子も、洸稀と絶対に波長が合うとは思っていましたが、案の定。
2人は結婚観や生き方が似ていますよね。
元気の事を通して友達になった2人が、向井も含めて良き仲間になれたらいいなと思いました。
のはずなのに、坂井戸を見る意識がこれまでよりグッと変わっていることに気付く向井と、向井の気持ちに気付く、坂井戸の距離感に期待できそうです。
向井にとって、麻美と元気の関係ってすごく悩みますよね。
芽衣に対しても、「あなたさ、女友達いないでしょ?元気のこと狙っていた?あなたは私と元気の関係に1ミリも無関係。」とか、元気の素直な優しさをなかなか受け入れようとしなかった麻美こそ、みんなを振り回しすぎましたね。
芽衣がまさか家族のことで男性不信なことは意外でしたね。
人の男がそんなに手に入れたいのかって私も思いましたけど、根本にあったものが芽衣自身を苦しめていたと思います。
最終的に、麻美も元気のことが好きで、彼の幸せな人生を心から願っていることが分かり、2人が心を通い合わせる結末は、夫婦という名前を越えた温もりを感じました。
本当に良かった!
向井は、坂井戸とお互いにモチベーション向上をしていける存在、誰かを元気づけられる存在になりたいっていう優しい人柄が一致。
2人が顔を神社で見合わせ、出勤前には、虹の写真を「向井君に」、「坂井戸さんに」送りたい!と思えるまで、パートナーになりたいと意識が高まるこの行方、次週の最終回は泣きそうな9話でした。