クロサギ

クロサギ6話 本当の敵は清廉潔白な銀行員

クロサギ6話あらすじネタバレ

インタビュー取材を受ける執行役員を務める、宝条(佐々木蔵之介)。

優しく、物腰柔らかな態度に、柔らかい空気が流れていました。

警視庁では、神志名(井之脇海)は勝手に御木本を追った事で、これ以上の上層部からの処分はないとのこと。

無力さを感じる、神志名に、桃山(宇野祥平)はフォロー。

上海から帰国した黒崎(平野紫耀)は氷柱(黒島結菜)と愛猫の黒と久々に再会。

無事、帰国できた黒崎に安堵する、氷柱。

黒崎は、御木本(坂東彌十郎)が最期に残した、「お前の敵は俺で終わりじゃない」という言葉が引っかかっていました。

マンション投資詐欺を働きながら、違法なアルバイトに学生を勧誘し、詐欺の片棒を担がせている実態。

そんなシロサギのターゲットにされたのは、氷柱の同級生の男性でした。

同じ頃。

黒崎はやり場のない気持ちを抱え、桂木(三浦友和)の元へ御木本から手に入れたお金を50億円を渡すついでに、氷柱の同級生が被害に遭っている、詐欺の案件について話を聞きます。

その帰り、見知らぬ男、宝条(佐々木蔵之介)を見かけました。

氷柱は翌朝、学校で、鷹宮教授(時任勇気)に詐欺の件を相談。

氷柱の身に何か起きたのかと心配しますが、氷柱は友達の友達が被害に遭ったと真実を伝えて、フォロー。

黒崎は、白石(山本耕史)にも、この詐欺を知っているか聞きますが、白石は初見。

その日の夕方。

氷柱は職場のコーヒーショップを訪ね、娘を心配するとともに、氷柱のバイト先の先輩店員に営業をしようとします。

氷柱はそれをぴしゃりとたしなめました。

自分が将来、検事として活躍すれば、黒崎も今のような生き方をしないで済むのではと持論を展開。

氷柱はネットで調べた女性弁護士、熊谷真紀子を訪ね、彼女から詐欺被害に遭った人は、心も傷つくことを知り、黒崎の顔が頭に浮かびました。

被害者に司法で傷ついてほしくないという栗原に感銘を受けた氷柱。

法律で詐欺師と闘い、同じ大学の同級生を救おうと単独で動いていたのです。

ワンルームマンションの投資詐欺の件を、桂の従業員、早瀬(中村ゆり)からも、詐欺の情報を知りました。

黒崎は夕方、桃山が訪ねてきました。

神志名の様子が異変が起こり、彼自身にも詐欺師を憎む、「何か」を抱えていることを悟ります。

また、桃山は、黒崎の父親が被害に遭った詐欺事件を担当していました。

当時、黒崎一家の力になれなかった事を詫びました。

やがて、神志名の生い立ちをその夜、知った草木。

神志名は、叔父が巨大詐欺のドンで、両親からは、2歳で、表向き「死んだ」ことにされていました。

そして、親戚の家に預けられ、新たな「神志名」性を得て、別の人間として生きてきたのです。

桃山は神志名の心の部分を知っているからこそ、彼に寄り添います。

「俺は、本当はシロサギ側の人間なんですよ」

翌日。

熊谷真紀子(さとうほなみ)は、黒崎が今追っている投資詐欺グループの一味でした。

日弁に会員登録がされているものの、本物の熊谷真紀子は病気で休んでいる弁護士。

桂木に情報をもらう黒崎ですが、桂木に良いように利用されていること、いつかは父の敵になりうる彼に複雑な気持ちをぶつけてしまいます。

それでも、桂木は冷静に、黒崎の反抗的な態度を冷静に受け止めました。

「御木本のことだって、今、俺の元で仕事をしているのだって、お前が選んだ道だろ」

氷柱は、詐欺被害に遭った同級生の男子に熊谷を勧めたことを詫びて、彼が熊谷から盗られた5万円を返金。

同級生は、氷柱が一人暮らしなことを知り、自業自得であること、自分も含めた熊谷に騙された学生は処分を受けることを告げました。

鷹宮教授にこの件を話した氷柱。

すると、鷹宮は、法律は善良な市民以外は守らない、あの同級生たちは自業自得だ、なぜ、氷柱がこの前、友達の友達の件だと自分に嘘をついたのかと怒鳴り散らしました。

人が変わったような変貌に、氷柱は言いようのない恐怖を感じます。

鷹宮は、氷柱は自分と同志だと思っていたのに、もう少しかしこい学生だと思っていたと、しれっと暴言を吐き、出ていきました。

黒崎は裕福で世間知らずなボンボンのふりをして、詐欺師たちに接触。

祖父が遺した相場1億円のマンション一棟分を7千万円で彼らに売買する交渉に踏み切りました。

ひまわり銀行など複数の銀行と連携してお金の受け渡しをしていた、詐欺師たち。

ひばりファイナンスはひまわり銀行の子会社で、生前、黒崎の父が詐欺被害に遭っていた時期に、借り換えに利用していたことが判明。

ひまわり銀行と父の件を白石からの情報で得た、黒崎。

その子会社のファイナンスに勤務する、氷柱の父、吉川(船越英一郎)。

翌日。

氷柱を誘って食事に行こうとします。

ふと、立ち止まった保育園の前で、氷柱と黒崎は子供時代に聞いた歌をについて話し合いました。

その瞬間、父や母がかつて、幼少時代にその歌を楽しそうに歌い、お遊戯会で披露した黒崎を見守った記憶が蘇りました。

しかし、御木本の件で、「人殺し」という言葉に強いトラウマを覚え、自分の手が血で汚れている幻覚を見ました。

氷柱はふと、いつか黒崎が詐欺師をやめて、自分の罪を償い、結婚して新しい家族と出会う幸せを願っていると口にします。

それはある意味、氷柱が黒崎に片思いをしている意味深な言葉でもありました。

氷柱の優しさに、どこかホッとするようなものを覚えた、黒崎。

その後、氷柱を連れて、熊谷率いる詐欺のグループのいるセミナーへ。

真の目的は、弁護士「熊谷真紀」を名乗る詐欺師の顔の確認のため、大学の同級生が詐欺被害に遭うのを救おうと奮闘する、氷柱を連れて行ったのです。

そこで、黒崎は氷柱の同級生の男子を騙した彼らの悪事を大勢の顧客の前で暴きました。

そして、裕福な長男として、祖父から受け継いだ「家」と称して、彼らに提案した物件は、最初から価値のない廃墟だと告げました。

熊谷率いる詐欺師たちから7千万円を奪いました。

氷柱は、熊谷の詐欺を桃山に、通報。

桃山や神志名により、熊谷含めた投資詐欺師たちは逮捕されていきました。

その夜、黒崎は吉川に、彼がひまわり銀行のファイナンスの子会社で勤務していることを前置きした上で話を勧めます。

自分の家族を詐欺被害に陥れ、桂木や御木本と繋がっている男、宝条こそ、父の敵なのではないかと睨むのでした。

黒崎の父も、ひまわり銀行絡みの導入詐欺の被害に遭ったのではないかと推測する、吉川は、黒崎の今後を心配していました。

その頃、当の宝条は、甥で、氷柱の大学の教授、鷹宮と優雅に酒を飲み交わしてお互いに協力者でいる約束をします。

クロサギ6話感想・みどころ

黒崎は詐欺をする際に、どんな人物にも着替えられますよね。

投資詐欺かつ、無知な学生を騙して大金を巻き上げる、熊谷を含むチンピラ上がりの詐欺グループたちもコロッと騙された時は清々しかったです。

黒崎が結婚して、詐欺師から足を洗い、本当の自分と幸せを手に入れてほしいと望む氷柱。

言葉の一つ一つに、黒崎によって家族を救われた彼女が、黒崎への深い愛情が伝わりました。

黒崎も氷柱に毒を吐きながらも彼女の優しさには救われている模様。

そして、そんな氷柱の身近にいる大学教授の鷹宮。

怖いですね…いよいよ、彼女に向けて本性ともいえる素の部分を覗かせました。

温厚で、学生とフレンドリーに接する大学教授だと思っていましたが、彼自身も、刑事の神志名と同じく、詐欺師に関して強い憎しみのようなどす黒い感情を抱えていそう。

銀行員で、黒崎の家族が破滅に至った詐欺事件に関連している、宝条の甥なことが、次週は波乱の展開が期待できそうな6話でした。

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