共演NG3話あらすじネタバレ
英二(中井貴一)と、瞳(鈴木京香)が演じたドラマ「殺したいほど愛している」の衝撃なラストシーンは、助監督・スタッフ全員が手ごたえを感じる出来栄えに。
しかし、スタッフたちが初回放送後の反応を見てみると、8.8%という最悪な結果でした。
この状況を緩和するために、別番組に瞳と英二は出演しないかという話も出ますが、お互いに拒否。
そんななか、若手共演NGな面々が揃う撮影現場では、佐久間(細田善彦)と、2.5次元舞台俳優の加地(小野廉)が再び口論となり、梓(小野花梨)の遅刻で、美里(若月佑美)が激怒。
相変わらずピリピリとした空気が流れていました。
リリコ(瀧内公美)は、市原(斎藤工)に話題性になるように次の話題をつくります。
数日後、なんと出演者同士の不倫スキャンダルが流れます。
その夜、妻の雪菜(山口紗弥加)から、キスシーンは劇中の設定にちゃんとあったのかを問われます。
英二は脚本内容が急に変更になったことを説明し、その変更内容の脚本も雪菜に見せました。
不倫ドラマのキャストは、お泊りデートの現場を写真週刊誌にすっぱ抜かれてしまったのでした。
不倫ドラマの出演者が私生活で不倫というスキャンダルに世間は大いに盛り上がり、バッシングが飛び交います。
その人物とは、佐久間と美里でした。
半年ほど前から二人の関係は続いてて、ドラマの共演は本来は断るべきでした。
プロデューサーの是枝(追田孝也)は彼らを守る為に降板させるべきと訴えますが、ショーランナーの市原(斎藤工)は是枝に前代未聞の謝罪会見を突き付けます。
是枝の考えは、この2人が今回のことで世間から誹謗中傷を受け、仕事に影響が出るのではないかと危惧。
しかし、市原はそれを反対します。
今ここで佐久間と美里が共演を辞めれば、世間から忘れ去られた頃の復帰になるのでそのほうがリスクだと言うのです。
それに、喉から手が出るほど「殺したいほど愛している」の視聴率がほしいのだろうと的を突かれた是枝たち製作陣。
次に今回のことで謝罪会見を開くことを提案した市原。
謝罪会見の資料をリリコから渡された是枝や美和(小嶋藤子)は、こんな謝罪内容はおかしいと反論。
後日、英二がマスコミたちに囲まれながら、現場に到着。
英二のことを戸沢(岩谷健司)が最初からマスコミを引き寄せる為のおとりだったと口が滑って言ってしまいます。
英二はそのことを追求。
佐久間と美里は、出島(里見浩太朗)と小松(堀部圭亮)梓(小野花梨)ら共演者に謝罪。
佐久間は衣裳部屋に英二にも謝ります。
美里も泣きそうになりながら、迷惑をかけたことを楽屋にいる瞳に謝ります。
そして、「殺したいほど愛している」の撮影が開始。
佐久間は「いい年こいて不倫なんかして」という言葉に自分が実際にした行動が蘇り、NGを連発。
今回の件で、情緒不安定になり、泣いてしまった佐久間。
そこで、次は、瞳と美里のシーンを撮影することに。
瞳が英二と不倫している母役で、それを美里が問い詰めるシーン。
しかし、美里もまた、過呼吸を起こし、撮影が中断。
英二は降板したほうがいいと瞳と話し合いますが、瞳は自分自身も英二との25年前の過去で同じ経験をし、それでも仕事を頑張ったからこの件に反論。
英二は、自分たちのことと彼らのことは今回関係ないと突っかかります。
しかし、謝罪会見は予定通り行われることになりました。
英二、瞳、佐久間、美里が出演することを是枝と戸沢に提案されたのです。
英二は、自分と瞳は無関係なのにと反論しますが、謝るのは当事者の佐久間と瞳のみだと聞かされました。
佐久間は妻とのすれ違いや別居が以前から続き、美里のことを心から好きであることを告白。
一方で瞳は25年前に英二とのことで騒がれた過去から、全面的に美里の味方になることに。
美里を若かりし頃の自分と重ねていたのです。
英二も佐久間のことを思い、彼らのフォローをしながら会見に参加することに。
大勢のマスコミ達の心無い言葉に、英二は激怒。
世間が納得しないと反論する記者たち・・・そこへ、出島が助け舟を出し、マスコミ達に反論。
小松、瞳、梓、加地までもが会見の場に現れ、みんなで美里と佐久間がしたことを謝りました。
場を和ませるためにそれぞれの持ち味を出した演技をしますが、記者たちは大反論。
この記者会見の影響で「殺したいほど愛している」の視聴率は抜群に伸びます。
これまでギスギスしていた英二、小松、出島、瞳、加地、美里は、共演NGだったことも忘れるぐらい、飲んではしゃぎます。
スタッフの是枝や、池田、戸沢、美和も混じって大はしゃぎ。
泥酔した瞳を家まで送り届けた後、帰宅した英二。
その後、ソファで転寝している雪菜にソファを掛けて就寝しますが、彼女は寝たふりをしていたのでした。
翌日、以前よりも芝居に集中できるようになった佐久間と撮影をしていた英二は、前島(小野塚勇人)に呼ばれます。
何やら楽屋が気まずい空気になっているようです。
なんとそこには、雪菜がこれから撮影を控えている瞳に挨拶をしていました。
雪菜は瞳に、英二との25年前のことを突っ込み、嫌味を言います。
英二は史上最悪の空気に苦笑いするしかありませんでした。
共演NG3話感想・みどころ
佐久間と美里は派手にやらかしましたが、本来は二人とも真面目で、誠実な人柄がうかがえました。
瞳と英二の的確なフォローだけでなく、今回は出島の神対応が共演NGアベンジャーズたちの心も少し動かしましたね。
彼のような大物の粋な対応が、その場の空気を一瞬で変えていて、騒ぎ出し反論するマスコミ達も出島が独特のオーラや、接し方、存在感に飲み込まれていると思いました。
瞳が美里を若かりし頃の自分にかなり重ねていて、母のように庇っている姿も素敵でした。
瞳の姉御肌な一面は英二も影響されていて、記者たちに、美里と佐久間の不倫の話なのに、嫌味で、自分と瞳の25年前のことを突っ込まれた際は激怒し、感情をあらわにして佐久間達をフォローした姿は潔かったです。
英二と瞳も25年前のことで心の傷があるので、佐久間と美里にはどこか感情移入してしまったのでしょうね。
記者会見の評判は悪かったけれど、1話の視聴率が劇的に高視聴率になった挽回ができて良かった。
雪菜が怖い・・・いよいよ、本格的に「起動」しましたね。
雪菜は可愛らしいゆるっとした声とお淑やかな妻を装いながら、腹の中は英二と瞳の過去の関係と、共演にメラメラと怒り心頭。
うたた寝する姿は天使のようにかわいすぎる・・・けど、本当は起きていて、美里と佐久間の会見で、英二と瞳らキャストがフォローしたことを知り、新たな感情を押し殺している様子が伝わりました。
最後は、英二の仕事現場に突如現れて、初対面で瞳に嫌味を言う肝が据わったところも雪菜の魅力だと思いました。
次回は、元恋人VS英二の妻の、「許さない」同士な激戦をお見逃しなく!