共演NG4話あらすじネタバレ
英二(中井貴一)が撮影に挑もうとしていると、急きょ、雪菜(山口紗弥加)が突然、現れて、瞳(鈴木京香)に嫌味を言います。
妻が夫の仕事場をのぞいちゃいけないのか?と英二に言ったり、現場のみんなに手作りのマカロンを配る雪菜。
篠塚に対しては、騒動があったことに触れます。
そして、自分もかつて、アイドルだったことを話し、篠塚に「自分は味方だから」とフォロー。
雪菜はとてもマイペースにみんなを振り回し、英二を困惑させた挙句、エステに出かけてゆくのでした。
撮影は順調に進み、「殺したいほど愛している」の放送はプロデューサーの是枝育夫(追田孝也)と部長の戸沢寛治(岩谷健司)が「社長賞確実」と期待するほどの話題作になっていいました。
ところが、その好調ぶりとは裏腹に、撮影中の瞳は明らかに、異変が。
英二と瞳が、「殺したいほど愛している」の主役として、ホテルで会うシーンを撮影。
英二が瞳を背後から抱きしめる時、思わずびっくりする瞳。
段取りを確認すれば上の空で、セリフは忘れるなどいつもの調子が出ないのです。
英二にも一人でセリフの練習をしたいからあっちヘ放っておいてほしいと苛立ちをぶつけます。
また、明らかに、雪菜の朝の態度が癪に触っていることを英二に伝えた瞳。
あからさまに苛立つ原因はやはり、雪菜だとスタッフたち。
瞳は自分の事務所の社長でマネージメントも務めるしおり(猫背椿)に相談。
恋愛ものの演技が鈍ってきていること、英二にストレスをぶちまけると発散になると話します。
その日の夜、六本木のバーで飲んでいた瞳としおり、英二とマーク野本(リリーフランキー)は、偶然、同じ店に来てしまいました。
悪態をつき合う英二と瞳ですが、なんだかんだで息が合っている2人の様子に、しおりとマークは微笑ましく見守り、2人をバーに残して移動。
英二は落ち着いてくると、かつて瞳が作ってくれたカレーが雪菜のカレーより美味しかったことを告げます。
2人で自主練習をしようと提案する英二。
制作スタッフの楠木美和(小嶋藤子)、池田(岡部たかし)は、「殺したいほど愛している」の展開が気になっていることを話していました。
市原がすべてを仕切っており、脚本も演出も担当しているので、市原は最高の仕上がりにする気満々です。
英二は翌日、瞳とセリフの読み合わせをする約束をしていたので出かけるはずが、雪菜が急に、梓(小野花梨)、篠塚(若月佑美)、加地(小澤廉)、佐久間(細田善彦)を招いて、カレーパーティーを実行してしまいました。
英二は仕事に出ることを雪菜に伝えますが、雪菜は天真爛漫にみんなの前で振舞いながらも、英二には「今日は家にいて」と有無を言わせない空気を作るのでした。
英二と読み合わせをしようとしていた瞳は、英二がバーで瞳のカレーが美味しかったと言っていたことが嬉しくてカレーを準備して自宅で待っていたのでした。
「殺したいほど愛している」の撮影が再開しますが、瞳は思わず英二にハグされそうになったときに、彼を強く小突いてしまいました。
そこで、一旦、NGシーンになり、やり直し。
浩子と伊吹として不倫現場のホテルで「いい感じ」の雰囲気をつくり、そこへ、浩子の家族として、出島(里見浩太朗)、梓、美里、小松(堀部圭亮)が駆け付けて、浩美を家に連れ帰るシーンを撮影。
急に立ち眩みを感じた出島のアクシデントで中断。
カットがかかりました。
出島は、市原(斎藤工)に、自分に役を与えてくれたことを感謝するとともに、自分の体調に普段使っている薬の副作用で変化が起きていることを伝えました。
実は、出島は癌のステージ4で、このことは市原と与謝野リリカ(瀧内公美)が知っています。
出島は、自分の出番を減らしてほしいし、他のキャストには自分の病気の件を伏せてほしいと市原に伝えるのでした。
しかし、原因は新キャスト(青木祟高)にありました。
彼は医者の役ですが、瞳と過去に医療ドラマで共演歴があり、英二の後に瞳と付き合っていた元カレだったのです。
そのことがきっかけで、間宮とは共演NGに。
撮影終了後、間宮は英二にまだ瞳のことを愛していて、今回の共演も瞳にまた会いたくて参加したことを告げます。
宣戦布告の新キャラ、間宮!さらに、雪菜の暴走は来週も続きます。
共演NG4話感想・みどころ
雪菜が怖すぎます。
少女と大人が同居したような可愛らしい女性なのに、天真爛漫に振舞いながらも、狡猾な一面が垣間見れますね。
すごく身振り手振りが可愛いのに、英二の前では本性を覗かせます。
瞳も小柄で騒がしい英二の本妻が気に入らないのは共感。
瞳と英二はとにかく芝居に入ると、現実なのか芝居なのか分からなくなる面白さが今日も見応えでした。
里見浩太朗さん演じる出島は、みんなの中で、一番「まとも」な役者でしょう。
彼の大きな存在が、共演NGアベンジャーズな小松、梓、美里、加地、佐久間のギスギスした空気を和らげ、撮影がこれまでよりスムーズに進むきっかけを作ったのですから。
しかし、癌でステージ4・・・出島が「殺したいほど愛している」の役柄でも病気でいつお迎えになるかわからない状況なのに、出島自身はどうなってしまうのかハラハラさせられました。
極めつけは、新たな敵、間宮(青木祟高)です。
一見、気さくで優しそうな人物に見えて、英二の次に瞳が交際していた相手であり、昔のことなのにまだ瞳のことを諦めていないのですから・・・なんて執念深いのでしょうか。
彼の執着がちょっと雪菜に似ている気がします。
瞳がいる前で、英二に、まだ瞳への気持ちが消えたわけじゃないという宣戦布告ともとれる意味深なラストシーンが、待ち遠しい3話でした。次回は、放送休止で、11月30日に放送日が変更されます。