ラストノート7話「想いが重なる夏の夜、あなたがひたすら好き」あらすじネタバレ
樋口澄晴(寺西拓人)は、13年前の学生時代に一ノ瀬葵(内田有紀)と会っていたことを思い出しました。
葵と澄晴はお互いが両想いなことに漸く気付いたのです。
(葵)あ、澄晴君。
(澄晴)あ、ごめんなさい
(葵)ううん。
(澄晴)あの送ります
(葵)うん
優子は樋口眞澄(佐々木蔵之介)が働く工場を訪ねました。
優子に思いを寄せる岩村健吾(平原テツ)が見守るなか、眞澄に対して、ある提案をする優子。
(優子)今晩は。樋口眞澄さんですよね?澄晴さんのお父様の
(眞澄)どちら様です?
(優子)私、佐川優子と申します。一ノ瀬さんの友人で。ご存じないですか?澄晴さんがお付き合いしてる。お父様はどう思ってます?2人のこと
(眞澄)お友達が何の用で
(優子)親友が傷つくのが見たくないから、だって澄晴さんには荷が重すぎるでしょ!20も年上のバツイチの女性なんて。お父様も2人のこと考えたら応援できないですよね。だから私達、協力しませんか?いい年下した友達の為にこんなこと、お節介だって分かってはいるんですけど。
(眞澄)お節介?ただの嫉妬だろ?いい年してみっともない。俺は親として本気で息子の将来心配してるんだ。一緒にするな!
(優子)2人を別れさせたいのは一緒でしょ!だったら、私達協力したほうが話が早いと思うけど
(眞澄)あいつはどんなに強がっても必ず俺を選ぶんだ、そういう子なんだよ
澄晴は恋人の莉奈(桜井日奈子)がいることを葵に話し、彼女と向き合うことを伝えました。
(葵)あのさ、昼間の話なんだけど、自分がやってきたことの責任
(澄晴)結局、俺なんにもできてなくて
(葵)何もってことはないんじゃない?だって澄晴くんが警察行かなかったら、傷つく人、もっと増えてたと思うし、私思うんだけど責任って自分を責め続けることだけじゃないと思う。確かにやってきたことは消せないんだけど、だからこれから。何が出来るかとか何をしていくかって事そういうことが大事なんだと思う。
(澄晴)そうですね、俺、葵さんに言わなきゃいけないことがあって、俺、付き合っている子がいたんです。ちゃんと別れようって言って彼女もそれでいいって言ってくれました。けど、本音で話し合えてないのは分かってて、だからもう一度ちゃんと向き合ってきます。
(葵)私も向き合ってくる、優子と。
(澄晴)花火?あ、あっち
(葵)どこ?あー微妙だね。今年の夏も夏っぽいこと何も出来てないや
(澄晴)夏、好きですか?
(葵)嫌いかな
(澄晴)夏っぽいことしませんか?デート
(葵)お互いに夏っぽいこと考えてみようか
(澄晴)…やった。夏っぽいこと。
一方で、葵も、佐川優子(坂井真紀)ときちんと向き合うと話すのでした。
お互いのするべきことが終わったら、夏らしいデートをしようと約束した2人。
優子は仕事中に葵からのメールを受け取り、葵をブロックしました。
一方、澄晴は木崎莉奈(桜井日奈子)と向き合うために、何度も電話をかけるのですが、莉奈は澄晴と葵が一緒にいるところを目撃し、激しいショックを受けていました。
翌朝。
仕事場にいる葵は、優子からの連絡がないことに気付きました。
そこへ元夫の奥田(徳井義実)が母からの差し入れ
(奥田)お納めください
(葵)これお義母さんが好きだったやつ。
(奥田)優子ちゃんとまだ揉めてるのか。俺のせいやな
(葵)悪いのは私。
澄晴は、父の眞澄がまた揉め事を職場で起こし、警察から電話がかかってきました。
(刑事)樋口澄晴さんですか?今回は事件を起こしていないんですが息子さんに迎えに来てほしいとのことで。
眞澄から断切する為、迎えを拒否し、引っ越し屋の仕事に戻る澄晴。
(澄晴)行けません。行きません。お手数をおかけしますが宜しくお願い致します。
眞澄は空咳をしていました。
(眞澄)どう?あいつすぐ迎えに行くって言ってたでしょ
葵は優子の店を訪ねます
(優子)何しに来たのこんなとこまで
(葵)話があるの
(優子)帰って
(葵)私、馬鹿にしてなんかない。優子がいたから今まで何とかやって来れた。調香師辞めなきゃいけなかったあの時も一番傍にいてくれたのは優子だった。だから、だから諦めようって思った。忘れなきゃって自分の気持ち飲みこめば優子のこと傷つけずに済むのかなって。でも、これ以上、嘘つきたくない。私の人生でもう何かを望むとか願うなんてあり得ないって思ってた。でもね、彼といると香りが素の。花の香り。諦めてきたものもう一度取り戻せる気がして。私は澄晴君といっそに居たい。
(優子)そう、分かった。
その頃、龍太(草川拓弥)は新谷(渕上泰司)の「クダラワークス」に荷物を取りに来ました。
(龍太)新谷さんは逃げないんですか
(新谷)折れに全部擦り付けてみんな逃げた。チャンスにリスクはつきものだからな、とっとと行けよ
帰宅した龍太は澄晴とビールを飲んで、語り合いました。
(龍太)俺もまともに働くわ。一発逆転とか大金持ちとかそんなこと言ってないで、身の丈に合ったリスクのない仕事で、ちゃんとコツコツ…お前に置いて行かれると思ったけど俺もそっち側行けばいいだけじゃんな。すぐ追い抜いてやるから待ってろよ。そういえば莉奈と話した?
龍太は今の仕事を辞め、現実を見据えて、改心することにしました。
(澄晴)龍太…。まだ
その頃、莉奈は澄晴が葵と並んで歩く姿に、傷つき、バーで一人やけ酒をしていました。
(莉奈)すみませんテキーラ
そこへ、一人の男性が声をかけてきたので、あしらいました。
(男)済みません、お一人ですか
(莉奈)うざ
(男)こわ
龍太が莉奈を迎えに来て何とか事なきを得ました。
(莉奈)ねぇ飲み足りない。ブランコの乗ろう。あー気持ち悪い
(龍太)そりゃそうだよ。莉奈さ、澄晴と向き合うんじゃなかったの?
(莉奈)見ちゃったんだよね。澄晴が他の女の人といるところたぶん好きな人。そしたら結構無理でさ、苦しいよーあーこんなに苦しいなんて知らなかった。
(龍太)苦しいに決まってるだろ。本気で好きだったんなら
そこへ澄晴がやって来ました
(澄晴)莉奈、莉奈
莉奈は澄晴が来た途端、走って逃げようとしましたが転びました。
慌てて、家に連れて帰る澄晴と龍太。
龍太はあえて席を外し、澄晴は莉奈の手当てをします。
(莉奈)自分でやるから
(澄晴)ごめんしみた?
(莉奈)優しくしないでよ。私のことなんかどうでもいい癖に。
(澄晴)莉奈、ごめん、俺ずっと言葉足らずだったから今日はちゃんと話したくて。莉奈のこと大切にしたいって思ってた。
莉奈は未だに澄晴が好きな本心を打ち明けますが、彼は莉奈の気持ちに答えることはもう出来ません。
(莉奈)なんで過去形なの?なんか悪いことした?
(澄晴)莉奈は悪くない。ただ俺が好きな人が出来たから。勝手なこと言ってるのは分かってる。でもこんな気持ち初めてで。莉奈とはもう一緒に居られない。だからごめん
(莉奈)ひどいよ。好きなのにまだこんなに好きなのに
(澄晴)ホントにごめん
(莉奈)分かった。
莉奈と澄晴は交際関係を解消しました。
スナックにて、優子は中学時代の同級生で、岩村(平原テツ)に気に掛けてもらっていました。。
(岩村)優子ちゃん大丈夫ぼーっとしてるけど
(優子)あんなこと言われてなんて返せばいいのよ。私だって一緒に居たかった。取り戻したかった。なのに…悔しい
澄晴は家で、葵からのメールが来ないか気にしていました。
葵も眠れずにいて、澄晴からのメールに気付きました。
(澄晴のメール)風鈴、蚊取り線香
(葵)すいか素麺、あと縁側があれば完璧
翌日。
澄晴と葵は夏らしいことをすることにしました。
澄晴はすいかを買ってきて、葵を家に連れて行きました。
(澄晴)葵さん
(葵)ねぇここって
(澄晴)俺んち。龍太って幼馴染がいて、おばあちゃんち。おばあちゃん散って何でもありますよね。ほら、こんなのもありますよ、流し素麺。
2人は流しそうめんを食べます。
(葵)夏っぽい
(澄晴)葵さん、俺ちゃんと話しましたから
(葵)私も
(澄晴)じゃあ改めて俺と付き合ってください
(葵)なんか言ってよ
(澄晴)ごめんなさい
(葵)じゃなくてなんか言ってよ。なによポン通して
(澄晴)葵さんはいしか言ってないから。はいはいきゅうりとか入れちゃおうきゅうり
龍太は莉奈と会い、彼女が澄晴と龍太の家を去るときに忘れたグミキャンディを渡しました。
(龍太)これ忘れてた
葵と澄晴は線香花火をします
(澄晴)葵さんなんで夏が嫌いなの
澄晴は葵に夏が嫌いな理由を尋ねました。
葵は夏に調香師の仕事に見切りをつけたので、夏が嫌いなことを話しました。
(葵)夏が嫌いだから。
(澄晴)意外と浅い理由
(葵)嘘、夢を諦めた季節だから。夏が来ると。でもやっと好きになれた。今日のこと思い出せるから。有難う
(澄晴)もっと増えるよ、一緒の思いで増やそう
手と手が重なり合う2人。
龍太と莉奈は2人で、澄晴と出会った時の頃の思い出話をしていました。
(莉奈)うちら3人で初めて会ったのもこの店だったよね。最初に声をかけてくれたのは龍太だった。私が店入ったらもう席なくて。
(龍太)莉奈は最初から澄晴目当てだったけどな
(莉奈)違う、外の雨がひどくて仕方なかっただけ。最初は澄晴に興味なかった。私、母親似男運悪くて、もうこりごりって思ってたし。でもこの人は違うと思ってた。口下手でぶっきらぼうなのに私を見る目が凄く優しかったからなんて勘違いだったんだよね
(龍太)今日は飲め。で、こっからやり直そうぜ
(莉奈)あの時、龍太のこと好きになってれば良かった。何度で会い直しても私きっと澄晴を好きになる。勘違いでも何でもいいから澄晴と一緒にいたいの。いたいの。なんで?言葉なんてなくても良かったのに…不安なんていくらでも我慢できたのに。どうしてこうなっちゃったんだろ。
花屋に立ち寄る澄晴と葵。
(澄晴)大丈夫、俺いるから
(葵)する。
(澄晴)ホントに?
(葵)カサブランカでしょ。ローズマリーにベラニュームの香りも。マリーゴールド…全部分かる。
(澄晴)全部買いましょう
(葵)ちょっと待って。これがいいの
葵と澄晴はそのまま葵の家に帰宅しました、
(澄晴)花咲いてる、なんで?
(葵)ねぇ見て。この花、月下香って言ってね、夜になると花が咲いて香りが強くなるの。この花瓶に似合うと思って。澄晴くんにも諦めたものを取り戻してほしい。私に出来ることがあれば協力するから。
(澄晴)ありがとう
(葵)こんな気持ちになるなんて思わなかった。どんな気持ち
(澄晴)ひたすら好き
2人は肩を抱き寄せ、キスをしました。
葵と澄晴は心も体も結ばれてしまいました。
同じ夜、岩田は眞澄を優子の店に連れてきました。
(岩田)優子ちゃん連れてきたよ
(眞澄)この人が頭下げるから無下に出来なくて、協力、しましょう
葵は翌朝、朝食を作りました。
(葵)朝はパンかご飯どっちがいい?食べないっていうのはなしね。とりあえずいつも通りご飯にしたんだけどお腹空いたでしょ?食べられるよね?すぐ出来るからね。月下花の香り嗅いでみてよ!夜と違ってね朝は爽やかになってるから。ちょっと…さぁご飯を食べよう!ほら、澄晴君も手伝って。卵焼き持ってって。
(澄晴)照れないでよ。こっち見てよ。嘘、めっちゃうまい。
(葵)良かった
それぞれ出勤していく2人。
(澄晴)葵さんはどっち
(澄晴)こっち。行ってきます
莉奈はまだ転んだ怪我が収まらず、信号機の前で、何かを決意したように、不穏な表情を浮かべていました。
澄晴はかつての絵画教室へ行き、絵画教室の講師(丸山智己)を訪ねました。
葵は同じ会社で働く、奥田と社内へ入ります。
(奥田)おはよう。髪切ったんか。今日はなんか爽やかやな。爽やかさは元からのもんか
(葵)おはよう暑いね。切ってないよ。先行くよ。
すると、莉奈が葵の会社に来ました。
(葵)莉奈ちゃんどうしたの会社に来て
(莉奈)葵さん、相談に乗ってほしくて。
(葵)それじゃ今度にしよう
(莉奈)とられたの…好きな人を他の女に取られたの。なんでも弁えてますって顔した、うんと年上のおばさんに…あなたに。澄晴を返して…返して!
莉奈の中で何かが音を立てて崩れ落ちていました。
まるで優子のように、豹変した莉奈の行動はまだ始まったばかりです。
ラストノート7話「想いが重なる夏の夜、あなたがひたすら好き」感想・みどころ
本日の7話は予想外の結末でしたね。
優子が眞澄と組んで、葵と澄晴を追い詰めたのは想定の範囲内でしたが、まさか、莉奈が…。
あの明るくて飾り気のないいい子だった莉奈が、優子のように「闇落ち」してしまうとは。
莉奈の立場からしたら、澄晴に「好きな人ができた。こんな気持ち初めて」って言葉は心を砕かれたような者でしょうね。
澄晴が放った言葉は、優しかった莉奈を心まで変えてしまったんだなと思いました。
莉奈にとって葵は頼れる年上の女性で、スープの冷めない距離にいる「姉」のような存在ですよね。
そんな彼女から、彼氏を奪われたら…そりゃあ、悔しくて悲しくてたまりませんよ。
でも、会社に行って、葵に襲い掛かりそうな物騒な雰囲気を醸し出していて、視聴者の皆さんが言っていたように、「優子劇場」」から、「莉奈劇場」開幕でした。
葵と澄晴がどんどん距離が縮まるなかで、2人の周囲で大切な人が壊れていく様子を目の当たりにしている気がします。
葵は奥田とよりを戻し、莉奈は澄晴と復縁すれば良かったのにと個人的には思います。
眞澄と優子はたぶん救いようがない…。
眞澄は澄晴を愛している気持ちがやや残っていますが、血を分けたからと言っても、他人です。
澄晴には彼らしく生きる権利があるし、眞澄にも同じことが言えます。
澄晴が眞澄の尻ぬぐいをするのではなく、眞澄も澄晴は自分とは別の意志を持つ独立した人間として成長を一歩離れて見守ってほしいです。
優子は葵との関りを断ち切ることで成長できるのではないでしょうか。
「親友の為」ではなく、自分が澄晴と深く繋がる為ですから。
フレネミーな優子と、毒親気質の眞澄が同類相哀れむといってもいい状態になり、莉奈も葵に敵意を向けてしまいました。
葵と澄晴の恋は、七夕のように遠距離になってしまうのか期待が高まりますね。