まんぷく仲間の声をお伝えいたします!
まんぷく 第1話を見て思った事
まず、タイトルシーンがシンプルなことだ。
安藤サクラ演じる福子のみが登場し、ただ浜辺や山道などを散歩するだけのものだ。
凝った演出がないのが、意外に思えた。
そして、第1話は、家族を中心とした登場人物の紹介となる。
福子の上には二人姉妹がいる。
内田有紀演じる長姉咲が嫁ぐこととなる。
しっかり者のため、父親的存在でもあったのだ。
福子は幸せになってほしいと願う。
その点でも、本ドラマが家族愛も含んでいると分かる。
一方の松下奈緒演じる次姉の克子は自由奔放に生きる。
画家と結婚し、たくさんの子供たちに囲まれて、忙しく過ごしている。
家庭がにぎやかなのと対照的に要潤演じる画家の忠彦は寡黙である。
本作の要潤はセリフが少なく、登場シーンも少ない。
福子の夫となる長谷川博己演じる立花萬平も登場する。
電話交換で福子は電話で立花と接点を持つのだ。
これはのちに福子が立花とラーメンを食べて話をした際に、立花も気づき、すでに出会っていたという設定につながっていた。
ラーメンを食べるシーンも登場し、第1話目で主要な人物やキーワードが出たと感じた。
まんぷく 第1話の感想
登場人物のそれぞれの紹介や役割が分かったので、あとは物語がどう展開するのか非常に興味がある。
配役に関しては、無難で安定した役者ばかりだ。
大河ドラマに出演した経験もある俳優もいる。
正直、意外な役で意外な俳優を起用したら、面白味が増すと感じた。
また、若手や注目の俳優や女優が演しているので、本ドラマ終了後の活躍にも期待したい。
福子が立花と出会い、インスタントラーメンが誕生するまでどういうドラマがあったのか気になる。
幼少期についてはカットされているが、その分晩年に物語に力を入れているとうかがえた。
その点を丁寧に壮大に表現してほしい。
来年には、大河ドラマ「いだてん」が始まるので、戦後の混乱期から高度経済成長期までを丁寧に描いてほしいと感じた。
冒頭は福子が学校を卒業し、ホテルに入社する時期から始まる。
舞台が戦前の大阪ということで、食に関する情報もちらほや入っていた。
当時の生活が丹念に描かれている。
しかし、関東圏の人が見ても違和感なく見れるのが本ドラマの魅力でもある。