まんぷく 第135話のあらすじ
立花萬平を中心に商品開発チームはまんぷくヌードルの開発を進めていた。
しかし、麺への着味には成功したが、粉末スープはお湯を入れるとだまになり、カップのサンプルは発砲スチロールの臭いが取れず、開発は難航していた。
立花食品が一丸となって商品開発を進める一方で、娘・幸は、友人・レオナルドと路上で抱き合い、母・今井鈴をパニックに陥らせていた。
まんぷく 第135話の感想
家まで幸を送ってくれたレオナルドは、幸にハグをしました。
それを見ていた鈴は、2人が抱き合っていたとパニック!
今にも心臓が止まってしまいそうな感じです。
鈴は慌てて玄関の扉を閉じましたが、幸はすぐに家に入ってきません。
鈴がもう一度玄関口に向かおうとすると、幸が家の中に入ってきました。
幸は、玄関のドアを開けると鈴がいたのでビックリします。
鈴は、帰りが遅かったことを幸に尋ねると、幸は「友達と会ってお喋りをしていた」と答えました。
友達とは…、明らかにレオナルドです。
幸の返答を聞いた鈴はまた、そのあと1人になって倒れてしまいそうな雰囲気でした。
鈴は、すぐに福子に報告しましたが、福子は鈴の見間違えだと信じません。
鈴の年齢からして、路上で男女が抱き合うことは不謹慎なことでした。
近所の人に見られたのではないかと心配な鈴は、幸とレオナルドがどういう関係なのか福子に確認して欲しいと言います。
福子は、幸の部屋を訪れ、誰かに送ってもらったのかと訪ねました。
幸からレオナルドだと聞いた福子は、仲良くしているのかと尋ねます。
幸は、今までのように“ただの友達”として仲良くしていると返答をしました。
福子は、幸にお風呂に入るように促すと、部屋を出てほっと嬉しそうな複雑そうな笑みを浮かべます。
福子にとっては、娘が恋をしいるようで嬉しいという気持ちがあるのでしょう。
しかし、幸はまだ大学生。その心配もあると思います。
福子が部屋を出て行くと、幸はハラハラした気持ちから解放された表情を浮かべました。
幸は、レオナルドにハグをされ驚いていました。
その反面、ドキドキし、嬉しかったのでしょう。
レオナルドのハグは単なる挨拶なのか。それとも愛情の印なのか。
答えによっては、幸だけでなく、福子や鈴の心配にも影響してきそうです。
一方、本題であるまんぷくヌードルは、麺に対する着味はうまくいったようですが、粉スープはお湯を注ぐとだまになり、失敗です。
昨日の第134話では理解をしていなかったのですが、麺にも粉末にも味を付けてスープを作っていくということだったんですね。
これはバランスを取るのがとても難しそうです。
そして、今私達が食べているカップ麺のスープがダマにならないことは、けして当たり前ではないのだと気づくこともできました。
そんなところに、問題を抱えた茂が飛び込んできました。
茂と源は、発泡スチロールを使ってカップを業者に作ってもらったのですが、発泡スチロールの臭いが残っているのです。
業者としては仕方ないという返答のようですが、食品を入れるのだから仕方ないでは済まされません。
萬平さんは、「絶対に何とかしろ!」と厳しい言葉をかけました。
そんな萬平さんが使う社長室には、真一さん、岡さん、森本さん、世良さんが集まっていました。
世良さんは、まんぷくヌードルをすぐに止めるようにと、相変わらず反対意見を萬平さんにぶつけます。
しかし、萬平さんも引きません。
まんぷくヌードルが、画期的な商品だと信じているからです。
でも、夏が迫り、早くまんぷくヌードルを波に乗らせないといけません。
夏になると、熱いまんぷくヌードルは売り上げが落ちてしまうからです。
それならば、3分で出来上がる冷やし中華を作ればいいと、本気なのか冗談なのか世良さんは提案をします。
萬平さんは、それはその場凌ぎでしかないとすぐに反対の意見をぶつけました。
社長室を出た岡さんと森本さんは、本当にまんぷくヌードルができあがるのか不安でした。
岡さんは、確かに世良さんの言う3分でできる冷やし中華が面白いことに気が付きます。
3分で常温の食品が冷や冷やになれば、皆驚くことでしょう。
だけど、萬平さんはまんぷくヌードルに賭けているのです。
福子と鈴は何か用事があったのか、香田家を訪れ、話題は幸の話になっていました。
幸が外国人の男性と抱き合っていたと聞き、克子、忠彦さんも、タカ、吉乃は驚きます。
だけど、それは挨拶代わりなのではないかという話になりました。
現実、万博でハンカチを拾って渡しただけなのに、岡さんはハンカチを落とした女性にハグをされていたそうです。
ただ、吉乃はその時のことを思い出して腹が立っていたことから、日本ではまだハグという行動に馴染みがなく、鈴が心配になってしまうのも仕方のないことでした。
鈴は、幸とレオナルドが抱き合っていることに驚きドアを閉めた後、2人が接吻をしていたのではないかと想像し、さらに不安に陥っていきます。
しかし、幸やレオナルドのような今どきの若者でない者達が想像だけをぶつけ合っても、何も生まれません。
幸やレオナルドと同じ年頃の若者に相談をしたら良いことに気がつき、忠彦さんは居間に純也を呼んでくれました。
昨日の第135話では、強烈な体験を絵にしたいと思った純也は、戦争に行きたかったと言い忠彦さんを怒られ、また涙を流して香田家を飛び出して行きました。
怒らせた内容だけに、純也の出番もこれまでかと思ったりもしたが、純也は普通に戻ってきていました。
純也の存在にどんな意味があるのか、全く想像がつきません。
純也は、異性の外国人の友人とハグをする理由は、友達なのか恋人なのかと尋ねられると、自分は女性との交際経験がないからわからないと返答をしました。
皆、純也の経験まで聞くつもりは無かったのですが、そこから話は脱線し、純也は経験がないことに画家として問題があるのかと泣き出しそうになります。
しかし今回は、お菓子を食べて我慢をしました。
純也はまるで子供のようです。
結局、純也に相談しても、幸とレオナルドの関係はわかりませんでしたが、今日もパーラー白薔薇で一緒に過ごしている幸とレオナルドは、マスターとしのぶさんから見たら、交際してるに違いないという結果になりました。
幸とレオナルドのことを1番見ているのは、マスターとしのぶさんでした。
その2人が言うのだから、本当にそうなのかもしれません。
夜、寝室にて、福子は萬平さんの体をマッサージしていました。
まんぷくヌードルの開発が進まず、萬平さんは心身共に疲れていました。
源は、発泡スチロールの臭いを取るために一生懸命頭を悩ませていると、萬平さんは福子から報告を受けます。
源は、この数日で本当に成長をしました。
萬平さんは源だけでなく、幸の心配もしていました。
福子は、少し宙を見た後、萬平さんはまんぷくヌードルに集中して欲しいと言います。
福子は幸が恋をして嬉しい反面、やっぱり心配だったようです。
でも、萬平さんが幸とレオナルドのことを聞いて冷静になれるとも思えないので、黙っていた方が平和かもしれません。