まんぷく 第143話のあらすじ
立花萬平は、まんぷくヌードルの蓋の開発に成功した。
しかし、麺の下の部分が底とぶつかり折れてしまっている問題が発覚。
早急に解決が必要となったが、また、福子の行動が萬平の閃きに繋がり、あっという間に解決方法を見つけた。
ただ、まんぷくヌードルは順調に開発を進めていくが、母・今井鈴に異変が起こり、家族の心配は一層募っていくばかり。
まんぷく 第143話の感想
萬平さんは鈴のお見舞いに行くと、カップの形や大きさが決まったこと、蓋も決まったことをマシンガンのように報告しました。
それでなくても萬平さんの仕事の話を好まない鈴は、体調不良ということもあり、もっと迷惑そうです。
鈴は、自分のことはいいからと、まるで追い払うように萬平さんを会社へ促しました
鈴は相変わらず弱気でした。
夢に咲と真一さん、忠彦さんが出てきて心配をしてくれなかっただけでなく、幸とタカ、吉乃も出てきて、鈴に絵を描けとせがむのです。
筆とパレットを持った鈴は困り果てました。
立て続けにそんな夢を見れば、弱気になっても仕方ありません。
鈴はナーバスになっていました。
3日後。
蓋の試作ができあがりました。
この蓋でしっかり密閉はされますが、輸送途中に剥がれないように、シュリンクパックという食品業界のどこもやっていない方法でさらに密閉することにしました。
ただ、ますます製造ラインは大変になり、コストもかかることが予想されます。
だから100円で萬平さんは売りたいのですが、世良さんはやはり反対です。
でも、まんぷくヌードルはこれで完成ではありません。
カップにどんなデザインを施すか決まっていないのです。
デザインはやっぱり忠彦さんにお願いするのでしょうか。
開発が順調に進んでいく中、ここでひとつ大きな問題が出てきました。
麺はカップの中で、上が密、下の方が粗くなっています。
この下の粗くなっている部分がカップの底にぶつかり、麺が折れてしまっていたのです。
早急に解決が必要となりました。
一方で、忠彦さんのアトリエでは、ちょうど今日の仕事が終わろうとしているところでした。
純也は、忠彦さんに絵を見て欲しいと申し出ます。
純也は、モデルに純ちゃんを選び、忠彦さんの真似を止めて、自分の絵を描くことを心がけました。
忠彦さんが純也の絵になっていると褒めると、純也は泣き出し、また忠彦さんを困らせてしまいます。
純也は頭でっかちだけれと、とても繊細でした。
そんな純也だからこそ、恋愛という経験は本当に必要だったのかもしれません。
「愛の力は偉大やわ」、克子がそう言うと、忠彦さんは自分は違うと言います。
これはまずいことを言ってしまいました。
さらに、秀子から受けたインスピレーションのおかげだと言ってしまい、克子を不機嫌にさせてしまいます。
克子は食事を作ることをボイコット。
さて、忠彦さんはどうやって克子の機嫌を取るのでしょう。
香田家を離れ、立花家では、萬平さんと福子2人で麺が折れない方法を考えていました。
そこで福子はまた、偶然にも萬平さんの閃きへと繋がる行動を取ります。
福子は、麺を小さく作られたカップに戻してしまいました。
麺は出てきません。
それを見た萬平さんは、何か閃いたのか、カップの底の方をハサミで切ってみます。
麺は底についていませんでした。
麺と底に隙間が空いたことで、麺が折れない方法が自然とできあがったのです。
萬平さんと福子はそこからさらに開発を進め、麺を大きめに作り、カップの中間で固定をするという方法を生み出しました。
さらに、中間に固定された麺は内側からカップに圧力を与えるので、輸送中にカップが潰れることを防ぐことができることにも萬平さんは気がついたのです。
問題は、本当にこれを形とすることができるのか。
商品開発チームは早速作業に取りかかります。
まずは、問題解決の糸口が見え、福子は幸と鈴のお見舞いへ行きました。
福子は、まんぷくヌードルが完成に近づいたと鈴に報告をします。
しかし、鈴は興味がありません。
そんな時、鈴に異変が起こります。
なんと、腸が破れてしまったのです。
鈴は、緊急で手術を受けることになりました。