まんぷく 第3話のあらすじ
お腹が痛いと床に伏せていた母・今井鈴だったが、福子が仕事から帰宅すると、こっそりとツナ缶を食べていた。
福子に見つかると、またお腹を痛める鈴。
鈴のお腹の痛みは姉・咲が結婚することも一因だが、咲が嫁いだ後、福子と2人きりになってしまうことだった。
それを聞いた福子は複雑な気持ちになるが、予想もしない異動の知らせが入った。
まんぷく 第3話の感想
鈴は確かに咲が嫁ぐことも不安なのかもしれませんが、何よりも“福子と2人きり”になることが不安だというのは何とも複雑です。
福子に対しての愛はあるのでしょうが、それを鈴本人の口から聞かされた福子はとても悲しかったことと思います。
だけど、鈴からそんな風に言われても、感謝の気持ちと鈴を支えようとする福子の強く、そして優しい気持ちが伝わってきました。
咲も嫁ぐことができてひと安心です。
ただ、咲の結婚に対して鈴がこんな様子では、福子と立花さんが良い仲になった時にはどんなことになるのかとても心配です。
それにしても、今はけして裕福とは言えない今井ですが、昔はお金持ちだったんですね。
家庭教師をつけることはこの時代にはとても珍しいことでしょう。
しかも、この時代に英語を学ぶことができるのですから今井家がとても繁栄していたことが想像できます。
それがフロント係への異動に関わってくるのですから、福子にとってはとても大切な経験だったことでしょう。
失敗とは言え福子がミスをしなければ、ブラウンさんがフロントで福子のことを伝えなければ、保科さんが福子のことに気づかなければ、フロント係の異動はありませんでした。
どれが欠けてもダメ。すべてが繋がらなければ福子の人生はこうも好転はしなかったことでしょう。ご縁や運とはとても不思議なものです。
さて、また缶詰を持って現れた野呂さんですが、今度はコーンビーフでした。
この時代のコーンビーフはとても貴重で高価なものではないかと思います。
これから野呂さんはどんな形で福子に近づいてくるのか気になるところです。また、別の缶詰かもしれません。