まんぷく 第31話のあらすじ
昭和21年5月。
泉大津へ引っ越した立花福子と萬平、今井鈴、神部茂。
福子達が引っ越した家は、戦争中に軍人の施設として使われたていた建物だった。
その倉庫に眠る鉄板に胸躍らせる萬平。
萬平は鉄板を使ってある物を作ることを決めた。
まんぷく 第31話の感想
生活が苦しいということには変わりはありませんが、福子も後に言うように、泉大津という新しい土地に来て、目の前には大きな海が広がっているということは、これからどんなことが起こるのかととてもワクワクします。
個人的に泉大津という場所がどこにあるのかわからなかったので調べてみました。
大阪市から約30km南下し、大阪湾を一望することができる地域なんですね。
現代だと、自動車や交通機関を使えば40分程度のようですが、歩けば5時間。
当然、急行といった類のものは走っておらず、大阪で生まれ育った福子にとって泉大津という場所は未知の世界だったのではないでしょうか。
海ではしゃぐ様子がそれを物語っているような気がします。
福子達が引っ越してきた家は、軍人の施設だったようで、鈴曰く住み心地が悪いということでした。
だけど、2階に3つも部屋があり、1階も十分なスペースがあるのはゆとりを持って過ごすことができそうです。
そして、倉庫には鉄板が80枚以上残されており、萬平さんの目の奥には夢があるように感じました。
それにしても、それなりの大きさの鉄板が80枚以上というのは、消費がなかなか大変そうですね。
萬平さんを福子が夜の海に連れ出したのは気分転換でしょう。
そして、福子が予想したように、萬平さんはすごいことを思いつきました。
ラーメンを食べに出かけると、鈴が薄味であることに気づき、正直にそれを店主に伝えました。
「また余計なことを…」と思いましたが、これが幸いします。
満足に塩を手に入れることのできない店主の話を聞き、所持する鉄板と目の前に広がる意味を思い出した萬平さんは塩を作ることを思いつきました。
塩と言えば赤穂。
赤穂へ行って勉強をして塩作りをすることに決めたようです。
早速の展開に明日の第32話がとても楽しみです。