まんぷく 第36話のあらすじ
塩作りの準備が整い、塩作りを始めた立花萬平と神部茂、そして、14人の男達。
しかし、労力に対し、出来上がった塩の量に、男達はガッカリした表情を見せた。
塩作りをしたくなければ大阪に帰れと言われ黙り込むも、1人、また1人と塩作りを続けることを決意した。
まんぷく 第36話の感想
塩作りのための準備が整い、萬平さんと茂、その他の男達は塩作りを始めましたが、加減も難しそうだし、体力もとても必要ですね。
やっぱり、14人という人数は正解だったと思います。
当初の5人という人数では鉄板を並べるだけでも時間がかかったのではないでしょうか。
さらに、目の前には海が広がっており、ふんだんに海水を使うことができ、使い過ぎという心配がないのはとても安心です。
しかし、力仕事ばかり、同じ作業ばかりで不満が募る男達。
「リンゴの唄」を歌うことさえも最初は乗り気ではありませんでしたが、一緒に歌うことで一体感が大きくなり、リズムも付いたことで作業が早くなったのではないかと思えます。
昼食には鈴の得意料理の海苔巻きで豪華な食卓となり、午後からも仕事は捗ったのではないでしょうか。
だけど、時間・体力に対し、出来上がった塩の量にガッカリする男達。
確かに、あれだけの量の潅水から作られた塩の量はとても少ないものでした。
これではどれだけ働けばいいのかわかりません。
慣れれば、夏には3倍にと萬平さんは言うけれど、3倍に増えたところで、お給料を支払うのもやっとなのではないでしょうか。
今なら引き返せると言う鈴。
そこでまさかの福子までもが同意。
男達を試しているのかと思いましたが、珍しく福子も現実的でした。
だけど、福子が現実的になって男達に問いたからこそ、男達の続けたいという本気の気持ちが聞けたのではないかと思います。
早速出来上がった塩を持って、全員でラーメン屋さんに向かいました。
それに対し、無料でラーメンを振舞ってもらい、今で言うギブアンドテイクの形です。
世の中の役に立つ、みんなが喜ぶことを仕事にしたいと言っていた萬平さん。
男達も自分達がしている仕事が、ラーメン屋さんの店主が喜ぶように、世の中の役に立つかと思うと、塩作りを誇りある仕事だと思えたのではないでしょうか。